ルセフィとフォシーガは、です。 以下の表で、2つの薬の違いをご確認ください。


SGLT2阻害薬というのは薬の種類名で、実際の薬物名でいきますと、院内では、ジャディアンス、フォシーガの採用があります。また、前回紹介した阻害薬の成分をミックスした、カナリア配合錠、トラディアンス配合錠も採用しています。前者は「カナグル」という名前の薬と「テネリア」という名前の薬、後者は「トラゼンタ」という名前の薬と「ジャディアンス」という名前の薬をミックスしたものです。


飲み方のポイントとして、ことでフォシーガの副作用であるカンジダを予防できます。

この記事ではフォシーガの副作用に気がつくために知っておきたい初期症状や、重大な副作用にならないための注意点を解説しています。

記事を読めば、副作用の初期症状や対策がわかるため、フォシーガを使用したダイエットへの不安が軽減されるでしょう。ぜひ最後まで読み、参考にしてくださいね。

フォシーガのダイエット効果をさらに高めるための方法は以下の通りです。

その薬剤が本当に有用かどうかを検討するのは、実は大変な作業です。
たとえば、血糖値をよく下げる、という薬であったとしてもほかに変な副作用があったり、血糖値が下がっても生命予後は改善しない、とか心臓病が増える、とかいうことがあったりしたら、その薬は真に有用なものとはいえない。
そこで真に有用かどうかを調査するためには大規模臨床試験による裏付けがなされるのが一番です。
最も信頼度の高い方法は、同じ疾患の同じような背景因子を有する2つのグループに、片方のグループには薬剤を、もう片方のグループには偽薬をヨーイ・ドンで内服していただいて、数年経た時点で両群の死亡率や想定される疾患の発症率を比較するというものです。
そうしてその結果にしっかりと差がついていたなら、その薬の有用性が証明された、証拠(エビデンス)が出た、ということになります。

※フォシーガ(成分名:ダパグリフロジン)は『糖尿病のない慢性腎臓病』だけでなく『慢性心不全』の治療薬としても保険適応がなされています(2020年11月に慢性心不全への保険適応承認)。

フォシーガの併用禁忌薬(併用が禁止されている薬)はありません。

どのようなお薬でも、効果が期待できる反面、副作用のリスクがあります。フォシーガの服用中に以下のような症状が現れた場合は、早めに医師に相談しましょう。

ただし、副作用に気づくためのポイントを知らないまま飲み始めると、副作用を見逃し、悪化してしまう可能性もあります。フォシーガの服用を検討している場合は、初期症状や対策を知っておくことが大切です。

これらのお薬とフォシーガを併用することで、ことや可能性があります。

以下の症状は、フォシーガを飲むときに注意しておきたい重大な副作用です。

効果のある人とない人、50%-50%の印象です。また長期投与する場合、膀胱癌のリスクがあがることが懸念されています。添付文書には、海外で実施した糖尿病患者を対象とした疫学研究において、本剤を投与された患者様で膀胱癌の発生リスクが増加するおそれがあり、また、投与期間が長くなるとリスクが増える傾向が認められているので、投与開始に先立ち、患者様又はその家族に膀胱癌発症のリスクを十分に説明してから投与することとあります。また、女性において骨折の発現頻度上昇が認められていることも懸念材料です。


そのため、フォシーガを扱っている病院を受診して処方してもらいましょう。

フォシーガ(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)は、ナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT)2を選択的に阻害する薬剤です。
SGLT2とは、腎臓の近位尿細管におけるグルコース(糖)の再吸収で重要な役割を担う輸送体です。フォシーガは、SGLT2を競合的かつ可逆的に阻害してグルコースの再吸収を抑制し、尿中グルコース排泄を促すことにより、血糖コントロールを改善します。
また、体液量の補正や血圧低下、血行動態の改善などさまざまな作用により、慢性心不全や慢性腎臓病を改善する効果も期待できます。
なお、「フォシーガ(forxiga)」という名称は、患者さまのため・患者さまの家族のため・医師のためを表す「for」と、inhibit glucose absorption(糖の吸収を阻害する)の頭文字の「iga」を掛け合わせる(x)ことで、既存の血糖降下薬にはない新たな作用であることを表現しているそうです。

フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)の適応としては、以下が認められています。

フォシーガを服用してもが考えられます。
食事制限が必要ないとはいえ、明らかな食べ過ぎは効果を半減させてしまいます。
服用と併せて、です。

フォシーガを使用したダイエットでの注意点は、主に以下の4つです。

ファスティック、スターシス、グルファスト、シュアポスト
15分程度のインスリン分泌作用しかなく、意識を失うような低血糖はおこしません。大きな副作用もなく、良い薬だと思います。

