『トップガン マーヴェリック』の信じがたい飛行シーンはどうやって撮られたか――不可能に挑んだ者たちの軌跡
実はそこが少し気になっていて。例えばさっきお話に出たブラックバードのような偵察機が登場したときに、これは懐古趣味ではないというか、「前作を観た人たちが過去を懐かしむことを善とする作品ではないのかな」と思ったんですよ。飛行機ってカッコいいし、ロマンがあるよねって話でもあると思うんですが、人間ドラマでもあるんですよね。そこは若い世代にも満足してもらえるんじゃないでしょうか。
マニューバ軌道を考えようぜ(トップガン:マーヴェリックの話5)
ストールは失速、マニューバは機動のことで、機体が失速に近い状態で機体を操縦する『失速後機動』とも言われています。代表的なものに、コブラとクルビットがあり、戦闘機マニアの間では有名で人気がある(か?)機動です。
で、これが実戦でどう使えるの?と言われれば??な感じもしますが、エースコンバット7では、敵機をオーバーシュートさせる(後ろの敵機にわざと追い越しさせる)のに使えるかもしれません。(まだミッションで使っていないですが、オンライン対戦では的になるだけのような気がします^^)
今日の「」は「海軍航空戦開発センターNAWDC」という機関の「戦闘攻撃戦術教官SFTI」養成コースとなって、ネヴァダ州のファロン基地で訓練を行っている。前作の「」はミラマー基地のNFWSが舞台だったが、今作の「」はファロン基地でのSFTI養成コースのお話ではなくて、この「」での訓練課程を卒業した凄腕のパイロットたちを、マーヴェリックが特別ミッションのためにさらに鍛える、というお話だ。
このSu-57はそこにスピンも入ってるのがキショい(褒) これ ..
そして現れるのが敵の「第5世代戦闘機」だ。この姿はロシアのスホーイSu-57なんだが、厳しい飛行機ファンの目から見ると、細かいところがいろいろ違うそうだ。「第5世代」というのは今日の最新戦闘機の特徴についての総称みたいなもので、F-14トムキャットなどは優れたレーダーとミサイルを装備して、運動性に優れて「第4世代戦闘機」といわれ、F/A-18E/Fスーパーホーネットはそれよりもさらにレーダーや情報能力が進化しているので「第4.5世代」といわれる。「第5世代」はそれにステルス性が加わって、レーダーの他にも赤外線画像装置などのセンサー類が進化、データ・ネットワーク能力も優れてくる。しかもロシアの戦闘機はアメリカの戦闘機をさらに上回る運動性が特徴で、空中で機首を上げてそのまま機体を回転させるというような、とんでもない飛び方ができる。
でも真面目な話、実際にアメリカ海軍が協力してくれることが大きいと思っていて。僕もできることなら取材したいと思っています。F/A18スーパーホーネットをかなり乱暴に扱うシーンが当然ありますし、前作では訓練中の事故も描いています。そもそも軍側がマーヴェリックのような人物に「こんな無茶な奴いねーよ!」と思うかもしれないですし。軍として不名誉な面があるかもしれないんですが、「トップガン」チームが軍の信用を勝ち取ったからこそできた映画だと思います。僕もクリエイションするうえで、ほかの人の信用は欲しいですからね……(笑)。
5th gen Fighter Su-57 / T-50 doing the Pugachevs Cobra ..
