副作用の少なさから、バイアグラからシアリスに変更する人も多いです。


外国にてアルコールとタダラフィル(シアリス)との薬物相互作用を検証するために行われた試験では、シアリス10mgでも20mgでもアルコール血中濃度、タダラフィル血漿中濃度ともに相互に影響するようなことは無かった。しかし、高用量のアルコールとシアリスの服用で10mg、20mgともに「めまい」や「起立性低血圧」の発現が増加したとのことです。
これはアルコールの血管拡張作用とシアリスの血管拡張作用による相乗効果により降圧作用が増し、血圧低下によるものと考えられます。シアリス服用の際はお酒の飲み過ぎには注意が必要です。


ザルティアは保険適用されますが、シアリスは原則保険が適用されません。

当院の患者様でシアリス服用による副作用で胸焼けを気にされる方がよくいらっしゃいます。気になる方は、薬局で購入できるガスター10やアシノンZなどの胃薬で緩和される場合もあります。

前述の通り、同様の有効成分と保険適用の有無だけを見て、ザルティア錠をシアリスの代わりに使いたいと考えることは非常に危険です。ED治療薬に限らず、医薬品は莫大な開発コストと長い臨床試験を経て安全性を証明し、厚生労働省に承認されてやっと製造・販売が許可されます。そのため、本来の治療目的以外での使用は予想もつかないような重篤な副作用を引き起こす可能性があるからです。実際に、適切な治療目的のために適切な治療薬を服用しても、副作用のリスクはゼロにはできません。薬がその効果を発揮することと、副作用のリスクは不可分なのです。

ED治療を目的とする場合は、ザルティアではなくシアリスを選択しましょう。

シアリスは刺激すると勃起するという作用なので、36時間勃起したままになるのではありません。多少の飲酒は問題ありませんが、深酒状態では効果が落ちたりでなかったりします。満腹だと吸収が悪くなり効きにくくなることがありますので、食事をしたら1時間以上あけてから服用してください。シアリスは催淫剤や性欲亢進剤ではありませんシアリスは催淫剤や性欲亢進剤ではなく、性欲がまったくないと効きにくい場合があります。服用しても性的刺激がないと勃起しません。性的刺激を受けて初めて勃起し、性的刺激がないくなれば勃起はおさまります。性的刺激というのは視覚的なものでも、触覚的なものでもかまいません。これは他のED治療薬、バイアグラやレビトラも同様です。

ザルティアの主成分はED治療薬であるシアリスと同じ「タダラフィル」です。主成分が同じならED治療薬としても使えるんじゃないの?と思うかもしれません。シアリスと違いザルティアは保険が適応されますので、1割もしくは3割の負担で安くED治療をしてしまおうと考えてしまうのも当然です。主成分が同じな訳ですから、保険適用外のシアリスを使用するより、ザルティアを使う方が負担を抑えることができます。

ザルティアはED治療薬「シアリス」と同じ有効成分を含んだ薬ですが、

主成分がタダラフィルのザルティアの副作用はシアリスと同じになります。主な副作用として、頭痛、ほてり、消化不良などが挙げられますが、これらの副作用は時間経過とともに症状は治まります。稀に発疹、蕁麻疹、などが副作用として現れることがあります。このような症状が認められた場合、服用を中止し処方された医療機関などで医師の診断を受けてください。

副作用である胸焼けが気になる方に当院ではで処方しておりますのでお気軽にご相談下さい。詳細はこちらをご覧下さい。

ザルティア5mg(日本新薬) 2014年5月発売開始 300円

タダラフィルは他のED治療薬の主成分、シルデナフィルやバルデナフィルと同じく、ホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害薬に分類されます。タダラフィルはED治療薬として開発されましたが、後に前立腺肥大や肺動脈高血圧症に効果があることが判明しました。さきほど書きましたが、前立腺肥大症薬としては「ザルティア」、肺動脈高血圧症薬としては「アドシルカ」としてそれぞれ処方されています。タダラフィルは適応によって用量が変わります。「ザルティア」は5mg、「アドシルカ」は40mg、「シアリス」は5mg、10mgと20mgなっています。このようにタダラフィル40mg/日までは安全性が認められていますが、ED治療薬としては1日20mgまでが適応となります。

ザルティアとシアリスの価格(ザルティアは2015年9月現在 シアリスは当院価格※東京最安値)


ザルティアとシアリスは同じ有効成分の薬ですが、下記のように処方される目的が異なります。 ・ザルティア:前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善

