ハイドロキノン・トレチノインなどの外用やビタミンCの内服などが有効です。


シミにはいろいろ種類があり、できる原因にもさまざまなものがあります。
シミの種類によって、治療法を使い分けなければ、かえってしみが濃くなってしまう場合もありますし、日常生活の改善や、スキンケア等で、予防や改善ができることもあります。
技量のない医師では、シミの種類の判断を間違えてしまうこともありますので、シミに治療については、長年の治療経験があるコムロ美容外科までお気軽にご相談ください。
同じ場所に、何種類ものシミが混在するときは、一撃で治療を完了させるのは困難です。
安全に様子を見ながら、何種類かの治療方法を順序だてて、あるいは、同時に行っていく必要があります。


皮膚科で処方されたトレチノインとハイドロキノンを使いはじめて9日になります。

いずれも、起こる可能性は否定できません。
レーザーでも、トレチノイン療法でも、治療で消失するのは、メラニン色素を含む表皮細胞であって、メラニンを作る細胞(メラノサイト)ではありません。

治療を開始したら、まず1週間後に一度受診してください。その後は2週間に1度程度の診察が望ましいです。はじめの1ヶ月間は特に大切な時期です。薬の効き方には個人差があり、個別に反応を見ながらの治療になりますので、定期的に診察が受けられる時期に始められる様お奨めいたします。

トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)

トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)の誘導体で、ビタミンAの50-100倍の生理活性を有しています。
トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではシワ・ニキビの治療医薬品としてFDAに認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。
使用開始後に皮剥けが起こりますが、トレチノインは角質をはがす作用があるため、シミ・ニキビ治療に大変効果的です。
また薬の効き方には個人差があり、個別に反応を見ながらの治療になりますので、診察時の説明を参考にしてください。


トレチノインを、しみの部分からはみ出さないように綿棒で薄く丁寧に塗り、乾かします(1.2分)。※夜に1回シミのある箇所に塗る方法が一般的です。
※赤みが強かったり、痛みがある場合は、1日置きにしたり、1回に塗る量を減らして下さい。

これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。

治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。

. 治療は、前半の漂白していく治療期間(2~8週間)と後半の炎症を冷ましていく期間(2~8週間)に分かれます。使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり、垢のように皮膚がぽろぽろむけてきます。その後、徐々に赤みが増してきますが、シミは薄くなってきます。始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。治療中は、必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。シミの治療期間の目安は4~12週間です。シミが満足できるところまで薄くなった時点でトレチノインゲルを中止し、ハイドロキノンの外用を続けていただきます。トレチノインゲル外用中および外用中止後2~4週ほどの間は赤みが続きます。

使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。

ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。

こうした原因で表皮が炎症を起こした後、炎症部位に浸潤した白血球、マクロファージや肥満細胞からは、サイトカイン、ケモカイン、プロスタノイド、活性酸素といった「炎症メディエーター」と呼ばれる生理活性物質が放出されます。


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トレチノインを塗ると、その部分の細胞が活発となり、ターンオーバーのサイクルが短縮されます。
こうして新しい皮膚が形成され、徐々にシミやシワなどを目立たなくするため、美白対策にとても有効なクリームです。

ハイドロキノンは、塗るだけで気軽にシミを治療することができます。

加齢性色素斑(老人性色素斑)は、40代以上によくみられるシミと一種です。日焼けをよくされている方の場合、早ければ20代後半から目立ってくる場合があります。
シミがあると老けて見られることもあるため、シミの予防をしっかり行い、できてしまったら、大きくなる前に早く治療しましょう。

トレチノインは表皮メラニンの排出を早め、ハイドロキノンは生産を抑える.

毛髪が減少する原因は多岐にわたりますので、その症状にあった治療法を提案いたします。

トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。

既に存在するしみは、トレチノイン軟膏とハイドロキノン軟膏による治療で、メラニン色素の少ない、綺麗な新しい皮膚に生まれ変わります。同時に皮膚の透明感や張りと潤いを回復する美的効果も期待できます。

トレチノインは連続使用により、徐々に効果が減弱する特徴を有する.

東大医学部の吉村浩太郎講師が日本で最初にこの治療を始め、軟膏の精製法やシミ治療の方法論を確立しました。トレチノインは本来脂溶性のものですが、これをあえて水溶性のゲルに強制的に溶かし、皮膚に塗ってやることで皮膚上で濃度が高まり通常のクリーム基材のものより効果が高いのです。皮膚の色は多くは表皮にあるメラニンという色素の量で決まってきます。このメラニンは基底層にある確率で存在するメラニンを産生する細胞、メラノサイトが定期的に生みだすのですが、黒人・白人間でもメラノサイトの量はあまり差がなく、産生されるメラニンの量が圧倒的に違い、色の差となって現れるとされています。表在性のシミは何らかの形でこのメラニンが表皮・角質にたまってしまったり、メラノサイトが何かの影響で活性化されてメラニン産生を増やすために起こるわけです。トレチノインはビタミンAの仲間で、外用剤として皮膚に塗ると、皮膚表皮の一番奥にある基底層の細胞に働いて、この分裂を活発にします。

