20代男性|治療前→1年後内服薬:タブレットF+(フィナステリド)のみ
AGAは男性型脱毛症のことをいい、「Androgenetic Alopecia」の略です。男性ホルモンの変化が関与しており、早期から治療が必要です。当院では、日本皮膚科学会認定専門医の院長の診察・診断のもと、飲み薬ザガーロ(デュタステリド)と、ミノキシジルの内服を軸に治療を開始します。治療年月は数年必要となり、根気が要る治療です。
私個人のお話ですと、私はデュタステリドを内服しながら妊活を行いました。
ミノキシジルは、女性も使用が可能な治療薬です。ただし、妊娠中や授乳期の使用については安全性が確認されていないため、現在妊活中で近いうちに妊娠の可能性がある場合には使用をやめましょう。妊娠初期には、母体から胎児へ何らかの影響を与える可能性があります。
また、出産後であっても、授乳期にミノキシジルを使用すると、成分が母乳へ移行することがわかっています。母乳を通して乳児がミノキシジルを摂取してしまう恐れがあるため、内服薬・外用薬ともに使用を控えてください。
現在、男性が妊活中にミノキシジルを使用しても、男性不妊の原因となる性機能の低下などの副作用は確認されていません。また、妊活中の男性がミノキシジルを使用しても、精子を作る機能への影響はなく、胎児に奇形が起こる「催奇形性」のリスクは低いといわれています。
これは、ミノキシジルが他のAGA治療薬と違い、男性ホルモンに作用するタイプの医薬品ではないためです。
日本皮膚科学会が公開しているでも、AGA治療に対してミノキシジル外用を強く勧めています。
ミノキシジルを上手く使うと妊活中でも毛量を増やすことができます。
普段当院にてカウンセリングをおこなっている際「AGA治療薬で治療中でも妊活は継続してもよいのか」という質問を受けることがあります。
そこで今日は、AGA治療中の妊活や妊娠への影響についてお話していこうと思います。
なお、ミノキシジル外用薬は、妊娠中や授乳期でない場合でも注意点があります。それはミノキシジルの含有濃度です。
国内のガイドラインでは、女性にはミノキシジル濃度1%が推奨されています。これは、男性の場合使用できる5%だと濃度が高いため、副作用のリスクが上昇する可能性があるためです。
市販の外用薬にはミノキシジル1%の商品があるので、女性はこちらを選んでください。商品の選び方に不安がある場合は、薬剤師に相談するとよいでしょう。
また、その他にも心配な点がある場合は市販薬を購入するのではなく、クリニックの専門医に相談しながら治療を進めていくのが安全です。
AGA治療薬であるザガーロを妊活中に使用することは推奨されていません。
AGAは自費診療のため、病院間によって価格にバラツキがあるのは仕方ありません。しかし、 「月に3000円~」 「カウンセリング無料」と広告を打ち、実際にクリニックに行くと、カウンセリングで高額なコース契約を組まされるといった問題が後を絶ちません。
びまん性脱毛症は男女とも見られます。
しかしながら、AGA(男性型脱毛症)の男性患者においてびまん性脱毛を診断することは容易ではありません。
びまん性脱毛症は頭皮の特定部位ではなく、頭皮全体に生じる傾向があります。また、いかなる年齢でも起こり得ます。薄毛の自覚に伴い増加する抜け毛が最初の徴候です。20歳以上の女性の約40%、男性の約20%において、少なくとも生涯に一度はびまん性脱毛を発症するとされています。
これらを一緒に使うことで、より効率的に薄毛治療を行うことができます。
臨床用量でヒト精液中にで検出(デュタステリド0.5mgを反復経口投与したとき、精液中/血清中薬物濃度比は平均11.5%)されていることから、妊娠初期あるいは妊娠している可能性のある女性が、カプセルから漏れた薬剤に接触あるいは精液を介して偶発的に曝露された場合に、男子胎児の外生殖器の発達が阻害される可能性がある。 しかしながら、精液を介した曝露に関しては、精液中(精液量:5ml)の未変化体が子宮及び膣粘膜より100% 吸収されると仮定した際の女性(50kg)における曝露量の約186 倍(2010ng/ 匹/ 日)を、5α還元酵素のアミノ酸配列及び生化学的特性がヒトと類似しているアカゲザルの器官形成期に静脈内投与しても、雄胎児の雌性化は認められなかった。 また、本剤はヒト血漿中及び精液中蛋白との結合率が高く(>96%)、子宮・膣からの吸収量が低下することが考えられることから、精液を介した子宮曝露によりと考えられる。
ミノキシジル以外の代表的なAGA治療薬には、プロペシアとそのジェネリック医薬品のフィナステリド、ザガーロとそのジェネリック医薬品のデュタステリドがあります。
これらの薬は、ミノキシジルと異なり、発現率は高くはありませんが、性機能障害を生じる可能性があるため、妊活中の男性は注意が必要です。
男性がフィナステリドを服用していても、妊娠に影響することはありません。
AGA服用薬は男性、女性共に服用することができますが、一部女性が服用する際には注意が必要なものもあります。また、妊娠を希望するパートナーを持つ男性がミノキシジルを始めとするこれらの服用薬を処方する際にも同様にいくつの注意点があります。
妊活中でもAGA治療は受けられる?妊活中でも可能な治療もご紹介
AGA治療では、多くの場合投薬による治療が選択されています。
しかしながら、AGA治療薬の多くは妊活中・妊娠中に胎児へ影響を及ぼすものもあるため使用には注意が必要だということをご存じでしょうか。
妊活中・妊娠中にAGA治療はできる?胎児への危険性について解説
ピルケースへの移し替えもお控えください。
空気等に触れて乾燥することで、砕けたり変色する可能性があります。必ずシートごと保管してください。
割りたい理由として、コストや、副作用を気にされる方がいらっしゃるかと思いますが、一度医師にご相談ください。
AGA治療中の妊活はOK?AGA治療薬が妊活・妊娠中に与える影響
また,フィナステリド,デュタステリドを服用している患者さんでは,2型糖尿病発症のリスクが高いとの報告も出ています(Incidence of type 2 diabetes mellitus in men receiving steroid 5α-reductase inhibitors: population based cohort study. BMJ 2019; 365:1204).
