4)体重35kg以上45kg未満:1.4g(プランルカスト水和物として140mg)
例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じグループAのタリオンやビラノアに変えるよりも、グループ Bのルパフィンやグループ Cのザイザルなどに変更する方がより効果の違いを感じることができる可能性があります。
薬の飲み合わせなのですが、プランルカストカプセル・フェキソフェナジンと、エチゾラムの飲み合わせは大…
毎年花粉症症状が強い患者さんの場合には、初めから併用することもあります。
キプレスと同じ成分の市販薬は販売されていません。キプレスと同じロイコトリエン受容体拮抗薬に分類されるオノン(プランルカスト水和物)も市販されていません。アレルギー症状をおさえる薬としてはなどで市販されているものもありますが、キプレスとは作用機序が異なります。そのため、市販薬をキプレスの代わりに使用することはおすすめできません。
フェキソフェナジン塩酸塩とプランルカストの違い2020/05/08
ハンノキは本州にはばひろく分布し、山野の低地や湿地、沼に自生する樹木です。花粉は1月~4月頃に幅広く飛散します。ハンノキ(カバノキ)の特徴は、アレルギーにより花粉植物アレルギー症候群(PFAS)の原因となることです。ハンノキアレルギーがある方は、リンゴやモモなどを食べた時に口や喉がかゆくなることがあります。非加熱の豆乳(大豆)やもやし、セロリなどを食べると症状が強く出ることがあるので、花粉の飛散時期は特に注意をしましょう。
図1に主な抗ヒスタミン薬のを示します。第1世代が50%以上の脳内H1受容体を遮断するのに対して、20%未満で非鎮静性とされます。赤い四角で囲ったものは第2世代と呼ばれるもので、すべて非鎮静性です。アレグラやアレジオンなどはOTC薬(市販薬)にもなっていて、ドラッグストアでも簡単に手に入るのでなじみが深いのではないでしょうか。
1、フェキソフェナジン塩酸塩と、プランルカストは、どのような薬効の違いがあるのか、どのような症状で使…
耳鼻咽喉科臨床 1995; 88: 389-405.)
別頁の『花粉症に効く漢方は?』もご参照ください。主に水っぽい鼻水が強い方に効果があります。眠くなるなどの副作用がほどんどない漢方薬。粉薬と錠剤どちらもございます。1日1回、1日2回のどちらかで選べます。1本あたり1ヶ月間使えます。症状の初期から、鼻噴霧用ステロイド(点鼻薬)単独か、あるいは抗ヒスタミン薬などを併用することが推奨されています。
特に1日1回と使用回数が少なく、効果のある下記のお薬を主に処方しています。
モメタゾンフランカルボン酸(ナゾネックス®)、フルチカゾンフランカルボン酸(アラミスト®)目の痒みがあるときに使用。1本で2週間使えます。通常は抗アレルギー作用あるいは抗ヒスタミン作用の目薬をつかいます。効果が不十分であれば、ステロイドの点眼薬をつかうこともあります。ただし、感染症などの合併症に注意が必要です。
抗アレルギー作用のあるものはインタール®、アレギザール®、ザジテン®、リザベン®などがあります。
抗ヒスタミン作用のあるものはリボスチン®とザジテン®などがあり、即効性があります。
ステロイドの作用のあるものはフルメトロン点眼液®などがあります。免疫療法は現状では唯一の花粉症を治し得る治療法とされています。
しかし、全員には効果があるという訳ではなく、おおよそ治療を行った方の2割が治癒し、3割の方で花粉症薬の薬が減った、3割の方で症状はあるが以前より楽になるという報告があります。
なお、ステロイドが含まれている内服薬以外であれば併用可能です。(内服ステロイドを使用すると免疫反応を抑制するため、舌下免疫療法の効果が減少する可能性があります。)
別頁の『アレルゲン舌下免疫療法』も参照ください。以上、花粉症の薬物治療は数多くあります。毎年症状が出る人は、ひどくなる1、2週間くらい前から治療を開始するのがおすすめです。
ただし、症状に見合ったお薬を適切な期間に、適切な量で使用することがとても重要です。鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版
アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法の指針(日本鼻科学会, 2014) Copyright(C) 医療法人社団クリノヴェイション All Rights Reserved
舌下免疫療法は、スギやダニを原料とするエキスから作られた薬で、少量から服用することによって体を慣らし、アレルギーによる症状を和らげる治療です。アレルギー症状の有無に関わらず毎日長期間(3~5年間)にわたり継続して服用する必要がありますが、薬を飲まなくても良いほどの症状の改善が期待出来ます。鼻症状が強く、ステロイドを内服しないといけないような難治性のアレルギー性鼻炎や、喘息に合併する場合などで特におすすめしたい治療です。副作用としては、口の中の腫れ,かゆみ,不快感,異常感、唇の腫れ,喉の刺激感や不快感、耳のかゆみなどが内服開始後1~2か月以内に起こることがあります。重大な副作用としてはアナフィラキシーショックが挙げられますが、舌下免疫療法では非常に稀(100万人に1人)です。初回投与は院内で行い、30分観察を行います。治療にあたっては、アレルゲン検査が必要となりますので、ご希望の方は医師と相談ください。
フェキソフェナジンとプランルカストはフコスデと併用可能ですか?
