『スペースコブラ』はSF・アウトローがテーマの名作アニメです。 OP曲『コブラ』は大野雄二の作曲で、80年代らしいダンディな楽曲です。
『LP■アニメ/SPACE COBRA スペースコブラ 音楽篇/VICTOR JBX-25005/国内82年ORIG 美品/東海林修 OSAMU SHOJI/松崎しげる/EVE/寺沢武一』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でd3-IP6nsi6xRYhjhX7ZLから出品され、1の入札を集めて1月 5日 16時 16分に落札されました。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。兵庫県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
『スペースアドベンチャー コブラ』公開40周年記念 特別4K上映
出崎統監督によるテレビアニメのDVDパートワークの数々が、書店で発売中である(発行元ぴあ)。「あしたのジョー」(パート2含む)が好評だった結果、「宝島」「ガンバの冒険」と続き、1月23日からは「」全31話が発売開始となった。1982年7月3日公開の「SPACE ADVENTURE コブラ」に続き、同年10月7日から83年5月19日まで放送されたテレビシリーズである。
ギルドに属さない宇宙海賊コブラが、美女の依頼に応えて謎解きや宝さがしをしたり、巨悪へ無謀とも思える戦いを挑んだりと、痛快娯楽の極みといったアクション作品である。星から星へと旅をする宇宙船乗り、行く先々にも人間ばなれした異星人たちがいるというスペースオペラの古典的な世界観をストレートに援用している点でも独特である。
どんな危地にも動じず、しかし行動原理は人間くさい感情で、タフで優しく無敵のヒーロー像、コブラ。その点ではハードボイルド探偵、西部劇のガンマン、流浪の剣豪などとも重なる部分が多い。そして身体・精神と一体化した左腕の仕込み銃「サイコガン」で悪党を一掃する「カタルシス重視の作品」で、同時にヒロインの肌は露出が多く、グラマラスであって、いろんな点で目を楽しませる工夫に富んでいる。「オトナのための童話」的なニュアンスを強く感じる作風なのだ。
本作は深夜帯ではなく、フジテレビの木曜日午後7時から放送されていた。エロスとバイオレンス満載という点で、現在では絶対に不可能な放送枠であるが、このころのSFアニメがいかにパワフルだったかというひとつの証左ではないだろうか。
たしかに1982年秋口のアニメ雑誌を調べてみると、SFアニメの著名タイトルがずらっと並び、激戦をくり広げていた時代性が如実に分かる。同期の10月新番組としては「超時空要塞マクロス」「わが青春のアルカディア無限軌道SSX」があって、これに「六神合体ゴッドマーズ」「戦闘メカ ザブングル」「銀河烈風バクシンガー」「太陽の牙ダグラム」といった継続番組(ロボットアニメ)が加わる。映画も1983年春に結集するSFアニメ大作群「宇宙戦艦ヤマト 完結編」「幻魔大戦」「クラッシャージョウ」「うる星やつら オンリーユー」というラインナップの過密興行に先行する情報が、公開約半年前なのに大量に載っていて期待感を高めている。加えて「魔法のプリンセス ミンキーモモ」「太陽の子エステバン」「さすがの猿飛」「FUTURE WAR 198X」など、元気のいい作品から新聞で話題になった作品まで併走しているのだから、実にエネルギッシュな感じがする。
2000年ぐらいに深夜アニメが盛んになり始めたころ、あるベテラン監督がこんなことを語っていた。「前はアニメ雑誌を見れば、業界全体が編隊飛行をしているような感じがあった。めざす方向性はいっしょで、右を見ればこう飛んでいるのか、左を見ればこんな飛び方があるのかと、そういう印象だった……」と。そんな状況のピークもまた、おそらくこの1982年ごろなのではないか。
