◆剤型ザイザル:錠(5mg)、シロップアレグラ:錠(30mg、60mg)


どちらもで、明確な使い分けの基準はありませんが、症状がひどい人は『ザイザル』、眠くなると困る人は『アレグラ』が適しています。
また、『アレグラ』には腎機能や肝機能が低下している高齢者でも使いやすい、という長所があります。


季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)治療フェキソフェナジン塩酸塩の有用性

主に4種類あります。通常の錠剤、OD錠、シロップ、粉薬(ドライシロップです。)OD錠とはラムネのように口の中で溶けるタイプの錠剤で、服用する際に水が必要ないのでお子さまや高齢の方でも非常に飲みやすい剤型です。シロップは多少の苦味があるため、お子さまに内服させる場合はジュースなどに混ぜると少し飲みやすくなります。
粉薬(ドライシロップ)はいちごミルク風味がついています。水やぬるま湯に溶かして内服します。ご希望の剤型をお伝えいただけるとお子さまの治療の継続につなげることができます。

1. ビラスチン・デスロラタジン
ビラスチンとデスロラタジンは、平成28年11月に抗アレルギー剤として発売され、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚疾患によるかゆみを抑える効果があります。
ビラスチンはすでに販売されているセチリジン塩酸塩と同等以上の抗ヒスタミン効果を発揮できることがわかっています。セチリジン塩酸塩やその改良型のレボセチリジン塩酸塩は抗アレルギー薬として強い効果を持っていますがどうしても眠気を起こしてしまうことがあります。ですが、という特徴があります。
ビラスチンの服用方法は「1回20mg(1錠)を1日1回する。」となっています。
ことがわかっています。
第二世代抗ヒスタミン薬でというと、です。も眠気を起こしにくく、添付文書の運転に関する注意の記述も省かれています。

ザイザル®錠5mg:1錠中にレボセチリジン塩酸塩5mgを含有 ..

眠くなりにくい”第二世代(非鎮静性)”の抗ヒスタミン薬は、どれも効果に大きな違いはなく、ガイドライン等でもひとまとめで扱われています。しかし、その中でも「レボセチリジン」の効果はやや強め1,2)とされています。

2.
は、平成29年11月に発売されましたが、こちらは、従来の第二世代抗アレルギー剤としての抗ヒスタミン作用に加え、を併せ持つ、新しい作用機序の経口アレルギー性疾患治療剤です。ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす化学伝達物質としてよく知られていますが、PAFも血管拡張や血管透過性の亢進、知覚神経刺激、白血球の活性化などを誘導することで、くしゃみや鼻水、鼻閉などの症状を引き起こすなど、アレルギー性疾患の病態に深く関与しています。ルパタジンフマル酸塩錠は、これら2つの化学伝達物質を抑える、DUAL作用(抗PAF作用と抗ヒスタミン作用)によって強力な効果を発揮し、も含めアレルギー性疾患における症状を抑制します。
ルパタジンフマル酸塩錠10mgとデスロラタジン錠5mgは化学構造式が類似しています。
ルパタジンフマル酸塩錠は1錠中にルパタジンを10mg含有しているのですが、体内に入ると一部はルパタジンのまま未変化体として存在します。よって体内に入ったルパタジンフマル酸塩錠は、を有し、を発揮するということになります。
デスロラタジンは、効果発現にやや時間がかかりますが、定期服用での力価は高いので、頓服薬としてルパタジンフマル酸塩錠10mgを携帯し、通年性や季節性など長期間抗ヒスタミン剤を服用する場合は力価の高いデスロラタジン5mgを服用するのもいいかもしれません。
また、で、これは近年発売された抗アレルギー剤にはない特徴です。ルパタジンフマル酸塩錠の場合、10mg(1錠)にて効果不十分の場合は、20mg(2錠)まで増やしていいということです。特に重症の蕁麻疹を治療する際には、「薬剤の倍量処方ができるかどうか」が重要となってくるため、この点においてルパタジンフマル酸塩錠は効果的な使い方ができるかと思います。
さらに抗PAF作用は、エピナスチン塩酸塩同様、気管支喘息におけるするため気管支喘息を軽減します。そのため喘息発作に追加する抗ヒスタミン剤としては有用な薬剤の一つと考えられます。
ただしその反面、するため、「本剤投与中の患者には自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること」という使用上の注意があります。デスロラタジン錠、ビラスチン錠にはそのようなリスク・副作用がないため、「医師としても処方しやすい」という有利な面もあります。(眠気が出た人の割合は、オロパタジン塩酸塩でも7.0%。一方ビラスチンは0.6%、デスロラタジンは1.0%と優秀。)

