イソトレチノインの治療に関して気になっている方はぜひ最後までお読みくださいね。
成増駅前かわい皮膚科:イソトレチノイン内服で治療した重症型ざ瘡の症例
イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。
イソトレチノインでは、公的医療保険が適用されない自由診療(自費診療)となります。
■20歳の男性。この方はかなり重症でボコボコ赤い盛り上がりが毎日出現。
痛みも伴い、膿疱(ウミ)も多発。
炎症部位の赤みも強く、ノイローゼになっていたケースです。
イソトレチノイン40ミリ内服開始。途中フラクショナルレーザーを追加照射。1年の経過で改善しました。
同時に口周りのほくろ除去も行い(ダイオードレーザー)、かなり印象が変わったと思います。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノインとはどのような治療薬であり、どういった効果があるのか。また、内服方法や注意点について、ここでは基本的な情報をまとめていきます。
イソトレチノインはビタミンA誘導体を含む内服薬であり、「レチノイド」を主成分とします。体の中から皮脂腺にアプローチし、繰り返すニキビの根本的な改善を図る治療薬です。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
当院は皮膚科専門医常駐の医療機関として、イソトレチノインの処方経験が多くあり、これまで保険診療では治りきらなかった患者様が改善するケースがみられております。がんこなニキビでお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。
当院のイソトレチノイン治療には、しており、以下のような値段設定となっております。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
ニキビの要因すべてにアプローチすることで、重症のニキビに対しても効果をもたらします。
A.イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果があります。特に唇の乾燥が強く出る方が多く、頻繁に保湿することをおすすめしています。唇の乾燥は、薬の効き・吸収の良さの現れでもあります。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
AGA治療(壮年性脱毛症、男性型脱毛症)における発毛剤です。
第1類医薬品としての承認を受けており、日本では唯一、発毛効果が認められた成分の外用薬です。
多くの臨床試験で、イソトレチノインはなどにも寄与することが分かっています。
体質や持病によっては、イソトレチノインの処方に注意が必要な方がいます。以下に当てはまるような方は必ず医師に相談してください。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
価格;40,000×税(イソトレチノイン)
50,000×税(フラクショナルレーザー)
リスク;上記
イソトレチノインは、特に副作用に注意しながら服用する必要があります。
症例は、イソトレチノイン投与開始から5ヶ月後のものです。顔全体に発症していた、炎症ニキビ、化膿ニキビが減っているのが分かります。
「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。
イソトレチノインで既にできたニキビ跡を治すことはできませんが、ニキビ跡の原因となる長引くニキビの症状を治療することができます。ニキビの症状が長くなるほど、炎症による肌ダメージの影響が出やすくなり、ニキビ跡が残りやすくなります。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
イソトレチノインは一度の治療(約半年間の服用)で効果が得られることが多いですが、完全に再発を防げるわけではありません。ニキビが再発することもありますが、再度治療を行うことが可能です。治療後の肌の状態を維持するためには、日常的なスキンケアも重要です。
イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。
【1】皮膚疾患による炎症が原因の赤ら顔です。また内臓疾患の一症状であったり、服用している薬の副作用などで赤みが出ることもあります。
イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。
イソトレチノインは、ビタミンA誘導体を含む内服薬です?ニキビの原因である角化異常を改善し、皮脂分泌を抑制することで、重症のニキビに効果があります。
特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。
・イソトレチノインを服用中に妊娠した場合や妊娠中の服用は、短期間の使用や少量であっても胎児に先天異常や流産、早産、死産の危険性が極めて高くなりますので絶対に避けてください。
・そのためイソトレチノインの投与期間中と投与を終了してからの一定期間(女性の場合は内服終了後6ヶ月間、男性は内服終了後2ヶ月間)は決して妊娠しないようにして下さい。(※妊娠をお考えの女性は、イソトレチノイン治療と妊娠の計画をしっかり立てた上で、治療を検討していただく必要があります。)
・イソトレチノイン服用中の授乳も絶対に避けて下さい。
・イソトレチノイン服用中および最終服用日から6ヶ月間は献血をしないようにしてください。(献血から作られる血液製剤は妊婦に使用される恐れがあり、胎児がイソトレチノインの影響を受ける可能性があります。)
イソトレチノインの好転反応に関するよくある質問にお答えします。
・治療後写真:投与開始5ヶ月後
・治療内容:難治性ニキビ治療薬「イソトレチノイン内服20mg/日」
・料金:30日分16500円~
イソトレチノインはすべての患者さんに適応となる薬ではありません。
しかし、何らかの原因で肌バリア機能がうまく働かなくなったり、炎症が生じて毛穴が詰まってしまうと、皮膚の中に皮脂や角質などの汚れが溜まります。
そこにニキビ菌(アクネ菌)が繁殖してしまい、ニキビ菌と戦うために免疫細胞が集まることで、強い炎症を起こして赤く腫れます。
以下の表は、一般的な治療薬とイソトレチノインを比較したものです。
他のお薬やサプリを飲んでいる場合は、お互いに効果が下がったり、逆に作用が強くなりすぎて体に悪影響を及ぼしたりすることがあります。
イソトレチノインは、その強力な効果ゆえに使用にはいくつかの注意が必要です。
イソトレチノインは皮脂腺を萎縮させ、過剰な皮脂分泌を抑制するはたらきがあります。
欧米ではニキビの標準治療のひとつとして知られている薬剤です。
なかなか治らないニキビで悩んでいる方は、当院へお気軽にご相談ください。
効果とその後の肌質改善含め、6~9ヶ月内服する方が多くなります。
ニキビの中でもぼこぼことした頬や顎のニキビは嚢胞性ざそうと呼ばれ、非常に治りにくいです。このタイプのニキビはイソトレチノインを使った治療が有効なケースが多いです。
イソトレチノインに加えることにより、効果や持続をさらに高めることができます。
【未承認機器・医薬品等】
イソトレチノインは、日本国薬機法上の医療薬品として認証・承認を得ていない医薬品です。
1日20mgから始め、治療効果をみながら40mg増量することもあります。
A.副作用の症状が続く期間は人によって異なります。イソトレチノインの服用が終わると副作用が無くなることが多いです。避妊さえ気をつければ大きな副作用は通常出現しません。
イソトレチノインは国内では承認されておらず、市販もされていません。
イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑制し、毛穴の詰まりを改善することで、ニキビを根本から治療する内服薬です。
重症・難治性ニキビに対して特に効果的で、一般皮膚科での保険内の薬による治療で改善されない場合や、一度治っても繰り返しニキビができてしまう方に推奨されます。