SGLT2阻害薬による特に注意すべき副作用:多尿・頻尿、体液量減少


フォシーガを服用すると、尿の量が増えて脱水が起こりやすくなります。のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給するように心がけましょう。


男性の夜間頻尿にデスモプレシン(ミニリンメルト)を使用している場合は併用 ..

ただし、水分補給の際はカフェイン入りの飲料を避け、水や麦茶を飲んでください。
カフェインにも利尿作用があるため、フォシーガと一緒に飲むと相乗効果により脱水が起こりやすくなってしまいます。

頻尿や尿量増加の症状が起こった場合は、脱水状態にならないよう、こまめに水分補給をしましょう。

加来先生に伺うSGLT2阻害薬の脱水予防と飲水に関するアドバイス

日常生活では、利尿効果のあるアルコール、カフェイン、お茶のテオフィリンが尿量を増やしますのでほどほどにしてください。塩分やミネラルをとらずに水だけ一生懸命飲むと体に水分を保持できずに頻尿になります。

多尿・頻尿、体液量減少の症状を説明し、症状が認められた場合には、水分を補給し、主治医に相談するようにご指導ください。また、水分補給の際、スポーツドリンクなど糖分を含む飲み物は、血糖値を上昇させてしまうので避けるよう指導してください。

[PDF] SGLT2 阻害薬投与前後の血糖ならびに 尿量変化について

水分補給には水やお茶など、ノンカフェインで糖分を多く含まない飲み物をこまめに摂取するようにします。トータルの水分量は1日1.2リットル程度(成人男性の場合)が目安とされています。

以前、降圧剤によって夜尿が増えることが多いことを2024年1月ブログの、夜尿と降圧剤、でお知らせしました。アダラート、コニール、アムロジンなどカルシウム拮抗薬やフルイトランやアルダクトンAなどの降圧利尿剤で特にその傾向が強いようです。その他にも尿意に影響を与える薬剤があります。糖尿病治療薬のうちSGLT2というグループの薬剤で、尿中に砂糖を排泄する薬剤では尿量が増えます。SGLT2はジャディアンス、フォシーガなど糖尿病治療の最初に投薬されることの多い薬ですが、ビグアナイド、DPP4など他の薬のグループに変えることもできます。足の浮腫をとるルプラックやダイアートなどの薬剤はもちろん頻尿になります。

SGLT2阻害薬 安全に使ってその有効性を最大限維持させましょう

フォシーガには利尿作用があるため、服用によってになったり、したりする可能性があります。

また、フォシーガを夜に服用すると尿意で睡眠が妨げられる可能性があるので、朝の服用がおすすめです。


どちらがあなたに向いてる?SGLT2阻害薬(フォシーガ)とGLP-1

このSGLT2阻害薬は、血糖値を下げるだけではありません。
当院でも採用しているジャディアンスを用いた大規模臨床試験(EMPA-REG OUTCOME 試験)では、心血管イベントの減少効果が認められました。
また心不全による入院のリスクも低下させる事もわかりました。
つまり心臓を守る効果も有るという事です。
最近では、心臓の他に腎臓にも良いという事もわかってきました。
ですから、このお薬は糖尿病の分野だけでは無く、循環器の分野でも注目を浴びています。
ちなみに、これらの効果はSGLT2阻害薬全てに有るのでは無いかと言われています。

副作用 | フォシーガ錠 | 小野薬品の薬を使用されている方へ

先ほど、『食事や運動が十分に出来ない方でもある程度効果は現れます。』と書きましたが、体外に排出されるカロリー以上のカロリーを摂取してしまうと元も子もありません。
ですから食事・運動療法はきちんと守る必要があります。
また、やせ型の高齢者に使用すると、必要以上に筋肉量が落ちてしまう事(サルコペニア)もあるので注意が必要です。

スーグラ®50mg、フォシーガ®5mg、ルセフィ®2.5mg、カナグル®100mg も 205.5 円.

多尿・頻尿、体液量減少の症状を説明し、症状が認められた場合には、水分を補給し、主治医に相談するようにご指導ください。また、水分補給の際、スポーツドリンクなど糖分を含む飲み物は、血糖値を上昇させてしまうので避けるよう指導してください。

過多月経、不正性器出血、月経困難症、下腹部痛、膀胱や直腸への圧迫症状(頻尿 ..

