コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の9番


「LTDx」ワンレングスアイアンは、クローム仕上げでメダリオンにブルーとレッドのアクセントがあることが特徴だ。スタンダードのスチールシャフセットは5番からギャップウェッジまでで右利き用と左利き用がラインナップ。シャフトのウェイトは番手ごとに設定されている。


コブラ「キングユーティリティワンレングスアイアン」(写真は5番)

ワンレングスユーティリティは、正直いって癖が強すぎて万人向けではないのであまりおすすめはしません。

操作性は乏しいけれどワンレングスが影響するというよりはヘッドサイズが大きいからというのが理由でしょう。曲げて打っていくようなタイプではないし非常にオートマチックな挙動です。ストレートから自然に出るドローで攻めていけるアイアン

コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の5番

「私たちはフィッターのチームとよく議論しており、『7番アイアンにおけるハンディキャップ15の人の適正な弾道はどんなものか?』と話し合っている」とオスサフスキー氏。「私たちは、グリーンに乗せるという点でそれを理解している。問題はプレーヤーも同じように考えているのだろうか?あるいは、彼らは単に飛距離を買いたいだけなのだろうか?ということ」。

例えば、ハンディキャップ20の人が26度の7番アイアンで155ヤード飛ばすとしよう。そして、ハンディキャップ5の上級者が35度の鍛造の7番アイアンで同じ155ヤードを打つとする。ハンディキャップが20の人は20なりの理由がたくさんあるが、ゴルフを少し簡単に、そしてもう少し楽しむようにできるクラブを使ってはいけないという理由はない、だよね?

コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。

まずストロングロフトなので飛距離性能は高いです。飛ぶだけじゃなくて距離を打ち分けることはちゃんとできるのか?という点が最初不安ではありましたが全く問題なくて杞憂でした次に高さについてです。長さによって弾道の高さに影響が出るものと思われましたが、思っているよりも揃っています平均してみると30ヤード程度の高さが出ていることがわかりました。総じて高弾道でとにかく楽なアイアンという印象さて、長さによる影響とはなにか?というと、ロフトが立った番手が通常の長さよりも短くなるわけですが、通常同一ロフトでシャフトが短くなると弾道が低くなります6番や7番などで高さが出なくてキャリー不足になるのではないかという心配事がありましたけれど、思っていたよりもしっかり上がっていて問題はありません。ここに関しては反対にPWは従来の長さよりも高弾道化していますけど、距離も十分でているので問題なしそして今回の計測データでは9番アイアンの弾道が低くなっていますけれど、トップ気味の打球も含まれているからです。最大だと29ヤード地点まで上がっているので他の番手の平均値とほぼ同じぐらいですPWのバックスピン量が少なめなのは一部少なめに計測されたから。おそらくエラーがでています。計測ミスばかりで申し訳ないですけど、最大だと8930rpmのバックスピン量なので本来だとこれぐらいかかっています実際にラウンドで使ってみても問題なし。グリーン上での止まり方も普通のウェッジと同程度でした続いては球筋ですがです操作性は乏しいけれどワンレングスが影響するというよりはヘッドサイズが大きいからというのが理由でしょう。曲げて打っていくようなタイプではないし非常にオートマチックな挙動です。ストレートから自然に出るドローで攻めていけるアイアン操作性がないとは言いましたが代わりにミスへの許容度は相当に高いです。特にトップのミスには強くて低重心化の効果がしっかりでています。ラウンド時に薄めに当たった時でも縦距離のブレが少ないのでグリーンを捉えられる確率があがります

ワンレングスのカーボンシャフトは「KBS PGI」でライト、R、そしてSフレックスがラインナップ。純正グリップはラムキンの「Crossline」だ。

コブラ KING F9 SPEEDBACKワンレングス 3番 ユーティリティ ゴルフ

そして、ワンレングスは“初心者・初級者に最適”というのが従来の考え方だったが、オスサフスキー氏によれば、“初心者・初級者にしか向かない”という考え方は誤解だと言う。

データによればワンレングスアイアンと通常モデルとの同番手同士での飛距離差は2ヤード以内で、ほとんどの番手で1ヤード以内に収まっていたようだ。


コブラのワンレングスアイアンからの2代目です。以前のモデルよりスィート ..

【堀口のキング ラッドスピードワンレングスアイアン5番の試打結果】
HS39.8m/s キャリー200.3ヤード トータル219.3ヤード 打ち出し角16.4度 ボール初速56.1m/s スピン量3496.7回転

アイアン変えて正解でした。コブラ LTD X ワンレングス ..

