製品別の売上見込みです。 オプジーボは 15%の薬価引下げが響いています。フォシーガは引き続き成長すると見込んでおり


また、政府が急ピッチで進めている医療DXの議論の中で、診療報酬改定の期間が短いために改定作業の負担が大きいことが課題として挙げられています。通常の診療報酬改定のスケジュールでは、2月初旬に答申が行われ、3月初旬に告示、4月に施行、5月に初回請求とされてきました。そのため、改定期間は実質2ヵ月~3ヵ月と短く、電子カルテやレセコンベンダの改定作業並びに、医療機関・薬局等の改定作業が逼迫し、大きな負担がかかってきました。
そこで、中医協総会において、2023年4月及び8月に議論が行われ、2024年度診療報酬改定より、薬価改定については「4月1日」に施行し、薬価改定以外の改定事項については、「6月1日」に施行することを事務局が提案し、了承されています。


フォシーガ錠10mgの薬価・添付文書など詳細情報 | アストラゼネカ

次期診療報酬改定は、例年とは異なる検討事項については「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会」が設置されており、改定の議論に先だって、2023年3月頃より3回開催され、課題のすり合わせが行われています。
中医協総会における検討スケジュールとしては、まず第8次医療計画、医師の働き方改革、医療DXについて検討され、その後、入院、外来、在宅、歯科、調剤、感染症、個別事項等について、2023年4月頃から夏頃までに、広く意見交換が行われました。
今後は、秋頃より個別具体的な改定項目について、議論を深め、例年通りであれば12月に改定率が決まり、2024年1月に個別の改定項目が示され、2月に具体的な点数が入った改定内容が答申となる予定です。

また、2025年は「地域医療構想」の最終年であり、次期改定は地域医療構想も踏まえた内容となることが予想されます。ちなみに、地域医療構想とは、将来人口推計をもとに2025年に必要となる病床数を医療機能ごとに推計した上で、地域の医療関係者の協議を通じて病床の機能分化と連携を進め、効率的な医療提供体制を実現する取り組みです。
政府は、今後の超高齢社会にも耐えうる医療提供体制を構築するため、2014年6月に「医療介護総合確保推進法」を成立させ、そこで「地域医療構想」が制度化されました。
背景にあるのは、わが国の超高齢社会の問題です。わが国では団塊の世代(ベビーブーマー)が75歳以上となる2025年から、第2次ベビーブーマーが65歳以上となる2040年まで、医療・介護のニーズが継続して増加すると予測されています。このため、2025年に備えて、医療・介護サービスの提供体制の整備が進められているのです。

フォシーガ錠10mgの薬価は、264.4円です。 ジェネリック医薬品

第8次医療計画においては、増加する高齢者の救急や、特に配慮を要する救急患者を受け入れるために、地域における救急医療機関の役割を明確化する必要があるとしています。
具体的には、初期救急医療機関は、主に独歩で来院する自覚症状が軽い患者への夜間及び休日における外来診療を担い、第二次救急医療機関は高齢者救急をはじめ地域で発生する救急患者の初期診療と入院治療を主に担い、第三次救急医療機関は重篤患者に対する高度な専門的医療を総合的に実施することを基本としつつ、他の医療機関では治療の継続が困難な救急患者の診療を担うこととしています。
次期改定では、増加する高齢者の救急搬送等も踏まえ、適切な急性期入院医療の提供及び機能分化の観点から、転院搬送を含め、救急医療に係る評価の在り方などが論点となります。

2024年4月に行われる診療報酬改定は、医療、介護、障害福祉サービスのトリプル改定となります。通常、診療報酬は2年に1度改定が行われ、介護報酬及び障害福祉サービス等報酬は3年に1度改定が行われることから、今回は6年に1度のめぐりあわせとなります。医療、介護、障害について、同時に改定が行われることから、この機会に制度間の調整が行われることになるため、重要かつ大規模な改定となることが予想されます。

[PDF] 令和6年度薬価改定を踏まえた診療報酬上の臨時的な取扱いについて

フォシーガは、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者4304例を対象にプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第3相試験「DAPA-CKD試験」で、ACE阻害薬もしくはARBとの併用で、複合主要評価項目(腎機能の悪化もしくは死亡)のリスクを39%低下させ、また全死亡の相対リスクを有意に31%低下させたとされている。

厚生労働省は23日、新薬14成分22品目を薬価収載した。収載された新薬は下掲の通り。
このうち「デベルザ錠」「アプルウェイ錠」「フォシーガ錠」「ルセフィ錠」の3成分4製品は2型糖尿病治療に用いるSGLT2阻害薬。4月に収載された「スーグラ錠」(アステラス製薬)と合わせて、SGLT2阻害薬は5製品となった。
「アテディオ配合錠」(バルサルタンとシルニジピンの配合薬)と「ザクラス配合錠」(アジルサルタンとアムロジピンベシル酸塩の配合薬)は、既収載品医薬品の配合薬のため、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。