レボセチリジン塩酸塩錠5mg【トーワ】(ザイザルジェネリック)

花粉症は非常につらいですよね。少しでも春を楽しんで生活できるようにお手伝いできればと思います。荻窪にお住いの方でアレルギー治療をご希望の場合には中島医院にお気軽にご相談ください。

一般的には抗ヒスタミン作用が強い薬剤は、症状の改善効果が高いと考えられています。しかし、薬の効き方は個人差があるため、報告されている抗ヒスタミン作用の強さが効果と一致するとは限りません。いろいろ試してご自身に合った薬剤を見つけていくお手伝いをさせていただきます。

フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg【トーワ】(アレグラジェネリック)

・花粉症の症状を抑えたい:オロパタジン塩酸塩、レボセチリジン塩酸塩
・眠くなりたくない:レボセチリジン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩
・パフォーマンス優先:レボセチリジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩

ザイザルは年齢ごとに投与量が細かく設定されています。薬の剤型によっても単位が異なるため、お子さまに飲ませる場合には投与量に間違いがないか、特に注意が必要です。一般的な使用量です。病状や腎機能の状態などにより投与量は増減する場合があります。


レロックR),レボセチリジン塩酸塩製剤(ザイザルR)などがある.以上の ..

ザイザルは剤型や規格も豊富です。先発品であれば通常の錠剤タイプの他、OD錠(口の中で自然に溶けるタイプ)やシロップがあり、ジェネリック薬品ではこれらに加えて粉状のタイプもあります。それぞれの患者さまごとに一番飲みやすいものを提供することが可能です。剤型や、先発品か後発品かなどによって薬の値段も変わります。種類が多いので、以下の一覧表にてご確認ください。

Allegra · フェキソフェナジン塩酸塩 ; デザレックス

花粉症の症状軽減には早めの治療が大切です。
花粉症治療で患者様が一番気にされるのは薬による眠気です。しかし病院で処方される薬の中には、眠気のない薬もあります。市販薬に多く含まれている第一世代抗ヒスタミン薬はくしゃみ・鼻水を止めますが、眠気が強く、口が乾くという副作用がありました。その副作用を軽減するために、新しい抗匕スタミン薬が開発されました。これは抗アレルギー薬とも呼ばれていて、現在病院で処方する薬の主流となっています。薬によってはほとんど眠気がない薬もあり、パイロットも服用することもできます。

表 1.7-5:フェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ 錠 30mg、60mg)

これらのうち一つでも当てはまる項目がある患者さまの場合には、まずはザイザル以外の抗ヒスタミン薬で治療することが好ましいです。診察時に、必ずお申し出下さい。

製剤:ザイザル錠 5mg(1 錠中レボセチリジン塩酸塩 5mg 含有).

アレルギー性鼻炎では「小青竜湯」が、そして蓄膿症では「葛根湯加川キュウ辛夷」 といった処方がよく用いられます。
これらの処方に共通して配合されている生薬と言えば…

同 効 薬:セチリジン塩酸塩、ロラタジン、オロパタジン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸.

リスク・副作用(眠気)が少ない抗アレルギー薬は、フェキソフェナジン塩酸塩、エピナスチン塩酸塩、セチリジン塩酸塩、エバスチン、ロラタジン、オロパタジン塩酸塩です。

健康成人男性にレボセチリジン塩酸塩錠 5mg「フェルゼン」とザイザル錠 5mg のそれぞれ 1 錠 ..

