GLP-1受容体作動薬とフォシーガの主な違いは以下の通りです。
3. 糖尿病の内服薬について 私見をまじえてお話しさせていただきます。
医薬品の適正な使用を心掛けています。2017年以降、製薬会社から謝礼、飲食の接待などの利益供与を受けていません。安全で最適な薬物を選択するよう心がけています。
毎日内服する製剤 シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア、グラクティブ ..
フォシーガ錠(SGLT2阻害剤)は、腎臓にはたらき、余分な糖を尿と一緒に排泄することで血糖値を改善します。また、水分量の調節やその他さまざまな作用によって、心不全や腎臓病を改善するお薬です。
血糖が上がることで脱水になりやすくなり、脱水になるとさら血糖が上昇するという悪循環に陥ります。病状が悪化すると、“高浸透圧高血糖症候群(HHS)”や”糖尿病ケトアシドーシス(DKA)“という命に関わる病状になる恐れがあるため注意が必要です。
○ 糖尿病治療剤「フォシーガ錠」(慢性心不全、慢性腎臓病の適応もあり)
また糖尿病の薬の中には、下痢や腹痛といったお腹の症状を悪化させるものや、利尿作用により脱水になりやすい薬があります。
食事がとれていない状況で普段通り薬を服用するともあるため対策が必要です。
(1)アムバロ配合錠(アムロジピンベシル酸塩・バルサルタン)とロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)で、降圧作用減弱、腎機能障害者で腎機能悪化の可能性があり、併用注意。
(2)アドレナリンを含有する歯科用局所麻酔薬を使用する場合、グラクティブ(シタグリプチンリン酸塩水和物)、フォシーガ(ダパグリフロジン)、メトグルコ(メトホルミン塩酸塩)とアドレナリンで、血糖降下作用減弱の可能性があり、併用注意。
(ジャヌビアなど)、2014年にSGLT2阻害薬(カナグル、フォシーガなど) ..
バイアスピリン(アスピリン)とイコサペント酸エチルは血小板凝集抑制作用を有し、出血傾向増大の可能性があるため、十分な止血処置を行う。
アドレナリンを含有する歯科用局所麻酔薬を使用する場合、グラクティブ(シタグリプチンリン酸塩水和物)、フォシーガ(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)、メトホルミンとアドレナリンで、血糖降下作用減弱の可能性があり、併用注意。
フォシーガは世界110ヵ国以上で承認されているお薬で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使用できます。
ジャヌビア、エクア、テネリアなど, 胃腸障害、類天疱瘡(るいてんぽうそう ..
この12月11日つまりほんの4日前ですが、待望久しかった糖尿病の新薬であるDPP-Ⅳ阻害薬が発売になりました。一般名を「シダグリプチン」といい、同じ薬が別々の名前で二つの会社から併売されています。万有製薬からは「ジャヌビア」、小野薬品からは「グラクティブ」という名前です。それぞれ25mg、50mg、100mgのものがあり、値段・中身とも両者まったく同一のものです。一般的な剤型と考えられる50mgのものが1錠=186円くらいですから、従来の糖尿病薬で言えばアクトス30mg錠と同じくらいの値段であり、3割負担の方で2週間分のお薬代は186×14×0.3≒780円程度が自己負担となります。これだけのコストでどれだけ血糖コントロールを改善してくれるか、まずはこの薬剤のお手並み拝見、というところです。
今回は、前回の「かたくり新聞」で予告していたように、もうひとつのインクレチン関連薬である「GLP-1アナログ」についてお書きしましょう。「アナログ」とは類似体という意味であり、身近なアナログ製剤にはヒトインスリンのアナログがあり、インスリンを注射しておられる方はよくご存知かもしれません。ヒトインスリンをそのまま用いたのでは効果が十分早く出現しなかったり効果が短すぎたりする場合に、ヒトインスリンのアミノ酸配列を少し変えるような遺伝子工学手法を用いることでインスリン作用を調節することができるようになりましたね。超速効型インスリンや持効型インスリンなどがそうした「インスリンアナログ」にあたります。
ですから、GLP-1アナログは「GLP-1に類似したもの」ということになります。インスリンアナログと同様、GLP-1というホルモンに遺伝子工学的に修飾を加えて、薬理作用が都合よく発揮されるようにしたもの、ということになります。GLP-1というのはインスリンを分泌させる消化管ホルモンですが、このホルモンはそのままではDPP-Ⅳという酵素によりすぐ分解されてしまいます。そこで少し人為的な手を加えることで長く効果が発揮されるようにしたものがやっと臨床応用されるに至ったわけです。この薬剤は来年春すなわち2010年春頃に発売される予定です。このお薬の特徴について列挙してみます。
薬物療法は食事療法・運動療法を十分に行っていても血糖コントロールがうまくいかない場合に開始します。薬物療法で治療効果が得られるのは主にインスリンを分泌する力が残っている2型糖尿病の患者さんになります。血糖値を下げる飲み薬(経口血糖降下薬)は糖尿病の状態にあわせて調節していきます。
フォシーガで本当に痩せる?効果・飲み方・メトホルミン併用の真実
フォシーガは、SGLT2(エスジーエルティー・ツー)阻害薬として世界で初めて2型糖尿病の承認を取得し、110ヵ国以上で承認されています。
[PDF] 糖尿病治療薬 効能効果 併用確認シート(添付文書)
ジャヌビア/グラクティブ(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)は、インクレチン(消化管ホルモンの一種)を分解するDPP-4という酵素を選択的に阻害する薬剤です。
