デキサメタゾンの併用療法(PVd療法)またはダラツムマブ、ポマリドミド、デキサメタゾン ..


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[PDF] 化学療法抵抗性のびまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫に対して CAR

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骨髄腫に対する直近の治療レジメンの一部でDARA とPOM±dex の併用療法(DP±d)を受けた患者が投与群A にランダム化された場合,DPd 療法をブリッジング療法として実施することはできないが,治験責任医師等の判断でDVd 又はIRd 療法をブリッジング療法として実施することは可能である。11.

同年 9 ~ 12 月に CHASER 療法(シタラビン,エト

サイトカイン放出症候群の発現状況は電子添文、適正使用ガイドをご参照ください。

血中抗CD19 CAR T細胞の最高血中濃度はイエスカルタ投与後14日以内に認められました。

VRd を8サイクル投与した後,レナリドミド及びデキサメタゾン(Rd) 維持療法を継続する。 ..

骨髄腫に対する直近の治療レジメンの一部でDARA とBTZ±dex の併用療法(DV±d)を受けた患者が投与群A にランダム化された場合,DVd 療法をブリッジング療法として実施することはできないが,治験責任医師等の判断でDPd 又はIRd 療法をブリッジング療法として実施することは可能である。13.

無作為化から9ヵ月時点の副作用はイエスカルタ群では170例中163例(95.9%)、標準治療群では168例中160例(95.2%)に認められました。主な副作用は、イエスカルタ群では発熱157例(92.4%)、低血圧70例(41.2%)、頭痛及び洞性頻脈各51例(30.0%)等、標準治療群では悪心108例(64.3%)、貧血83例(49.4%)、疲労80例(47.6%)等でした。
本試験において副作用による死亡はイエスカルタ群で1例(B型肝炎再活性化)、標準治療群で7例(B細胞性リンパ腫5例、心停止、急性呼吸窮迫症候群各1例)に認められました。重篤な副作用はイエスカルタ群で63例(発熱24例、脳症17例、低血圧15例等)、標準治療群で59例(発熱性好中球減少症19例、急性腎障害6例、血小板数減少5例等)に認められました。投与中止に至った有害事象は、標準治療群の2例(急性腎障害、血液幹細胞採取不十分各1例)に認められました。

−75歳超の患者には、ダラツムマブ投与前に20mgのデキサメタゾンを静脈内投与する。 DVd療法:

無作為化から9ヵ月時点の盲検下中央画像評価機関の判定に基づくDORの中央値は、イエスカルタ群で26.9ヵ月、標準治療群で8.9ヵ月でした(P=0.0695、層別Log-rank検定)。

骨髄腫に対する直近の治療レジメンの一部でIXA とLEN±dex の併用療法(IR±d)を受けた患者が投与群A にランダム化された場合,IRd 療法をブリッジング療法として実施することはできないが,治験責任医師等の判断でDPd 又はDVd 療法をブリッジング療法として実施することは可能である。15.


ド及びデキサメタゾン併用療法並びにイキサゾミブ, レナリドミド及びデキサメタゾン併用療法 ..

無作為化から9ヵ月時点の盲検下中央画像評価機関の判定に基づくORRは、標準治療群と比較してイエスカルタ群で有意に高いことが示されました(P

なお、 再測定時にはブリッジング ECLIA法を用いた再測定も実施した。

February 2021;17(1):24多発性骨髄腫(MM)の治療は、20年ほど前まで選択肢が限られていたが、その後、プロテアソーム阻害薬(PI)のボルテゾミブ、免疫調整薬(IMiDs)のレナリドミドが登場し、さらにこの10年間に7種類の新規薬剤が利用可能になった。現在、新規薬剤を含めた複数の選択肢の中から、患者ごとに治療を選ぶことが、臨床医の課題となっている。一方、MM患者の治療開始からの平均余命は約6年とされ、特に再発・難治性 MMの治療にはまだ改善の余地がある。本論文は、再発・難治性 MMに対する新たな併用療法として、PIのカルフィルゾミブ(K)、抗CD38抗体薬のダラツムマブ(D)、デキサメタゾン(d)の3剤併用療法(KdD療法)の有用性を評価したランダム化国際共同非盲検第 III相 CANDOR試験の報告である。この試験結果に基づき、日本では2020年11月からKdD療法が保険診療で実施可能となった。本試験には北米、欧州、豪州、アジアの102施設から、前治療レジメン数1~3の再発・難治性MM患者が登録され、KdD群とKd(対照)群に割り付けられた。その結果、主要評価項目の無増悪生存期間(PFS)は追跡期間中央値17カ月時点において、KdD群は未到達、Kd群は15.8カ月(ハザード比[HR], 0.63)で、KdD療法の優位性が示された。頻度の高い有害事象(AE)として血小板減少、貧血、消化管症状、高血圧、感染症、疲労感などが認められ、ほかに注目すべきAEとして、末梢神経障害、注射反応、心不全、急性腎不全、虚血性心疾患などが報告された。有害事象による中止率はKdD群22%、Kd群25%で、Kの中止要因は心不全、Dの中止要因は肺炎が最多であった。本試験の追跡調査結果が2020年秋の米国血液学会(ASH)で報告された。観察期間およそ28カ月時点の解析(1)によると、PFS中央値はKdD群28.6カ月、Kd群15.2カ月であり、KdD群の優位性はその後も維持されていることが明らかになった(HR, 0.59;95% CI, 0.45~0.78)。サブグループ解析では、細胞遺伝学的に高リスク患者、前治療歴2レジメン以上の患者、レナリドミド不応性患者でもKdD療法の優位性が示された。新たなAEの報告はなかった。CANDOR試験によって、KdD療法は再発・難治性MMに対して有効で認容性の良好な治療選択肢であることが明らかになった。しかし、他の3剤併用療法との直接比較は現時点では実現していない。どの併用療法を、どのような順番で行うかは、まだ臨床現場での判断に任されている。MMの治療選択肢が劇的に増えたこの10年間は、解決すべき多くの課題を再認識した10年間であったとも言えるだろう。1.

