Netflixにて2021年1月1日配信スタートのドラマ『コブラ会』シーズン3を紹介します。


これらの役割に加えて、他のキャストメンバーには、トーリーニコルズとしてのペイトンリスト、デミトリとしてのジャンニデセンツォ、カルメンとしてのヴァネッサルビオが含まれていました。


アリアナ・グランデ風!?のペイトン・リスト💘キリッとしたアイラインがかっこいいです✨

シーズン5がNetflixで2022年9月9日に配信スタートの今話題のドラマ「コブラ会」
。大ヒット映画「ベスト・キッド」の正式な続編であり、人生を変えた因縁の大会から30年以上経った今、永遠のライバル、ジョニーとダニエルが再び火花を散らすストーリーとなっています。

ダニエルのミヤギ道と対立するコブラ会の先生、ジョニー・ローレンスを演じるウィリアム・ザブカ。実生活のパートナーは2008年に結婚したステイシーさんで、奥様との間に2人の子供がいます。

振り返り姿がとってもかわいくて色気があるペイトン・リスト💙💜

しだいに生徒数が増え、コブラ会とミヤギ道の生徒たちによる暴力沙汰が絶えなくなるなか、コブラ会の創始者クリーズ(マーティン・コーヴ)はかつての一番弟子ジョニーに近づき、コブラ会を強奪。ジョニーは新たにイーグルファングカラテを創設し、三つ巴の戦いへと発展。さらにシルバー(トーマス・イアン・グリフィス)の手によってコブラ会が極悪組織になっていくと、ジョニーとダニエルは打倒コブラ会を目指し、協力していく。

「ベスト・キッド」ファンはもちろん、「ベスト・キッド」を見たことがない世代も面白く次へ次へと見てしまうドラマ「コブラ会」のキャストのプロフィールについてまとめてみました!

個性的なヒョウ柄の服もかっこよく着こなすペイトン・リスト🐆💞

かつての主人公ダニエルも「コブラ会」の復活に対して、自らミヤギ流道場を再開してコブラ会つぶしに乗り出しますが、空手に熱中するあまり本業がおろそかになり、家庭内に微妙な空気が流れ出します。さらに、見込みをがあると空手を道に誘った新入社員のロビーは、実はジョニーの息子。やがドラマは、永遠のライバル同士の代理戦争の様相を見せていきます。

協力体制にあるダニエル&ジョニーだが、ダニエルがジョニーのハチャメチャな指導に飽きれ、「僕たちの強みは、それぞれのやり方を平等に教えられることだ。そのバランスを台無しにするな」と諭す場面も。また、子供世代も和解したものの、ミゲル(ショロ・マリデュエニャ)とロビー(タナー・ブキャナン)、サム(メアリー・マウサー)とトリー(ペイトン・リスト)など、個々の対立は続いているようだ。

ただ、「コブラ会」と「ベスト・キッド」で決定的に違うのは、、、

協力体制にあるダニエル&ジョニーだが、ダニエルがジョニーのハチャメチャな指導に飽きれ、「僕たちの強みは、それぞれのやり方を平等に教えられることだ。そのバランスを台無しにするな」と諭す場面も。また、子供世代も和解したものの、ミゲル(ショロ・マリデュエニャ)とロビー(タナー・ブキャナン)、サム(メアリー・マウサー)とトリー(ペイトン・リスト)など、個々の対立は続いているようだ。

「殴り合う前に話をすれば、そのトラブル避けられたのでは?」と思うほど子どもたちがあまりに喧嘩っ早く、また仁義を欠いた裏切りを連発することに定評のある「コブラ会」。情緒の不安定な子どもたちのなかでも物語を動かすきっかけとなるミゲルは比較的落ち着いたいい子だが、恋愛にはだらしない一面もあり、それが原因で激動の日々を送ってきた。

いじめられっ子のミゲルはコブラ会1人目の生徒となると、いじめっ子のカイラー(ジョー・セオ)を撃退し、彼と揉めていたサムの心を射止め、すっかり薔薇色のスクールライフを送ることに。しかし初めての彼女に入れ込みすぎて、酒の勢いでサムが親しげにするロビーに突っかかり、サムには愛想を尽かされてしまう。


今回は「コブラ会」を取り上げてきましたがいかがだったでしょうか?

