東大式トレチノイン療法(トレチノインナノエッグ) | ホームケア
当院では、自治医科大学形成外科教授(前東大形成外科講師)吉村浩太郎先生のトレチノイン療法に従い治療を行っております。
簡単な治療法は当ホームページでも説明しておりますが、もあわせて御覧下さい。
これが東大式トレチノイン療法です。 治療期間. 治療期間は1クール約2ヶ月です。
トレチノインの原理を良く理解し、御自分の肌の状態をみながら、状態にあわせて行うことが成功につながります。
最近ネット販売や、トレチノイン療法の詳細を理解しない医師が物販のように販売しているケースが見られます。
東大式では、シミの状態に合わせ、濃度も濃いものを使います。決してダウンタイムが無い治療法ではありません。必ず、治療開始1週間、後は指示に従い二週間に一度くらい来院してください。また、使用する物は必ず当院の指導をお守り下さい。
イソトレチノインはネットに良い情報・悪い情報が沢山あって、わかりにくいですよね。
今回の記事では、皮膚科医がイソトレチノインについて丸ごと解説していきます。
試してみたい方、自分に合うか気になる方は、ぜひ最後まで御覧ください。
トレチノインはニキビやニキビ跡、しみ治療、しわ等の改善に効果が見込まれるお薬です。 ..
高い漂白作用を持った塗り薬でお肌の美白剤ともよばれています。ハイドロキノンはシミの原因となるメラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)を弱らせ、今あるシミだけでなく、メラニン色素が生まれること自体を予防する働きがあります。トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素の生成を予防します。
イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。
イソトレチノインを飲むと、
①ニキビの原因となる皮脂腺が小さくなる
②角質による毛穴詰まりを解消してくれる
という2つの作用があります。
特にニキビ治療においては、皮脂腺を小さくする、というメリットが大きいです。
東大式トレチノイン療法 : ryosaku_worldのblog
ニキビ治療の方法は色々ありますが、イソトレチノインでニキビを治療するメリットとして、下記は挙げられます。
①最重症例(他の治療で良くならなかった人)でも治療できる
いわゆるイソトレチノインはニキビ治療において切り札と言える薬でしょう。
始めたいんだけど、ちょっとためらう。 トレチノインとハイドロキノンでシミ・毛穴治療をやってみる。 のりしお
シミ、しわ、ニキビ痕に高い効果の塗り薬です。
トレチノイン・ハイドロキノン療法はシミをとる方法のひとつで、特に新しい方法ではないのですが、テレビ取り上げられ、特に人気が高まっている治療法です。
②ある程度の期間と量を飲めば、ニキビが再発しない
普通の治療では、治療を止めるとニキビがすぐ再発しますよね。イソトレチノインだけは、ニキビが再発しない状態を目指せる治療なのです。
ハイドロキノン・トレチノイン療法 | 治療メニュー <治療方法で探す
トレチノインの皮膚に対する作用は以下のようなものがあります。
①
② 表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させ、(約2週間で表皮が置き換えられます。)
③ 皮脂腺の働きを抑え、→
④ 真皮でもコラーゲンの分泌を高め、長期的には、をもたらします。
⑤ 表皮内でのヒアルロン酸などの粘液性物質の分泌を高め、
効果的なご使用方法 1日2回、朝夜の洗顔後、化粧水・乳液等でお肌を整えた後、お手入れの一番最後にトレチノインを使用します。
は、シミの塗り薬による治療方法がオススメです。一之江駅前ひまわり医院では、自費診療によるシミ治療について「ハイドロキノン」と「トレチノイン」を取り扱っております。
東大式の美肌(美白)療法です。
ハイドロキノンについてはを参照していただき、今回はシミ治療の塗り薬である「トレチノイン」の効果や副反応・ハイドロキノンとの併用療法についてご紹介していきます。
ここでは、東大式のトレチノインの使い方を症状別に解説します。
イソトレチノインは、
体重1kgあたりの積算量が128mgを超えると再発しにくくなると言われています。