「同じロフト角の他モデルで、ボールを芯でとらえたときと比較すれば、やはり通常の長いモデルのほうが飛びます。打つヘッドスピードで変わりますが、ワンレングス仕様とは大体15ヤード前後の飛距離差がありますね。同じジャンルのPINGのG410クロスオーバーやタイトリストU500などの近いロフト角の番手と比較しても大体同じぐらいの差になると思います」

コブラ「KING SPEEDZONE ワンレングスアイアン」【レビュー企画】 -「スポナビゴルフ」の動画再生ページです。

【中村のキング ラッドスピードワンレングスアイアン9番の試打結果】
HS38.5m/s キャリー164.3ヤード トータル172ヤード 打ち出し角22.4度 ボール初速49.3m/s スピン量5234.7.3回転

コブラ KING ユーティリティ ワンレングスアイアン 4U ゴルフ

【中村のキング ラッドスピードワンレングスアイアン5番の試打結果】
HS39.1m/s キャリー197.3ヤード トータル220.7ヤード 打ち出し角14.9度 ボール初速56.3m/s スピン量3258回転

コブラ KING ユーティリティ ワンレングスアイアン 4U ゴルフ ..

【堀口のキング ラッドスピードワンレングスアイアン9番の試打結果】
HS38.2m/s キャリー163ヤード トータル171.3ヤード 打ち出し角22.9度 ボール初速49.1m/s スピン量5402.7回転

コブラといえば、契約選手のブライソン・デシャンボーの影響もあってワンレングス仕様のクラブセットを取り扱っている珍しいメーカー。

「短い分、やはり圧倒的な安心感を感じますね。やっぱり近く構えられると当てられそうな気がします。ロフトは弾道調整機能付きでプラスマイナス1.5度ずつ調整が可能ですが、基本のロフトは5番で25.5度。激飛び系アイアンでいえば7番くらいと同程度ですね。今どきの激飛び系アイアンは長くなっているモデルも多いので、ミート率という点でもワンレングス仕様のほうが有利です」

以前からワンレングスアイアンには興味があったということもあって、コブラRADSPEEDワンレングスアイアンを実際に購入し.

ワンレングスということで37.25インチ。7番アイアンとほぼ同じ長さです。これでしっかりと高さと飛距離が出るのかという点が注目ポイントとなります。

コブラ『KING FORGED TEC ワンレングス』アイアン トラックマン試打

コブラの最新アイアン型UTのワンレングスモデル3番手を、クラブフィッターの小倉勇人氏に試打・解説してもらった

GET♪♪オールワンレングス化できた~。ゴルフ・コブラ・ワンレングスアイアン・UT・ウエッジ ..

3番手の試打を終えた両名。堀口は「他の飛び系アイアンと比べても、ワンレングスであることでボールの位置やスウィングを細かく変えなくて良いのは明確なメリットですね。どの番手でも同じイメージで打てるから、安心感があります。とくにロングアイアンが苦手な方にはオススメです」と評価。

コブラ ワンレングスアイアンを試打&メリット解説!マーク金井の試打職人【ゴルフパートナー】

このモデルもウッド類が苦手な方には十分やさしいと言えるモデルではあるのだが、注目すべきはこのモデルではなくそのバリエーションである「キングユーティリティワンレングスアイアン」だ。このモデル、同社のラインアップであるワンレングスシリーズに合わせて作られたモデルで、ロフトは3番(19.5度)、4番(22.5度)、5番(25.5度)となっているが、クラブ長はすべて同じ7番アイアンの長さ(37.25インチ)で設定。それでも番手ごとの距離差がちゃんと出るように作られている。

ワンレングスアイアン Cobra KING RADSPEEDアイアン試打 Ryo編

【中村のキング ラッドスピードワンレングスアイアン7番の試打結果】
HS39.1m/s キャリー193.3ヤード トータル209.3ヤード 打ち出し角18.4度 ボール初速55.3m/s スピン量3804.3回転

ONE Length is designed to make your game simpler and easier

【堀口のキング ラッドスピードワンレングスアイアン7番の試打結果】
HS38.2m/s キャリー188.7ヤード トータル204.3ヤード 打ち出し角18度 ボール初速54.4m/s スピン量4121.7回転

KING TEC ONE Length Utility Irons

そんな中、興味深いモデルが発売された。コブラの「キングユーティリティアイアン」だ。いわゆるアイアン型UTで、一見マッスルバックに見えるヘッドは中空構造。適度な厚みを持ったトップブレードと相まってちょっとシャープなセミアスリート向けアイアンのような外見を持ちつつ、ミスに強くそれでいて適度な高さのボールが打てるモデルに仕上がっている。

コブラのワンレグスアイアンを試打して、番手間の距離差がどうなってるのかを検証する動画です。 ゴルフキッズWEBからご購入いただけます。

「LTDx」アイアンの柔軟性をさらに高めるために、コブラはのボディを「17-4ステンレススチール」からより柔軟性のある「431ステンレススチール」に変更。その結果、「LTDx」はライ角を±4度まで調整できるようになった。またロフト角も、もう少しストロングにしたいという人にために、上下に1度変えることも可能だ。

初・中級者向けにとって究極の理想 ~コブラ「LTDx」アイアン~

まず「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」全番手に共通しているのは、7番アイアンの長さである37.5インチにクラブ長が統一されている点(※アーコスセンサーありの場合)。