ドラマ「コブラ会」シーズン4の製作が開始されたようだ。Netflix関連の公式SNSアカウントが、”Let’s Begin”と題された脚本の写真と共に、製作開始を伝えている。カルメン・ディアス役ヴァネッサ・ルビオと、トリー・ニコロス役ペイトン・リストのレギュラー復帰と、新たな子役キャストも紹介。シーズン3まではNetflixで配信中。

ペイトン・リスト (1998年生の女優) ; 『ジェシー!』 及びそのスピンオフである『キャンプ・キキワカ』

その後、コブラ会の一員となったトリー(ペイトン・リスト)といい感じになりつつも、パーティーの弾みでサムとキスしてしまい、その様子をトリーが目撃。この痴情のもつれを発端に学校でコブラ会vsミヤギ道の大乱闘が起きると、その最中に2階から階段の手すりに背中から叩きつけられ、一時的に下半身不随になる大怪我を負うことに。

シーズン2では、マーティン・コーブが極悪非情のコブラ会創設者ジョン・クリース役で復活、またペイトン・リストが演じる女拳士トリーが参戦する。

「コブラ会」は『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)と、宿敵ジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)の約30年後を描く物語。2人が築く新たな関係、彼らの子供世代の対立や成長がユーモア&熱気満点に描かれる。シリーズ完結編となるシーズン6は3部構成で、パート1は2024年7月18日より配信予定だ。

コブラ会のトリーを演じるペイトン・リスト。 美しさは言うまでもないが、なんと言ってもこの高圧的な表情が見物ですぞ。

本日はNetflixで配信されるとすぐに人気ランキングにも名を連ねた人気作、『コブラ会』を取り上げていきます。

ペイトン・リストも見逃せません。これらの俳優たちが、それぞれの役を見事に演じています。 □『コブラ会 シーズン5』の配信開始日

「コブラ会」は『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)と、宿敵ジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)の約30年後を描く物語。2人が築く新たな関係、彼らの子供世代の対立や成長がユーモア&熱気満点に描かれる。シリーズ完結編となるシーズン6は3部構成で、パート1は2024年7月18日より配信予定だ。

クリース先生とスティングレイ先生に謝罪します。 コブラ会 シーズン2はペイトンリストのトーリー党です! CLOSE

シーズン2からは、憎っくき「コブラ会」の創設者クリース役のまで出演。反発しながらも、前向きに道場を再興するジョニーとダニエルの間に新たな火種をまき、シーズン3に向けてドラマを引っ掻き回していくことになります。さらに、故が演じたミヤギさんの名前や思い出の場所がニクい演出で登場。回想シーンには映画版の映像が使用されているため、あの頃の思い出がよみがえります。

Peyton List ペイトン リスト 直筆サイン PHOTO

そんなミゲルのライバルとなるのが、ジョニーの息子ロビーだ。親の離婚後、酒浸りの母のもとで荒れた生活を送っていた不良のロビーは、ミゲルを子どものようにかわいがるジョニーへの復讐のためにダニエルに接近。そこで人間として接してくれるダニエルにほだされ、彼の家に居候しながら空手を学んでいく。

大会では惜しくもミゲルに敗れたものの、父親譲りのセンスで力をつけていくロビーだったが、学校での騒動の際にミゲルを階段から突き落としてしまい行方不明に。その後「自首すれば罪が軽くなる」と説得するダニエルが呼んだ警察に捕まると、この一件でダニエルとミゲルのリハビリに付きっきりのジョニーに失望。さらに少年院出所後、親しげにするミゲルとサムを目の当たりにし、クリーズの支配するコブラ会の一員になってしまう。

Netflixシリーズ『コブラ会』最終章 2025年2月13日配信 ..