男性型脱毛(AGA)の治療のためにフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ,アボルブ)を服用されているかたは,お子さんがお生まれになるまでは中止してください.喫煙と違って,ずっと止めてくださいとお願いしているわけではありません.お子さんを授かられるまでです.幸いなことに,薬は中止すれば,副作用は消失しますので,子作りをすでに始めていても,これからでも,これらの薬を服用しておられるなら,まずは精液検査で精子の状態を確認するべきです.
ミノキシジルは副作用は少なくても妊活中の使用は控えた方が◎ · フィナステリド(プロペシア)は女性・男性どちらも妊活中は使用不可.
妊活中の薄毛治療はお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。
AGA治療が妊活に与える影響を解説|副作用で不妊になるのは本当?
AGAは遺伝的要因が大きく、頭髪における男性ホルモンの反応性が関与します。
妊活中の男性に育毛剤はNG!? 専門家に聞くNG行動をチェック
AGA(男性型脱毛症)の治療を検討する中で、このような疑問や悩みを抱く方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ミノキシジルが妊活中に与える影響やミノキシジル以外のAGA治療薬と妊活との関連性などを詳しく解説します。妊活中でも安全にミノキシジルを使用したいと考えている方は、参考にしてください。
なお、そもそもミノキシジルがどんな薬なのかについては、に詳しく記載しているため、そちらもあわせてご覧ください。
フィナステリド、デュタステリドについては、男性の妊活中で胎児に影響を与えるという明らかなエビデンスはありません。 ..
追:男性型脱毛(AGA)の発毛促進のためにフィナステリド,デュタステリドに加えてミノキシジルが処方されていることがありますが,不妊への影響はないようです.ミノキシジルは血圧を下げる薬(降圧薬)として開発されましたが,副作用として体毛の増加があり,そちらが注目されることになった薬剤です(バイアグラも降圧薬として開発されたものの,副作用で勃起があり,EDの治療に使われるようになったのでよく似ています).ただ内服すると血圧がかなり激しく下がることがあり,男性型脱毛には塗り薬(リアップですね)として使用され,内服薬は日本では未承認です.子作り中はフィナステリド,デュタステリドは中止しなければなりませんが,どうしても脱毛が気になるなら,ミノキシジルの外用薬をお使いください.ミノキシジルの内服は,副作用が心配ですので,おすすめしません.
当院では女性の方、妊活中の方、個人輸入をしている方などへの処方は行っておりません。 発毛薬 ミノキシジル内服薬 / ミノキシジル外用薬
男性の内服で妊活に悪い影響が出るリスクは極めて低いため、内服を続けていただいて大丈夫です。
フィナステリドは女性が禁忌ですが、AGA治療にフィナステリドは欠かせません。
AGA治療をされるのは妊活世代も多いため、心配される方も多いです。
内服と妊活については2つのポイントがあり、1つ目は「胎児異常」についてです。
フィナステリドが女性禁忌の理由は、男子胎児の生殖器発育に影響を及ぼす恐れがあるためです。
ですが、内服した男性の唾液中や精液中に、胎児に影響出る量が含まれることはなく、男性がフィナステリドを内服したことで胎児異常を引き起こしたという報告はありません。
「男性AGA治療薬」 院内処方しております。 | 竹内内科小児科医院
2つ目に「妊孕生(にんようせい)」です。
フィナステリドの副作用として、性欲の低下・勃起不全・射精障害の報告が稀にあります。
しかし、それにおいて妊娠する可能性が低くなる明らかな根拠はないため、男性が内服を中止する必要はありません。
もし副作用が現れてもお薬をやめると2、3日で回復しますので、一時的に休薬、事後再開することもできます。
また、ED治療薬も処方しておりますので、ご相談ください。
しかし妊活はデリケートなことであり、難渋している場合はナーバスになってしまい、
・治療継続についてパートナーの理解を得られない
・自身の心配が強く、少しでも懸念事項を減らしたい
上記のような場合は、一時的にお薬をお休みしても大丈夫です。
妊娠中、妊活中の方は使用することができません。 発毛薬 ミノキシジル内服薬 / ミノキシジル外用薬
ミノキシジル外用薬は、日本皮膚科学会が発表している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版(以下、ガイドライン)」で男女ともに推奨度の最も高い、推奨度Aに位置付けられているAGA治療薬です。
1.これから妊活や結婚を希望する男性で、性機能障害が起こることに強い不安を ..
フィナステリドは妊娠に影響を与えないとお伝えしましたが、一つ留意すべきこともあります。
「男性型脱毛症治療薬ミノキシジルの発毛効果を増強を志向した基礎研究 ..
また、この4つの薬は、いずれも女性や子どもの服用および接触を禁忌としています。特に男児を妊娠中またはその可能性のある女性が服用すると、胎児の生殖器に異常を起こす恐れがあると警告されています。
男性型脱毛(AGA)|埼玉県蕨市の内科・リウマチ科・アレルギー科
悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」の抑制を阻害する効果があるプロペシアは、性欲減退や勃起機能不全などの副作用が現れる場合があります。