これは突然なる場合もありますし、風邪をこじらした場合でもなります。 ..


「ヘルペス性歯肉口内炎」は、単純ヘルペスウイルスが初めて体に入るときに引き起こされる病気です。この病気の主な症状としては、38~40℃の高熱が4~5日続くこと、口の中や唇、周囲に小さな水疱(水ぶくれ)ができることが挙げられます。また、歯ぐきが腫れて出血することもあります。
口の中がとても痛いため、子どもが水分を摂るのが難しくなることがあります。そのため、特に脱水症状に気をつけることが大切です。そのような症状が見られた場合は、すぐに医師に相談してください。
この病気の治療としては、抗ウイルス薬を処方することがあります。これにより、ウイルスの増殖を抑え、症状を軽減します。
そして、熱が下がり、食欲が戻ったら、学校や保育園に行くことができます。


気管支炎|ひがしまつど小児科 松戸市 東松戸駅 予防接種 乳幼児健診

「伝染性紅斑」は、パルボウイルスB19というウイルスが原因で、左右のほっぺたや手足(特に上腕の外側、太もも、お尻)に発疹が出る病気です。ほっぺたの赤い発疹はリンゴのように見えるため、「リンゴ病」とも呼ばれます。手足の発疹は、レースのような模様や網目模様に見えることがあります。
伝染性紅斑には微熱や風邪のような症状、あるいは関節痛が出ることもありますが、大抵の場合、自然と治る病気で、1~2週間で元気になります。なお、一度消失した発疹が日光や機械的な刺激で再び出ることもあります。特別な治療法はなく、熱や関節痛がある場合は、解熱剤や痛み止めを使うことがあります。
なお、この病気はすでに発疹が出てからは他の人にうつらないと考えられています。だから、発疹が出ていても通常、学校や保育園に行くことができます。ただし、体調が悪い場合は無理をせず、家でゆっくりと休んでください。

「百日咳」という病気は、最初はよくある風邪とそっくりなんですが、だんだんと咳が多くなり、顔を真っ赤にして咳が出るようになります。その咳が一番ひどいのは、病気が始まってから1~2週間ぐらいです。それから3~4週間が経つと、少しずつ咳が軽くなってきます。
特に赤ちゃんの場合、咳が強すぎて息ができなくなることもあります。そのため、百日咳にかかった赤ちゃんは、入院が必要になることが多いです。この病気は赤ちゃんにとってとても危険な病気なので注意が必要です。
また、特有の咳がなくなるか、または効果的な抗菌薬を5日間使って治療が終わるまで、学校や保育園への出席を控えてください。
百日咳の予防接種は大切ですが、4,5歳頃になるとその効果が落ちてくることがあります。そのため、自費になりますが、小学校に入る前に再度3種混合ワクチンの接種を受けることをおすすめします。

風邪の後などに、細菌感染が続き、鼻がつまったり、鼻漏が続いたりする病気です ..

「低身長」と聞くと、お子さまの成長について心配になるかもしれませんね。しかし、身長が低いというだけで必ずしも問題があるわけではありません。
お子さまの身長は年齢によって変わりますし、何歳何カ月ごとの基準が設けられています。インターネット上には年齢別の身長基準を自動計算してくれるウェブサイトがありますので、そちらを使ってお子さまの身長を確認すると良いでしょう。
また、成長ホルモンの分泌が十分でないかを確認するためのテストがあります。これは成長ホルモン分泌刺激試験と呼ばれ、大学病院などで行われます。この試験の結果、基準値を下回った場合には「低身長」の診断が確定し、治療の必要があると判断されます。その際には成長ホルモンを補充する治療が適応となります。これにより、お子さまの身長の成長を助けることができます。
低身長について心配なことがあれば、お気軽に当院までご相談ください。一緒にお子さまの成長を見守っていきましょう。

