ミノキシジルの外用薬の場合でも初期脱毛は起こる可能性はあります。
クリニックでの治療効果を高めるためには、内服薬や外用薬の使用も効果的です。
目的に合わせた処方薬を考えることで、ダイエット、薄毛治療、美白、ニキビなど様々な悩みに対応できます。
医療機関で内服薬・外用薬の処方を受けるメリットは、医師の診察を受けた上で薬を処方してもらえることです。
その人それぞれの体質や状況に応じた処方を受けることができます。
現在受けている美容施術の効果を高めたい方、医薬品を使った治療を受けたい方におすすめです。
当院で処方しているザガーロ錠は、抜け毛予防に効果的といわれている「デュタステリド」を主成分とするAGA治療薬です。
デュタステリドには抜け毛増加の原因となる男性ホルモン(DHT)の働きを抑え、抜け毛を減らす効果が期待できます。
そこでこの記事では、デュタステリドの効果について解説していきます。
男性型脱毛症(AGA)治療薬「デュタステリド」の効果について
AGAは、Androgenic Alopeciaの略語で、日本語では「男性型脱毛症」という病名です。
思春期以降に発症する脱毛症で、前頭部から頭頂部にかけて徐々に軟毛化がみられます。通常なら2~6年ほどの毛周期(ヘアサイクル)が短縮し、本来より早いタイミングで毛が抜けてしまうことで起こります。
ここでは、そんなデュタステリドについて期待できる効果や期間を見ていきましょう。
AGAとは「男性型脱毛症」のことで、「Androgenetic Alopecia」を略したものです。前頭部と頭頂部から毛髪が薄くなっていくことが主な特徴で、男性ホルモンおよび遺伝的要因が大きく関わっている脱毛症です。
AGAはAndrogenetic Alopeciaの略で、男性ホルモン型脱毛症を意味します。遺伝的要因や生活習慣の影響で、頭頂部や生え際から脱毛が進行します。一旦発症すると治療をせずに進行を抑えるのは困難であり、男性の場合、20代〜30代でも約30%、生涯に至っては約60%の方は発症するとされる、頻度が高い疾患です。
治療は早ければ早いほど改善が期待できる事が知られていますので、早期の治療が推奨されます。
これらとデュタステリドでは効果にどのような違いがあるのかを説明いたします。
治療開始から3週間ほどで初期脱毛を認め、治療開始から1ヶ月半頃には抜け毛も落ち着きました。
2ヶ月半頃には、頭頂部と前頭部に産毛を認め、お写真での変化を感じてきました。
デュタステリド(先発品薬剤名:ザガーロ)は、髪の成長を阻害する酵素、5α還元酵素の1型と2型を両方とも阻害するため、フィナステリド(先発品薬剤名:プロペシア)よりも強いDHT(ジヒドロテストステロン)の抑制効果を発揮します。発毛効果はフィナステリドの1.6倍、毛髪の太さは1.45倍というデータが出ています。
デュタステリドは発毛効果が期待できるAGA治療薬として注目されています。
まず、髪のハリやコシがなくなっていき、産毛のような弱々しい毛に置き換わって、その後、徐々に脱毛し始めます。AGAは思春期以降に始まり、進行性であるため、一度発症してしまうと自然に治ることはありません。治療せずに放置していると、脱毛は進んでいきます。
AGA(男性型脱毛症)の治療薬、デュタステリドを処方できるようになりました。デュタステリドは先発品であるザガーロの後発品であり、薬剤費はザガーロより安価になります。ご希望の方は直接ご来院ください。
これらの原因による薄毛に対しては、デュタステリドは効果を発揮しません。
AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成するために必要な5α還元酵素を阻害することで、抜け毛を減少させます。
脱毛抑制薬にはフィナステリド、デュタステリドの2種類があり、いずれかを1日1回1錠内服します。
デュタステリドは副作用が少なく、AGAの改善に効果のある治療薬です。
5α還元酵素には、Ⅰ型とⅡ型の2種類の酵素があります。
Ⅱ型還元酵素は主に後頭部の脱毛に関与しますが、前頭部の脱毛にはⅡ型に加えⅠ型の5α還元酵素も関与すると言われています。
プロペシア®(フィナステリド)はⅡ型5α還元酵素のみを抑制しますが、デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型ともに5α還元酵素の働きを抑制することで、より高い効果を発揮します。
デュタステリドの効果を引き出すためには、いくつかのポイントがあります。
AGA治療薬ザガーロと同一成分のお薬の後発医薬品(デュタステリド)に関してのお知らせです。価格を改定し、よりお求めやすくなりました(1ヶ月分:6500円 → 1ヶ月分:5500円)。
デュタステリドの効果を期待するためには、継続的に服用しないといけません。
写真でみると効果を実感できるのですが、まだ変化してきていると実感を持たれていませんでした。
産毛ではありますので触った感じのボリューム感は乏しいです。
