アゼライン酸とイソトレチノインは、どちらもニキビ治療に使用される薬剤ですが、いくつかの重要な違いがあります。 1


トレチノインは耐性が知られています。
そのため、漫然と使用継続するのではなく
0.05%から0.1%へ上げて約半年経過した後は
一旦中止します。

その後、一定期間は耐性が出にくいとされている
レチノール製剤を使用します。
しばらくすると反応性は回復しますので、再度低い濃度
(0.05%)から使用を再開することも可能です。


炎症が改善した後の「維持期」には抗菌薬を含まないディフェリン、ベピオ、エピデュオの塗り薬が推奨されます。 ..

ただニキビ跡の赤みが目立つ場合はフォト治療、お髭が気になればレーザー脱毛、ニキビ跡が気になればダーマペン・フラクショナルレーザー・花房式治療…など検討されるかと思いますが、イソトレチノイン服用時にこれらの治療を受けることは問題ありません。
ニキビ跡治療や他の治療と並行してイソトレチノインを服用するのは問題なく、むしろおすすめくらいですが、ニキビ治療に関しては併用NGなわけではなく「必要ない」と捉えていただくといいでしょう。もしイソトレチノインを飲んでいてもニキビができるようならば、むしろ他の治療併用ではなくイソトレチノインの服用量を増やすべきと考えます。

しかしながら、当院では妊娠授乳中は処方しない
ようにしています。
(保険診療におけるニキビ治療薬である外用
アダパレンもトレチノイン類似薬ですが、
日本では妊娠授乳中の使用は禁忌とされています)

【脱毛】イソトレチノインと髭脱毛の併用は可能なのでしょうか? 回答者:加藤周.

トレチノインやビタミンA等で耳にする、「レチノイド」のような作用機序がある外用薬です。代謝を高めて皮膚の角化や毛穴のつまり等を改善しニキビをできにくくする作用があります。赤ニキビだけではなく抗生剤が効きにくい白ニキビにも効果があります。人によっては赤くなるため、最初は米粒程度のほんの少しの量を狭い範囲から塗るようにしてください。最初赤くなったりピリピリしたりしても2~4週間ぐらいで肌が薬に慣れてくるともいわれています。なので、徐々に範囲を広くしたり塗る量を増やしたりしてよいです。以前に副作用で赤くなり使用を中断された方も、この方法で使用することでニキビを改善させることができる場合もあると考えます。

また、頸部なども顔以上に刺激が出やすい部位
として知られています。
さらに化粧品類を顔のついでに耳後部などにも
外用する習慣をお持ちの方は注意が必要です。
耳後部も角層が少なくて刺激の出やすい部位です。

外用の際は、こすらず重ねるように塗るのが
ポイントです。

治療前後3日間は他のピーリング剤、レチノール製剤、ディフェリン、ベピオ、エピデュオなどの使用は控えてください。 ..

イソトレチノインを飲んでいればほぼ確実にニキビは良くなるため、あまり他の治療と併用する必要性は感じていません。

ケミカルピーリングは、顔のニキビに対する保険診療の塗り薬などで副作用が出てしまう方や実施できない方、胸や背中など薬が塗りづらい部位に対する治療として有効です。当院では、酸が皮膚深部へ浸透するのを防ぎ、肌の角質層のみに作用するサリチル酸マクロゴールを使用しており、従来のピーリングに比べて皮膚への刺激症状などの副作用のリスクが少なく肌の弱い方にも安全に、かつ高いピーリング効果が得られます。内服(飲み薬)などの他の治療との併用も可能です。

エピデュオの3剤が、現在は外用薬の柱となります。これらを使用し ..

トレチノインはビタミンAの誘導体で、ニキビの治療薬として米国で認可された後、シワ・シミなどの紫外線による皮膚の老化にも効果が認められ、皮膚の若返り治療薬として使用されています。
表皮や真皮の細胞を活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めることでお肌の弾力を高め、ハリやシワを改善します。
また、表皮の新陳代謝(ターンオーバー)を高め、角層にたまったメラニンの排出を促すことでシミを改善します。
トレチノインをご使用中は皮膚の角質がはがれるためカサカサしたり、刺激で赤くなることがありますが、当院ではお肌が弱い方にも使用できる、刺激をおさえたトレチノインNC(ナノカプセル)をご用意しています。水にも油にも溶ける素材でコーティングした10-15nmのカプセルにトレチノインを封入した、つまりナノカプセル化した新しいトレチノイン製剤です。その結果、従来のトレチノインより、皮膚に浸透しやすく、低刺激であり、常温での保存が可能です。シミ・色素沈着・小じわ、にきび、にきび後の色素沈着や硬い部分などを改善する効果があります。
ハイドロキノンとトレチノインを併用することで、相乗効果により表皮の色素沈着を改善し美白効果が期待できます。
どちらも医療機関のみでおわたしできる高濃度のぬり薬で、化粧品の何倍もの有効成分を含んでいます。