フォシーガの服用は禁止されていないものの、服用できるかのな方もいます。

糖尿病でフォシーガを飲み始めて3か月ほどたちました。
大した副作用もなく、A1cも徐々に落ちてきて喜んでいたのですが、ここ数日、排尿時にしみるような感じがありトイレも近く尿道炎かもしれません。
フォシーガでは尿路感染症になりやすいと聞いていました。
涼しくなって水分摂取量も減っていたので、できるだけ水分を取るようにしようと思います。
しかし、やはり、一旦お薬を止めた方がいいでしょうか?
止めると血糖値が上がるのは目に見えているので不安です。
お薬を飲まなくても血糖値200位になると尿に糖は出ていると思うのですが、その程度では尿路感染症にはならないのですか?
尿に糖を出さないためには、甘いものや糖質も控えた方が早く治るでしょうか?

フォシーガ錠は飲みます。フォシーガを飲むタイミングは朝がおすすめです。

フォシーガは糖尿病の治療薬なので糖尿病(血糖値)を改善させる事も含めて以下の作用が期待出来ます。

フィットクリニックではフォシーガ(5mg/10mg)の処方を行っております。

はじめの1週間は尿が増えトイレが近くなったりしますが飲み慣れると1週間程度でおさまることが多いです。食事のたびにお茶か水を2杯ずつとるなど水分を多くとり脱水にならないように注意しましょう。
特に女性で膣カンジダ症になる危険がわずかに増えます。膀胱炎は増えないことが多くの試験で確認されました。

●フォシーガ5mg・10mgの処方価格(服用したことがある方)

まず、糖を含んだ尿が排泄されますので、糖を餌に雑菌がわくことがあり、陰部・性器に感染症を起こしうることが知られています。特に女性は尿道が短いためもともと膀胱炎を起こしやすい、という方がいらっしゃいますが、この薬を飲んでいるときには特に注意が必要です。排尿後や入浴時におしもの周りを清潔にするよう心がけましょう、と説明しています。

フォシーガは糖質制限ダイエットに近い働きをしていると言えるでしょう。

なお、糖が尿に排出されやすくなることで、膀胱炎などの尿路感染症、カンジダなどの性器感染症が起きやすくなります。感染が腎臓まで広がると腎盂腎炎にいたることもあり、命にかかわることもあるので、以下のような症状には注意してください。

それではフォシーガは、どのようにして効果を発揮するのでしょうか?

糖尿病薬SGLT-2(ナトリウム・グルコース共輸送体-2)阻害薬に関して、厚生労働省が添付文書改訂を指示、重大な副作用として低血糖、腎盂腎炎および敗血症、脱水、ケトアシドーシスが追記されました。当モニターにもSGLT-2阻害薬のひとつ、トホグリフロジン(製品名:アプルウェイ)による腎盂腎炎が報告され、因果関係が否定できず警鐘事例として発信しました(2016年1月18日付)。日本糖尿病学会の「SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」(2014年6月策定、同年8月改訂)に引き続き、死亡例が出たためです。
本剤は、腎臓の近位尿細管でグルコースの再吸収を行います。尿糖を増やして血糖を下げるしくみです。腎機能が正常なら、服用で1日当たり約70gのグルコースが尿に出ることが分かっています。
これまでに当モニターに寄せられた本剤の副作用報告は、イプラグリフロジン(製品名:スーグラ)で6例11件(湿疹・痒みなどの皮膚症状4例、膀胱炎、亀頭炎と尿路系感染症2例)、ダパグリフロジン(製品名:フォシーガ)で8例10件(低血糖1例、陰部カンジダ1例、陰部痒み2例、発疹1例、頻尿2例、膀胱炎1例)でした。直近ではさらに増え、イプラグリフロジンで吐き気、蕁麻疹、ダパグリフロジンは急性膀胱炎、陰部カンジダ、頻尿が、トホグリフロジンでは性器感染、肝機能異常、発疹、血圧低下、筋肉痛の報告がありました。
製品によって差はありますが、SGLT-2阻害薬は腸で水分の吸収を担っているSGLT-1の阻害作用も併せ持つため、腸管の水分吸収が低下します。また、SGLT-2は腎臓以外の臓器にも分布しているので、グルコースの取り込みを行っている膵β細胞の活動に影響を与えることも考えられます。
国内での発売は2014年でしたが、長期的な安全性は分かっておらず、今後も様々な副作用が現れる恐れがあります。重症化を防ぐ対処法も備え、見守りを強めましょう。

フォシーガを使用すると、脂肪をため込みにくくなると言えるでしょう。

フォシーガの副作用として、低血糖(血液中のブドウ糖が少なすぎる状態)が起こることがあります。フォシーガはほかの糖尿病治療薬と比べて低血糖が比較的起きにくい薬ですが、注意は必要です。

eGFR 25-30 mL/minであったも、フォシーガの腎保護作用はある.

