鼻炎薬と風邪薬を一緒に服用すると、抗ヒスタミン薬などの成分が重複して副作用が強く出る可能性がありますので、絶対にやめましょう。
ここではフェキソフェナジン塩酸塩の「薬の飲み合わせ」に関して、主にアレグラ®を例にとって解説します。(なお、本記事に登場する薬剤に関して、株式会社メドレーは特定の製薬企業やその関係団体との利害関係はありません)
鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です。 ..
ここでは、第二世代抗ヒスタミン薬アレグラの飲み合わせで注意するものは何か、お伝えしていきたいと思います。
医師がアレグラとエリスロマイシンの飲み合わせが悪いことを知らなくて処方しても、かかりつけ薬局の方でチェックすることができます。気づかずに処方してしまって、薬局さんからの問い合わせで気づけることもよくあります。
フェキソフェナジン塩酸塩の血中濃度が高まる可能性があります。 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムを含むお薬
フェキソフェナジン塩酸塩の製剤は医療用医薬品(製剤例:アレグラ®錠60mg など)の他、OTC医薬品(市販薬)としても「」や「」などという名前で発売されています。「」の添付文書には「本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください」の欄に「他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(薬、鎮咳去痰薬、薬、催眠鎮静薬等)、制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)、エリスロマイシン」とあります。これでは今ひとつハッキリしないのでもう少し詳しくみていきます。薬の飲み合わせには色々な要素などが関係してきますが、ここでは主に
花粉症の薬と風邪薬の飲み合わせには注意が必要です。市販の風邪薬には様々な成分が入っています。いわゆる解熱剤が入っていることもありますし、鼻水の症状や咳止めに効く成分も入っています。
特に鼻水に効果のある薬には「抗ヒスタミン薬」という花粉症に使う薬の成分が入っていることが多いので、成分の重複がおきてしまいます。
痛み止めに関しましては、解熱鎮痛の成分が単独で使われているものが多いので、花粉症薬との飲み合わせについてはあまり問題ないでしょう。
Pro。その理由は、医療用と同量配合。メジコンせき止め錠Pro ..
アレグラと風邪薬の組み合わせで眠気を心配する人は、薬の飲み合わせの前に風邪の治療をしっかりと考えてみてください。
――薬のことなら薬剤師に聞け!「花粉症の薬」について教えてもらいました
花粉によるアレルギー症状がでているときに風邪を引くこともあるでしょう。花粉症の薬を飲んでいるけど、とりあえず薬局で風邪薬を購入しようかな・・・そんなときに何に注意すべきでしょうか。
今回は花粉症薬との飲み合わせについて、薬剤師であるの児玉 亮二さんにお話を伺います。
○この薬には併用を注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や、新た. に使用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
ちなみに総合感冒薬の中には抗ヒスタミン薬以外にも解熱鎮痛薬などが含まれていることがありますが、イブプロフェン(製剤例:(医療用医薬品)、(OTC医薬品))やロキソプロフェンナトリウム(製剤例:(医療用医薬品)、(OTC医薬品))などの主薬が単一の成分である解熱鎮痛薬とフェキソフェナジン塩酸塩との飲み合わせは通常であれば問題ありません。(解熱鎮痛薬においても、鎮痛成分に加えマグネシウムやアルミニウムといった制酸成分が配合されている製剤もあり、その場合には飲み合わせに注意が必要となる可能性もあります)
ご質問ありがとうございました。回答がギリギリで失礼しました。
さて、結論からですが、避けていただければと思います。
理由は、PLは総合感冒薬です。総合というのは、風邪の諸症状への成分が入っているということです。
中身は、
1.サリチルアミド
2.アセトアミノフェン
3.無水カフェイン
4.プロメタジンメチレンジサリチル酸塩
です。
1,2は、解熱鎮痛作用があります。カロナールはアセトアミノフェンです。よって、重複してしまいます。
※入っている量が150mgで、大人は1回400mg×1日3回まで飲めますので、熱が酷い場合には、1錠ぐらい追加で飲んでも大丈夫ですが。
ただ、熱で節々が痛い、のどが非常に痛いような感じでしたら、そこまで効かない可能性もあります。
※アセトアミノフェンの取りすぎは、肝障害をもたらしますが、1日4000mgぐらい飲む、か長期連用によりなりますので、風邪で3-5日ぐらい飲むぐらいでは大丈夫だとおもいます(もともと肝障害患者、お酒を沢山飲んでいる人などを除く)。
ロキソニン(ロキソプロフェン)か、ブルフェン(イブプロフェン)の方が、聞くと思います。
前述のように、PLに解熱鎮痛剤は入っていますが、大人量としては半量ぐらいですので、追加して飲むこともできます。
ですが、その際には、少な目(*)に飲むようにしてください。できれば医師の指示の元が良いです。
*ロキソニンでしたら、2錠飲めますが、1錠、ブルフェンも1錠など、通常量の半量からという意味です。
また、アレグラは、抗ヒスタミン薬といって鼻水を止めたり、蕁麻疹などのアレルギー反応を止める薬です。これは、4番と同じ作用があります。それゆえ、成分名は違いますが同じような薬が重複してしまいます。
飲むと眠気が酷くなるというような感じになるかもしれません。
これも、同様に4番は、そこまで多い量は入っていませんので、一緒に飲んでもそこまで問題になりませんが、鼻が止まらないということでしょうか? PLの4で止まらないようでしたら、アレグラも鼻水を止めるのはそこまで強力というほどではないので、そんなに聞いた感じがしないと思います。
鼻水が酷いようでしたら、他にも薬剤がありますので、医師に相談してみてください。
※総合感冒薬のPLだけが出ていますので、各症状がそこまで強くないと医師が判断して、総合的な薬を出したように思います。
ただ、風邪は徐々に症状が変わってきますので、鼻水だけ辛い、熱が辛い、のどの痛みが酷い、など特に酷い症状がありましたら、
再度医師に相談した方がいいと思います。それぞれに特化した薬がありますので。
ただ、お辛い時に、再受診も大変だと思いますので、明日、医師に電話して、鼻が辛いがアレグラを飲んでもいいか(飲んでもダメとは言わないと思いますが、私は薬剤師として重複しますので、あまり積極的にお勧めしません)。
熱や痛みがひどい場合には、カロナールを1錠でしたら、飲んで大丈夫です。が、それで効かないようでしたら、やはり同様に医師に聞いてみてください。
寒くなってきましたし、年末に近づき体も疲れてしまうと思いますので、あまり無理しないでくださいね。
お大事に。
PL配合顆粒の服用とカロナールとの飲み合わせについて
今回紹介した薬以外にも、フェキソフェナジン塩酸塩との飲み合わせに注意が必要な薬はありますし、飲み合わせにさほど問題がなくとも医師が診察する際に患者自身がフェキソフェナジン塩酸塩を服用していることを自覚していない(飲んでいる薬の名前を知らない)場合、治療方針や処方内容などに影響を与える可能性があります。これは何もフェキソフェナジン塩酸塩に限ったことではなく、他の薬剤に関しても同様のことが考えられます。医療用医薬品、OTC医薬品を含めて医療機関の受診時やOTC医薬品購入の際に、現在使用している薬(又は、今は使用していなくても今後使う可能性がある薬)を医師や薬剤師などに伝えることは非常に大切です。