例えば体重60kgの人が1日30mg飲む場合、体重1kgあたりの1日量=30(mg)÷60(kg)=0.5(mg/kg)
体重1kgあたりの量が128mgを超える日数=128(mg)÷0.5(mg/kg)=256(日)
東大式トレチノイン療法では、
トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。
これが東大式トレチノイン療法です。
つまり体重60kgの人であれば、
1日30mg服用を256日(約8カ月半)
続ければイソトレチノインをやめても再発しにくくなる、という計算です。
「東大式トレチノイン治療」を
欧米では美白成分として広く使用されており、その歴史は20年以上にわたります。薬剤の安定性の低さから、国内では医療機関や薬局の調剤したものが用いられていましたが、その後皮膚科や美容治療の薬剤として使用されるようになりました。現在では、美白化粧水などスキンケア用品にもハイドロキノンが配合されています。
東大方式トレチノイン治療
使用開始後、2、3日して治療部位の皮膚が赤くなり、垢のように皮膚がぼろぼろと剥けてきます。その後、徐々に赤みが増していきますが、シミは薄くなってきます。
始めの1-2週間は一番つらい時期ですが、その後肌が楽に慣れてきて赤みやシミる感じもなくなっていきます。それと共に、トレチノインの濃度を上げていきます。
皮膚が乾燥しすぎる場合は美容液(ヒアルロン酸原液など)などを医師の指示に従い服用して下さい。
シミの治療期間の目安は8-12週間です。
改善した後はメンテナンスケアを行いますが、必要に応じて2回目の治療を、2~3ヶ月あけてから再開することができます。
東大式トレチノイン治療
年齢的に仕方ない、、と諦めずに是非東大式トレチノインで肝班治療しませんか
しみに有効なトレチノイン治療
肌再生効果のあるトレチノインと、強力な漂白作用のあるハイドロキノンで、肌を活性化し、にきび、しみ、しわなどを改善する治療方法です。美白効果のあるビタミンCローションを組み合わせるとさらに効果的です。
トレチノインによるしみ治療
・治療開始2、3日ほどで、塗布箇所とその周辺の皮膚が剥け、赤くなりヒリヒリ感が生じます。
これはトレチノイン治療の反応であり、治療を中止すれば徐々に回復します。
ただ、ご自身のご判断で治療を中止してしまうと、炎症後色素沈着を誘発する可能性がありますので、当医師にご相談下さい。
・剥ける皮膚は無理に剥がさず、自然に剥けるのを待って下さい。
・治療中に下記の症状が現れた場合は、速やかに当医師にご相談下さい。
トレチノインとハイドロキノンを併用!東大式トレチノイン療法
トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)誘導体です。米国では、しわ・ニキビの治療医薬品としてFDAに認可されています。トレチノインはもともと血液中にも微量に存在している成分です。
東大式トレチノイン療法
通常市販されている美白剤(医外部薬品)は、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らすような働きをする有効成分が微量含まれていますが、非常にその作用が弱いうえに現在付着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用は全くないため、既に存在しているしみは良くなりません。
トレチノイン(レチノイン酸)療法-東京大学
②女性の場合、妊娠中・妊活中は飲めない
妊娠中に飲むと赤ちゃんの奇形の発生率が高まるため、妊婦さん・妊活中の方は飲めません。
ただイソトレチノイン自体は体からすぐ排出されるので、飲み終わって1ヶ月経てば普通通り妊娠していただいて大丈夫です。妊娠中・妊活中は絶対に飲めないので注意してください。
肝斑などのシミに対するトレチノイン・ハイドロキノン併用療法
③乾燥
イソトレチノインを飲んでいると皮脂腺の働きが弱まるため、必然的に肌が乾燥しやすくなります。そのため乾燥肌の方や真冬の時期は少し使いづらさを感じる場合があります。
とはいえ当院のように我々皮膚科医が常駐しているのであれば、しっかり保湿剤を処方したりスキンケアのやり方をご案内しますので、それで乗り切れる方がほとんどです。
シミ治療薬「トレチノイン」
私が初めてトレチ治療をした時に参考にしたものは、
トレチノインとハイドロキノン治療で大体の人が辿り着く「東大式」です。
東大式: