③10~15分後、ハイドロキノンをトレチノインよりも広範囲に塗布します。
メラニンを外に押し出す作用のあるトレチノインというもう一つの美白効果のある塗り薬と併用することで、さらに効果を上げられます。レーザーで治療する場合にも、アフターケアとしてハイドロキノン、トレチノインのぬり薬併用で効果を上げることが可能です。ほかにもアゼライン酸、トラネキサム酸といった各種のメラニン産生を抑える成分と併用ができます。
スキンケア→トレチノイン→ハイドロキノンの順番で塗布しましょう。
トレチノインは、下記のような効果があります。
○シミを薄くする
○古い角質を剥がす
○真皮内でコラーゲンやエラスチンの分泌を高める
このことにより、皮膚にハリが生まれたり、小ジワを改善する効果が得られます。
皮膚がターンオーバーをするまで約4週間ほどかかるといわれていますが、トレチノインを使用した場合、約2週間で表皮が置き換えられると言われています。
また、皮脂腺の働きを鈍らせて皮脂の分泌を抑えることにより、ニキビの改善に対する効果も期待できます。
ハイドロキノン・トレチノイン療法は、東京大学の形成外科医が開発した塗り薬によるシミ治療法です。トレチノインは皮脂の分泌を抑え、ニキビ・シミ・シワ・オイリー肌・ミックス肌を改善。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
レーザーフェイシャルはお顔全体にレーザーを照射して肌にハリを与え、若々しさを取り戻す治療です。肌のハリはコラーゲンが大きく関係しており、レーザーフェイシャルは線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。
当院で採用しているレーザー機器「Gentle Max Pro Plus」で用いるロングパルスアレキサンドライトレーザーは、黒や茶色のメラニン色素のみに選択的にレーザーが吸収される特徴があります。そのため、繰り返し照射することで、しみやそばかすが徐々に薄くする効果が期待できます。
また、毛根に存在するメラニンを破壊することで脱毛効果も期待でき、顔のうぶ毛なども減少し、肌のトーンも改善することができます。
さらにお顔全体に照射することで肌がきめ細かくなり、くすみなども取り除かれるため、アンチエイジング効果も期待できる治療です。
施術後は肌に栄養を与えるためにビタミンCのイオン導入を行うとより効果的です。
ハイドロキノンはとても酸化しやすいため、常温に置くとすぐに効力を失ってしまいます。必ず冷蔵庫で保管してください。
そのため、ハイドロキノンクリームは以下の保管方法を心がけましょう。
トレチノン、ハイドロキノンの効果をしっかりと出しつつ、副作用を防ぐには、適切な使用方法と、知識が必要です。当院では、トレチノンとハイドロキノンを処方するだけではなく、使用方法を説明させていただきます。
ハイドロキノンにアレルギーをお持ちの方はご使用になれません。
妊婦に対してはトレチノインの外用薬治療の安全性は立証されておりませんので、妊婦及び出産計画のある方はトレチノインのご使用は避けてください。
ハイドロキノンクリームは一般の薬剤に比べて安定性が悪いため、暖かい場所での保管を避け、
ハイドロキノンの治療を始めたころは、皮膚に「赤み」が発症したり、「ヒリヒリした感覚」を覚えることがあります。ハイドロキノンの刺激によって炎症が起こっている状態です。
これらの症状がでた場合は、ハイドロキノンの塗布回数を減らすか、使用を中止するようにしてください。それでも症状が引かない場合は、皮膚科医の診察を受けていただくようにしてください。
治療を開始したら、まず1週間後に一度受診してください。その後は2週間に1度程度の診察が望ましいです。はじめの1ヶ月間は特に大切な時期です。薬の効き方には個人差があり、個別に反応を見ながらの治療になりますので、定期的に診察が受けられる時期に始められる様お奨めいたします。
高温や光で劣化しやすく保存が難しいとされていたトレチノインをナノサイズの ..
夜のスキンケア後に患部にだけトレチノインを薄く塗布します。
ハイドロキノンと併用の場合はその後ハイドロキノンをトレチノインよりやや広めにあまり白くならない程度に塗布します。
保管方法は温かい場所での保管を避け、冷暗所(冷蔵庫)での保管してください。 ハイドロキノンとトレチノインの併用
毛髪が減少する原因は多岐にわたりますので、その症状にあった治療法を提案いたします。
保管方法冷凍庫で保管してください。 トレチノイン院内製剤の料金
肌再生効果のあるトレチノインと、強力な漂白作用のあるハイドロキノンで、肌を活性化し、にきび、しみ、しわなどを改善する治療方法です。美白効果のあるビタミンCローションを組み合わせるとさらに効果的です。
・トレチノイン、ハイドロキノンは冷蔵庫で必ず保存してください。 ・顔の部分によって反応に差があります。 ..
ハイドロキノンは強力なメラニン抑制作用のある美白剤です。この美白剤には、メラニン色素の生成を抑える効果があり、さらにはメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の数を少なくする作用があります。これからできるシミを予防し、さらに現在あるシミを薄くする働きもあります。そのため、一般的な美白剤として広く使用されてきました。しかし、医薬部外品で使用されるこれらの成分は、その濃度に限界があり市販の美白製品だけではなかなか目に見える効果は望めません。クリニックで処方するハイドロキノンの美白効果は、毎日継続して使用することにより徐々に効果が表れます。
必ず冷蔵庫に保管して下さい。 朝使用する場合日焼け止め使用して下さい。 妊娠、授乳中はご使用いただけません。 ハイドロキノンとは.