まずは物語についてざっくりとおさらい。30年前の「オールバレー空手選手権」でダニエルに敗れたジョニーは、仕事が続かず昼からビールを飲んでばかりの生活を送っていた。ある日、隣に越してきたばかりの高校生ミゲル(ショロ・マリデュエニャ)がいじめられているところを助けだすと、空手を教えてほしいと頼まれ、かつて所属していた空手道場コブラ会を再興。新たな人生をスタートさせていく。

一方、その噂を耳に挟んだダニエルは、かつて自分を傷つけたコブラ会の復活に不安を抱くと、ミヤギ道を復興させ、父ジョニーを憎むロビー(タナー・ブキャナン)や娘のサム(メアリー・マウサー)に空手のいろはを叩き込み対抗。

特筆すべきキャラは、シーズン2から投入される激ヤバ女子高生のトリー(ペイトン・リスト)だろう。

コブラ会の暴走を止めるために、犬猿の仲だったダニエルと手を組むことになったけど、上手くいく気がしない…

ペイトン・リストは「コブラ会」のためにどれくらいの空手のトレーニングを受けましたか? 高画質の壁紙.

シーズン1と2は、かつて『ベスト・キッド』に夢中になったファンにとって魅力的な作品だったが、今回公開されたシーズン3は、”3作目は駄作”というジンクスを地で行くような続編となってしまった。

※文中ネタバレを含む箇所があります。

『ベスト・キッド』シリーズは、3作目で本格的に進むべき道を見失ってしまった。ダニエル・ラルーソ(演:ラルフ・マッチオ)といういじめられっ子のティーンエイジャーがミスター・ミヤギ(演:パット・モリタ)という頼れる老賢人のもとで空手を学ぶというストーリーの1984年の映画『ベスト・キッド』は、負け犬の奮闘を描いた名作・スポーツ映画/成長物語だ。続編『ベスト・キッド2』(1986)はいささかやりすぎだったかもしれないが、舞台を沖縄に移してミヤギのパーソナルな面を重視するストーリーにすることで変化をもたらした(それに続編のサントラに収録されているピーター・セテラの「Glory of Love」はいま聴いてもシビれる)。

しかしながら『コブラ会』シーズン3は、”3作目は駄作”というジンクスを地で行くような続編だ。同作のストーリーは、コブラ会の創始者ジョン・クリーズ(演:マーティン・コーヴ)の中途半端な復讐を中心に展開する。クリーズは、『ベスト・キッド』の終盤で愛弟子のジョニー・ロレンス(演:ウィリアム・ザブカ)がダニエルに敗れたことをいまも根に持っているのだ。同作のクリーズは、かつてのように卑劣だが共感できるところもあるアンチ・ミヤギ的な人間味ある悪役ではなく、行きすぎたレベルのソシオパスとして描かれていて、空手道場のメンツを潰したダニエルとミヤギに対する仕返し以外は何も考えていないようだ。その一方、ダニエルは護身を説くミヤギ道からコブラ会流の危険な考え方へとシフトするのだが、その理由は、まったくもって理解不能。同作は、多くの点で駄作といえるが、ダニエル・ラルーソというおなじみのキャラクターが毎年お決まりのように危機にさらされ続ける姿は、馬鹿らしささえ感じさせる。

ダニエルとジョニーは、YouTube Premiumのオリジナルドラマシリーズ『コブラ会』(*註:1)で2018年にカムバックを果たした。同作では、ふたりの立場は巧みにも入れ替わっていた。だが、『コブラ会』シーズン3でどん底の日々を送っているのはジョニー(それでもミヤギ同様、便利屋として働いている)のほうで、彼はミゲル(演:ショロ・マリデュエニャ)という同じ建物で暮らす少年に空手を教えている。ミゲルは、若い頃のダニエルによく似ている。対するダニエルは名声と富を手に入れ、どういうわけかジョニーの息子のロビー(演:タナー・ブキャナン)と自分の娘のサム(メアリー・マウサー)に空手を教えることになる。『コブラ会』シーズン1はちょっとした奇跡だった。映画『ベスト・キッド』の要素を巧みにミックス&マッチさせて大胆なまでにノスタルジックだったシーズン1は、新しさという要素はなかったかもしれないが、数十年ぶりにあの時代を生きているような気分を味わわせてくれた。

(*註:1)読者は、この頃すでに『コブラ会』とYouTube Premiumが存在していたことを知らないだろう。その後、YouTubeはオリジナルドラマ事業から撤退し、『コブラ会』のシーズン1と2は最終的にNetflixの手に渡った。Netflixユーザーは新シリーズとして『コブラ会』のシーズン1と2を歓迎した。2021年1月1日に配信されたシーズン3は、Netflix初の『コブラ会』シリーズである。