シミ、しわ、ニキビ痕に高い効果の塗り薬です。 トレチノイン・ハイドロキノン療法はシミをとる方法のひとつで、美白効果もあります。

シワ治療に使用するトレチノインは別途容易していますので、御相談下さい。

肌再生効果のあるトレチノインと、強力な漂白作用のあるハイドロキノンで、肌を活性化し、にきび、しみ、しわなどを改善する治療方法です。

この結果、通常28日といわれている表皮の入れ替わる周期を最短半分ぐらいにまで早めることができます。ここでハイドロキノンなどの漂白剤を併用し、メラノサイトにこれ以上メラニンを作るなという指令を同時に与えてやることにより、通常の老人性の色素斑(あまりに角質が厚かったり手や足のものはまずはレーザーでこの角質を飛ばしてやる必要があるときがあります)や、ソバカス、扁平母斑、肝斑など皮膚表皮の表在性疾患ではシミを取り去る、薄くするということができるわけです(肝斑などはホルモンの影響によりメラノサイトが常に活性化されている状態ですから、レーザー・フォトフェイシャルなんかをうってしまうと、強い光の刺激でさらにメラノサイトが活性化されメラニンを産生して逆に悪化してしまいます。このため肝斑はこのトレチノインの治療が基本となります)。ですから、日焼けや、単に色を白くしたい人、なんとなくくすみを取りたい人、乳輪の黒ずみ(これも表皮のメラニンが色の原因)を薄くしたい人にも向いています。ただ、強制的に代謝を早めてメラニンの排出を促しますので、治療を開始してから数日から一週間ぐらいの時に少し炎症を起こして赤くなったり、皮がぽろぽろとむけたりといった状態になります。

トレチノイン・ハイドロキノン治療(ゼオスキン セラピューティックプログラム) ..

他院でレーザー治療を約5年間にわたり、毎月レーザートーニングをし続けて、炎症後色素沈着でお肌が真っ黒になってしまった50代の女性です。
両頬と額の色素沈着で真っ黒になってしまった状態です。
トラネキサム酸の内服をはじめ、トレチノインとハイドロキノンを濃度を変えながら治療行いました。
患者さまご自身も、とても真面目にしっかり治療して下さり、2ヶ月目からどんどんキレイになり、約5ヶ月でここまでキレイになりました。
まだ色素沈着はありますので、様子を見ながら治療は続けて行きますが、かなり色素沈着が取れてキレイになりました。

トレチノイン/ハイドロキノン/ホームケア化粧品薄いシミや肝斑、くすみ、ザラつき、ニキビの改善。 ..

最近、女性雑誌などで、毛穴や小じわの改善にもトレチノインが有効との記事が多くみられます。しみ治療に使っているトレチノインはしわ治療に用いられているより数倍濃い濃度で、新鮮なものです。しみ治療を行ったかたは副反応としてしわや毛穴も改善したとおっしゃいます。
しみがなくてしわのみの改善のためにトレチノインを使いたい方はそのようにお申し出下さい。適宜、使い方を指導致します。

ヤグレーザー&トレチノインによるシミ美肌治療 その3 ダウンタイム

しかし、医師の指示に従わずにハイドロキノンを長期間続けて塗布してしまったことで、逆に肌が黒くなってしまう「組織黒変症(Ochronosis」になってしまうことが、欧米で問題になっています。

吉祥寺・美夏クリニック【しみの治療 ブログ記事から トレチノイン

トレチノイン治療の経験を重ねるごとに、炎症が出るまでの日数や、炎症のコントロールの仕方など、だんだんと按配がわかってきますので、治療はやりやすくなってきます。

皮膚科で処方されたトレチノインとハイドロキノンを使いはじめて9日になります。 ..

ハイドロキノンはヒドロキノンを主成分とした、高い美白効果が期待できるお薬です。お肌が紫外線ダメージを受けると色素細胞がメラニン顆粒を生成し、これがシミのもとになりますが、ハイドロキノンはメラニンを生成に必要な酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制することで美白効果が得られます。「ナノキューブ」配合により浸透・吸収が促進され、一般の製品より高い効果が期待できます。

また、ハイドロキノンと併用することの多いトレチノインも使っている場合には、皮膚の赤みの原因がどちらによるものか判断が難しいこともあります。

こちらの方は、トレチノイン&ハイドロキノン外用のみで治療した方です。
だいたい3ヶ月ぐらいを目安に治療していきます。
治療中は、ほんのり赤ら顔になって、カサカサ皮がむけて乾燥します。
その間は、メイクのノリも悪くなりテンションが少し下がりますが、それを乗り越えると、シミなどが薄くなって、さらに肌がツヤツヤになり、毛穴も閉じていきます。また、小ジワがうすくなることもあります。
月1回フォトフェイシャルM22、トリニティプラスを照射しつつ(外用内服とは皮膚への作用がちがうので)、ご自宅でのケアとして塗り薬や飲み薬をすると、より早くより細部まで美肌になれるので、お肌の状態によっては、クリニックでのお手入れも併せて行っていくと良いです。

トレチノイン治療| 自由が丘駅徒歩2分 | 美容皮膚科女医・皮膚科専門医

逆に多少この症状が出ないと色素が出て行かないので、多少辛いのですが、日焼け止めをしっかりと使っていただきお化粧で赤み等をごまかしてください。トレチノインは2ヶ月治療をして1ヶ月休むという3ヶ月が一クールとして治療の目安ですが、シミにより、これを繰り返したり途中でレーザーの力を借りて治療を進めていきます。トレチノイン治療中は反応が弱すぎれば効果がないので、濃い濃度のものに変えないといけませんし、強すぎたり自己判断で急にやめたりすると、逆に先ほどのメラノサイトを活性化して色がついてしまうことがありますので、特に初めの2ヶ月は2週間に一度の通院がとても重要です。料金は範囲が狭ければこの一クールで4~5万円(初めに初診料・薬代に3万円がかかります)、範囲が広く、保湿などをよりしっかりしたほうが良いと判断される場合には7~8万円(初めに初診料・薬代に4~5万円)かかります。