先ほど書いたように、ザルティアの主成分は【タダラフィル】となります。これはED治療薬である「シアリス」の主成分と同じです。主成分が同じであれば、ザルティア、シアリスと名前を分ける必要がないのではないかとおっしゃる方も居ますが、これにはきちんとした理由があります。それは、「何を適応とするか」ということです。前立腺肥大症による排尿障害の適応としては、ザルティア、ED治療の適応としては、シアリスという名前の治療薬として販売されています。ED治療薬のシアリスは保険適用外の薬剤です。前立腺肥大症による排尿障害の治療薬として厚労省に承認してもらいシアリスを保険適用することは、保険適応外であるED治療薬の販売名であるシアリスのままでは不可能となります。(同じように保険適用のザルティアを保険適用外であるED治療薬として適用することは不可能です。)その結果、新たにザルティアという名前にし、前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療薬として承認を受け販売をする必要がありました。ちなみにですが、アメリカでは健康保険制度がない為、「ED治療薬」と「前立腺肥大症による排尿障害治療薬」として、シアリスが処方されています。

シアリス?シリアス? 保険適応でザルティアを処方してもらえますか? まとめ

顔のほてり、鼻づまり、頭痛、消化不良、背部痛、筋肉痛、色覚変化等があります。 これら副作用の程度は軽く一時的なものです。シアリスは血管拡張作用があり、血圧が下がります。 いつも頭痛が出る場合は、市販の頭痛薬(バッファリン等)と併用するといいでしょう。

アドシルカ、ザルティアと同じ成分のED治療薬「シアリス」については以下のページをご覧ください。 シアリスの効果と副作用

シアリスの成分のタダラフィルは前立腺肥大治療薬としても承認されています。ザルティアという薬品名で、低用量の2.5〜5mgを毎日服用して前立腺肥大による排尿障害を改善します。前立腺肥大治療薬は連用が必要なので、シアリスを単発で何度か服用しても前立腺肥大に効くわけではありまん。

商品名はシアリス、アドシルカ、ザルティアである。 タダラフィル

頭痛、潮紅、ほてり等の血管拡張作用が影響する副作用は数時間で収まる傾向があり消化不良や背部痛、胸焼け等は服用の翌日の起床時等に現れる場合が多いです。いずれの副作用も時間の経過と共に無くなっていくようであれば、さほど気にすることはありません。シアリスの副作用についてさらに詳しく知りたい方は以下のリンクをご覧ください。シアリスのインタビューフォームや添付文書を参考にして説明しております。

ED治療薬のシアリスのほか、前立腺肥大症を伴う排尿障害改善薬のザルティアと肺動脈性肺高血圧症治療薬のアドシルカの有効成分でもあります。

また日本では、本来の治療目的に沿って承認された治療薬を服用して健康被害に会った場合、「医薬品副作用被害救済制度」という救済制度を受けることが出来ます。これは健康被害に会った場合、その治療費などを保証してもらえる制度で、医薬品の安全を担保する意味で非常に有効な制度です。

ザルティア錠2.5mg(選), 錠, 53.87, -, 日本新薬

チトクロームP450 3A4<CYP3A4>を強く阻害する薬剤投与中の患者では、本剤の血漿中濃度が上昇することが認められているので、低用量(5mg)から開始し、投与間隔を十分にあける(10mgを投与する場合は投与間隔を48時間以上)など注意して投与し、なお、投与量は10mgを超えないこと〔10.2参照〕。

シアリスとザルティアでは患者さんが支払う薬代が全く違う。タダラフィル=ザルティアですが、ザルティアは前立腺肥大症に処方する時の名前。

シアリスは、上記の主な副作用の通り「頭痛」を生じる場合があります。これは海綿体以外の血管を拡張させる作用が要因です。とくに、飲酒によって頭痛が起こる方はシアリス服用による頭痛を発症しやすい傾向があります。個人差はあるものの、お困りの場合にはで処方いたします。

ザルティアは最大量が5mgですので、これを4錠飲めば同じ成分のタダラフィル20mgを1錠飲むのと全く同じ効果があります。

腎不全患者さま、腎臓病患者さまに、タダラフィルを服用することができるでしょうか?
と質問を受けます。
腎機能の低下した患者さまへは、タダラフィル5mgまでと、シアリスの添付文書に記載されております。
肺高血圧症で、腎機能が低下された患者さまも多くいらっしゃいます。 この場合は、実はタダラフィル20mgまでとされております。
同一成分なのに、変な話です。
透析患者さまに対する使用実績は少ないのですが、日本性機能学会で、時々、使用例が報告されております。 問題なさそうです。
注:腎不全患者さま、腎臓病患者さまに、タダラフィルの高容量をお勧めしているわけではございません。