「シートベルトがもっときつく締まっているべきだったんですが、彼が飛び上がるようすがとても素晴らしかったので映画に採用することにしました」とはコシンスキーの弁。「ステルス機の『ダークスター』がエド・ハリスの頭上を飛んでいくシーンなんか、セットが壊れちゃってるんです。守衛室の屋根が吹き飛んでいるのが見てわかります。あれは想定外でした。1回目でセットが壊れたのであのワンテイクしか撮れなかったのですが、それが映画で使われています」
そうですね。でもさらに言うなら、これも「風の谷のナウシカ」などで描かれた角度ですけど、足元にカメラを置いて股の間からパイロットを映すようなシーンも観てみたいです。もっとIMAXカメラが小さくならないといけないですけど……もしもこの後に続編があるなら期待しています。でも少なくとも、「トップガン マーヴェリック」の時点でこれまであった制約を1段、2段、3段と突破しているのは確かです。戦闘機のコックピットってめちゃくちゃ狭いので、カメラを載せるなんて普通は冗談じゃないと言われるはず。それが実現できているというところも、今作の見どころだと思います。
エースコンバット7 なら誰でも クルビット や コブラ ができる
マーヴェリック(トム・クルーズ)は米海軍史上最高のパイロットと称賛されていた。しかし、度重なる常識破りの行動が原因でテストパイロットの任を解かれ、エリート・パイロットの訓練校〈トップガン〉に赴任させられる。母校に戻った彼に課された任務は、12名の若いパイロットを訓練し、達成困難な極秘ミッションに挑む6名を選抜することだった。訓練生の中には、マーヴェリックとの訓練中に事故で亡くなった相棒グースの息子、ルースター(マイルズ・テラー)の姿があった。マーヴェリックは誰一人として死なせないために、戦いの厳しさと、仲間を守ることの大切さを教えるが、訓練生たちは彼の型破りな指導に戸惑い反発する。
ちなみに気がついただろうか?この映画でマーヴェリックが着陸/着艦するシーンは、最後のところだけなのだ。しかもマーヴェリックが着艦させる機体はF-14トムキャット、脚を折ってしまってもう2度と飛べない。これが海軍での最後の任務となったマーヴェリックと、最後の飛行を終えたトムキャットが重なる、という演出なのだね。
コブラチャター3/8oz、 コブラチャター1/2oz、 ハーネス 蝶舞
コンピューターで生成された特殊効果が全盛を極める時代に、『トップガン マーヴェリック』は映画界へマッハ10の新風を吹き込んでくれた。極限までリアルを追求した飛行シーンを実現するためにトム・クルーズと製作陣が歩んだ道のりには前例がない。これをCGなしで成し遂げるというのは想像もできないようなことである。しかし、監督のジョセフ・コシンスキーにしてみれば、それ以外に方法がなかったのだという。
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「この映画を見ていると本当にトップガンのパイロットになったような感じがすると思います。そこにはごまかしがききません」とコシンスキーは言う。「G(加速度)も、振動も、でっち上げることはできない。戦闘機に乗っている感覚を捏造することはできません。だから私たちはその感覚をあらゆる細部まで捉えようとしました。それができたのは、実物を撮影したからです」
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「ものすごかった」と語るのはメインキャラクターの“ルースター”役を演じたマイルズ・テラー。「トム・クルーズが楽しんでやっていることが、ほかの人にとっては地獄でしかなかったりするわけです。実際そうでした。本当にめちゃくちゃつらかったんです。それでも、僕らに最大限の時間と努力を費やしてくれるトムのような人がいなければ、この映画は実現しませんでした」
TOP GUNのようなコブラ的機動をみせるレガホ Maverick on board
本作は、をスターダムにのし上げた出世作『トップガン』36年ぶりの続編。主人公マーヴェリック(トム)は、かつて自身も厳しい訓練に挑んだアメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に教官として戻ってくることになる。前作では女性教官のチャーリー()と恋に落ちたマーヴェリックだったが、今回はペニー・ベンジャミンという新たな女性とのロマンスが描かれる。
Finnish F/A-18 perform cobra maneuver
『Digital Spy』によると、今のところ『トップガン3』に出演すると言われているのは、トム・クルーズ、マイルズ・テラー、グレン・パウエルとのこと。またマーヴェリックの元恋人ペニー・ベンジャミン役を演じたジェニファー・コネリーは、『』とのインタビューでは、続編に出演する準備はできていると語った。
Unidad de Gestión Educativa Local Huancavelica