クラリチン®(ロラタジン)もアレグラ®(フェキソフェナジン)同様、眠気もないが、たいして効きもしません。しかも、抗生剤クラリス®/クラリスロマイシンと類似の化学構造のため、風邪・気管支炎・扁桃炎の時、それらと同時に飲めません。免疫抑制剤プログラフ®(タクロリムス)も同じマクロライド骨格を持つ構造類似体ですので、競合阻害により、血中濃度が上昇し、副作用が出る危険があります。
抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)を飲んでいる以上、常にの副作用がおきる危険を持っています。実際にメルカゾール、プロパジール、チウラジールとアレグラ®(フェキソフェナジン)を併用し、をおこした報告はありません(ひょっとすると、医者も気付かず、ただのと処理されているだけかも・・)。そのような状況下で、アレグラ®(フェキソフェナジン)の併用は、可能なら避けたいものです。
フェキソフェナジン(アレグラ®:生後6ヶ月以上); オロパタジン ..
花粉症による鼻汁、鼻閉、くしゃみ、どの症状にもある程度の効果が望めます。症状が出ている時に症状を抑えるのはもちろんですが、毎年強い症状が出ている患者さんは症状が出始める前に使用すること(初期療法)で、症状を軽くして重症化を防ぐことができるといわれています。
市販薬で有名なアレグラ(フェキソフェナジン)は、眠気の起こりにくさで ..
「ヒスタミン」は神経伝達物質と呼ばれ、様々なアレルギー反応を引き起こします。ヒスタミンの働きを抑えることでアレルギー症状を改善する薬です。
テレビのCMでよく宣伝されている薬で、一部はドラッグストアでの購入も可能です。第1世代と第2世代に分かれており、第1世代は眠気が強くでるため、第2世代の抗ヒスタミン薬を使用します。
第2世代の抗ヒスタミン薬でも眠気が出やすいものがあり、特に車の運転に関しては禁止されている薬剤もあるためご注意ください。
具体的にはオノン(プランルカスト)というお薬がよく選ばれます。
抗ヒスタミン薬には大きく分けて、眠気が出やすいものと出にくいものがあります。運転注意喚起がない薬剤はフェキソフェナジン(アレグラ)、ロラタジン(クラリチン)、デスロラタジン(デザレックス)、ビラスチン(ビラノア)があります。また食事の影響を受けやすい薬としてはフェキソフェナジン(アレグラ)、ビラスチン(ビラノア)があります。また効果や副作用が同程度の薬でも構造の違い(「アミノ基」と「カルボキシル基」)により、効果や副作用に違いが出ることもあります。抗ヒスタミンを選ぶ際のポイントですが、 抗ヒスタミン薬を今まで内服したことがない方や、ドライバー、精密機器取扱の仕事の方は眠気が出にくい薬を選びましょう。その他の選ぶポイントとしては内服回数(1回か2回)、食事の影響を受けるかどうかなどがあります。 抗ヒスタミン薬を選択する際のフローチャートを作成しましたのでよろしければ参考にしてください。
第二世代:アレグラ(フェキソフェナジン)、アレジオン(エピナスチン ..
アレルギー性鼻炎治療薬アレグラ®(フェキソフェナジン)は眠気が少なく、自動車運転も制限されないが、白血球減少、好中球減少、の副作用があるため抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)との併用は避けたい。ディレグラ配合錠はフェキソフェナジンとプソイドエフェドリンの合剤での交感神経刺激作用を増強。長崎甲状腺クリニック大阪で勧める抗アレルギー薬はアレロック®(オロパタジン)、ジルテック®(セチリジン)、ザイザル®(レボセチリジン)。クラリチン®はの服薬可能。セレスタミン配合錠は副腎皮質ステロイド。
キプレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など
よく「花粉症の薬の強さ」について聞かれることが多いですが、強さのランキングのようなものはあるのでしょうか?