検証してみると、興味深いことに気づいた。1978年にアニメ雑誌「アニメージュ」が創刊されて、「ジ・アニメ」「アニメディア」「マイアニメ」と同じA4サイズのアニメ雑誌が増殖した。これにB5サイズの「アニメック」「OUT」が加わるのだから、明らかに飽和状態である。それでも一人で何誌も買うほどニーズがあり、作品、作家のほうも何かにつけてパワフルであった。1985年には、さらにA4ワイドの「ニュータイプ」が加わるのだが、1986年末には一挙3誌が休刊してしまう(発売月は1月先行するので表記上は1987年初頭)。そして1977年の劇場版「宇宙戦艦ヤマト」から始まった青年層向け最初の「アニメブーム」は、ここでいったん区切りがついたとされている。
その間、約8年ということになる。そしていま話題にしている「1982年」が、その中点の4年目にあたる。まさに上がるだけ上がり、やがて下がり始める直前の「ピーク」と見て間違いない。
ピークを形成する要因のひとつは、1978年日本公開(米国1977年)のアメリカ映画「スター・ウォーズ」による「宇宙SFブーム」である。そしてその初期3部作の完結編「ジェダイの帰還」の公開もまた、1983年である。連動性は、かなり強い。宇宙SFブームも「この辺で一段落かな」というこの時期、数々の「次の動き」が始まっている。
まず、出崎統監督の「コブラ」は劇場版に先行してパイロット版が制作されているが、これは北米輸出を前提にしていた。そして「」の放送開始ごろ、出崎統監督は翌年公開の「ゴルゴ13」の準備を併走していて、同時に記事になっている。CGを初めて本格的にアニメへ組み込むという、挑戦の意欲が監督の口から語られているのだ。そして「」の絵コンテ(さきまくら名義)は初期話数に留まり、「出崎統監督のテレビアニメ」は、しばらく放送されなくなってしまうのだ。
東京ムービー新社(トムスエンタテインメント)が、合作など海外向け作品に注力を始めていたのが、その最大の理由である。出崎統監督ら主力クリエイターは、予算も市場も大きい外国市場に振り向けられ、円高になってメリットがなくなる時期まで、この状況が続く。その円高時期は1986年から1987年ごろまでなので、アニメ雑誌休刊ともシンクロしていた。
日本の年表だけを見ていると、1983年末にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)がスタートしたことと、「少年サンデー」「少年ジャンプ」原作のアニメが他社のアニメ雑誌に掲載しづらくなったこと、ファミリーコンピュータが1983年に発売されたことによって、1986年の衰退へ向かうように見えてしまう。しかし「」と出崎統監督の動きに注目すると、決してそれだけではないことが分かってくる。むしろ「ベテラン戦力の国外流出」が相当、歴史に大きな影響をあたえているはずなのだ。これは目に見えにくい影響であるがゆえに、注意喚起しておかないと見逃してしまう。
だからこの件は、手を替え品を替え何度でも話すようにしている。理由は「そろそろ合作ブームの当事者たちがリタイアするから」である。どの会社がどんなスタッフで、どんなタイトルを何本ぐらい手がけていたのか、それすら明解ではない現況。なんとか歯止めをかけたいものである(敬称略)。
01 Secret Desire (Instrumental) 2:38
02 Cobra 2:58
03 Heiwa e no Dasshutsu 3:12
04 Pastoral 1:37
05 Cosmic Dust 2:51
06 Window Shopping 2:07
07 Rush Hour 1:33
08 My Blue Little Angel 4:02