ニキビ跡の赤みに関しては、新しいニキビさえできなくなれば、その大部分が何もしなくても自然にキレイになっていきます。
ですので、重要なのは新しいニキビが発生しなくなるように治療することで、ニキビの発生を抑えられていないうちからニキビ跡治療を始めるのは、あまり意味のないことと言えます。
イソトレチノインの内服をご希望のお客様に対しても、「赤みは何もしなくてもかなり良くなるので、最終的に残った部分があれば、治療を考えましょう。」とお伝えしています。


トレチノインとは、ビタミンAの一つで、肌細胞の再生を促すことで、シミやシワ、ニキビなど多くの皮膚トラブルに対して効果的に働きかけます。

エピデュオは皮膚の刺激が強いため、まずはベピオ単剤や、ディフェリン(アダパレン)単剤による治療を先に行ってからエピデュオを使うことになっています(エピデュオの添付文書より)。

イソトレチノインは炎症をともなう重症ニキビ(難治性ニキビ)に対して非常に高い ..

当院で導入しているダーマペン4は、非常に細かい針を皮膚の真皮層まで到達させ、元通りに修復させようとする自然の治癒力を利用してコラーゲンの産生が促進され、皮膚の再生能力が活発になることで、ニキビによる凹凸を改善させる治療器です。麻酔クリームを使用して行います。施術後は赤み、ヒリヒリ感などの症状が1~2週間ありますが、色素沈着のリスクが少ないことも特徴です。

夏場は日焼けの機会が多いためエピデュオからベピオローションに変更しています。 ..

保険診療によるニキビ治療でなかなか効果の得られない重症なニキビにはイソトレチノインの内服薬(飲み薬)による治療を導入しています。欧米などの海外ではニキビ診療の標準的治療薬として使用されていますが、日本では保険診療の適応外になりますので自費診療での処方になります。イソトレチノインは重症のニキビや慢性に繰り返すニキビに対して皮脂の分泌を抑え、皮脂腺そのものを小さくすることで効果のある飲み薬で長期的な寛解を期待できる効果もあります。まれな副作用として肝障害や高脂血症がみられることがありますので飲み薬(内服)の開始時と1ヵ月後・増量による用量変更時には採血検査を行います。内服後に顔、唇などのガサガサ、刺激症状を生じることがありますので保湿剤との併用をお勧めしています。注意点としては、女性の場合は妊娠中・妊娠の可能性がある方は内服できず、内服終了後は半年間の避妊が必要になり、男性の方は1ヵ月の避妊が必要になります。また、最終の服用日から6ヵ月間、献血はできません。なお、女性は15歳以上、男性は18歳以上で身長の伸びがある程度おさまった方に処方しています。重症なニキビにも効果の高い治療法ですが、副作用の可能性がある内服薬のためしっかりと定期的な診察が必要となるお薬になります。

男性であればホルモン療法が適応外なのでイソトレチノイン療法を考慮。

炎症した赤ニキビや膿んだ黄ニキビなど重症化したニキビでも、速やかに効果を発揮します。
BBL光治療とは、BBL(ブロードバンドライト)という医療用の光をお肌に照射し、肌トラブルを改善する治療です。この治療器は、美容医療先進国・アメリカで「キング・オブ・レーザー」と呼ばれ、様々な照射系治療器の中でも信頼性・効果ともに高いことで有名です。
BBLは肌の状態に応じて様々な設定が可能です。色調の改善だけでなく、ニキビでお悩みの方はニキビで抑える設定で施術を行います。より効果を求める方は他のレーザー治療をおすすめします。

2つの薬剤の合剤としてエピデュオ®もあります。いずれの薬剤も ..

当院では、金属アレルギーに対応したチタン製ファーストピアスないしは樹脂製ピアスを使用して穴あけを行っております。適切なファーストピアスを用いることで、ケアはとても楽になり、施術後トラブルも減ります。
ピアスの穴あけは広く行われていますが、感染症などリスクなどある医療行為です。せっかくのピアスで肌トラブルを起こさないように、衛生的な医療機関での施術がおすすめです。
個人差はありますが痛みもほとんどなく、短時間でピアッシングが可能です。まだ開けていない方、増やしたい方も1箇所から対応可能です。

フラクショナルレーザーと外用トレチノインの組み合わせが一番効果的でかつ続けやすい治療です。

クレーターは、軽度のものであれば、トレチノインによるターンオーバー促進作用とコラーゲン増生作用によって、目立たなくなる可能性はあります。しかし、実際の臨床現場では、クレーター治療の第一選択薬ではなく、効果も大きくありません。クレーターは真皮にある瘢痕組織が原因であり、トレチノインにはそれを破壊するほどの効力がないからです。

ディフェリンとエピデュオに含まれるアダパレンは、お肌の細胞が角質になる ..