上記であげた以外に比較的よくみられる副作用には口渇や便秘、頻尿があります。これらはフォシーガのメカニズムによるものであり、比較的起こりやすいとも言われています。

第14話 尿路結石(にょうろけっせき)のはなし | 健康コラム

という話を、内科の先生に話して、「糖尿病のせいでしょうか?糖尿病の薬の副作用ってことはありますか?」と聞いてみたところ、

今、期待のお薬 vol.2 SGLT2阻害剤 余分な糖を尿から捨てるお薬

糖を尿から排出する際に一緒に水分も排出するため、体内の水分量が減少してしまうのです。

同じく、保険適応は主に『糖尿病』ですので、ダイエット薬としては使用できません。 お薬の名前としては、

『それは、あり得ます。フォシーガの副作用かもしれない。糖が尿と一緒に出るから感染症を起こしやすい。』とのこと。

いつまでたってもスッキリしないので、婦人科に行って診てもらった ..

またこのお薬は、今までのお薬と全く作用機序が異なるため、副作用も全く異なります。
作用機序的に尿中にブドウ糖を排出させるために尿中のブドウ糖の量(尿糖)が増えます。
そのため尿路感染症等の泌尿器感染症が起こる事があるため注意が必要です。
(特に女性に多い)又、尿糖が増える事により浸透圧利尿が働いて尿量も増えてしまうので、頻尿や夜間頻尿の副作用も起こりやすくなります。(1日に約500mLのペットボトル1本分くらいの尿量が増えると言われています。)
私も、実際に投与されていた患者さんで、これらの副作用が原因で余儀なく投与中止された症例を経験した事があります。

尿量が増えて頻尿になることがあるので夕食のタイミングで服用するとそれ ..

フォシーガ服用中は、トイレを我慢しないようにしましょう。また排尿・排便の後は洗い流したりきれいに拭き取ったりして、清潔を保つことが大切です。

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今までの血糖降下薬(内服薬)は、すい臓に作用して最終的にはインスリンの分泌を促す作用のものが主流でしたので、血糖値は下がりますが食事療法や運動療法を守れない場合には太ってしまう事が問題点でした。
最近の内服薬では、体重が増えない、もしくは増えにくいというものも有りますが、体重が減るという内服薬は有りませんでした。
しかしこのSGLT2阻害薬はちょっと違います。
服用により体重が減ります。
個人差はありますが、だいたい3kg程度は体重が減ると言われています。
ですから、食事や運動療法が十分に出来ない方でもある程度効果は現れます。
私は、このお薬を服用しながら食事・運動療法をきちんと実践出来たおかげで10kg程度の減量に成功した症例を経験した事があります。
ちなみにHbA1cは1%程度下げてくれます。

頻尿としては、2つの原因が考えられます。 > 1つめは、高血糖になるとのどが渇く ..

フォシーガの作用によって尿中に菌が繁殖しやすく、性器や尿路感染症のリスクが高まるためです。

なぜ糖尿病で頻尿になる?原因とトイレが近くなるその他の要因も解説

フォシーガは余分な糖を尿と一緒に体の外に出すことで、体重減少の効果が期待できます。1日約85gのブドウ糖を排出し、これは約340キロカロリーに相当します。

主な副作用として、口内乾燥、便秘、尿路感染(膀胱炎など)、残尿量増加が報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

フォシーガの服用により、尿中の糖が増加し菌が繁殖しやすくなるため、やなどの性器・尿路感染症が起こる可能性があります。

理論上は1日当たりで300kcal前後相当が尿糖として排泄されることになるのでフォシーガの服用が直接的な原因で太るってことは考えにくいでしょうね。

その他にも、排尿時の注意や禁忌など、フォシーガの副作用を防ぐためのポイントが多くあります。

主な副作用として、性器感染(腟カンジダ症など)、尿路感染(膀胱炎など)、体液量減少(脱水)、便秘、口渇、頻尿、尿量増加、陰部のかゆみなどが報告されています。

スーグラ®︎錠の1型糖尿病患者さんを対象とした国内臨床試験では頻尿4.0%(8例/201例)、口渇3.5%(7例/201例)、尿量増加1.5%(3例/201例)が認められています。