ですが、これからさらに1本1本の毛が太くなっていくことにより、患者様ご自身も触った時の変化を実感でき、効果を実感していかれると思われます。
デュタステリドは、頭頂部だけでなく生え際の抜け毛にも効果が期待できます。
当院では、ザガーロ®のジェネリック薬であるデュタステリドを処方しております。
自費診療となります。
このお薬による治療では、脱毛部分に、太く長い毛の本数が増えるといった発毛効果が期待できます。
通常、効果を実感できるまで通常 6ヵ月〜1年間ほどかかります。
服用をやめると再びDHTが増加しAGAが進行してしまいますので、長期継続して服用いただくことをおすすめしております。
デュタステリドは最大60日分での処方が可能です。
お薬の料金はとなります。
また、初診料として1,000円、再診料として500円を別途いただいております。
(いずれも税込みの料金となります。)
発毛効果なし?デュタステリドを服用して効果を実感するまでの期間
AGA治療を検討されている方の中には、初期脱毛について気になっている方が多いかと思います。
「AGA治療で初期脱毛ってよく聞くけど、どういう症状なんだろう・・・」
「ミノキシジルを使うと初期脱毛が起こるって本当なのかな・・・」
「フィナステリドでも初期脱毛は起こるのかな・・・」
そこで、本記事では初期脱毛について徹底解説。どの薬剤で起こるかや、どれぐらいの期間で起こるのか等、詳しく解説していきます。
デュタステリドを6ヶ月以上服用すると、PSA値が半分の値まで下がることから、2倍の数値で考えなければ正しい判定ができないためです。 ..
男性ホルモンのテストステロンが変換されたジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンが関係するとされます。治療薬はテストステロンからDHTへ変換する酵素を阻害し、脱毛を抑制します。
治療はフィナステリド(プロペシア)を内服します。効果が少ない場合はデュタステリド(ザガーロ)を用いることがあります。
ミノキシジル5mg +デュタステリド0.5mg(1ヶ月), 11,000円
今までフィナステリドを使われていた方も変更することにより、さらなる効果が期待できます。開始したら6ヶ月以上は内服を継続することをお勧めします。なお、デュタステリドを0.5mg以上多く服用しても効果が増幅されることはありません。
デュタステリドの効果と気になる副作用とは?服用時の注意点を解説
AGAの治療を開始してから少し経つと、少し抜け毛が増えたように感じる場合があります。これを「初期脱毛」と言います。
AGA治療薬として国内承認されている”デュタステリド”主成分の抜け毛抑制剤です。 ..
フィナステリドがプロペシアの有効成分として知られていて、日本皮膚科学会でも男性向け、女性向けの脱毛症診療において、推奨度Aという最高ランクの判定を得ています。プロペシア登場以来、数多くの治療実績があり、発売当初から現在に至るまで、AGAに対してもっとも有効な治療方法となっています。
治療開始から3週間ほどで初期脱毛を認め、治療開始から1ヶ月半頃には抜け毛も落ち着きました。 ..
デュタステリドにはAGAの原因を抑制して薄毛の進行を止める役割があり、日本皮膚科学会でも内服を推奨している治療薬です。効果実感までの期間は3ヶ月から6ヶ月が目安とされているため、服用を始めたら毎日継続することが必要になります。
脱毛予防として有名なフィナステリド・デュタステリドですが、効果としてはデュタステリドの方が高いです。 ..
このジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞と結合すると毛母細胞の分裂を抑制する指示が出され、毛髪の成長期が抑制されます。毛髪には抜けてはまた生える周期(ヘアサイクル)があります。そのサイクルの中で、成長期が短くなり、長く太い毛髪に成長する前に細く短い毛に生え変わることで、薄毛が進行し、最終的には脱毛するようになります。
デュタステリド(ザガーロのジェネリック), 30日分, 5,500円
内服薬のフィナステリドやデュタステリドといった5α還元酵素阻害薬は、男性ホルモン(テストステロン)が、AGAの原因となるジヒドロテストステロンへの変化を抑えることで、毛髪が成長途中で抜け落ちてしまうことを防ぎ、正常な発毛サイクルへと近づけます。また、外用薬(塗り薬)は、ミノキジルを主成分として配合しているものについては、医学的に有効性が確認されており、内服薬との併用も可能です。
デュタステリドカプセル0.5mgZA「明治」(国内正規後発品) 0.5mg 1箱 30錠(1ヶ月分), 5,600円(税込)
フィナステリド、デュタステリドともに副作用は、性欲減退、勃起不全、検査値異常(肝機能障害など)で、いずれも数%以下です。服薬中に何かいつもと違うことがあれば(疲れやすくなった、など)、医師に早めにご相談ください。
内服中に避妊すべきかどうかは分かっていませんが、フィナステリド内服中止後1ヶ月間、デュタステリド内服中止後6ヶ月間でほぼ精液への移行がなくなるとされます。