イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。
イソトレチノインの最大の特徴は、飲んで数ヶ月してニキビがよくなった場合、 飲むのをやめてもニキビができにくい状態が続く場合が多いことです。
イソトレチノインは国内では承認されておらず、市販もされていません。
イソトレチノインは、皮脂腺を縮小(退縮)させる作用があり、その結果、ニキビの原因である皮脂分泌を抑制します。皮脂の分泌量が減ることで、アクネ菌などニキビの原因菌が定着できなくなるため、炎症の進行を防ぎ止めることができます。
イソトレチノインは海外で重症のにきび治療に広く用いられている薬剤で97~98%の患者さんで改善がみられるという報告があります。
イソトレチノインは皮膚のターンオーバーを促進し角質を薄くするとともに、皮脂の分泌を減少させ重症のにきびを改善させます。
通常6ヶ月で1クール終了となります。
効果が非常に高く中止後もリバウンドを起こしにくいといわれています。
重大な副作用を生じることがあるため、リスクを十分に理解できる患者さんにのみ処方いたします。
イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、下記の作用があります。
脱毛、Vビーム、シミ取りなど各種レーザー、IPL光治療、ポテンツァ、ダーマペン、ピーリング、ほくろ除去などの小手術はいずれもイソトレチノイン内服中でも施術可能です。
しかしながら、イソトレチノイン内服中は皮脂の分泌が抑制され、皮膚は敏感な状態にあるため合併症のリスクが高まる可能性がありますので、施術をご希望の場合はご了承ください。
お肌が敏感になりやすいですので、スキンケアを十分に行う必要があります。
イソトレチノイン内服中に開腹手術や美容外科での大きな手術は避けてください。
イソトレチノインは、アクネ菌に対する細胞の免疫応答を正常化する「免疫調整作用」を有することが報告されています。
しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。
また、イソトレチノインは皮脂の分泌を抑える作用もあるため、毛穴のつまりも解消できると言われています。
難治性ニキビは、肥大化した皮脂腺を収縮させ、皮脂の過剰分泌を止めることが治療のポイントとなります。イソトレチノインは体の中から皮脂腺にアプローチして、ニキビの根本改善を叶える治療薬です。
イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。
また、副作用が強い場合は、1日おきに服用するなど頻度を落として服用する選択肢もあるため、医師に相談するとよいでしょう。
ハートライフクリニックでは、として治療を行っていきます。
ニキビの改善が見られない場合は服用期間の延長を行い、ニキビ再発防止を促していきます。
症状や副作用を観察しながら、40mgに増量することもあります。
イソトレチノインは、毛穴の詰まり(角化異常)を改善して、正常に整える効果があります。皮脂が毛穴に停滞するのを解消するため、アクネ菌の増殖も抑えられ、アクネ菌が引き起こしていた炎症も沈静されます。
☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない
イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果や、毛穴まわりの角質詰まりを抑える効果があり、ニキビにとても有効です。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
ニキビの原因とされる皮脂の過剰分泌や角化を抑え、アクネ菌に対する抗菌作用や抗炎症作用も優れています。既存のニキビを減らして、新しいニキビも生じにくくなります。中等症のニキビ患者の約98%に改善の効果があったと報告されています(再発率は30-40%)。個人差はありますが、1〜3ヶ月程度で効果が実感でき、内服終了後も一定期間にわたってニキビの再発を抑える効果が期待できます。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
記事を読めば、イソトレチノイン治療の流れや注意点がわかり、ニキビ治療の第一歩を踏み出せます。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
イソトレチノインの副作用として特に報告されているのが唇や肌の乾燥です。服用期間中は多くの方で乾燥症状が見られ、辞めた後も皮脂の抑制を実感していただけます。その他の副作用には薬疹や頭痛、めまいや吐き気などがありますが、全員に起こる訳でなく稀な症状です。怖いイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、適宜医師までご相談いただければ特段副作用もなく治療していけます。副作用について詳しくは上記の「イソトレチノインの副作用」欄をご確認ください。
ですので、トレチノインを飲むときには、半年間避妊をすることが大切になります。
・服用期間中は紫外線の影響を受けやすくなります。紫外線対策を十分に行ってください。
1クールの治療期間は約6ヶ月間ですが、8ヶ月間に延長することもあります。
今回はイソトレチノインで期待できる効果や治療前に知っておきたい「飲み方」や「副作用」「効果はいつから出るのか」、「やめた後はどうなるのか」など治療についての疑問・質問なども解説します。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
よくある副作用には、乾燥(口唇や皮膚)、ドライアイ、夜盲症などがあります。唇や鼻の乾燥が特に多く見られます。
ただし、副作用で1割ほどの方に一過性の赤みが出ることがあります。
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体(合成レチノイド)でできたニキビ治療の内服薬です。
ニキビの原因でもある、皮脂の過剰な分泌を抑える作用、毛穴のつまりを防ぐことで炎症を抑える作用、アクネ菌に対する殺菌作用を持つため、重症なニキビの治療にも効果のある薬です。
米国では重症ニキビの第一選択薬となっています。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
何をしても治らなかったにきびでも半年間の内服でほとんどの方が改善します。
内服終了後も長期間効果が持続します。
イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
副作用のリスクが上がるため、抗生物質の飲み薬や、ディフェリンゲル(アダパレンゲル)、ベピオゲルといったニキビ治療用の塗り薬とは併用できないことが一般的です。
イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。
⑤体にニキビがたくさんある方
薬を体のニキビ全部に付ける、というのは労力的にほぼ不可能です。(手が届かない場所もありますよね)その場合も、早めにイソトレチノインを飲むべきというのが世界的な潮流です。
イソトレチノインは医師の診察が必要なため薬局などで市販されていません。
とくに注意するべきポイントを以下で解説するので、イソトレチノインを服用する際は、必ず理解しておきましょう。
イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。
効果を実感するタイミングには個人差はありますが、通常 16〜24 週間後(4ヶ月~6ヶ月)となります。おおむね内服を5ヶ月継続したときには、3~5年を目安にニキビができにくい肌状態になると言われています。一方で患者様によっては軽度再発する場合もあり、ベピオゲルやディフェリンゲルなど外用薬などによる再発予防のための維持治療が必要です。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗
頭痛の副作用が出やすくなるためビブラマイシン、ミノマイシンといったテトラサイクリン系の抗生剤とは同時に内服できません。
そのほかの抗菌薬、鎮痛薬、アレルギー薬、経口避妊薬(ピル)との併用は問題ありません。
イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。
例えば重症ニキビの場合、再発を防ぐ投与量としてがアメリカの基準値として定められています。
やはり重度のニキビは治すのに時間も要するため、この目安となる服用量、期間が必要になります。
イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。
以下の方は「イソトレチノインによるニキビ治療」を受けることができない場合があります。医師にご相談ください。