リベルサス, 規格:錠3㎎/7mg/14mg 適応:2型糖尿病


[リベルサス®]使用時は、胃の内容物が薬剤の吸収に影響を与えるため、朝、空腹時にコップ半分の水と共に服薬し、その後分絶飲食が必要です。毎日服薬が必要ですが、注射の痛みが苦手な方にはより継続しやすいメディカルダイエットです。


[PDF] 糖尿病薬のトリセツ」 大阪市立総合医療センター WEBセミナー

ランタスXR注からランタス注への切り替えは、通常「低用量での切り替えを考慮すること」とされています。



日本人の2型糖尿病を対象にした試験であるという点です。
市販で現在一番使用されるDPP-4阻害剤の中でも最古参のシタグリプチンと比較しています。
オゼンピック(シタグリプチン)のみの単独効果を評価しています。

注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ

オゼンピック®︎はトルリシティ®︎と比べて血糖降下作用、体重減少作用が共に高いのが特徴です。しかし、用量調節が必要なことが唯一の弱点ではないでしょうか。

またオゼンピックは針の付替えをする必要がある為、針内蔵のマンジャロのが注射の手間が省け簡単です。
(逆にオゼンピックの付替針は非常に細い為、マンジャロ・トルリシティの注射に痛みがある方はオゼンピックに利あり)

糖尿病治療薬の進化は止まらない!〜インスリンとGLP-1受容体作動薬

(左)シタグリプチンと比較してオゼンピックのHbA1c改善効果は約-2%と非常に高い結果になりました!飲み薬だと平均約-0.8%くらいですので、約-2%の改善というのは非常にインパクトが大きいと思います!

リベルサスを単独で使用する場合には低血糖のリスクは比較的低い薬と言われています。

国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されている、GLP-1製剤はありません。 ..

インクレチン製剤に関しては、2020年6月には、週1回製剤がもう1剤発売になりました。オゼンピック®︎です。その構造はビクトーザ®︎と似ています。現在主力の週1回製剤トルリシティ®︎との比較を下の表にまとめてみました。

2020年11月18日に内服薬のGLP-1受容体作動薬リベルサス®︎が薬価収載され、2021年2月5日に発売されました。
リベルサス®︎は、オゼンピック®︎の成分であるセマグルチドを内服できるように改良したものです。セマグルチドはそのまま経口投与しても、高分子のため消化管での上皮細胞透過性が低く、また胃の消化酵素にて分解されてしまうため経口投与が出来ません。そこで、粘膜吸収促進剤のサルカプロザートナトリウム(SNAC; sodium N[-8(- 2-hydroxybenzoyl) amino]caprylate)を加える事で胃での分解からセマグルチドを保護し、吸収を促進させる事で経口投与が可能になりました。このお薬は、注射薬のオゼンピック®︎の効果が内服薬で得られるため大変画期的なお薬です。


[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..

現在(2023年8月)、わが国ではGLP-1受容体作動薬の注射製剤の供給に問題が生じており、使いやすい週1回製剤であるトルリシティ、オゼンピック、マンジャロ(厳密にはGIP/GLP-1受容体作動薬)の新規処方はできず、使用できるのは毎日注射製剤のビクトーザ、リキスミアとバイエッタのみとなっている。経口セマグルチドであるリベルサスに関しては処方制限の噂は聞かないので、当面は新規処方に問題は生じないと信じたい。

[PDF] 主な糖尿病治療薬の腎機能に応じた処方提案 ver4.0

そんなことは決してありません。
過去に紹介した同じ薬の注射薬(オゼンピック)のがさらに強力です。
また週1回の注射薬は好きな時間に打てばOK。
毎日起床時に服用しその後30分飲食禁止が必要なリベルサスは、飲む人を選ぶ薬だと思います。

[PDF] [C2H2212]チルゼパチド (マンジャロ) 企業提出の分析結果

GLP-1とは食事の際に小腸から分泌されるホルモンのことで、急激な血糖値の上昇の抑制、胃腸の働きの調整、食欲抑制などの効果があります。
ジョイクリニックのメディカルダイエットでは、GLP-1経口薬[リベルサス®]を使用しますが、GLP-1製剤に慣れてきたらGIP/GLP–1注射薬[マンジャロ®]への変更も可能です。

リベルサスの公的分析 62)において、日本人の 2 型糖尿病患者を対象とした研究で ..