いて、施設基準等の取扱いを示しているところです。 今般、令和6年度薬価改定の措置を広く実施したことを踏まえ、後発医薬品使用体制加算

厚生労働省は23日、新薬14成分22品目を薬価収載した。収載された新薬は下掲の通り。
このうち「デベルザ錠」「アプルウェイ錠」「フォシーガ錠」「ルセフィ錠」の3成分4製品は2型糖尿病治療に用いるSGLT2阻害薬。4月に収載された「スーグラ錠」(アステラス製薬)と合わせて、SGLT2阻害薬は5製品となった。
「アテディオ配合錠」(バルサルタンとシルニジピンの配合薬)と「ザクラス配合錠」(アジルサルタンとアムロジピンベシル酸塩の配合薬)は、既収載品医薬品の配合薬のため、新薬に適用される14日処方制限ルールの対象外となった。

外来医療における課題として、「かかりつけ医機能」「外来機能の分化の推進」「オンライン診療」などが示されています。
かかりつけ医機能については、「国民への情報提供の強化」や「かかりつけ医機能」の報告に基づく地域での協議の仕組みを構築し、協議を踏まえて医療・介護の各種計画に反映することとされています。かかりつけ医機能をさらに推進するため、これまでの評価をどのように見直していくのかが論点となります。
「外来機能の分化の推進」については、2020年改定で、定額負担を徴収する医療機関の対象範囲を「紹介受診重点医療機関(一般病床200床以上に限る)」に拡大するとともに、保険給付範囲と定額負担の額等が見直されています。次期改定では、より外来機能の分化が推進されるように、定額負担の対象範囲の拡大並びに患者負担の見直しなどが論点となります。
「オンライン診療」については、2022年1月に「オンライン診療の適切な実施に関する指針」が見直され、2022年度改定で、オンライン診療料を廃止し、情報通信機器を用いた場合の初・再診料として再編を行い、算定できる「医学管理料を拡充する」とともに、算定要件の緩和等が行われています。次期改定では、これまでの経緯を踏まえて、オンライン診療がより推進されるよう、さらに点数の拡充などが行われるかが論点となります。


注)汎用規格のみ抜粋。改定後薬価は、再算定以外のルールの適用後のもの。 35. テキストをコピー.

特許期間中の新薬の薬価を維持する新薬創出加算の取得状況を見てみると、加算を受けた製品が最も多かったのは24成分46品目のノバルティス。2位はサノフィ(21成分28品目)、3位はファイザー(19成分35品目)で、以降はヤンセン(19成分29品目)、MSD(12品目20成分)、武田薬品工業(10成分18品目)と続きました。新薬創出加算の対象品目が多い企業では、改定の影響は比較的小さくなるとみられます。

薬価(2024年4月1日以降)250.70 旧薬価(2024年3月31日まで)264.40

中医協総会は8月4日、日本ベーリンガーインゲルハイムの特発性肺線維症治療薬「オフェブ」(ニンテダニブエタンスルホン酸塩)に市場拡大再算定を適用し、薬価を引き下げることを了承した。今年3月のNDBデータをもとに検討したところ、「年間販売額350億円超かつ基準年間販売額の2倍超」の要件に該当すると判断された。改定後の薬価は、100mgカプセルが3968.90円(現行薬価4440.80円)で引き下げ率10.6%、150mgカプセルが5953.50円(同6676.40円)で引き下げ率10.8%。11月1日から適用する。

フォシーガ錠 ダパグリフロジンプロピ 糖尿病薬レングリコール水和物 アストラゼネカ 同上 5

主な引き下げ項目を見てみると、20年度の薬価制度改革で新設される「効能変化再算定の特例」はノバルティスファーマの抗IgE抗体「ゾレア」に適用され、同薬は37.3%の大幅な薬価引き下げ。「市場拡大再算定の特例(特例拡大再算定)」は第一三共の抗凝固薬「リクシアナ」とMSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」が対象となり、通常の市場拡大再算定では14成分40品目が引き下げを受けます。

使用薬剤の薬価(薬価基準)(平成 20 年厚生労働省告示第 60 号)の別表に収載されている

厚生労働省は3月5日、4月1日に行う薬価改定を告示しました。薬価の引き下げ率は薬剤費ベースで4.38%(医療費ベースでは0.99%)。過去の改定に比べて下げ幅は小さくなっていますが、昨年10月には消費増税に伴う薬価改定で2.40%の引き下げが行われており、製薬企業にとって厳しいことには変わりありません。

フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用

4月に行われる2020年度薬価改定で大きな影響を受けそうな会社はどこなのか。各社が主力とする製品の薬価の引き下げ幅を見てみました。

薬価制度改革分が薬価ベースで1.98%(医療費ベースで0.43%) ..