どういうわけか『コブラ会』シーズン2は、『ベスト・キッド2』ではなく『ベスト・キッド3 最後の挑戦』(1989)をモデルとして採用した。シーズン2では、亡霊のようによみがえったクリーズがジョニーのもとからコブラ会を奪い、ミゲルをはじめとする弟子たちに危険人物に変えてしまう。シーズン2の随所には魅力的な場面が散りばめられていて、とりわけダニエルの出番が増えるにつれ(シーズン1では脇役)、オーディエンスはいつまでも若々しいマッチオの無限の魅力を目の当たりにする。だが、シリーズ1では少なくとも半分はコメディでもう半分は真面目だったクリーズの行きすぎた悪役のせいで、シリーズ2の全体的なバランスは崩れてしまった。子どもたちの高校が舞台のクライマックスの長たらしい大乱闘の結果、サムは傷を負い、ミゲルは下半身麻痺状態になり、ロビーは逃走する。馬鹿らしくならない程度にこの手のストーリーを進めていくのは簡単ではないが、シーズン2が何気ないコミカルさを拠りどころとする一方、シーズン1でザブカが見せた意図的なユーモアはほぼ駆逐されていた。



『コブラ会』シーズン3のいくつかのエピソードでは、ダニエルが沖縄を訪れている。そこで『ベスト・キッド2』で彼が惹かれるヒロインのクミコ(演:タムリン・トミタ)やライバルのチョウゼン(演:ユウジ・オクモト)が再登場するのだ。これらは新シーズン屈指の名シーンであり、その中でもダニエルとクミコがいまは亡きミヤギ大先生のことを思い出しながら、1984年に初めて会ったときの先生と同じ年齢になったことに気づく場面は秀逸だ。沖縄のシーンは、劇中で終始辛い目にあっているダニエルにとってはエモーショナルな中休みだが、徹頭徹尾『ベスト・キッド3』を彷彿とさせる同作の試金石的な物語というよりは、幕間の色合いが強い。

シリーズ3は、大乱闘の数週間後から幕を開ける。ミゲルは入院中で、ロビーは行方不明。サムは、トリー(演:ペイトン・リスト)との乱闘による心的外傷ストレス障害が原因のフラッシュバックに苦しんでいる。ジョニーは、ミゲルの大怪我の原因を作ったと自分を責め、学校はすべての武術を禁止した。乱闘の責任をほぼ全面的に引き受けるダニエルは、学校の教育委員会の会議で「この件を空手版『フットルース』的な事件にする必要はない」と主張する。

その一方、クリーズは何かを企みながら、まだ周囲をうろついていている……。だが、彼のエンドゲームが何であるかははっきりしておらず、サディズム以外の何かに興味があるかどうかもわからない。クリーズは弟子を追い出しては新しい弟子を引き入れ、ミゲルの親友の元オタクでコブラ会屈指の冷血漢であるホーク(演:ジェイコブ・バートランド)でさえ、この狂気じみた男のそばにいることに疑問を抱く。いくつかのエピソードでは、ベトナム戦争時代(*註:2)のクリーズの回想シーンがフィーチャーされており、そこでこのような人間になった理由と彼の動機を説明しようとしている。だが、こうした回想シーンは笑えるくらい場違いな印象を与えるし、まるで『天才マックスの世界』(1998)の風変わりな主人公マックス・フィッシャーが突然プロデューサーになったかと思うほど唐突だ。

(*註:2) この点は、『ベスト・キッド3』の主な悪役である極悪社長テリー・シルバーのオリジンストーリーと重なる。『ベスト・キッド3』の良いところは、彼について多くを語らなかった点だ。クリーズの司令官役を演じているのはテリー・セルピコという俳優で、マッチオとともに80年代のティーンエイジャー向け映画で人気を博したアンソニー・マイケル・ホールに不気味なくらい似ている。そのため、X世代のノスタルジーに訴えかける同作にセルピコを起用するのは紛らわしいように思える。というのも、ベトナム戦争のシーンがクリーズとFarmer Ted(訳注:牧場をテーマにしたイギリスのアミューズメント施設)の架空のコラボの予告編であるような印象を与えるからだ。