エピデュオ®は、べピオ®やディフェリン®でも改善しない重症度が中等度以上のニキビに使用します。べピオ®やディフェリン®単剤よりも副作用が起こりやすく、副作用が強い場合は塗布5~15分後に洗い流して保湿するといったショートコンタクト法の使い方をすると副作用が起こりにくくなります。顔面に処方できる最大量は2本(30g)です。

トレチノインなど)の使用 顔剃り・1か月間は、中止すること 日焼け.

瘢痕に対してはピコフラクショナル、炭酸ガスレーザー、ダーマペン4(ウーバーピール、成長因子、ミラノリピール、トラネックスピール、ヴェルベットスキン)、ポテンツァ(ドラッグデリバリーシステム)による施術となります。今までは炭酸ガスレーザーのフラクショナル照射が最も効果は高いと言われてきましたが、その分ダウンタイムがあるため、それが許容できるのであれば勧められる治療でした。しかし、最近の論文で、当クリニックで導入しているPico Wayによるピコフラクショナルと炭酸ガスレーザーのフラクショナル照射では効果に有意差がなかったとする報告が出てきており、瘢痕に対する治療としてピコフラクショナルの有用性が注目されてきています。炭酸ガスレーザーと比較して、ピコフラクショナルの方が、痛みもダウンタイムも少なく、さらに効果にも差がないということになると、瘢痕の治療に関してはピコフラクショナルが最もよい治療法ということになるかと思います。ピコフラクショナルに関しては、まだ新しい治療法になるため、今後のデータの蓄積が待たれます。ただ、これら二つの治療はニキビの新生がある方には推奨できず、ニキビの悪化を招く可能性があります。そういった点からはダーマペン4やポテンツァが最も望ましい方法となります。ダーマペンもポテンツァも、当院ではかなり多数の併用薬剤を用意しています。望む効果により併用薬剤を変更することで、より治療効果を上げることが可能です。特にクレーター型のニキビ痕に関しては現状ある機器の中ではポテンツァのドラッグデリバリーシステムが最も有力な方法となります。1回あたりのコストはダーマペンよりも高くなりますが、効果発現までの回数なども加味すると最終的なコストはポテンツァの方が良くなる可能性も高いかもしれません。ポテンツァはダーマペンの進化版とも言われている治療であり、詳細はの項を参照ください。

抗生剤の外用、毛穴のつまりを改善する外用剤(ベピオ®・デュアック®・ディフェリン®・エピデュオ®)でニキビのできにくい肌を作ります。 ..

特に最初の2週間は皮膚の変化が大きいため、赤みや皮むけが強くなることがあります。

イソトレチノイン内服 · AGNES(アグネス)によるニキビ治療

脱毛効果があるレーザーフェイシャルは、レーザーに反応した毛が周囲の組織に影響を及ぼし毛穴のつまりがなくなり、ニキビができにくい肌環境に近づきます。
当院のレーザーフェイシャルにはキャンデラ社ジェントルマックスPro(Gentle MAX Pro)を採用しています。主にメラニンに吸収されるアレキサンドライトレーザーと、皮膚の深い所まで届き、毛細血管にも作用するヤグレーザーの2種類のレーザーが搭載されているレーザー機器です。

トレチノイン0.1%ジェルは、ビタミンA(レチノイド)類縁物の一種である ..

「保湿」「血行促進」「抗炎症」の 3 つの作用に優れた成分です。「大人ニキビ」の多くは、肌の乾燥による皮脂詰まりが関係しているとされています。
皮脂が過剰になり毛穴詰まりを起こした皮膚はニキビができやすくなっています。継続して使用することで、肌のスキンバリアが維持され、ニキビの改善効果が期待できます。

イソトレチノイン(ロアキュタン・アキュテイン)について|あゆ ..

エピデュオは、アダパレンと過酸化ベンゾイルという2つの有効成分がにきびの原因となるアクネ菌を殺菌したり、毛穴の詰まりを改善し、保険治療のにきびの塗り薬の中では一番強いピーリング作用を期待できる塗り薬です。