09 Twilight Memory 3:35
10 Seesaw Game 1:45
11 Yuuhi ni Se wo Mukete 1:58
12 Mirage 3:33
13 Joyful Voyage 1:23
14 Special Moment 2:57
15 Akuma no Sasayaki 2:27
16 Secret Desire 3:43
Disc length 42:19
A1 シークレット・デザイアー (インストゥルメンタル) 2:38
A2 コブラ
Vocals – 前野曜子
2:56
A3 平和への脱出 3:06
A4 パストラル 1:33
A5 コスミック・ダスト 2:47
A6 ウインドウ・ショッピング 2:03
A7 ラッシュ・アワー 1:30
A8 マイ・ブルー・リトル・エンジェル 3:55
B1 トワイライト・メモリー 3:34
B2 シーソー・ゲーム 1:42
B3 夕陽に背を向けて 1:54
B4 ミラージュ 3:31
B5 ジョイフル・ボヤージ 1:22
B6 スペシャル・モーメント 2:55
B7 悪魔のささやき 2:21
B8 シークレット・デザイアー
Vocals – 前野曜子3:41
Columbia Sound Archives Series スペースコブラ(CD)
( ´・ω・) 特に83年でも英語歌詞を普通に放り込んできたオーガスと、フルサイズで英語曲になっていたバイファムの「歌えないけどカッコいい」という存在がデカいと思っている。82年のスペースコブラでも英語部分はあるけれど、まだ「おしゃれ歌謡曲」の範疇にあったように思う。
アニメ「スペースコブラ」を彩る音楽の全てを網羅したアルバムとして、今後も長く愛される作品であり続けるでしょう。アニメのファンはもちろん、アニメ音楽を特に愛好するリスナーにとっても、このサウンドトラックは非常に価値のあるコレクションアイテムと言えます。
この動画の広告利益及び全ての収益は、音楽制作者及び著作権所有者に還元されます。 動画・音楽のすべての著作権は元の作成者に属します。
二枚組で構成されており、その中には初めてCD化された曲も多数含まれています。アルバムの発売は2004年4月21日に行われ、それから音楽ファンやコレクターから高い評価を受けています。各ディスクには様々な楽曲が収録されており、その中には「コブラ」や「さよなら Man's World」といった楽曲もあります。これらの曲は、アニメのシーンに深みを加え、視聴者に強い印象を与えるものとなっています。
国内盤(JPN Press)■ Columbia CX-7074
帯付き(w/OBI)■
解説付き
______
コブラ (アニメ)』
寺沢武一のSF漫画『コブラ』を原作としたアニメ作品
羽田健太郎 & 大野雄二
スペースコブラ (オリジナル・サウンドトラック)
寺沢武一:作 人気の少年ジャンプ漫画 TV版「スペースコブラ」サントラ
音楽:大野雄二、羽田健太郎
★★ 主題歌: 前野曜子 ★★
オープニング&エンディング・テーマ収録
サイコガン クリスタル・ボーイ
少年ジャンプ SPACE ADVENTURE コブラ
Nippon Columbia Co., Ltd. 80sアニメ SF
Jazz-Rock, Jazz-Funk, Easy Listening, Soundtrack
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●中古LPアナログレコードです● Used Vinyl Record
■(CDではありません)■ 33RPM
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『コブラ-COBRA-』前野曜子【スペースコブラ OP】バンドカバー · Comments569.