学療法は、低用量の抗がん剤(R-DHAP1)、R-ICE2)又は R-GDP3))を使用することとされ、LD 化

無作為化から9ヵ月時点の盲検下中央画像評価機関の判定に基づくEFSの中央値は、標準治療群に比較してイエスカルタ群で有意に長いことが示され、標準治療に対するイエスカルタの優越性が検証されました(P、層別Log-rank検定)。

に病勢コントロールのための抗骨髄腫治療(ブリッジング療法)が許容された。 ..

February 2022;18(1):16キメラ抗原受容体(CAR)は、腫瘍細胞の抗原を特異的に認識する受容体を人工的に作製したものであり、CAR-Tは患者末梢血由来のT細胞にCARを遺伝子導入させた再生医療等製品である。B細胞成熟抗原(BCMA)はB細胞の成熟と分化に働く膜貫通蛋白で、形質細胞や多発性骨髄腫細胞に発現している。BCMAを標的としたCAR-Tは数種類開発されており、ciltacabtagene autoleucel(cilta-cel)はBCMAの異なる2つのエピトープを認識し高い結合能を有する。本論文は、米国で行われた再発・難治性多発性骨髄腫に対するcilta-celの第1b/2相試験の報告である。対象は、前治療数が3レジメン以上の患者、または免疫調整薬とプロテアソーム阻害薬の両方に抵抗性を示し抗 CD38抗体薬の投与を受けた患者とした。主要評価項目は第1b相試験では安全性(有害事象)、第2相試験では奏効率とされた。リンパ球除去療法後、97人(第1b相29人、第2相68人)にcilta-cel(推奨用量0.75X106 CAR-T細胞/kg)を投与した。年齢の中央値は61歳、前治療数の中央値は6レジメンであった。観察期間の中央値は12.4カ月で、cilta-celの全奏効は94人(97%)、厳格な完全奏効は65人(67%)で得られ、奏効は中央値1カ月で到達した。微小残存腫瘍は、評価可能な57人のうち53人(93%)で陰性化した。無増悪生存期間および全生存期間は中央値に未到達、12カ月の時点での無増悪生存率および全生存率はそれぞれ77%と89%であった。有害事象は97人(100%)に観察され、最も頻度が高かったのは血液毒性で、グレード 3以上の好中球減少が92人、貧血が66人、血小板減少は58人であった。感染症は56人(58%)に生じ、グレード 3以上の肺炎を8人、敗血症を4人に認めた。サイトカイン放出症候群は92人(95%)に発症したが、87人がグレード 2以下でグレード 3/4は4人であった。グレード5のサイトカイン放出症候群で1人が死亡したが、残りの91人は改善した。神経毒性は20人(21%)に生じ、グレード 3/4を9人に認めた。Cilta-celは、濃厚な前治療歴を有する多発性骨髄腫に対して、迅速に深い寛解を得ることが期待できる。Cilta-celの投与細胞数が他のCAR-Tよりも少なく設定されているため、比較的安全に投与できる可能性がある。現在、長期的効果の評価、早期の治療ラインでの投与や外来での投与の検討が行われている。日本でもCAR-T細胞療法が普及してきている。現在 BCMAを標的としたCAR-T細胞療法は保険適応外であるが、近い将来一般臨床で用いられるようになる。費用対効果を考慮した適正使用が求められており、最新のエビデンスを蓄積していく必要がある。

レナリドミド不応の多発性骨髄腫へのBCMA標的CAR-TでPFS延長

イエスカルタの使用にあたっては、コホート4に基づき設定された管理アルゴリズムをご参照ください。

メトトレキサート髄注e、ステロイド(特にデキサメタゾン)* ..

