(別に怒ってはないと言ってましたが、やっぱりコブラの作者は器がでかいね……)


とツイートを行った。「ポプテピピック」のキャラ・ポプ子が左手に「コブラ」のサイコガンを持っているグッズが販売されていることについて、「コブラ」の作者である寺沢武一先生が『Twitter』で度々苦言を呈していたのだが、それに対して謝罪を行ったもの。



寺沢先生は、ぶくぶ先生に向けて苦言ツイートをした後、


コブラの作者が「礼儀知らず」と苦言 「ポプテピピック」著作権違反…

あえてフルネームを出した。我ながら蛮勇である。もはや「隠れ」などではなく誰でもミッキーだとわかる、いわば記号的借用の極致だ。そして著作権法上は、無断商品化(複製・譲渡)も無断のネット配信(公衆送信)も著作権侵害という点では一緒である。これは侵害か?さすがにそれはないだろう。くり返すが、著作権侵害は権力的に表現を禁止して良いレベルのものを言うのであり、そのハードルがある程度高いのは当然だ。
その意味で、「失礼」「創作の倫理に反する」という論評と、「侵害」「違法」の認定は、どちらも重要だがきっちりと区別して論ずるべきだ。前者は、しばしば個人や社会集団、時代によってかなり幅がある。その多様性こそが命とも言える。だから一律強制である「違法」の議論とは区別が必要なのだ。そうでないと「多数派が失礼と感じるから違法で禁止」といった悪夢的社会になりかねない。

法的に問題がないのは、「左手にサイコガンを持つポプ子」のスウェットも同様だ。ポプ子の左手の銃器のデザインはかなり簡略化されたもので、サイコガンといわれればそう見えるが、こういう形の給油ノズルですといわれればそのようにも見える。つまり、サイコガンのイラストの著作物としての特徴を再現できていないのだ。まして衣装に関しては、ありふれたボディスーツにベルトとリストバンドの組み合わせでしかなく、著作権を主張できる余地はまったくないだろう。また、商品名に「サイコガン」を使ったことにも問題はない。「サイコガン」が衣服の分野で商標登録されているわけではないし、そもそも「左手にサイコガンを持つポプ子」と「サイコガン」では類似もしない。

また、7日には「ポプテピピック」と「コブラ」のコラボTシャツの発売が判明。

この指摘ツイートに対して、大川は「寺沢武一先生、コブラファンの皆様 ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます」「今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います」との謝罪コメントをTwitterで発表した。

しかし一方で、「こういうのはちゃんと怒られろと思った」「さすがにダメでしょ。意識低すぎる」「ポプテピはパロ要素が多いけど、商品化するにあたって許可とらないのは絶対にダメ」「作品内でパロディネタとして扱うならともかく、無許可でグッズ化して販売するのはアウトだよな」といった“ナシ”と判断する声がほとんどだ。

今回正式にコラボとなったようで、昨年の件もあり話題となっていたようである。

同商品はアパレルブランド・キャンディストリッパーとのコラボアイテムで昨年11月から販売されていたのだが、『コブラ』の作者・寺沢武一が3日にTwitterで“サイコガンが勝手に使われている”と指摘。大川のツイートを引用して、「礼儀知らずな人ですね。コブラのサイコガンを勝手に使うのはやめなさい! マネジャに許可をとりなさい!」(原文ママ)とつぶやいた。さらに寺沢は、同商品の告知ツイートに対して「サイコガン使うなら僕にひと言挨拶して欲しいですね」ともツイートしている。

注目されたのは、アニメ公式サイトに掲載されていた「左手にサイコガンを持つポプ子」(販売価格:1万4904円)という商品名のロンパースだ。商品名や、ロンパース前面に描かれたポプ子の姿から、漫画家の寺沢武一さんがツイッターで、自身の作品『COBRA』パロディだという旨の指摘をした。サイコガンは、同漫画に出てくる特徴的な武器だ。

「COBRA×ポプテピピック 」から、「COBRA×ポプテピピック Tシャツ」が登場です。コブラとポプテピピックのコラボTシャツ!






まぁ、イッパイ飲めよ!
みんな仲良くしましょうね。 — 寺沢武一 (@buichi_terasawa)

寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。

今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います。— 大川ぶくぶ/bkub (@bkub_comic)

寺沢先生からの指摘を受けて「ポプテピピック」原作者・大川ぶくぶ先生もツイッター上で「今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければ」と謝罪のコメントを出します。


ポプテピピック × COBRA Tシャツ 寺沢武一 コブラ ゆるだぼ

話題の中心になったのは、『ポプテピピック』が展開している「左手にサイコガンを持つポプ子」というアパレル商品。“サイコガン”は『コブラ』(集英社)の主人公・コブラの左腕に仕込まれている高性能銃のこと。「左手にサイコガンを持つポプ子」には、文字通り左手にサイコガンを持ったポプ子が前面にデカデカと描かれていた。