1982年から1983年にかけて放送されたアニメ「スペースコブラ」のサウンドトラックであり、羽田健太郎や大野雄二などの作曲家による曲が収録されています。羽田健太郎によるメインの楽曲や、大野雄二作成の主題歌とエンディングテーマが含まれており、アニメの音楽的な魅力を反映しています。
志乃舞さん、すごっ😆 しかもルパン楽曲を三味線でって・・・壮大すぎる😲 ちなみにドラマ「大激闘マッドポリス`80」やアニメ「スペースコブラ」のオープニング曲も大野雄二さんの作品なのでご存じなければ是非お聴き下さい☺️
O.S.T. (前野曜子,YUJI OHNO 大野雄二) / コブラ (スペースコブラ) (7
“マジカルボイス”葉月みなみがカバー曲を初リリース。タイトルは「コブラ」。原作・寺沢武一によるTVアニメ『スペースコブラ』の主題歌として、1982年に前野曜子(元ペドロ&カプリシャスのヴォーカリスト)が歌った作品だ。作詞・冬杜花代子、作曲・大野雄二による楽曲を周防泰臣がアレンジ。葉月みなみバージョンの「コブラ」が誕生した。
コブラ (前野曜子 : オリジナル歌手) (アニメ「スペースコブラ」より)
アーティスト/ キャスト
前野曜子 (アーティスト) 冬杜花代子 (作詞者)
大野雄二 (作曲者) TVサントラ (演奏者)
羽田健太郎 (作曲者) 清野由美 (演奏者)
大津あきら (作詞者) 山崎修 (作曲者)
志熊研三 (編曲者) 伊藤薫 (作詞者)
内容
初収録音源多数!! 放送以来20年の時を経て奇跡のアルバムが登場!! 1982年から83年、フジテレビ系にて放送され、世界的にヒットした寺沢武一原作の人気アニメーション「スペースコブラ」。根強いファンが多いだけではなく、国内外で再評価の動きも現在あり、再び注目を集めている。音楽面でも非常に人気が高い。巨匠・羽田健太郎が手掛けたアニメ音楽史上屈指のハイクオリティーな劇伴に、大野雄二作の主題歌&エンディングテーマ。初収録音源を含め、「コブラ」の音楽世界をCD2枚に完全収録予定!!
【スペースコブラ】オープニング & エンディング曲(フルVer.)
「コブラ」は1978年から『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした寺沢武一によるSFコミック。左腕に高性能光線銃“サイコガン”をつけた宇宙海賊“コブラ”の活躍が描かれている。1982年(昭和57年)7月には劇場用アニメ『スペースアドベンチャー コブラ』として映画化され、同年10月からはTVアニメ『スペースコブラ』として放送された。
サントラ/サウンドトラック/O.S.T アニメ スペースコブラ
国内盤(JPN Press)■ JBX-25005
帯付き(w/OBI)■
見開きジャケ Gatefold■
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『コブラ』(COBRA THE SPACE PIRATE)
寺沢武一の漫画作品
コブラ 音楽編
音楽:東海林修
'82に公開された劇場版のサントラ!音楽は東海林 修が担当!
サイコガンとパイソン77マグナムで知られる早すぎたハードボイルド・アクション・アニメ「COBRA」の'82に公開された劇場版(映画版声優は松崎しげる
スペーシーな"ジェーン・マイ・ラブ"、ドープ・グルーヴ"ダコバの首"、"愛のソルフェジェット"、エレクトロ・ディスコ・チューン"ディスコ・コスモ"等収録!
スペースコブラ
※※ 盤外周部に うねりあり × 演奏には影響ありません
80sアニメ
SF スペースコブラ
サイコガン 週間少年ジャンプ
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●中古LPアナログレコードです● Used Vinyl Record
■(CDではありません)■ 33RPM
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オープニングテーマ曲。 歌はペドロ&カプリシャスの. 初代ヴォーカルだった. 前野曜子さんが担当。
羽田健太郎氏が手がけたアニメ音楽史屈指のハイクオリティーな劇伴に、大野雄二の主題歌&エンディングテーマ。初収録音源を含め『コブラ』の音楽の世界をCD2枚に完全収録。
前野曜子「コブラ」『スペースコブラ』主題歌1982年(昭和57年)発売 作詞:冬杜花代子 作曲:大野雄二.