「おたふく風邪」に似た病気で「反復性耳下腺炎」というものがあります。これは、おたふく風邪ウイルスだけでなく、他のバイ菌が耳下腺に入り込んで腫れを引き起こします。「何度も腫れる」ことから「反復性」と名前がついています。片方だけが腫れることや、腫れる期間が2~3日程度と比較的短いことが特徴です。
初めはこの病気が「おたふく風邪」なのか「反復性耳下腺炎」なのかははっきりしません。そのため、耳が腫れてから5日間は、念のため「おたふく風邪」として扱い、学校や保育園への出席を控えてください。

クラリスロマイシン(クラリシッド、クラリ)とは、呼吸器感染症の治療に幅広く使用される抗菌薬で、その効果は多くの臨床例で実証されています。

「おたふくかぜ」とは、耳の前や顎の真ん中にある「つばを作る部分」(これを耳下腺や顎下腺と言います)が腫れて痛む病気です。食事をすると、特に痛みが強くなることがあります。たいていは片側の耳下腺が腫れ始めると、2日以内に反対側も腫れてきます。ただし、片方だけが腫れることもあります。最も腫れがひどくなるのは3日目ぐらいで、1週間ぐらいでおさまることが多いです。
小さなお子さんではあまり熱が出ないことが多いですが、小学生になると熱を出すこともあります。おたふく風邪の診断は、こうした症状を見て判断します。血液検査で確認することもありますが、結果が出る頃にはほとんどの場合、症状が落ち着いています。
治療法は特にありませんが、痛みを和らげるために痛み止めを使うことがあります。
腫れてから5日間経過し、また熱が下がり、食欲が戻って元気になるまで学校や保育園への出席を控えてください。
また、1歳以上のお子さんには、おたふく風邪の予防接種を受けてもらうことをお勧めします。

風疹ウイルスというウイルスが原因です。咳・鼻汁などを介した飛沫感染・接触感染で感染します。風疹の主な症状は、微熱、リンパ節の腫れ、そして特徴的な小さな赤い発疹(ほっぺたや体に現れる小さな赤い点)です。この発疹は、全身に広がることがありますが、おおむね3日程度で消えていきます。熱については、微熱が出ることもあれば、まったく出ないこともあります。また、お子さんが大きくなると、頭痛や関節痛を感じることもあります。熱が下がって、発疹が出すべて消えるまで学校や保育園への出席を控えてください。。
診断は迅速検査等での早期診断はできません。血液検査(風疹特異的IgM抗体の測定など)で診断します。
感染初期に風疹に罹ると、生まれてくる赤ちゃんに目や耳、心臓に障害をきたすことがあります。妊婦や妊娠しているかもしれない人に近づかないようにしましょう。妊婦さんが風疹に罹ったかもしれないと心配になったら、産科の先生に相談してください。

一般小児科 | 山と空こどもアレルギークリニック | 八王子市

麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされますが、空気感染によってうつってしまいます。
感染してから症状が出るまでの間(潜伏期間)は、だいたい10~12日程度です。初めの2~4日間は、高熱、咳、鼻水、目のトラブルなど、まるで風邪のような症状が現れます。そして一度熱が下がった後、再度高熱が出て、麻疹特有の発疹が出てきます。その後、3~4日間は高熱が続きます。
麻疹は、とても感染力が強く、さらに合併症を起こしやすい病気です。合併症としては、脳炎や肺炎などがあり、これらは非常に深刻な状況を引き起こすことがあります。実は、麻疹による死亡率は、インフルエンザウイルスの10倍とも言われています。
ですから、麻疹には特別な治療法はなく、麻疹を防ぐ最善の方法は、予防接種を受けることです。さらに、お子さんが麻疹に罹った場合、熱が下がっても3日間は学校や保育園への出席を控えてください。

風邪ほど感染力は強くありませんが、抵抗力がある大人の方が重症化しやすく脳炎などの合併症の恐れもあるため、注意が必要です。


また、鼻水がでることが少ないのが普通の風邪と異なる点です。 ..