当院でよく処方する抗アレルギー薬にはアレグラ、クラリチン、アレロック、エバステル、ジルテック、ザイザルなどがあります。 また、喘息などの症状が出る場合もあり、そのような非常に症状の強い患者様にはセレスタミンやリンデロンなどのステロイド薬を短期間のみ頓用で使用してもらうこともあります。
実際に花粉症である私が、薬を飲んだ印象をあげてみました。

塩、デスロラタジン、ビラスチン、フェキソフェナジン塩酸塩、ベポタスチンベシル酸塩、メキ.

まずザイザルと飲み合わせの悪い薬として、テオフィリン(気管支拡張薬)・リトナビル(抗ウイルス薬)・ピルシカイニド(抗不整脈薬)があります。また、ザイザルはアルコールとの相性も良くありません。ザイザルを内服する際は、飲酒は控えていただくようにお願いします。

慎重投与などあれこれ気にしなくても比較的安心・安全なのは「アレグラ(フェキソフェナジン塩酸塩)」です。 ..

【】
・ザイザル錠(GE:レボセチリジン塩酸塩錠)
・セレスタミン配合錠
・ディレグラ配合錠(GE:プソフェキ配合錠)
・デザレックス錠
・ビラノア錠
・ルパフィン錠
など….

レボセチリジン塩酸塩錠5mg(ザイザル錠)30日分, 1,300円

ロイコトリエンは、血管を拡張、鼻粘膜を腫脹させることで鼻づまりを起こす化学伝達物質です。この作用を抑制することで、抗ヒスタミン薬以上の鼻づまり改善効果が期待できます。また、喘息の基本治療薬でもあります。効果発現に数日必要なので、早めに内服する必要があります

本剤は 1 錠中にレボセチリジン塩酸塩 5mg を含有する市販製剤ザイザル錠 5mg(製造販 ..

代表的な抗ヒスタミン薬の副作用は眠気です。もともとアレルギーをおさえる薬として使われていた薬剤で、眠気が強いため睡眠改善薬として発売されている薬剤「ドリエル」もあるほどです。眠気の出やすさと薬の強さは関係ありません。眠気が強いからといってアレルギーの症状を改善する効果も強いというわけではないのです。
多くの抗ヒスタミン薬の添付文書は自動車の運転に関しての注意喚起がされており、医師が処方する際に参照する添付文書には以下の3群に分けて記載があります。花粉症の時期には眠くならない薬を探される方もいらっしゃると思いますので参考にしてください。

フェキソフェナジン塩酸塩、ベポタスチンベシル酸塩、エバスチン、.

ザイザルの服用で眠気の副作用が出るかどうかを、服用前に予測することはできません。
自動車の運転や危険をともなう機械の操作、高所での作業などがある場合は眠気が出ると大変危険ですので、ザイザル処方前にご相談ください。

ル」10 mL 又はザイザルシロップ 0.05% 10 mL(レボセチリジン塩酸塩と

ザイザルを毎日飲んでいる場合、服用から2日目で血中濃度が安定してきます。そのため、日中を通して薬が効いている状態になるため、自動車の運転などをするのはおすすめできません。
「服用後〇時間後なら運転しても大丈夫」という基準もありませんので、ザイザル服用中は運転を避けるようにしてください。

写真1は、アレグラ錠(60mg)の後発品の、フェキソフェナジン塩酸塩(60mg)です。 ..

成人の患者さまにもよく使われていますが、第二世代の抗ヒスタミン薬の中で比較するとザイザルは眠気が出やすく自動車運転は不可とされています。
運転する頻度が高い患者さまには不向きなお薬です。

レボセチリジン塩酸塩(ザイザルR)などがある.以上のうち 1994 年以降市販され ..

ことがあるため、多くの抗ヒスタミン薬では、薬を飲んだ後に自動車運転等の危険な作業に従事することは禁止されています1)。
しかし、「フェキソフェナジン」はこうした集中力や判断力への影響がほとんどない10,11)ため、自動車運転だけでなく、航空業務への従事も制限されていません。

[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩 DS5%「トーワ」の 配合変化に関する資料

ザイザルの1日最大投与量は10mg(5mg×2錠)ですが、自己判断で増量するのは避けてください。特に腎障害がある場合は、血中濃度が通常より高くなるおそれがあります。
副作用の発現を防ぐためにも、指示された量を守って服用してください。