寺沢武一先生原作のSF漫画「コブラ」は、
1982年夏にまず劇場版アニメ「スペースアドベンチャー・コブラ」が、
続いて数ヶ月遅れて10月にはTV版が「スペースコブラ」と題されて製作、
フジテレビ系列で毎週木曜夜7:00~に放映された。
映画・TVとも監督は出崎統氏、作画は杉野昭夫氏
という鉄壁のゴールデンコンビ。
音楽は映画版では(「さよなら999」で
アニメファンには知られた)東海林修氏が担当したが、
TV版では主題歌を新ルパンの大野雄二氏、劇伴(BGM)を
マクロスや宝島の羽田健太郎氏の両名で分担し、
放映当時にはLPレコードで、1枚のBGM集と
2枚のドラマ編アルバムがリリースされた。
その音楽集のLPレコード(1982.11.21 CX-7074)は、
1枚のアルバムとしてはバランスの良い選曲・構成で完成度が高いものの、
本編劇中で屈指の名場面を彩ったり、毎回のように
多用されたという、
ファンにとっては断腸の商品であった。
以来、多くの熱心なファンを擁する「コブラ」は、
映像商品に関しては、いつの時代も手軽に
入手可能な恵まれた環境であるにもかかわらず、
こと音楽面では不運が続く。
* * * * * *
「スペースアドベンチャー・コブラ(TV版)」(=「スペースコブラ」)は、
バンダイからの初ビデオソフト(LD-BOX)化の際に、
(「より良いステレオの音質で」という考えからか)
オープニング・エンディングが、「レコード版フルサイズを編集して
つくられたステレオ版という、改竄をされたことがある。
この当時、ビデオソフト化に際し、どういう訳か
オープニング・エンディングをステレオ音声にする、
という余計なお世話を施すケースが立て続いていた。
( そもそもTVアニメの多くがステレオ音声となるのは、
1990年代半ばのことであり、それ以前はモノラル音声が当たり前だった。)
もちろん、オリジナルのTVサイズのステレオ音源(作品によっては
なぜか作られていた)に差し替えてくれるのならまだしも、
よりにもよって
この時期そうした被害にあってしまったのが、
「超時空世紀オーガス」「銀河漂流バイファム」、
そしてこの「スペースコブラ」であった。
「どっちでも変わんないんじゃないの?」と言うなかれ。
「コブラ」や「オーガス」「バイファム」に限らず、
しばしばこれらのだ
極端に判りやすい例として、「ナディア」や「ヤマト(パート1初期)」
「旧ルパン(パート1初期)」のオープニングを思い浮かべて欲しい。
TVで(実際の作品で)流れた主題歌と、レコードやCDに収録されていた
フルサイズの主題歌とではイントロやアレンジ、歌唱がまるで違う。
そもそもTVサイズとフルサイズは全く別物なのだ
(だ。)
よって単純にフルサイズ版を編集しても
同じモノは再現できないどころか、
新規にニセモノを作成してしまうことになる場合さえあるのだ。
(もちろんもともとの作品自体において、フルサイズとTVサイズを
別々に製作せず、レコード用フルサイズを現場で編集して、
オリジナルのTVサイズを作成するケースもあるにはある。
とりわけ近年の特撮ヒーローものでは、割と多い傾向らしい。)
「スペースコブラ」のオープニングで言えば、
イントロのサックスのアドリブ演奏からして、
本来のTVサイズとフルサイズではメロディが全く違う。
↑どちらかと言えば私はTVサイズの
アレンジの方が好きなので、なおさら腹立たしかった。
さらに不幸なことに、後年
「東京ムービーアニメ主題歌大全集」というLDの
第3巻(ビームエンタテイメント社 BBLA1133)では、
(オーガスともども)このまがい物TVサイズのほうが収録
されてしまって、またも大ショック!
このままこのニセモノがTVサイズとして
後世に定着してしまうのか!?と苛立ったものだ。
さて、その「スペースコブラ」のオープニングTVサイズ…、
上述のとおり放映当時リリースされたドラマ編LP
「スペースコブラ ワンダー・スペシャル
復活!サイコガン~最終兵器の秘密」(CX-7094)に、
そのオリジナルのTVサイズのステレオ版が
ちゃんと収録されていたのだ…!
にもかかわらず、あえてまがいものを
作って宛がってしまうなどと…!
