一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg
イソトレチノインを処方してもらう際に、上記の薬を服用している方はもちろんのこと、現在服用している薬やサプリがある場合は必ず申告をしましょう。
一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
トータルの投与量について米国ガイドラインでは120~150mg/kgを推奨しています。この量になると十分な効果が得られるというのがその根拠です。前述のように体重60kgで1日30mg内服するならば120mg/kgを達成するには240日(8ヵ月)かかるという計算になります。一方で欧州ガイドラインでは累積投与量に関しては根拠がないとしています。他国のガイドラインに比べ米国ガイドラインではより高用量を推奨している印象です。また欧米人に比べ、日本人では投与量は少なくても良いとする意見もあるようですが、明確な根拠はありません。各国のガイドラインにややばらつきがあるのは重症ニキビの分類基準が異なることが1つの要因と考えられます。
各国のガイドラインごとに推奨される量に差がありますが、体重に応じて投与量は変わります。例えば欧州ガイドラインでは投与量0.3~0.5mg/kg/day(最重症型では0.5mg/kg/day以上)を推奨しています。一方で米国ガイドラインでは最初の1カ月間は0.5mg/kg/day以下で開始し、その後は最大1mg/kg/dayまで増量することを推奨しています(体重60kgの場合、0.5mg/kg/dayで計算すると投与量は1日30mgになります)。治療期間については欧州ガイドラインでは最低6ヵ月間、Gollnickらは16~24週間以上を推奨しています(文献1)。明確な治療期間を設定するのではなく、ニキビ完全消失後からプラス1ヵ月間の投与が最も合理的とする意見もあります(文献2)。以上より治療期間は状況次第と考えてよいと思われますが、添付文書には6ヵ月間と記載されています。また内服開始後の一時的な増悪(フレア)予防のため、初期開始量を0.2mg/kg/day以下に抑えることを推奨する意見もあります(文献3)。
イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。
重症ニキビに対する最高の治療法はイソトレチノイン内服です。しかし、適切な使用方法を知らないで治療を行うと、有効率が低くなり、再発率も高くなります。最大限の効果を得るための作戦を立てることが重要です。
鼻の黒ずみでお悩みだった20代女性の患者様。酒さによるぼつぼつも気になっていたのでイソトレチノインで治療を開始したところ、1ヶ月後には酒さのぼつぼつは消え、毛穴の黒ずみもほぼ消失しました。他にも肌質がツルッとして改善したりと鼻の黒ずみ以外にも全般的な効果が早い段階で出ました。
内服開始後1週間では逆に赤いぼつぼつが増えてしまい心配でしたが一過性で、1ヶ月続けてもらったところいい結果が出ました。
1日の内服量30mg÷60kg=0.5mg/kgが1日の「積算量」になります。
これは体重50kgの方が1日20mgを10ヶ月間内服すると理想的という計算になります。
可能であれば、1クール16~20週間内服を続けていただくことを推奨しています。イソトレチノインは、内服をやめても改善効果が続くことがほとんどですが、ニキビが再発するようなら、症状を診ながら再度内服を行います。
難治性ニキビの患者さんの場合でも、治療を繰り返すことで、ニキビが気にならない状態へと改善されます。
日本国内のクリニックで処方されているイソトレチノインの費用相場は、
血液検査の結果に問題がなければ、イソトレチノインを処方し、治療をスタートしていきます。
内服した当日は安静にしていただき、体調が悪いなど、異常を感じたらすぐにクリニックまでお問い合わせください。
上記の計算結果より、体重50kgの方で1日20mgのイソトレチノインを服用した場合、ニキビの再発を抑制するために必要な服用期間は300日(約10か月)です。
またニキビの再発を予防するためには、イソトレチノインの積算量を計算して
体重50㎏の人が1日40㎎のイソトレチノインを毎日服用した場合、ニキビの再発を防ぐために必要な日数は150日間(5か月間)となります。
積算量の目安は1kgあたり120-150mg/kgとなっております。
イソトレチノインは服用を5か月続けたときに、3~5年はニキビが作られにくくなると言われています。
肌状態に個人差はありますが、イソトレチノインをやめた後でも期待した効果を実感したい方は、まずは6か月を服用期間の目安として治療をはじめるとよいでしょう。
