そんなイソトレチノインの効果に関する悩みを当記事では解決します。


・179名のイソトレチノイン治療1クール後の3年間の追跡調査
35%:再発がみられらなかった。
27%:抗生剤内服で、再発ニキビをコントロール出来た。
23%:再発し、イソトレチノインの再投与の適応となった。
16%:塗り薬治療で、再発ニキビをコントロール出来た。


これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。

クリニックフォアでは、イソトレチノインを12,793円(イソトレチノイン 20mgとヘパリン類似物質ローション0.3% 50gとのセット料金)のお薬代と配送料550円で治療を始めることができます。


治療前に、ニキビの状態、これまで受けたニキビ治療の期間や治療内容、ニキビの改善状況などをお伺いします。その上で治療が適応と判断されれば、次回来院時より治療スタートとなります。
イソトレチノイン治療を受けていただく場合、安全に治療を進めるため、事前に血液検査を受けていただきます。

イソトレチノインは、主に顔の重症ニキビに対して処方される薬です。

・低用量イソトレチノインによる中等度ニキビ患者638名の研究
中等度ニキビ患者638名を、イソトレチノイン1日20㎎で6カ月治療し、12〜20歳の患者の94.8%、21〜35歳の患者の92.6%のニキビが治癒しました。
その後4年間のにきび再発は、12〜20歳の患者で3.9%、21〜35歳の患者で5.9%で、
主な副作用は、軽度の肝機能異常が4.8%、血液検査での軽度の脂質レベルの上昇が4.2%でした。

ニキビ治療の基本は新しくできるニキビをなくし繰り返さないようにすることが大切です。そのためアダパレンや過酸化ベンゾイルなどの面皰をターゲットにした治療が最も重要です。ただしこれらの治療で効果が出てくるのは最低でも6カ月の継続が必要です。また刺激感があり継続が難しい方もおられます。当院では保険のみでなく自費治療の選択肢を準備しており、さまざまなニーズに対応可能ですがまずはしっかりと基本の治療の理解が十分できているかどうかの確認をしてから、こちらがどうしてもこれらの治療では困難と判断した場合に提案していきます。ニキビ・ニキビ跡で悩まれている方、いつでも是非ご相談ください。

イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。

赤みのある炎症性皮疹と面皰(めんぽう)の両方に使用する塗り薬です。塗り方は、1日1回夜に塗布し、最初はニキビの皮疹を中心にピンポイントで塗布し、少しずつ塗る範囲を広げていきます。2週間以内に皮膚刺激症状、乾燥症状が出現することが多いので、乾燥症状を防ぐために保湿剤を最初に塗るのをお勧めしています。使い始めてから数日でひどい赤みとガサガサが出現する場合はアレルギー性接触皮膚炎が疑われますのでその場合には使用を中止し、かぶれの治療が必要になることもあります。塗り薬を使用中は、過度な紫外線は避けてください。なお、この塗り薬は妊婦、授乳中、12歳未満の小児の方は使用できません。

当院では、酒さ・赤ら顔患者様がたくさん受診されています。その中には他院でいろいろな治療をしても良くならずいらっしゃる方も多い印象です。確かに酒さ・赤ら顔は皮膚科医にとっても難しい病気ではあります。それは診断と治療がともに難しいからです。当院では酒さ・赤ら顔の治療に力を入れているため経験も豊富で治療経験も多くなります。また私は東大病院皮膚科勤務時代にも治療が難しく紹介になった酒さ・赤ら顔の患者様を多数治療しておりました。
当院を受診される方の中にはVビームレーザーを何度もやったのに効果がなかった方や塗り薬や飲み薬を使ってもよくならなかった方もいらっしゃいます。酒さ・赤ら顔の治療は、起こっている炎症とそれに伴う毛細血管拡張を見抜き治療することが大切です。炎症が強い状態でVビームレーザー治療を行っても効果は低く、酒さの状態を見極めて治療することが大切です。当院では、酒さ・赤ら顔での治療の選択肢がたくさんあり、患者様の状態に合わせてご提案しています。

イソトレチノインが酒さ(赤ら顔)に効く理由は、主に3つあります。

イソトレチノインはニキビ治療に高い効果が期待できる一方、いくつかの副作用が報告されています。

ロングパルスヤグレーザーは、肌の深部の赤みを徐々に減らしていくとともに、肌の真皮層に熱エネルギーを与えて真皮のコラーゲンの増生を促すため、「赤み・毛穴・肌のハリ」を改善していきます。トーニングは、肌の表面~深部のメラニンの排出を促して「くすみ・黒ずみ」を改善して美白していきます。


イソトレチノインは、以下のようにさまざまな角度からニキビ改善に働きかけます。

イソトレチノインに限りませんが、になります。
基本的な考え方は「薬・治療の作用でニキビを止める。止めている間に、」というものです。つまり「しのいでおく」ためのものです。

イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。

イソトレチノインは国内では承認されていないお薬なので、保険適用外です。自由診療での処方となり、医療機関によって費用が異なります。

商品名: イソトロイン(ISOTROIN)一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)