真の臨床的有用性の検証による加算対象には、田辺三菱製薬の「カナグル錠」など計5品目が適用されたが、アストラゼネカの「フォシーガ錠」については、改定前薬価から増減はなかった。

フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

医療DXについては、医療DX推進本部でまとめられた「医療DXの推進に関する工程表」に沿って進められていくことが示されています。同工程表において「全国医療情報プラットフォーム」に関し、2024年度中の電子処方箋の普及に努めるとともに、電子カルテ情報共有サービス(仮称)を構築し、共有する情報を拡大するとしています。
また、オンライン資格確認の今後の範囲拡大として、介護保険、予防接種、母子保健、公費負担医療、地方単独の医療費助成などの情報を順次マイナンバーカードと紐付けを行っていくとともに、次の感染症危機に対しても対応を進めるとしています。
「診療報酬改定DX」については、まず2024年度に医療機関等の電子カルテやレセコンの共通言語となるマスタ及びそれを活用した「電子点数表」を改善・提供して共通コストを削減していくとしています。次に、2026年度には、「共通算定モジュール」を本格的に提供し、共通算定モジュール等を実装した「標準型レセコン」や「標準型電子カルテ」の提供により、医療機関等のシステムを抜本的に改革し、医療機関等の間接コストを極小化するとしています。
同工程表によると、わが国の情報共有基盤として、「全国医療情報プラットフォーム」の構築が進められ、情報の標準化、効率化のために「標準型レセコン」や「標準型電子カルテ」を提供していくことが想定されています。

2024年診療報酬改定が6月施行に。改定のポイントを解説 | メディコム

一方、臨床現場で広く使用され、要件を満たした基礎的医薬品の薬価維持は計763品目が対象となり、前回改定から100品目以上増加した。

SGLT2阻害剤のダパグリフロジン(フォシーガ®)が「慢性腎臓病」に対して、保険適応を取得しました。

今回改定では、類似薬がなくても参照薬と比べて著しく1日薬価が高く、市場規模が拡大すると考えられる場合は現在の効能変化再算定と同様の再算定を行う特例効能変化再算定を導入。同算定は、ノバルティスファーマの「ゾレア皮下注用」4品目に適用され、全品目で引き下げ率は約37%に上った。

販売名 欧文商標名 薬価 フォシーガ錠5mg forxiga 5mg tablets 169.9円/錠 フォシーガ錠10mg forxiga 10mg tablets 250.7円/錠

新薬創出等加算の品目数が多かった製薬企業は、ノバルティスファーマが46品目で前回改定の2位からトップとなり、前回1位のファイザー35品目を上回った。次いで、29品目、サノフィ28品目の順となり、外資勢が上位を占める構図に変化はなかった。また、要件を満たさなくなった新薬で加算相当額を返還したのは120品目、返還額は750億円で前回改定から100億円増加した。

令和6年度薬価改定について 薬-1 35 ページ

次期診療報酬改定は、医療と介護の同時改定であることを踏まえ、診療報酬と介護報酬等との連携・調整をより一層進める観点から「令和6年度の同時改定に向けた意見交換会」が設置されています。
改定の具体的な検討に入る前に、①地域包括ケアシステムのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携②リハビリテーション・口腔・栄養③要介護者等の高齢者に対応した急性期入院医療④高齢者施設・障害者施設等における医療⑤認知症⑥人生の最終段階における医療・介護⑦訪問看護⑧薬剤管理⑨その他について3回に渡り検討が行われています。
同検討会では、医療と介護のあるべき連携の姿とは、必要な情報の一方向的な提供や閲覧だけでなく、相互のコミュニケーションを深め、現状、課題、目標、計画などを共有しながら、患者(利用者)、家族とも同じ方向に向かい、より質の高い医療・介護の実現につなげることとされました。
また、情報提供の仕組みとして、ホームヘルパーから介護支援専門員、主治医へ報告する仕組みはできているものの、主治医からも発信できるようにすることで双方向に行っていく必要があるとしています。
さらに、医療において「生活」に配慮した質の高い医療の視点が足りておらず、生活機能の情報収集が少ないのではないかとの指摘が行われています。

2024年度診療報酬改定が6月1日施行に後ろ倒し そこで、中医協総会において、2023年4月及び8月に議論が行われ、2024年度診療報酬改定より、薬価改定については「4月1日」に施行し、薬価改定以外の改定事項については、「6月1日」に施行することを事務局が提案し、了承されています。

新薬創出等加算の要件を満たしたのは計555品目で、前回改定から5品目減少した。品目要件を満たした品目数は、「」が246品目、画期性加算や有用性加算等の「加算適用品」が168品目などとなった。

市場拡大再算定23成分・38品目、2024年度薬価改定

今回の薬価改定では、後発品の上市後10年を経過する前でも、置き換え率が80%以上となった長期収載品はその後の薬価改定時に80%以上となっていることを再度確認した上で引き下げ対象となるルールが導入された。今回改定で置き換え率が80%以上となったのは、協和キリンの「ネスプ注射液」やサノフィの「アレグラ錠」など86品目となった。