幼児から学齢期の子供たちに特によく見られます。
マイコプラズマ肺炎では鼻水は比較的少なく、乾いた咳や微熱などが主な症状として現れます。一部の患者さん(10%程度)では肺炎に進行することがあります。特徴的なのは、熱があっても比較的元気で活動的であることです。診断には専門的な検査(LAMP法)が一般的に用いられ、結果が出るまでに約3日ほどかかります。
治療には抗生物質が使用されますが、マイコプラズマによる上気道炎や軽度の気管支炎であれば、抗生物質の投与がなくても自然に軽快することがあります。症状が重く、呼吸困難や水分摂取が困難な場合には入院治療が必要となることがあります。
なお、クラリス(クラリスロマイシン)といったマクロライド系抗生物質は甘いコーティングが施されていますが、風邪薬や酸性の飲料(例えばポカリスエットやオレンジジュース、ヨーグルトなど)と混ぜると、甘いコーティングが取れて非常に苦くなることがあります。そのため、混ぜる際はチョコレートアイスクリームやココアなどが推奨されます

クラリシッド錠50mg小児用 | くすりのしおり : 患者向け情報

インフルエンザは、急に高熱が出て体がだるくなる病気です。のどの痛みや頭痛、筋肉痛も起こります。ほぼ同時期に咳や鼻水が出始め、時には吐き気や下痢などの症状も出ます。熱は4~5日間続くことが多いですが、お子さんの場合、一度熱が下がった後、数日後に再び熱が出ることもあります。
診断は迅速検査キット(結果が10分程度で出ます)で行います。ただし、発症から12時間以内や5日以上経過している場合は、検査の精度が低くなることがあります。
治療には、インフルエンザに効く薬(タミフルやリレンザ、イナビルなど)が使われます。しかし、実際には薬を使わなくても自然に回復することがほとんどで、薬の効果は発症から48時間以内に使った場合、回復までの期間が半日~2日程度短くなるというものです。
病気が始まってから5日間(発熱した日を0日として)と、熱が下がってからさらに2日間(幼児は3日間)は、学校や保育園への出席を控えてください。
また、注意点として、薬の種類や服用の有無にかかわらず、急に走り出したり、幻覚を見るなどの異常行動を示すことがあります。少なくとも2日間はお子さんを一人にしないで見守ってください。

病院報 Vol.17(小児外来で使用している抗生物質について(後編))

溶連菌感染症は、主にのどの痛みや発熱などを引き起こす病気です。
特に、のどの奥や口の上部に小さな出血点が見えたり、体や手足にかゆみのある発疹が出たりします。
発疹が現れる場合は、「しょう紅熱」とも呼ばれます。舌がイチゴのように赤くなる「イチゴ舌」もこの病気の特徴的な症状です。
また、お腹が痛くなったり、嘔吐することもあります。
治療方法としては、溶連菌に効果的な抗菌薬が処方されます。
通常はペニシリン系の薬を10日間飲むことが多いですが、薬の種類によって期間は少し変わることもあります。
治療を始めて1~2日後には熱が下がることが多いですが、熱が下がったとしても、医師の指示通りに薬は最後まで飲み切るようにしてください。
発疹は3~4日で消えていきます。
しかし、途中で薬をやめてしまうと、病気が再発することがあったり、リウマチ熱(心臓に影響を及ぼす可能性がある病気や、関節痛など)を引き起こすことがあるので注意が必要です。
また、稀にこの病気は腎炎を引き起こすことがあります。
治療を始めて1~4週間後に、元気がなくなったり、尿が少なくなったり、顔(特に目の周り)がむくんだり、尿が赤くなるなどの症状が現れたら、すぐに医療機関に連絡してください。
溶連菌感染症に対する治療を始めてから24時間後、お子さんの熱が下がり元気が出てきたら、学校や保育園に行っても大丈夫です。

1.かぜがこじれる場合としては、こどもでよくあるのは中耳炎、副鼻腔炎 ..