『トップガン マーヴェリック』のエンディングに続編を示唆する要素がなかったことから、今後のストーリーは謎に包まれたまま。ただ『ScreenRant』によると、『トップガン マーヴェリック』を手がけた脚本家チームが続編をつくるのであれば、素晴らしい脚本になるのは間違いないという。
J-36: Assessing Chinas New Generation Combat Aircraft
コロナ禍以降の世界的大ヒット作となった主演作「」。日本でも2度、3度と劇場に足を運んだリピーター、4DXでの体感鑑賞が大賑わいとその勢いはとどまることを知らない。今回は、そんな「」をもっと深掘りしたいファンに贈る “ミリオタ”視点の楽しみ方を軍事評論家の岡部いさく氏に紹介してもらった。劇中に出てくる戦闘機F/A-18、F-14(トムキャット)、第5世代戦闘機(Su-57)など機体の詳細、そして、マーヴェリックが活躍する訓練学校について知識を深めてほしい。
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F/A-18E/Fの末尾のE/Fは、Eは1人乗りタイプのF/A-18Eを示し、映画だとマーヴェリックとルースター、ハングマンが乗ってる機体だ。Fは2人乗りのF/A-18F型、フェニックス+ボブ組とペイバック+ファンボーイ組の機体だ。どちらも能力と性能は同じだが、F型の方は後席に「RIO(レーダー迎撃士官)」が乗るので、レーダーの操作や攻撃用の目標画像捕捉装置、レーザー照準装置の操作を後席のRIOに任せられる。1人乗りのE型でもパイロットがレーダーや照準装置の操作を行えるんだが、状況によってはパイロットは操縦で忙しくなるので、任務や状況によってはF型の方が役割分担ができて乗員の負担が少ない、という利点がある。
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2024年1月、パラマウント・ピクチャーズは『トップガン3』の製作準備に取り掛かっており、『トップガン マーヴェリック』の共同脚本家であるアーレン・クルーガーが脚本を書いているとニュースサイト『』が報道。
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「空撮のシーンではジェット機の外側にカメラを取り付けました。海軍のパイロットたちには映画制作について、私たちが求める照明、高度、速度、画角を説明しなければなりませんでした。彼らはこの映画ではカメラマンとしての役割も担っていたのです。巨大な規模のチームが必要でした。私たちはトップガンと――本物のトップガンと――仕事をしているわけですから、相手がベスト・オブ・ベストの人々であることはよく理解していました。それでも毎日、私たちは彼らがトップガンたるゆえんを見せつけられました。もちろん安全が第一なのですが、彼らが航空機で見せるプロ意識と技術の高さは、驚くべきものでした」
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あと冒頭は、超高高度を飛ぶブラックバードのような偵察機でマーヴェリックがテストをしていましたよね。ブラックバード自体は現役を引退しているので、映画ではその次世代機という設定になると思うのですが、剣みたいなフォルムがすごくカッコいいので印象的でした。偵察機が離陸して飛んで、上官が立っている上空をドォーン!って通過するシーンが好きです。
Action Figure One piece, Star Wars, Marvel e tanti altri
このF/A-18E/F、実は飛行性能の点ではかつてのアメリカ海軍主力戦闘機にして、前作
「」の主役機、グラマンF-14トムキャットに比べると、いささか劣っている。F-14トムキャットの最大速度がマッハ2.3だったのに対して、F/A-18E/Fはマッハ1.8どまりだ。それに実を言うと、加速性や運動性も他の戦闘機より大して優れていない。いや、優れていないといっても、あくまでも相対的な話であって、F/A-18E/Fが機敏に横転(ロール)したり、旋回したりできるのは映画でご覧の通りだ。とくにF/A-18E/Fの取り柄は「ピッチ・レート」つまり機首を上げるときの素早さだといわれる。映画でもマーヴェリックのF/A-18Eが急に機首を上げて減速、ルースター機の背後に回るという妙技を見せている。
Rochester Schools Act on Parent Concern
それよりもF/A-18E/Fの強みは、戦闘機にも攻撃機にもなれるという芸域の広さと、空対空ミサイルから地上攻撃ミサイル、対艦攻撃ミサイル、レーザー誘導やGPS誘導の爆弾など多彩な兵器を搭載できることにある。それと進歩したレーダーやデータ通信能力など、情報ネットワークを活かした戦い方ができるのもF/A-18E/Fの特徴だ。この映画じゃF/A-18E/FはちゃんとF型がレーザー照準装置で目標を捉えて、E型がレーザー誘導爆弾をピンポイントで命中させるし、キレの良い運動性を見せてくれるし、立派に主役機を務めてる。マイルズ・“ルースター”・テラーやグレン・“ハングマン”・パウエル、モニカ・“フェニックス”・バルバロとともに、この映画で“スター誕生”か?