人気漫画『ポプテピピック』の作者である大川ぶくぶ氏が、『コブラ』などでおなじみの先輩漫画家・寺沢武一氏に苦言を呈される一幕があった。

寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。

今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います。

両作品を見比べると、ポプ子の装着する銃器やコスチュームは、まさしくコブラをモチーフにしていることがうかがえる。

寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。

今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います。

コブラとポプテピピックのコラボTシャツ! ※縫製製品は特性上、製品ごとに仕上がりサイズや縫製位置に若干のずれがございます。

コブラ Tシャツ Sサイズ ポプテピピック 未着用 タグ付き COBRA 寺沢武一』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でbn-SG26hU6PRMY*から出品され、1の入札を集めて9月 4日 21時 46分に落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。東京都からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、新品でした。

時事ネタ; 大川ぶくぶ; コブラ; ポプテピピック; スペースコブラ

作家は悪くないです。調子の乗っただけだし、問題は商品化の利益追求するがあまり、作家の存在を忘れている著作権管理者!作家は僕のフアンだと思う。一緒に飲もうぜ侘しい時代だよね

コブラの作者の寺沢先生が生前ポプテピピックのコブラのパロディTシャツを

寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。

今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います。

パロディTシャツで「ポプテピピック」の大川ぶくぶ先生が謝罪 「コブラ」の作者は「これが俺の答えだ!」とコアチョコのTシャツを紹介.

10月3日6時ごろ漫画『』の作者・さんがTwitterで、漫画『』(大川ぶくぶ)のコラボグッズにコブラの武器・サイコガンが勝手に使われていると指摘し、注目を集めていました。これを受け大川ぶくぶさんは18時ごろ、寺沢さんとコブラファンに向けて「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」とTwitter上で謝罪しました。

コブラの作者がポプテ作者・大川ぶくぶにキレる!「礼儀知らずな人

寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。

今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います。

コブラの作者が「礼儀知らず」と苦言 「ポプテピピック」著作権違反騒動はこれだけではない? ..

記号的借用の全てが侵害になるはずはない。他方、この種の借用はアイディアや名前の借用の中でも、商品化と結びつくとかなり影響が大きい。今回のケースは法的侵害にはやや届かない気がするが、ではこれに金髪のクセッ毛が付いていたらどうか?かつて東京地裁は仮処分事件ながら、「サザエさん」と「天才バカボン」が合体した「サザエボン」商品等を著作権侵害と判断した。

コブラの作者痴呆だから許可しといてけおってる前例あるのねさすがに許可とってるんかいねぶくぶ

問題が長期化する可能性もあったのですが、寛大なところを見せた寺沢先生には「流石寺沢先生、男前」などの絶賛さするコメントが寄せられています。ただし、一方で「まぁ、イッパイ飲めよ!」というのは原作のコブラのセリフを引用したもので、コブラが横暴な客をビール瓶で殴り倒す場面に登場します。許すと言いつつもビターなセンスのユーモアを交えてくるところには「文脈って難しい」など意味深というコメントも寄せられています。

大川ぶくぶ 謝罪のコブラ炎上がもろパクリでワロタwww画像あり

『コブラ』原作者の寺沢武一氏がカズレーザーをべた褒め「根っから心が美しい」

構成作家に「ポプテピピック」でおなじみの漫画家・大川ぶくぶを迎え,様々な趣味にまつわる ..

そして、ひとつ確かなことがある。パロディ商品を出すのに、元ネタへの「礼儀」を尽くし、その「お気持ち」に忖度することを是とすると、どうしても表現の勢いがトーンダウンしてしまうのだ。事件後、寺沢と大川は和解したようで、お互いのキャラクターをコラージュした、『COBRA』×『ポプテピピック』の正式なコラボTシャツが発売されている。ところが、これがまぁ実に穏当なイラストで、まったく面白くもなんともないのである(図表8)。あのまま「礼儀知らず」でスリリングなパロディ精神を貫き通す方が、正解だったのではないかなぁ。

ポプテピピック、サイコガンを使ったグッズを無許可で販売してコブラの作者に怒 ..

10月3日、“とびっきりのクソ4コマ!!”というキャッチコピーでお馴染みの漫画『ポプテピピック』(竹書房)作者・大川ぶくぶがTwitterで謝罪。ネット上で「パロっても筋は通さないと」「問題起こして炎上するまでがポプテピ」と賛否を呼んでいる。

ポプテピピック』商品に『コブラ』作者が「許可をとりなさい」と苦言 大川ぶくぶさんが謝罪(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

寺沢武一先生、コブラファンの皆様
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。
謝罪が遅れてしまった件につきましても重ねてお詫び申し上げます。

今回の件につきまして、版権管理窓口を通して早急に対処させていただければと思います。

ポプテピピックの作者、ガチでコブラの作者に怒られるwwwwwwww ..

また、こうしたマッシュアップ的、記号的借用商品の中には、「単においしい所を原作から借りているだけ」と見えるものも少なくない。典型的なパロディのような「新たな視点」「創作性の付加」は感じない人も多いだろう。その点は結論に影響を及ぼすのか。相変わらず悩ましくも知的刺激に満ちた、今回の論争である。