ある医師の臨床経験を振り返ると、70代の男性患者さんがクラリスロマイシンとワルファリンを同時に服用し、激しい鼻血に見舞われたケースが思い出されます。

この場合の抗生剤は、アジスロマイシンやクラリスロマイシンといったとても苦い抗生剤です。

マイコプラズマ肺炎に効く薬は限られており、マクロライド系抗菌薬などの前途した抗菌薬でないと、咳などの症状は治りません。

成分名はクラリスロマイシンです。抗生剤にはさまざまな種類がありますがクラリス ..

クラリスロマイシンは肝臓にあるCYP3A4という酵素の働きを強力に抑えるため、この酵素で分解される他の薬の血中濃度を思わぬほど上昇させてしまいます。

マイコプラズマは、風邪、気管支炎、肺炎などを引き起こす細菌の一つです。 ..

ヒトメタニューモウイルス感染症は、お子さんが風邪を引く原因の一つとなる病気です。
このウイルスは子どもたちにとてもよく見られ、実は2歳までの半数の子どもたち、そして10歳までにはほとんど全ての子どもたちが一度はこのウイルスに感染すると言われています。さらに何度も再感染することがあります。
6歳未満のお子さんで、肺炎が疑われる場合、迅速検査キットを使用して10分ほどで診断が可能です。
この病気の主な症状としては、咳、鼻水、ゼーゼーという息苦しさ、そして発熱があります。
発熱は5日間程度続くことがありますので、長引く場合は医師に相談してください。
治療については、特定のヒトメタニューモウイルスに対する薬はありません。
そのため、主に症状を和らげるための対症療法が行われます。
ほとんどの場合、病院の外来で治療できますが、十分にミルクが飲めない場合や酸素を十分に吸えない場合は、入院が必要になることがあります。

【歩く肺炎】マイコプラズマって、いったいどんな病気? | 医師ブログ

クラリスロマイシンには心電図上のQT間隔を延長させる性質があるため、同じような作用を持つ他の薬と組み合わせると、心臓のリズムが乱れる危険性が急激に高まります。

クラリスロマイシン(クラリシッド、クラリス) – 呼吸器治療薬

クラリスロマイシンを特定のスタチン系薬剤と一緒に服用すると、横紋筋融解症という筋肉が溶けてしまうような重篤な副作用が起きる危険性が格段に高まります。

症状がおさまったら薬は中止してもいい? 薬を使うとき編 Vol.2

クラリスロマイシンをエルゴタミンを含む薬と併用すると、血管が異常に収縮して深刻な健康被害を招く恐れがあります。

特にせき風邪とマイコプラズマとは混同されやすく、市販の風邪薬を飲むだけで ..

RSウイルス感染症は、お子さんが風邪を引く原因の一つとなる病気です。
一度罹ったら終わりというものではありません。生涯に何度も感染します。
実際、1歳までに70%の子供が、2歳までにはほとんどの子供が一度は感染するといわれています。
1歳未満であれば、迅速検査キット(15分程度で結果が出ます)で診断することが可能です。
大きな子供たちの場合、最初に咳が出ることがありますが、大体1週間から12日ほどで元気になることが多いです。
でも、小さな赤ちゃんたちの場合、鼻水が出てきてから2~3日後に急に息が苦しくなったり、ゼイゼイという呼吸音が聞こえたり、おっぱいやミルクを飲むのが難しくなることがあります。
このような症状はだいたい1週間ほどで最も強くなり、咳が治まるまでには2~3週間ほどかかることが多いです。
特に注意が必要なのは、生まれてから6ヶ月未満の赤ちゃんや、ちょっと早めに生まれた赤ちゃん、また、生まれつき心臓や肺に問題がある子供たちです。
RSウイルスには特別な治療薬がなく、症状を楽にするための治療が主に行われます。ほとんどの場合、病院の外来で治療できますが、ミルクが飲めない場合や、十分に酸素を吸えない場合は、病院に入院する必要があります。