(後年「東京ムービーアンソロジー」CDで
かろうじてオリジナル版が良い音質で収録されるのだが、
惜しいことに今度はモノラル…u
まぁオリジナルだったことは救いだが。)
しっかし、なんでステレオ素材があるのに
偽者やモノラル版を入れてしまうのか…、
まぁ担当者がその存在を知らないんだろうけど。
ちなみにCD「東京ムービーアンソロジー 3」
(エアーズ AYCM639 1999.2.21発売)と
CD「東京ムービーアンソロジー 4」
(エアーズ AYCM654 1999.5.21発売)ではどういうわけか
「コブラ」や「オーガス」のみならず、
やはりステレオ版のオリジナルTVサイズが存在する
「(太陽の使者) 鉄人28号」や、「あしたのジョー2」まで
モノラルで収録されている。
前者はビデオソフトに収録されてた程度なので
あまり知られていないのは判らなくもないが、
後者は放映当時からステレオ放送の先駆けであり、
過去何度もビデオソフト化され、すべからく
ステレオで商品化されてるくらいなので、
わざわざモノラル素材を採用してしまうあたり、理解に苦しむ。
さて、前述のごとくバンダイからの
初ビデオソフト(LD-BOX)化の際に、
まがいものの疑似TVサイズに差し替えられた
「スペースコブラ」オープニングだったが、
後にソフトの販売権がKSS社に移り、
リニューアル発売されるに際して、
という声を聞きつけた担当者が、
「KSS版の売りになる」と判断して
。
(「そんなものはない」という関係者の思い込みから
なかなか取り合ってもらえず、オリジナル音声を
探してもらうのに苦労したというエピソードが、
当時のKSS社の告知チラシで紹介されている。)
そして現在流通しているDVD版コブラ・TVシリーズでは、
KSS社が再発売したLD同様に、
。
しかもである。
…長い道のりだったが良かった、良かった。
* * * * * *
ようやく本題である。
「スペースコブラ」放映当時、コロムビアから
2枚のドラマ編LPがリリースされたことは先に述べた。
そのうちの1枚目、
「スペースコブラ ワンダー・スペシャル 復活!サイコガン~最終兵器の秘密」(CX-7094)
には挿入歌が3曲(加えて「コブラ」TVサイズSTEREOオリジナルヴァージョンも)収録されていたのだが、
これもまたおいそれとは聴くことが叶わぬ不遇の歌曲たちであった。
挿入歌のうち2曲、「さよなら Man's World」と
「甘い出来事」はシングルカット(AH-299-A)されたものの、
3曲目のので、
この「レディー」や「コブラ」TVサイズSTEREOオリジナルヴァージョンに
至っては永らく素の状態で聴く機会が全くなかったのだ。
(私、この曲好きだったので、どんなに商品化を望んだことか…。)
特に「レディー」のあまりに疎外された扱いに、
ひょっとしたら純粋なコブラの曲ではなく、
なにかからの流用という可能性さえ考えたこともあるくらいだ。
以前、試しにネットで検索をかけてみたところ、
(例えば歌ってたアーティストが自分のアルバムなり
何なりに収録していたりしないかとも考えたのだが)
全くヒットせず、この曲の存在そのものがコブラファンや
アニソンファンにすら話題にされてないくらい、
ほとんど認知されていないこともあらためて確認してしまった。
(なお歌手であるTOMO氏も全く正体不明。
「ゴールドライタン」の主題歌を歌ってる方が同名であるが
別人である。何せ性別がちがうので。)
ちなみに2枚目のドラマ編LPタイトルは
「スペースコブラ コブラ、シー・ユー・アゲイン」(CX-7106)
1枚目が第1エピソード「最終兵器」編を再構成したアルバムだったのに対して、
こちらはTVシリーズの最終エピソード「サラマンダー編」をまとめたものである。
これらドラマ編LPはもとより、「スペースコブラ」は
音楽集アルバム(CX-7074)すらCD復刻化されず、
当然ながら挿入歌3曲もオムニバスCDに収録という形でさえ
デジタル化の機会に恵まれずにいた。
ITデジタル全盛の時代において、いざ「スペースコブラ」の音楽に
触れようとしても、おいそれとは叶わぬほど苦労する
と言う冬の時代が続いていたのだ。
(一方、担当レコード会社がビクターであった
劇場版のサウンドトラックは、
LD-BOXの特典CDとして…また単品としても
ドラマ編とカップリングでのデジタル復刻が
すでに実現していた。)
そんな折、降って湧いたのがであった。
幸運にも「スペースコブラ サウンドトラック」はそのラインナップに選ばれ、
かつどうやら好成績のセールスを記録したらしい。
このANIMEX1200シリーズは、既に完全版ともいうべきCDが
リリース済みの「マジンガーZ」や「キャプテンハーロック」
といった作品をも、重複して発売していたことから、
『既発売や今後の発売との重複に関係なく
リストアップしているらしいこのシリーズで
もし高売り上げを達成したならば、その作品の
完全版CD商品化への道が開かれるのではないか?