さらに年月に発売された型糖尿病の新薬[マンジャロ®]は、受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの薬です。[マンジャロ®]の効果や作用機序、使い方などについては、下記をご確認ください。
自己注射になりますが、手技については看護師が指導をいたしますので、問題になることはありません。

カナリア配合錠を服用中の患者に、リベルサス錠3mgが追加で処方された。 ..

続けてこれまでGLP-1受容体作動薬として大きなシェアをもっているオゼンピックと比較してみましょう!

[PDF] 臨床検査の保険適用について(令和5年4月収載予定)

胃腸障害はGLP-1製剤に共通してみられる副作用です。リベルサスのインタビューフォーム(4)をみてみますと、日本人が参加した臨床試験で報告された胃腸障害は25.4%でした。

[PDF] 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業第31回報告書

こんにちは、投稿をご覧頂きありがとうございます。
バセドウ病のコントロールが出来ており甲状腺の働きが正常に回復しているようでしたら、リベルサスの服用は可能です。
(逆に甲状腺の働きが正常でない場合はリベルサスの服用はお勧めしません。まずは甲状腺の治療を優先してください。)

モルガン・スタンレー・リサーチでは、2022 年に 24 億米ドルだった世界の肥満症薬

マンジャロは非常に効果が高い薬ですが薬価が高いです。
用量に正比例して薬価が上昇する為、高用量を使用する場合にはかなり高額になることがあります。

[PDF] 愛媛大学医学部附属病院 医薬品集 FORMULARY

糖尿病新薬であるマンジャロについて解説しました。
高い治療効果と体重減少効果を有する期待の新薬ですね。
新薬の処方制限があるため2週間ごとの通院が必要なのと費用が高くなるのがネックですが、既存の治療ではコントロールが難しい方や、肥満を合併している方には良い選択肢になるかもしれません。

ちなみにタンパク質はゼロなので増えるのは脂肪です。 ウォーキングに換算すると(体重50㎏ 時速4㎞として計算) ..

ただダイエット目的での安易なリベルサスの服用自体は、私自身はお勧めはしていません。
「GLP-1ダイエット」と評して美容系クリニックを中心にリベルサスによる減量治療が昨今すすめられておりますが、その風潮を糖尿病専門医としてはやや危惧しています。
投稿でも紹介した通り減量効果は間違いないお薬ではありますが、糖尿病でない方への使用については安全性への懸念がある為です。

リベルサス錠14mg,セマグルチド(遺伝子組換え),14mg1錠,内,,先発品(後発無し ..

PIONEER9ではリベルサス(3,7,14mg)とビクトーザ0.9mgとの比較、 PIONEER10ではリベルサス(3,7,14mg)とトルリシティ0.75(週1回)との比較試験です。

デキサート注射液 1.65mg 0.5mL(デキサメタゾン換算)

こちらは日本人2型糖尿病患者さんを対象にリベルサスとプラセボ(偽薬)、ビクトーザの単剤での効果を比較しているPIONEER 9試験のデータ(2)になります。

GLP-1受容体作動薬には、リラグルチド(ビクトーザ®)、デュラグルチド(トルリシティ®)、セマグルチド(リベルサス®)などがあります。

糖尿病治療薬ですので(頻度は少ないものの)低血糖の危険性があります。
また先日リベルサスを含めたGLP-1受動態作動薬による胆道系疾患が重大な副作用に含まれました。(リンク先は以下の通りです。)

20μg1mL1管(D-アラビノース換算量として) (1管×10)

マンジャロを月4本使う場合、お薬代は3割負担で約2300円~約14000円です。
トルリシティやオゼンピックと比べると費用は高めになりますね。
(上記価格は保険診療の価格です。糖尿病の治療に使用する場合の費用になります。当院では自費診療・ダイエット目的でのマンジャロ処方はしておりませんのでご理解の程よろしくお願いいたします。)

炭水化物(糖質)の場合は1gあたり4kcalのエネルギーに、タンパク質は4kacl、脂質は9kcalに換算できます。 ..

オゼンピック・リベルサスでも同様の副作用が生じやすかったですが、マンジャロでも同様です。