◎ハイドロキノンクリームを使用する方は次のことを遵守して下さい。
中でも、ステロイド外用療は日本皮膚科学会でも推奨度の高い治療法です。白斑の治療にステロイド外用は有効であると考えられています。
この記事では、ハイドロキノンやトレチノインの併用について解説します。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、ニキビの治療薬として米国で認可された後、シワ・シミなどの紫外線による皮膚の老化にも効果が認められ、皮膚の若返り治療薬として使用されています。
表皮や真皮の細胞を活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めることでお肌の弾力を高め、ハリやシワを改善します。
また、表皮の新陳代謝(ターンオーバー)を高め、角層にたまったメラニンの排出を促すことでシミを改善します。
トレチノインをご使用中は皮膚の角質がはがれるためカサカサしたり、刺激で赤くなることがありますが、当院ではお肌が弱い方にも使用できる、刺激をおさえたトレチノインNC(ナノカプセル)をご用意しています。水にも油にも溶ける素材でコーティングした10-15nmのカプセルにトレチノインを封入した、つまりナノカプセル化した新しいトレチノイン製剤です。その結果、従来のトレチノインより、皮膚に浸透しやすく、低刺激であり、常温での保存が可能です。シミ・色素沈着・小じわ、にきび、にきび後の色素沈着や硬い部分などを改善する効果があります。
ハイドロキノンとトレチノインを併用することで、相乗効果により表皮の色素沈着を改善し美白効果が期待できます。
どちらも医療機関のみでおわたしできる高濃度のぬり薬で、化粧品の何倍もの有効成分を含んでいます。
トレチノインは表皮の新陳代謝を促すことで、肌のシミを改善したりニキビを予防したりする効果があります。その強力な作用のため、副作用により肌の赤みや乾燥などの症状が現れることがあります。トレチノインを使用した治療を受けるときは、効果や副作用を十分を理解したうえで医師の指示に従って使用しましょう。
※池袋皮膚科のハイドロキノンは4%〜10%と高濃度で効果が期待できます。
トレチノインの肌の再生作用とハイドロキノンのシミ抑制作用の相乗効果でシミを効果的に薄くできるとされています。
ハイドロキノンは肌の漂白剤といわれているように、強い美白作用があります。その強い作用により、使用時に皮膚症状などの副作用が生じることがあります。医師の指示に従いながら、ハイドロキノンによるシミ治療を受けましょう。
市販で買えるおすすめハイドロキノンクリームも合わせて紹介します。
シミ、くすみの気になる方に。
角質ケア成分(AHA:グリコール酸、BHA:サリチル酸)、美白成分ハイドロキノン配合。
ツヤのあるみずみずしい素肌へと導きます。
トレチノインとハイドロキノンの併用薬でも、それぞれの製品に特徴があるのでよく理解し、自分に合った製品を用法容量を守って使いましょう。
トレチノインは紫外線を吸収するので、皮膚を守る作用もあります。
ハイドロキノンは、酸素や熱で性質が変わりやすくなるので、密封した状態で冷蔵庫に保存した方がよいです。
使用期限は必ず守り、使用期限内でも色が変わったりした場合には使用しないようにしましょう。
保管状態が悪く、性質が変わってしまうと、皮膚への刺激が出やすくなります。
有効成分であるトレチノインには、胎児の催奇形性のリスクを高める副作用があるとされているため、妊娠中の方や妊娠を希望している方の使用は禁忌となります。
トレチノインとハイドロキノンを使用する前に注意すべきポイントは以下のようなものです。
トレチノインによる治療は、医院で処方された薬剤を患者様自身に使っていただくことになります。トレチノインの使用期間中は、以下のことに気を付けてください。
トレチノインやハイドロキノンは、市販薬を入手することも可能です。
1%以下の製品は皮膚への刺激も少なく、はじめて使う人におすすめです。1〜2%のものは、より効果が期待できる反面、刺激を感じるケースもあるので気を付けましょう。はじめて使用する前にパッチテストをしてからの使うのがおすすめです。
ハイドロキノンを重ね塗りしたり、漫然と使用することは避けた方がよいです。
肌に負担をかけやすい紫外線“吸収剤”が含まれていません(ノンケミカル)。
ノンケミカルなので、アトピー性皮膚炎、乾燥肌、敏感肌の方でも安心です。
通常、ノンケミカルの日やけ止めの製品は、その性質により白浮きしやすいのが難点なのですが、アクセーヌが開発した独自の大小2種類の紫外線“散乱剤”「高密着UVカットパウダー」により、ノンケミカルなのに白浮きしにくくなっています。
実際に使用してみると、白浮きせず、伸びがよく、これでノンケミカルなの?と驚きです。
トレチノインやハイドロキノンは、シミの治療薬として代表的な外用薬です。
ハイドロキノン配合のクリームは、製品によって配合率が異なる点に注意しましょう。日本で販売されている化粧品のハイドロキノンは、2%以下の濃度のものが販売されています。
ハイドロキノンは皮膚科でも治療薬として処方されるほどの効果をもっています。