コホート1・2では、再発又は難治性のDLBCL、PMBCL、tFL患者111例を対象にイエスカルタの有効性及び安全性を検討し、イエスカルタの承認時評価資料となった。

採取した白血球からキムリアが製造されて病院に届けられるまでに、

SMILEレジメンのランダム化比較試験の結果が報告された。JAMA Oncology誌オンライン版2022年6月16日号の報告。≫Bibgraphで続きを読む移植非適応の日本人多発性骨髄腫患者に対するmodified BLd療法の有効性・安全性とくに高齢者で問題となる末梢神経障害リスクを軽減するためボルテゾミブを減量したmodified BLd療法(ボルテゾミブ+レナリドマイド+デキサメタゾン)の日本人新規多発性骨髄腫患者に対する有効性・安全性の検討が行われた。International Journal of Hematology誌オンライン版2022年6月14日号の報告。≫Bibgraphで続きを読む非ホジキンリンパ腫に対するCHOP-likeレジメンによる間質性肺炎の発生率とそのリスク因子非ホジキンリンパ腫患者の致死的合併症の1つである間質性肺炎の発生率およびそれに関連する患者、疾患、薬物関連のリスク因子についての調査が行われた。Frontiers in Oncology誌2022年6月1日号の報告。≫Bibgraphで続きを読む 血液内科 Proへ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら血液内科 Journal Check Vol.6(2022年6月14日号)再発難治性FL患者におけるAUMA-5試験とSCHOLAR-5試験の比較 ≫その他4本血液内科 Journal Check Vol.5(2022年6月7日号)血液悪性腫瘍患者における予防的トラネキサム酸:プラセボ対照RCT ≫その他4本血液内科 Journal Check Vol.4(2022年6月1日号)日本人再発難治性LBCLに対するCAR-T細胞療法liso-cel~第II相臨床試験 ≫その他2本血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号)再発難治性多発性骨髄腫のサルベージ療法におけるDVdとDRdの比較 ≫その他4本血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号)大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析 ≫その他2本血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号)血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本

[PDF] ブレヤンジ静注 最適使用推進ガイドラインの改訂箇所(新旧対照表)

スクリーニング後、登録及び白血球アフェレーシスを治験実施医療機関で実施し、イエスカルタ製造施設に白血球アフェレーシスにより採取した細胞を輸送した。製造施設で末梢血中の単核細胞由来の活性化T細胞にレトロウイルスベクターを用いて抗CD19キメラ抗原受容体(chimeric antigen receptor:CAR)遺伝子を形質導入した。形質導入されたT細胞をさらに拡大培養して治験製品を製造し、凍結保存した。
イエスカルタ投与日の5日前から3日間、リンパ球除去化学療法(シクロホスファミド500mg/m2/日及びフルダラビン30mg/m2/日をいずれも3日間)を実施した。
イエスカルタは、抗CD19 CAR T細胞2×106個/kgを目安に単回静脈内投与した。体重が100kgを超える患者には、最大固定用量2×108個を投与した。
また、イエスカルタ投与日から、レベチラセタム1回750mgを1日2回経口投与又は静脈内投与した。レベチラセタムはグレード2以上のNEsが発現しなかった場合は、漸減を経て中止した。
なお、治験責任医師の裁量により、リンパ球除去化学療法前のブリッジング療法(デキサメタゾン単剤*3、高用量メチルプレドニゾロン*4+リツキシマブ、又はベンダムスチン+リツキシマブのいずれか)を実施可能とした。

用量の抗がん剤(1 日あたり 300 mg/m2 以下のシク ..

試験全体で有意水準を片側2.5%(OSの中間解析は片側0.004)に設定し、有効性の主要評価項目及び重要な副次評価項目の解析には、階層的検定手順を用いた。主解析では、最初にEFSを検定した。次に、EFSの統計学的に有意な改善を条件として、ORRを検定した。さらに、EFS及びORRの統計学的に有意な改善を条件として、OSを検定した。EFSの検定では無作為化因子[スクリーニング評価時の一次治療反応性(一次治療抵抗性、一次治療から6ヵ月以内の再発、又は一次治療から6ヵ月超12ヵ月以内の再発)及びsecond-line age-adjusted International Prognostic Index(sAAIPI:0~1又は2~3)]で層別したLog-rank検定を実施し、統計学的に有意であった場合に、標準治療に対するイエスカルタの優越性が検証されるとした。ORRの検定では無作為化因子で層別したCochran-Mantel-Haenszel検定を実施した。OSの検定では無作為化因子で層別したLog-rank検定を実施した。EFS、OSでは、層別Cox回帰モデルを用いて、標準治療群に対するイエスカルタ群のハザード比(hazard ratio:HR)の推定値及び両側95%CIを算出した。ORRでは、群間差の95%CIをWilsonスコア法(連続性の修正あり)を用いて算出した。PFS、DORの解析はEFSと同様の方法で実施した。また、ベースラインの人口統計学的特性及び疾患特性に基づき、一次治療反応性、sAAIPI、疾患の内訳、分子学的サブグループ、double hit*2、triple hit*3もしくはdouble expressor*4の有無、ECOG Performance Status、年齢、性別、地域、及び人種/民族によるサブグループ解析を行った(データカットオフ日:2021年3月18日) 。

試験全体で有意水準を片側2.5%に設定し、EFS、ORR、OSの順で階層的検定を実施した。OSの主解析では両側0.0498に設定した*5。解析は事前規定のイベント数が観察された時点、もしくは事前規定の観察期間に到達した時点で行った。EFS主解析以降のEFSは治験責任医師評価に基づき評価した(データカットオフ日:2023年1月25日) 。