回想シーンはさておき、シーズン3にはウケ狙いではないのに笑えるアクションシーンがいくつかある。ロビーを探す一方、ジョニーとダニエルはカーチェイスに巻き込まれるだけでなく、盗んだ車の部品を売る店で数名のごろつき相手に闘うはめになるのだが、ここで同作はマッチオのためにスタントマンを手配している(長年の共演者と比べて空手の真似事はザブカのほうが一枚上手だった。スタントマンを起用したシーズン後半のマーティン・コーヴや子役たちのシーンにも同様に不自然な点があり、互角であるはずのキャラクターがさまざまな武術を披露していた)。


『コブラ会』でトリー役を演じたペイトン・リストとイーライ/ホーク役を演じたジェイコブ・バートランド(写真左から)(Photo by BOB MAHONEY/NETFLIX)

同作をコメディにしようという取り組みはほとんど皆無だったが、ジョニーは負傷したミゲル相手に型破りで笑える治療法をいくつか試し、ハイスクール時代の元カノのアリ(『ベスト・キッド』のエリザベス・シューの演技が印象的)(とダニエル)をあっと言わせたいがためにFacebookの使い方をマスターしようと奮闘する。主にシリアスなジャンルへのシフトは、功罪相半ばする結果となった。沖縄のシーンでは、ダニエルとジョニーの心の葛藤と後悔が効果的に描かれている。だがクリーズは漫画から出てきたような人物で、共演した子役たちの多くはひと言しかセリフを与えられていない(なかには、他の子役よりも説得力のある演技を披露した子役もいた。特にジェイコブ・バートランドは、脚本家のどんな指示にも柔軟に応じられる印象を与えるため、今回の演技には物足りなさを感じた)。キャラクターにとって必要だからというよりは、ストーリーの必然性によってキャラクターが何に忠誠を誓うかがコロコロと変わり続ける。複数のティーンエイジャーが登場する、撮影とコレオグラフィーが見事なバトルシーンがシーズンの後半で登場するのだが、まるで犯罪行為といった要素が多すぎて、どうして誰も警察を呼ばないのだろう? とツッコみたくなってしまう(空手の乱闘が招く結果を長々と描いてきた同作だから、なおさらそう感じてしまう)。

続編というものは、常に前作のプレッシャーにさらされている。クライマックスでダニエルとチョウゼンが決闘を繰り広げる『ベスト・キッド2』もそうだった(ネタバレ注意:ダニエルはチョウゼンにとどめを刺す代わりに鼻をつまんだ)。だが道場同士のライバル関係は、魅力的な伝説という領域を超え、ただただ馬鹿らしいものになってしまったのだ。これは、長きにわたってライバルたちを描いてきた同作を続けるうえでの危機でもある。

しかしながら、ジョニーとダニエルのストーリーに深みが増したのは当然のことだ。彼らはキャリアを積み、役者としての味わいも増した。オーディエンスと制作陣からの投資額も増えた(シーズン3でもっとも印象的なシーンは、長い会話を通じてミゲルとダニエルが互いの共通点の多さに気づくシーンだが、これは私たちが長年観てきた過去の映画のおかげで期待された効果を発揮している)。だからといって、馬鹿馬鹿しさだけが増すシリーズを続けることはできない。劇中でジョニーの旧友は次のように言う。「たまには、過去を振り返って自分がいまいる場所を確かめるのは良いことだ。でも、過去を生きることはできない」。シリーズ開始当初、『コブラ会』は過去と現在の両方を巧みに生きてきた。残念ながら、それはもはや叶わない。



ペイトン・リスト(折井あゆみ)、チョウゼン:ユウジ・オクモト(大滝 ..

コブラ会に入会して成長するミゲル役のショロ・マリデュエナ。彼のガールフレンドは、『コブラ会』でムーン役を演じているハンナ・ケップル。シーズン1の撮影中は友達だったそうですが、シーズン1撮影後に付き合うようになったそう。美男美女のカップルでとってもお似合いです!