肝斑や炎症後色素沈着に対して有効で、特に肝斑治療の第一選択薬になります。
本来は、抗炎症剤や止血剤として使用される薬ですが、トラネキサム酸を飲んでいると肝斑が改善する人が多いことがわかり、現在では肝斑の薬としても使用されています。
老人性色素斑に対する効果はありませんが、メラニン沈着を抑える効果と副作用の少なさから、レーザー治療や光線治療に際して治療前・後に併用するとレーザーによる色素沈着が抑えられ治療がスムーズになることが期待できます。
トラネキサム酸の効能に止血作用があるため副作用として血栓形成が心配されますが、すでに血栓ができている人において血栓が器質化する心配はあっても、新しい血栓ができやすくなることはありません。
トランサミンをシミに処方する場合は全て自費診療になります。
トラサミンは保険薬ですが肝斑やシミの治療としての保険適応はなく、またシミ治療は美容目的とされるため、保険を使ってトランサミンを処方することは健康保険の不正請求になります。(つまり保険でトランサミンを処方してくれる医療機関がけっして親切なわけではなく、私たちの保険料を騙し取る詐欺行為をしていることになります。)
トレチノイン、ハイドロキノン療法のダウンタイムが気になる方; 顔だけでなく首 ..
メラニン合成を抑える美白剤としては最も強力な作用を持っています。
肝斑の治療や炎症後色素沈着の予防・治療に効果があります。
ハイドロキノン単独で老人性色素斑を消失させる効果はありません。
当院ではレーザー治療後の色素沈着予防として使用しています。
日本では薬として認可されておらず、もっぱら美白化粧品の成分として配合されていますが、化粧品の含有量程度では美白剤としての効果に疑問があります。
医療機関では4~5%程度の濃度のものを使用していることが一般的です。
当院では5%濃度の軟膏を処方しています。
ハイドロキノンには少し刺激性があるので、人によっては軽いピリピリ感を感じることがあります。
分解されやすい薬なので、通常は冷蔵庫保存し2~3ヶ月くらいで使い切ります。
ハイドロキノンの副作用として最も問題になるのはかぶれです。
塗った部分に赤みや痒みを生じる場合は、使用を中止して下さい。
特に使用方法と保管期間への配慮が重要です。 トレチノインと併用する際の注意点
毛髪が減少する原因は多岐にわたりますので、その症状にあった治療法を提案いたします。
3.正しく保管する. ハイドロキノンは、酸素や熱で性質が変わりやすくなるので、密封した状態で冷蔵庫に保存した方がよいです。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、皮膚に対して非常に強い作用を有しています。
メラニンに対する作用はありませんが、使用を続けていると表皮のターンオーバーが早くなり炎症を生じます。
その結果表皮内のメラニンを排出することが可能になります。
トレチノイン治療に最も適したシミは炎症後色素沈着と肝斑で、特に炎症後色素沈着にはよく効きます。
炎症後色素沈着や肝斑では、比較的弱い反応で色素が除去できることが多く、トレチノインで効果を出しやすいシミといえます。
しかし、トレチノイン自体が炎症を起こす原因となるので炎症後色素沈着や肝斑を悪化させるリスクを秘めていて、トレチノイン使用時は原則ハイドロキノンを併用します。
ハイドロキノンと違い、トレチノインによって老人性色素斑の治療が可能ですが、トレチノインをかなり強く作用させないと除去できないので、皮膚の発赤やヒリヒリ感をひどく起こします。
真皮内のメラニンや盛り上がりのあるシミはトレチノインでは除去できません。
少なくとも老人性色素斑に対する効果の面でトレチノイン治療がQスイッチレーザーを上回ることはありません。
そばかす治療にトレチノインは全く不向きです。
トレチノインに対する反応には個人差が大きく、反応が弱い場合は効果も出にくくなります。
妊娠中もしくは妊娠を望んでいる人には処方できません。
洗顔後、化粧水→美容液(→トレチノイン)→乳液・ジェル・クリーム等→ハイドロキノンの順です。 ..
トレチノインを使用すると古い角質が排出され、皮がむけます。新しい皮膚ができあがるまで皮膚が薄くなって皮膚が赤くなり、ピリピリとした刺激感を感じることがあります。治療効果が出ている証拠ですが、違和感が強い場合は、肌の調子を見ながら数日おきに使用してください。
しみ取り軟膏は不安定で熱や光に弱いので冷蔵庫で保管し、1か月で作り替えが ..
トレチノインはビタミンAの一種で、シミやシワなどお肌のトラブルを改善する働きがあります。
食品から摂取するビタミンAよりもはるかに効果的で、誰でも血液中にごく微量流れているためアレルギー反応が起きないお薬です。
全国の皮膚科で取り扱われているため、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?長年にわたりシミやシワの改善に多く使われてきているため、安全性も確かといえます。当院では国産のトレチノイン原末・クリームを使用し、院内製剤を処方しています。レーザー治療のようにダウンタイムも不要で、お値段もお安く、普段のスキンケアの一環としてお試しいただけます。
トレチノインは光や酸素と反応して劣化します。必ず冷蔵庫で保管してください。 シミの部分にだけ使用してください
当院でしみなどの色素性疾患に用いる主な外用薬はトレチノインとハイドロキノンです。ハイドロキノンはメラニンの産生抑制による肌の美白効能がありますが、現在あるメラニンを排出するにはトレチノインによる表皮ターンオーバー促進効果が必要になります。そのため通常はトレチノインとハイドロキノンを併用する治療をおこなって行くことが多くなります。
当院では、しみやにきびの治療薬として使用され、表皮角化細胞のターンオーバーを促進させるトレチノインとハイドロキノンを併用。 ..
トレチノインは光や酸素と反応して劣化します。必ず冷蔵庫で保管してください。
ハイドロキノンクリームは一般の薬剤に比べ、安定性が悪いため、必ず冷蔵庫で保管ください。 試用期限は処方後3ヶ月程度です。
ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。