シングレア/キプレス(抗ロイコトリエン), モンテルカストナトリウム
「液だれが苦手」な方には、粉末スプレータイプがおすすめです。非常に細かい粉なので、噴霧しても空気が入っている感覚しかないため、違和感がほとんどありません。また薬剤が鼻粘液と癒合し、花粉をブロックする作用があります。1日1回噴霧するだけの。5歳以上から使用できるなどがあります。
また食事の影響を受けやすい薬としてはフェキソフェナジン(アレグラ)、ビラスチン(ビラノア)があります。
そこで、花粉症の薬について一覧表にしながら、強さや種類、副作用の面から考察していきます。自分にあった花粉症の薬選びに参考になれば幸いです。
アレグラ (フェキソフェナジン):1日2回。眠気が少なく、車の運転も ..
花粉症の時に強い味方になるのが、さまざまな「花粉症を抑える薬」ですが、非常に種類が豊富です。飲み薬や点鼻薬、点眼薬、飲み薬でも「どの場所を抑えるか」によって様々に異なります。そうなると、自分で自分にあった花粉症の薬を探し出すのは至難の業です。
アレグラ(フェキソフェナジン); クラリチン(ロラタジン ..
したがって、私としては臨床論文としての一般的な「花粉症薬の強さ」も重要ですが、ようにしています。なので、花粉症の薬も患者さんごとでオススメする薬は変わってきます。
フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「日新」(フェキソフェナジン塩酸塩錠 ..
人によってはよく効くこともあるようですね。実はアレグラにモンテルカストというプランルカストと同等の薬、日本ではシングレアなどという名前で売られている薬を追加投与しても、アレルギー性鼻炎に対する効果は同等だったという研究などがあります。大きな研究ではアレルギー性の鼻の症状については、ステロイド点鼻薬(ナゾネックスなど)、抗ヒスタミン薬(アレグラなど)、ロイコトリエン受容体拮抗薬(プランルカストなど)の順で効果があるとされています。ただ実地臨床では効果に個人差があるというのが実感で、あなたが効果が一番高いと感じられたのならそうなのだろうと思います。プランルカスト、つまり先行品だとオノンは小児にも投与するほどで安全性はわりと高いほうの薬です。副作用はほとんどないと思います。喘息も花粉症もともにアレルギーを基本とする病気なのですが、これはアレルギーに対してよく効く薬で、ロイコトリエン受容体という場所に作用します。ほかにアトピーやじんましんなどでも効果があるとされますが日本では使用できません。セレスタミンからやめたのは賢い選択ですね。セレスタミンはステロイドを配合しているので、効果もいいのですができれば短期の服用にとどめたいものです。それに対してプランルカストは飲み続けてもほとんど悪さはしないと思うので有効であると感じられていらっしゃるのなら飲み続けてよいと思います。まだまだ花粉は飛んでいますので。。。
フェキソフェナジン, 錠・DS, [錠]・7歳以上[DS]・6ヵ月以上
できれば併用は避けたいものですが、当院のが、アレグラ®(フェキソフェナジン)を処方しようとした耳鼻咽喉科の医師にその旨を申したところ、「そんなこと聞いたことないわ🤬」とキレられたそうです。すべての耳鼻咽喉科医がそうだとは思いませんが、中には自分が処方する薬の副作用をロクに調べもしないで平然と処方している医師もおられるようです。
◎第2世代抗ヒスタミン薬の特徴 アレグラ(フェキソフェナジン)、デザレックス ..
他の方もおっしゃっているように、プランルカストは特に怖いお薬ということはありません。アレルギー薬の一種ですが、アレグラとは少し働きが違います。アレグラを含め花粉症などでよく使われるアレルギー薬というのは、「ヒスタミン」というアレルギー症状を起こす物質を抑えるものです。プランルカストもアレルギー薬なのですが、ヒスタミンではなく「ロイコトリエン」という物質を抑える働きがあります。ロイコトリエンの拮抗薬は気管支喘息とアレルギー性鼻炎に適応があり、鼻炎においては特に鼻閉(鼻づまり)の改善に効果があると言われています。花粉症の症状で併用するケースも結構ありますよ。アレグラにしろプランルカストにしろ、継続して服用することで症状をできるだけ出さないようにすることができるので、調子が良いと思っても花粉の飛散時期が終了するまではしっかり服用を継続した方がよいです。プランルカストは子供用のドライシロップもあり、小児でも喘息の予防で長期的に服用を継続することも多いお薬です。ですので、安心して服用を継続して下さい。
第二世代抗ヒスタミン薬は、第一世代と比べて眠気が弱く、抗コリン作用も少ないことが特徴です。 アレグラ(フェキソフェナジン ..
理論上は、インバースアゴニスト作用の強い抗ヒスタミン薬を花粉症の初期治療で用いれば、いざ花粉が飛散してヒスタミンが遊離されても、不活性型のヒスタミン受容体が多いわけですので、ヒスタミンが大量にあっても反応せず、結果としてアレルギー反応が軽くてすむわけです。