酒さ、赤ら顔は診断することも、治療することも難しい病気になります。当院では、酒さ、赤ら顔治療に力を入れております。脂漏性皮膚炎やかぶれ、湿疹、ニキビなど他の病気としっかり見分け、その方の症状にあった治療を行っていきます。赤ら顔や酒さでお悩みの方は是非ご相談してください。

イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。

私のイソトレチノイン体験談についても過去に記事にまとめていますので、そちらも参考にしてください。

下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。

ニキビ治療の先進国である欧米では、ニキビの治療の基本薬で、1982年にアメリカのFDA(日本でいう厚生労働省)でニキビ治療薬として承認されており、保険診療で良くならないニキビにも効果があります。日本ではまだ厚生労働省の認可がおりていないため保険が適用されていません。服用に関しては以下の説明をよくお読み下さい。正しく使えば重症のニキビをも治療できる薬です。

イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。


血液検査の結果に問題がなければ、イソトレチノインを処方し、治療をスタートしていきます。
内服した当日は安静にしていただき、体調が悪いなど、異常を感じたらすぐにクリニックまでお問い合わせください。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

皮膚科への通院やスキンケアを見直してみても改善されずに、何度もくり返してしまうニキビや赤みがある、そのようなニキビに対する治療法のひとつにイソトレチノインがあります。イソトレチノインは厚生労働省の認可がないため自由診療の治療ではありますが、諸外国では広く一般的に長年使用されてきた治療薬です。副作用や注意点も多い薬ではありますので、治療前にしっかり理解し、用法用量を正しく、通院や検査でチェックアップを定期的にしながら治療を行うことが大切です。
個人差はありますが、1クール(4ヶ月~6ヶ月)の内服でほとんどの効果が期待できる治療薬です。改善のしないニキビや強い赤みの状態をそのままにしておくと、ニキビ跡や色素沈着、クレーターとして残ってしまい、改善が難しくなってしまうため、ニキビや赤みは早期に治療していくことが大切となります。ニキビの程度や状態に合わせながら、他の治療も含めてご提案させていただきます。
くりかえすニキビや赤みでお悩みの方はぜひ一度椿クリニックにご相談ください。

赤ら顔・酒さの治療で用いられる外用薬には、次のようなものがあります。

可能であれば、1クール16~20週間内服を続けていただくことを推奨しています。イソトレチノインは、内服をやめても改善効果が続くことがほとんどですが、ニキビが再発するようなら、症状を診ながら再度内服を行います。

難治性ニキビの患者さんの場合でも、治療を繰り返すことで、ニキビが気にならない状態へと改善されます。

イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。

・イソトレチノイン治療の再発に関する研究
1日0.5mg/kgの投与で再発率39%、1日1mg/kgの投与で再発率22%でした。
1クールの合計服用量が体重(kg)×128㎎以上で、その後の再発がより抑えられやすくなります。
なので、期間を決めてなるべく一気に十分な量を服用する方が効果的です。

赤ら顔・酒さの治療で用いられる内服薬には、次のようなものがあります。

実際に私もイソトレチノインを内服しましたが、顔だけではなく背中のニキビが改善できました。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

何年も繰り返し大きなニキビができ続けているため、凹みやクレーターの跡が残ってしまうリスクを十分説明し、イソトレチノインによる治療を開始しました。

「アクネトレント®」は、イタリアの で製造されたイソトレチノイン内服治療薬です。

ニキビの症状を診察した上で、イソトレチノインが適しているかどうか判断します。

日本国内のクリニックで処方されているイソトレチノインの費用相場は、

イソトレチノインは皮脂分泌を抑える作用があることから、治療中は皮膚が乾燥しやすくなるので、しっかりと保湿ケアをするようにしてください。口周囲なども乾燥しやすくなるので、リップクリームなどで保湿ケアをしてください。

IPL(Intense Pulsed Light)機能を用いて、ニキビ跡や炎症後の赤みを和らげます。


イソトレチノインは、副作用があるため米国食品医薬品庁(FDA)からも「医師や薬剤師などの専門家による厳密な指導の下でのみ使用する必要がある」と注意喚起が行われています。1)そのため、当院では必要に応じた採血を行い、安全に服用できるよう配慮しています。
気になる症状や下記に該当する症状があらわれた方は、すみやかに医師へ相談しましょう。服用してはいけない人、主な副作用についてお伝えします。

イソトレチノインはすべての皮膚科で処方されるものではないため、

あらゆる治療法に抵抗するニキビや、凹凸の激しいニキビ(特に皮下でシコリ状のもの)が多いタイプに対して、イソトレチノインというお薬を内服して治療します。
イソトレチノインは重篤な副作用を伴うことがあるため、リスクを理解され、医師の説明どおりに服用や受診してくださる方にのみ処方いたします。
開始前に血液検査が必要なので、初診日にいきなり処方することはありません。
原則、20歳以上の方のみへの処方ですが、身長の伸びが止まった15歳以上19歳以下の方には保護者の方も一緒にご納得されたら処方が可能になる場合があります。