品目名 【ザルティア錠2.5mg】 の薬効作用は以下のとおりです。 効能効果

1/11夜
排尿時に痛み、排膿が出始める。
二日前に風俗店に行ったため、性病を疑う。
1/12夜
下半身が熱を帯びはじめる。
排尿時の痛みが悪化。
1/13
近所の病院の泌尿器科を受診。
37.5分の熱アリ。
おそらく淋病かクラミジアでしょうとの診断で、ミノマイシンを一週間分処方。
1/19
排尿痛が改善されなかったため再度受診。
尿検査の結果が出ており、淋病が陽性(クラミジアは陰性)。
薬を変えてみる?とのことでクラリス錠一週間分処方。
淋病に注射が効くと聞いたができないのでしょうか、とたずねるとウチではできないとのことで、地元で一番大きい総合病院を奨められる。
1/20
総合病院を受診。受診に至るまでの経過を説明したが、
尿がキレイなので淋菌は消えている可能性高いとのこと。
言われてみれば膿はミノマイシン処方から止まっていたが、排尿痛が相変わらずひどかったため、
一応打っときますか、とのことでトロビシン筋注してもらい、痛み止めでロセフィンを処方。前の病院でもらったクラリスは継続して服用、一週間で服用終了。
1/27
排尿痛は発症時よりマシになった気はするが完治せず。尿の出し始めに痛む、尿を出す時に力まないと出ない症状が発症から消えず。
総合病院を再診。20日に採取した尿を検査したところ、淋菌クラミジアとも陰性だったとのこと。
抗生物質の処方は中止され、ロセフィンのみ処方。
1/28~1/30
排尿時の痛みはほぼなくなったが、尿道先端のむず痒い感じが少し残り、
新たな症状として、会陰部・精巣・肛門付近が熱っぽい感じと、軽く疼く様な痛みが生じる。座っている時にひどくなる感じ。
1/31
総合病院を再診。症状を話したところ慢性前立腺炎の疑いとのことでクラビット二週間分と、エビプロスタット四週間分処方。
午前に診察を受け、午後に症状が悪化。歩いた時に左の精巣(精巣上体の辺り?上手く説明できない)すれて痛む。精巣と身体がつながっている辺りにある管?の辺りが腫れているような感じ。発熱はない(37.5分の熱が出た日以降発熱は特に見られず)

ザルティア (製造・販売:日本新薬 一般名:タダラフィル) ..

シアリスの副作用にお悩みの方は、適切な診療と最適な薬の処方をいたしますので、お気軽にをお申し込みください。です。

ザルティアは日本新薬より販売されている前立腺肥大症の治療薬です。 ..

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

ED(勃起障害)に対してもシアリスと同様の効果を発揮します。 ..

前立腺肥大症は生殖器官として重要な前立腺の細胞数が増えていき、肥大化してしまう病気です。前立腺は男性のみに存在する臓器で、尿道の周りを取り囲むように存在しています。前立腺は年齢と共に大きくなるため、加齢による前立腺肥大症が増えていきます。前立腺の肥大により尿道が圧迫されてしまい、「残尿感」や「尿のキレが悪い」などの症状が表れてきます。前立腺肥大症の治療には、前立腺の筋肉の緊張をほぐすという方法がとられます。筋肉の緊張をほぐすことにより、筋肉を弛緩させ、尿の通りを改善させることが出来ます。この筋肉の弛緩を体内で行うには、「一酸化窒素(NO)」が関与してきます。一酸化窒素が前立腺や血管の平滑筋に入り、筋肉を緩ませるのですがその働きを阻害し、筋肉を再び収縮させる効果を持つのが「PDE-5」という酵素になります。そこで登場するのが「ザルティア(タダラフィル)」になります。先にも書いた通り、ザルティアの主成分タダラフィルは、PDE-5を阻害する作用があります。ザルティアを服用する事で、PDE-5を阻害し筋肉の収縮を抑え、前立腺や血管の平滑筋が弛緩することで尿道の圧迫が解消されます。尿道の通りを改善させ、前立腺肥大症に伴う排尿障害を治療することが出来ます。