低血糖.
b.腎盂腎炎.


イプラグリフロジンL-プロリン
Ipraglifl ozin L‒Proline
●スーグラ(アステラス,寿,MSD)
錠:25mg,50mg
[用]1日1回50mgを朝食前又は朝食後.
最大 1日1回100mg .
重度の肝機能障害は低用量から開始.
[副 32%]D.●頻尿8%,多尿,尿管結石,腎結石,陰部そう痒,膀胱炎,外陰部膣カンジダ,
鼻咽頭炎,貧血,糖尿病網膜症,便秘,下痢,胃炎,胃食道逆流性疾患,上腹部痛,腹部膨満,
口渇,体重減,空腹,倦怠感,肝機能異常,糖尿病性ニューロパチー,めまい,頭痛,感覚鈍麻,
上気道炎,湿疹,発疹,蕁麻疹,高血圧,血中ケトン体増,尿にβ2ミクログロブリン,
β‒ NアセチルDグルコサミニダーゼ,尿潜血,アルブミン/クレアチニン比増,ケトン体,α1ミクログロブリン増加

カナグリフロジン水和物
Canaglifl ozin Hydrate
●カナグル(田辺三菱)
錠:100mg
[用]1 日1 回100mg朝食前又は朝食後.
[副 29%]D.浮動性めまい,体位性めまい,頭痛,失神.便秘,口渇.歯周炎,腹部膨満,上腹部痛,
下痢,胃炎,胃食道逆流性疾患,悪心.頻脈,心室性期外収縮,起立性低血圧.低血圧.白血球増加症,
赤血球増加症.膀胱炎,頻尿尿路感染,緊張性膀胱,夜間頻尿,多尿.接触性皮膚炎,湿疹,そう痒症,
発疹,蕁麻疹,中毒性皮疹結膜炎.回転性めまい,突発難聴.外陰部腟.カンジダ症.性器カンジダ症,
腟感染,外陰部炎,亀頭炎,亀頭包皮炎,良性前立腺肥大症,陰部そう痒症,外陰腟そう痒症.ケトーシス,
●無症候性低血6.8%.糖血中ケトン体増加.血中クレアチニン増加,血中カリウム増加,ヘマトクリット増加,
尿中血陽性,赤血球数増加,尿中アルブミン/クレアチニン比増加,尿中ケトン体陽性,尿量増加
脱水,無力症,胸部不快感,空腹,倦怠感
背部痛,体重減少.


ダパグリフロジン
プロピレングリコール水和物
Dapagliflozin Propylene Glycolate Hydrate
●フォシーガ(アストラゼネカ,小野)
錠:5mg,10mg.
[用]1日1回5mg. 最大1日1回10mg
[副 17%]D.腟カンジダ症等,膀胱炎等,ヘマトクリット増,便秘,口渇下痢,背部痛,
発疹,頻尿,腎機能障害,排尿困難,尿量増加,頭痛,振戦,めまい.眼乾燥,陰部そう痒,
高血圧,倦怠感,体重減


トホグリフロジンTofogliflozin Hydrate
●アプルウェイ(サノフィ)
●デベルザ(興和)
錠:20mg.
[用]1日1回20mg朝食前又は朝食後.
[副 37%]D.発疹,●頻尿7%,尿路感染,尿量増,●口渇7%,倦怠感,体重減,脱水
尿中ケトン体陽性,尿路結石,夜間頻尿,尿中β2ミクログロブリン増.便秘,空腹下痢,腹痛,
めまい,頭痛,性器感染,血圧上昇,起立性低血圧,上気道炎,
●血中ケトン体増10%,


ルセオグリフロジンLuseogliflozin Hydrate
●ルセフィ(大正,大正富山,)
錠:2.5mg,5mg.
[用]1日1回2.5mg朝食前又は朝食後.
最大1日1回5mg.
[副 18%]D.膀胱炎,外陰部膣カンジダ,頻尿,陰部そう痒,便秘下痢,逆流性胃食道炎,
口渇,血中ケトン体増加,CRP 増加,白血球数増加,NAG 増.
尿にβ2 ミクログロブリン,白血球,アルブミン,ケトン体,尿細菌,尿中血,蛋白,赤血球増,.

フィットクリニックでは、ルセフィと同じSGLT2阻害薬のフォシーガを含む

※SGLT-2阻害薬のうち体重減少効果が最も高いのがカナグルであるため、当クリニックの医療ダイエット外来においてカナグルを採用しています。