いやひょっとしたらそもそもそういった市場調査や
テストを兼ねたシリーズなのでは?』などと
勘繰ったりもしていた。
だが2004年5月現在 実際にそうしたケースが生まれつつあるようだ。
そう!
「Columbia Sound Archives Series スペースコブラ コンプリート・サウンドトラック」の
発売決定である!
* * * * * *
COCX-32609~32610 2枚組/,990(税込),800(税抜) ◆2004年4月21日発売
満を持して登場の決定版!
現存する劇伴(BGM)全てと主題歌・副主題歌はもちろん、
幻の挿入歌3曲にそれぞれのカラオケを加え、
オープニングTVサイズのオリジナルステレオ版までも網羅した、
まさに完全版である。
およそ1年半ほど前に、これまた念願だった
が
リリースされた折、『何かと符丁を感じる「スペースコブラ」も
このシリーズで商品化してくれないかな~。』
などと夢想したりもしたものだが、よもやその日が来ようとは!
嬉しいよ~!
これで幾多の対決シーンやここぞという決めシーン、
多くのラストシーンを飾ったコブラファン垂涎の
最重要BGM「死の行進」を完全な形で聴くことができるのだ!
また「名探偵ホームズ(TV版)」の「ドーバー海峡の大空中戦」などでも
流用されていたお気に入りの危機的アクションBGM
「正義の鼓動」がついに手に入ろうとは!
(このテンポアップヴァージョンのBGMが発見できず、
未収録になってしまったというのは残念だが、
そんなことは些細な問題である。
何ならPCに取り込んで、ピッチコントロール可能な
オーディオアプリケーションを駆使すれば、
自前で作成することもできるのだから。)
>それぞれがどんな曲かは、。
惜しむらくは20年という長い年月を経たために、
ことだ。
なかでも目玉のひとつであった挿入歌「レディー」の
と
なってしまったことは痛恨の極み。
つくづく不遇な楽曲である。
とはいえ現時点での最善を尽くしたアルバムであるのは間違いなく、
今はただ「スペースコブラ」の音楽世界に
存分に浸れる幸せを満喫するばかりである。
いつの日か「レディー」ステレオ版素材が発見されることを祈って。
さて、「スペースコブラ」と同じく
ANIMEX1200での売り上げ結果からリリースが決定し、
後は6/23の発売を待つばかりなのがだという。
個人的にはぜひ頓挫している「ダイナミックプロ
エターナルエディションシリーズ」での
「ゲッターロボ&G」のリリースを願っているのだが、
ANIMEX1200シリーズでの「ゲッターロボ」の成績は
あまり良く無かったのか(振るわなかったという噂すらある)、
前途多難な印象も受ける。…何とか実現して欲しいものだ。
蛇足;
他にもオリジナルのTVサイズが、
ステレオ化によって改変されてしまった事例としては、
CAV 2枚組「劇場版 めぞん一刻 LD-BOX」(ポニーキャニオン・ファイブエース
PCLA-00013 1993.9.1発売 税抜,369)の特典映像のために作成された、
TVシリーズ「めぞん一刻」のOP&ED集がある。
(現在流通してるソフトでは、劇場版DVDに特典映像として収録されている。)
商品の形態として音声をステレオ化する必要から、各OP・EDそれぞれが
フルサイズを編集して作成した疑似TVサイズに差し替えられた。
その結果、「悲しみよこんにちは」や「シ・ネ・マ」などにいたっては、
オリジナルとは明らかな別物になってしまっているのだ。
また一見(一聴?)するとオンエアされたものと変わらぬTVサイズに聴こえる
ステレオ版の楽曲も、、モノラルのオリジナル音源とフルサイズを巧みに編集して、
それらしく仕上げていたりするので、これまた本来の
オリジナル音源ではない。(←ただしこれらはオリジナルと
聞き間違うほど遜色がないので、ある意味 アッパレではあるが。)
ちなみにそのOP&ED集では、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」
「ゲット・ダウン」は版権の都合からか、音声そのものがまるまる未収録!