これを積算量として1kgあたり120mg以上になることを目標にしてみると
イソトレチノインの効果が表れるまでは、次の服用期間について知っておく必要があります。
1日20mgから始め、治療効果をみながら40mg増量することもあります。
例えば体重50kgの場合、120mg/kgとして計算すると必要な積算量は6000mgであり
体重50kgの方がイソトレチノインを1日30mgを服用した場合、
イソトレチノインは重度のニキビに効果が期待できますが、副作用やデメリット、服用時の注意事項など、効き目が強い分、気を付けなければいけないこともあります。
以下では、イソトレチノインの治療期間と服用量について解説します。
イソトレチノインを有効成分とするニキビ治療薬ですが、先発薬はアキュテインです。
このアキュテインは、優れた抗炎症、抗菌、皮脂の抑制などの作用により、ニキビに対して高い効果を発揮します。
・イソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビが再発する可能性がある。
イソトレチノインは酒さのぼつぼつ(丘疹・膿疱)に効果があります。皮脂を減らすことで、酒さの原因の一つ、デモデックス(Demodex)と呼ばれるニキビダニを減らす効果もあるとされています。ぼつぼつには非常に効果が高く、皮脂を減少させることで顔の赤みが減る場合もあります。
イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。
治療期間は前述の計算式の通り、体重の半分程の量を飲んだ場合で8ヶ月半、余裕を持って9ヶ月程の治療期間が標準的に見込まれます。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
治療を開始してから1ヶ月後、イソトレチノインの効果やニキビの症状を診るため、再診にお越しいただきます。その際、血液検査も行い、副作用の問題がないかしっかりと診察を行います。
イソトレチノインは、体重1kgあたりの積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。 ..
クリニックや皮膚科によって取り扱うイソトレチノインは異なりますが、10mgを1種類あれば、服用する錠数を増やすことで含有量も調整できるため、多くのクリニックでは10mgを採用しています。
イソトレチノインを十分な積算量を飲んだと仮定して、ゴールをニキビが永遠に一つもできないというのに設定するのは現実的ではありません。
イソトレチノインは、服用量の累積が、になると再発を防止できるとされています。
以下のように、体重から計算することができます。
体重1kgに対し、イソトレチノイン積算量が128mg以上になると再発防止効果が期待できます。 服用期間の目安計算式
イソトレチノインの内服量は、体重によって異なります。通常、重症のニキビ治療に対しては0.5〜1.0mg/kgを2回に分けて服用します(場合によっては1回)。
副作用が気になる・出てしまった場合(-5mg~-10mg) ; 50kgの人
ニキビの再発を防ぐためには、イソトレチノインの適切な服用量を知っておくことも大切です。
ニキビ跡のクレーター・毛穴でお悩みの方へ「花房式ニキビ跡治療」
保険適用のニキビ治療薬も症状によっては効果がありますが、重度なニキビ(難治性の高いニキビ)に対しては、イソトレチノインが効果的です。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
イソトレチノイン内服中、皮膚は日焼けしやすい状態となっているため、日焼け止めを使いしっかりと紫外線から皮膚を守るようにしてください。
また皮脂を抑える作用から、乾燥もしやすくなっています。季節を問わず、保湿ケアも徹底するようにしてください。
但し通常量(推奨容量は0.5~1.0mg/kg/day。 ..
またとなるため、リラクゼーションや趣味の時間を設けて心身のリフレッシュを図り、生活習慣を見直すことでイソトレチノインの効果をより引き出すことが期待できます。
consensus4:再燃や再発を防ぎ寛解状態を保つための累積投与量は120-150mg/kgである
ジェネリック医薬品は、効果や安全性は先発薬と変わらず、より低価格で購入することができるというメリットがあります。
アキュテインのジェネリック医薬品も有効成分は同じイソトレチノインであるため、費用面においても効率的にニキビ治療がおこなえます。
イソトレチノイン(アクネトレント)は、皮脂腺の退縮、抗菌作用、抗炎症作用を ..
このような働きにより、イソトレチノインはニキビだけでなく毛穴の黒ずみや毛穴の詰まり、毛穴の開きなどの毛穴に関する肌悩みにも効果が期待できるのです。