ハイドロキノンは強力にシミに作用する塗り薬の1つです。ただし前述した通り、広範囲につけすぎたり、長期間つけすぎたりすると、色素沈着や白斑症などの副反応の可能性が高くなります。
トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。
また、塗り薬のハイドロキノンの35~45%は皮膚から吸収されるといわれているので妊娠中は使用を避けた方がよいと考えられています。
皮膚の赤みやピリピリとした痛みなど、皮膚の異常を感じたらすぐに医師に相談するようにしましょう。
カプセル化したビタミンA・C・E が入っており、時間をかけて皮膚に放出されます
約2ヶ月の治療で、このようにキレイになりました。まだ、薄くは残っていますが、何年も悩み続けていたシミが、第一段階で、これだけ薄くなりました。
肝斑(かんぱん)と呼ばれるシミは、
(1)トレチノイン治療(ビタミンC、トレチノイン+ハイドロキノン)
(2)レーザートーニング
(3)内服治療(トラネキサム酸・シナール・ユベラ)
(4)トラネキサム酸&ビタミンC誘導体のイオン導入
などの組み合わせで、約2ヶ月くらいで、これくらいキレイになります。
トレチノイン治療は、御自宅で、自分で塗る治療になります。2週間ごとの検診で、お肌の状態はチェックさせていただきますが、とても人気の治療です。ご希望の方は、お問い合わせくださいませ。
気になる部分へのスポットケアにぴったりな、高濃度5%のハイドロキノンクリームです。
ハイドロキノンを使用する際、ピーリングなどの皮膚施術を受けることで、肌の表面が整えられ、ハイドロキノンがより浸透することが期待できます。
紫外線を浴びた夜のダメージケアにぴったりな、純ハイドロキノン5%配合クリーム。
また、トレチノインも光や熱、湿気、空気などに弱く、劣化しやすいといわれています。
トレチノインも冷蔵庫や引き出しなどに保管するようにしましょう。
製品によっては、常温保存できるものもあるので、保存方法を確認するようにしてください。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
ハイドロキノンは市販薬や海外で個人輸入できるものもあります。ただし、安(はこちら)
市販品のハイドロキノンクリーム選びで抑えておきたい3つのポイントを紹介します。
商品を購入すると、商品代金の3%分のポイントが付与されます。
ポイントは、次回以降のご購入時に1ポイント=1円としてご利用いただけます。
一般的なハイドロキノン商品と違い、純粋なハイドロキノンだけを5%も配合
治療中は肌が外部刺激に対して敏感になりやすくなります。日焼け止めなどによる紫外線対策と肌の保湿をしっかり行うようにしましょう。肌に塗るスキンケア用品等は刺激が少ないものを選ぶのがおすすめです。トレチノインによる治療期間中もメイクが可能です。
ハイドロキノン化粧品のおすすめランキングを詳しく知りたい方はこちらをチェック♩
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の肌色タイプの日焼け止めジェルクリームです。
ノンパラベン、無香料、無鉱物油、合成着色料フリー、アルコールフリーで肌ストレスからお肌を守ります。
紫外線だけでなく、花粉・煙・アレルギー物質・ホコリ・PM2.5などの刺激からもお肌を守ります。
敏感肌やダメージを受けた肌の方にもおすすめです。
保湿成分配合:スクワラン・セラミド・ヒアルロン酸・グリセリン
肌荒れ予防成分配合:グリチルリチン酸2k
美肌エキス配合:ヒメフウロエキス・イザヨイバラエキス・マグワ根皮エキス
散乱剤特有のきしみ感がなく、軽い使用感と白浮きのない仕上がりで、自然な透明感でトーンアップさせます。
小鼻や額のテカリや化粧崩れを防ぎ、毛穴を目立ちにくくさせます。
べたつき・負担感・被膜感を軽減し、滑らかな使い心地です。
化粧下地としても、全身にもご使用頂けます。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の肌色タイプの日焼け止めジェルクリームです。
ノンパラベン、無香料、無鉱物油、合成着色料フリー、アルコールフリーで肌ストレスからお肌を守ります。
紫外線だけでなく、花粉・煙・アレルギー物質・ホコリ・PM2.5などの刺激からもお肌を守ります。
ブルーライト84%カット(可視光線透過率テスト済)
敏感肌やダメージを受けた肌の方にもおすすめです。
保湿成分配合:スクワラン・セラミド・ヒアルロン酸・グリセリン
肌荒れ予防成分配合:グリチルリチン酸2k
美肌エキス配合:ヒメフウロエキス・イザヨイバラエキス・マグワ根皮エキス
散乱剤特有のきしみ感がなく、軽い使用感と白浮きのない仕上がりで、自然な透明感でトーンアップさせます。
小鼻や額のテカリや化粧崩れを防ぎ、毛穴を目立ちにくくさせます。
べたつき・負担感・被膜感を軽減し、滑らかな使い心地です。
化粧下地としても、全身にもご使用頂けます。
ハイドロキノンを試したい方は、クリニックで処方を受けることを推奨します。
妊婦に対してはトレチノインの外用薬治療の安全性は立証されておりませんので、妊婦及び出産計画のある方はトレチノインのご使用は避けてください。