なんとで収録されている。
は、
パッケージソフトへの収録の際にもまた、とことん不遇であった。
(<この“1回きり”の事情については、“版権契約による”という説もあるが、
リンク先で紹介されているキティ・プレスの釈明を、私も当時
読んでいたので、「伝聞ではない」「出典が明らか」
ということから、真相はともかく、発表された公式見解として
とりあえずこちらの説を採ることにする。)
なお、この2曲は(おそらく契約の関係で)かろうじてTV版ソフトの
該当エピソード(第24話)のオープニング・エンディングにて、
音声のついたオリジナルの形で視聴可能(当然モノラル音声だが)。
全く観れ(聴け)ないという訳ではないのが救いである。
「めぞん一刻」においては「オーガス」バイファム」「スペースコブラ」のケースと違って、
全話ソフトの各エピソードのオープニング・エンディングを、
作成された「ステレオ版の疑似TVサイズ」に差し替える、という暴挙はされなかったようだ。
【EP】前野曜子 / スペースコブラ主題歌 コブラ (CH-113)
SFアニメの金字塔 「コブラ」 のベストソングアルバムが登場 ! !
1982年放送された 「スペースコブラ」 から最新作 「COBRA THE ANIMATION」 までを
収録した最強のアルバムです !
≪収録内容≫
01. DAYDREAM ROMANCE / 松崎しげる
★映画 「SPACE ADVENTURE コブラ」 オープニング ・ テーマ
02. STAY… / EVE
★映画 「SPACE ADVENTURE コブラ」 エンディング ・ テーマ
03. コブラ / 前野曜子
★TVアニメ 「スペースコブラ」 オープニング ・ テーマ
04. シークレット・デザイアー / 前野曜子
★TVアニメ 「スペースコブラ」 エンディング ・ テーマ
05. 甘い出来事 / 清野由美
★TVアニメ 「スペースコブラ」 挿入歌
06. さよならMan's World / 清野由美
★TVアニメ 「スペースコブラ」 挿入歌
07. レディー / TOMO
★TVアニメ 「スペースコブラ」 挿入歌
08. 傷だらけの夢 / 高橋洋子
★OVA 「COBRA THE ANIMATION ザ・サイコガン」 オープニング ・ テーマ
09. Wanderer / 松崎しげる
★OVA 「COBRA THE ANIMATION ザ・サイコガン」 エンディング ・ テーマ
10. TIME DRIVE / Sasja Antheunis
★OVA 「COBRA THE ANIMATION タイム・ドライブ」 オープニング ・ テーマ
11. 君が微笑うなら / 松崎しげる
★OVA 「COBRA THE ANIMATION タイム・ドライブ」 エンディング・テーマ
12. COBRA THE SPACE PIRATE / Sasja Antheunis
★TVアニメ 「COBRA THE ANIMATION」 オープニング ・ テーマ
13. 君の歌 / 松崎しげる
★TVアニメ 「COBRA THE ANIMATION」 エンディング ・ テーマ