インクレチンは、インスリンの分泌を促す作用と肝臓における糖の産生を抑制する作用を併せ持つホルモンです。
ジャヌビア/グラクティブは、DPP-4を選択的に阻害してインクレチンの濃度を上昇させ、結果として血糖低下作用を示します。
「ジャヌビア(JANUVIA)」という名称は、「JANUS(ヤヌス、二つの顔を持つ神)」+「via(道)」から命名されました。併売品である「グラクティブ(GLACTIV)」は、「GLP-1の活性(activity)を保持する」から命名されました。ジャヌビアとグラクティブは錠剤の刻印やシートは異なるものの、主成分・添加物ともまったく同じです。
[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。
服用方法 | フォシーガ錠 | ONO MEDICAL NAVI 一般・患者さん向け
尿の中に糖を出して血糖を下げます。比較的新しい薬で、心血管疾患を抑えることができるという研究結果もあり、近年はSGLT2阻害薬が処方される割合が増えています。糖尿病だけでなく心不全の患者さんにも使えるようになりました。ただし、高齢者、腎臓機能の低下がある方、利尿剤を使用している方は、脱水や血栓・塞栓症などに注意が必要です。主な副作用として低血糖、尿路・性器感染、脱水、頻尿、皮膚症状などがあります。
スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、デベルザ、アプルウェイ、カナグル、ジャディアンス
ジャヌビアは、血糖に依存してゆるやかに作用する糖尿病治療薬です。血糖が低いときはインスリンの分泌を促進せず、必要以上に血糖を低下させないため、単独で用いる場合は低血糖のリスクはそれほど高くありません。また、体重増加の副作用も起きにくいとされています。食事の影響を受けないため、ライフスタイルに合わせて服用タイミングを決められるのも利点といえます。
リナグリプチン(DPP-4阻害薬)とエンパグリフロジン(SGLT2阻害薬)の配合製剤; 規格毎の1錠中に含まれる配合成分に関して.
重大な合併症は心筋梗塞、脳梗塞、失明、人工透析、足の切断などを指し、健康寿命を大きく下げるため糖尿病はしっかりコントロールする必要があります。
ジャヌビア/グラクティブ(一般名:シタグリプチン)の効果と副作用
ジャヌビア/グラクティブは、2型糖尿病に適応があります。
通常、成人には1日1回50mgを投与します。効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら 1日1回100mgまで増量できます。
イプラグリフロジン(スーグラ)、ダパグリフロジン(フォシーガ)、ルセオグリ ..
以前は糖尿病の患者さんはインスリンが足りないと考えられていました。しかし、インスリンは沢山でているのに、うまく働かなくて血糖が高くなる場合もあることがわかってきました。インスリンが効きにくいという状態を、インスリンに抵抗性があるというふうに表現します。特に肥満がある場合は、インスリン抵抗性が高いことがわかっています。
このように一口に糖尿病といっても多様な病態があり、近年、その病状に応じた薬が次々に開発され、治療薬として使われるようになってきました。
DPP4阻害薬(エクア・ジャヌビア・トラゼンタ・テネリア等) ..
非薬物療法(食事療法+運動療法)を行っても十分な血糖コントロールが得られない2型糖尿病の方を対象とした臨床試験では、ジャヌビア/グラクティブの投与開始から2週間後にはHbA1c値が有意に低下して、投与開始初期から血糖コントロールが改善されました。また、別の臨床試験では、長期にわたって安定した血糖コントロールが得られています。
SGLT2阻害薬(フォシーガ、カナグル、ジャディアンス、スーグラ等)
本サイトでは薬についてのすべての情報が記載されているわけではありません。
使用中の薬についての詳細は、主治医、薬剤師、医療スタッフに確認しましょう。糖尿病以外にも病気がある方、妊娠中の方は特に注意が必要です。使用中の薬に対する不安、不明な点がある場合であっても自己判断で中止せず、まずはご相談ください。
[PDF] 近年の主な糖尿病治療薬の第III相試験デザインについて
ジャヌビア/グラクティブは従来の糖尿病治療薬とは作用機序が異なるため、インスリン注射薬をはじめとしたほとんどの糖尿病治療薬と併用できます。
また、血糖に依存して作用が発現するため、低血糖を起こしにくいという特徴もあります。一方で食欲増進作用がないため、体重増加をまねきにくいというメリットもあります。
さらに、食事の影響を受けないことから、ライフスタイルに合わせて服用時間を決められるのも大きなメリットです。
糖尿病の飲み薬(経口血糖降下薬) | 茅ヶ崎市の糖尿病専門医が解説
普段どんな種類のお薬を飲んでいるかご存じでしょうか?
実は治療で使用している薬の種類で対応が異なります。
まずご自身が糖尿病に対してどんなお薬を処方されているか確認してください。
◦DPP–4阻害薬【商品名=ジャヌビア®、ネシーナ®、エクア®、テネリア®、 ..
初期の糖尿病は自覚症状がほとんどありません。そのため初期の糖尿病は職場健康診断やドックの血液検査で血糖値が高いことを指摘され見つかることがほとんどです。血糖値が高い状態がつづくと、異常なのどの渇き感、トイレの回数が多くなる、倦怠感、理由もなく体重が急に減るなど症状がでてきます。血糖が上がることで悪循環がおきるためです。血糖値が上がることで尿の糖が増える、尿の糖が増えると一緒に大量に尿がでる、そしてのどが渇く、多くの糖が尿から出るのでカロリーを失い体重が減る、強い空腹感がでるため異常に食べることになります。
フォシーガ®、ジャディアンス®、カナグル®、デベルザ®、ルセフィ ®】
その他、腎機能障害がある方なども、ジャヌビア/グラクティブの服用には注意が必要です(参照:特定の患者さまへの使用に関して)。