ジャンポール・ベルモンドさんが今月の6日に亡くなりました。 犬神明、コブラ、ルパン三世のモデルとなったといわれるフランスの大俳優です。


と、ここまで読むと思い当たるキャラクターが浮かぶでしょう? この雰囲気、まさに『ルパン三世』。実はベルモンドの雰囲気をアニメに落としこんだのが『ルパン三世』で、類似点がたくさんある。まぁベルモンドの吹き替えをしてたのが山田康雄さんなんだから、いかに意識されていたかがわかるというもの。ほかにも、寺沢武一先生の『コブラ』なども影響を受けているものと思われる。


仏名優ジャン=ポール・ベルモンド逝去に元仏代表ジダンら追悼 仏では『ルパン三世』『コブラ』に影響と報道も(1/2 ページ)

コブラの(整形後の)顔は、フランスの名優ジャン=ポール・ベルモンドをモチーフにしたと言われています。

1977年に読み切りで掲載された後、1978年に「週刊少年ジャンプ」で『コブラ』の連載が始まった時、誰もがそのスタイリッシュな作風に衝撃を受けた。マッチョな男性キャラクターやグラマラスな女性キャラクターが高い等身で描かれていて、ポージングもグラビアから抜け出してきたようにいちいちカッコ良い。そうしたビジュアルから、『バットマン』や『スパイダーマン』といったアメコミを思い浮かべる人が多かった。

ベルモンド(1933年4月9日生まれ、87歳)。 「ルパン三世」や「コブラ」の ..

コブラとしてば、このエアーバイクのイメージが強いです。エアーバイクで単騎 敵軍に突っ込む姿、そしてゆっくり左腕を外して、サイコガンを構える姿。かっこよすぎなんです。

ベルモンド一味は男3、女1の黄金比だ。それを執拗につけまわすザカリア警部(オマー・シャリフ、実は悪いヤツ)は基本、単独行動。そうなのだ、『華麗なる大泥棒』は「実写版ルパン三世」とも言われるオリジンなのだ。ベルモンド映画は『ルパン三世』『コブラ』等のルーツとして知られるが、『華麗なる大泥棒』を見ると、本当に影響を与えてる(というかそっくり)のに驚く。絵の作り方など、随所で既視感にとらわれる。が、もちろんベルモンドが先で「ルパン」が後だ。既視感の順序があべこべ。

コブラのモデルは、ルパン三世と同様にフランス人俳優ジャン=ポール・ベルモンド。

公開されたポスタービジュアルは、人気漫画『コブラ』を彷彿とさせる、トレードマークの葉巻をくわえたベルモンドのポートレートを前面に配したデザインとなっている。

冒険好きで、美女も大好き。悪党だけど、憎めない男。モンキー・パンチ氏が1967年から連載をスタートさせたコミック『ルパン三世』は、1971年からTVアニメ化され、今でも大変な人気があります。男の美学で貫かれたアニメ『ルパン三世』を観て育ったファンにとって、気になる映画の特集上映が2020年10月30日(金)から始まります。『ルパン三世』のモデルになったと言われている、フランスの人気俳優の主演作をセレクトした「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」です。

みんな知ってるルパン三世と同世代の男性は知ってるであろうスペースコブラこの二人にモデルになった人物がいてたなんて、。

「ルパン三世」風のタイトルコールで始まるこの予告編には、銃撃戦やカーチェイスに加え、ヘリ、セスナ、列車、地下鉄、屋根の上でのアクションをベルモンド自ら演じたシーンも収録。「」にてベルモンドが虎と格闘する様子も収められたほか、、、、演じるヒロインたちの姿も。最後は映画評論家・の「ベルモンドがいなかった世界を想像してほしい。もしかしたら、ヌーヴェルヴァーグもコブラもジャッキー・チェンも。ルパン三世もいなかったかもしれないんだよ!」というコメントで締めくくられる。

しかし、コブラは自分にかけられた賞金目当てに雲霞のごとく現れる敵との、血を血で洗うような抗争に嫌気がさし、自分は死んだことにしたうえで、顔を変えて平穏な暮らしを始めます。ところが、人間というものはわがままなもので、逆にすぐに退屈して、再び海賊稼業へと戻るところから、本作はスタートするのです。


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予告編と合わせて、人気漫画「コブラ」を彷彿とさせる、トレードマークの葉巻をくわえたベルモンドのポートレートを 前面に配した最高にカッコよくてインパクト抜群のポスターも完成。「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」待望の第3弾は9月2日(金)より新宿武蔵野館、テアトル梅田、名演小劇場ほかで上映される。

ベルモンド作品がこちらも初公開以来で当館のスクリーンに帰ってきます! ..

■「すべての“カッコいい”の原点」 冒険好きで、美女も大好き。悪党だけど、憎めない男。モンキー・パンチ氏が1967年から連載をスタートさせたコミック『ルパン三世』は、1971年からTVアニメ化され、今でも大変な人気があります。男の美学で貫かれたアニメ『ルパン三世』を観て育ったファンにとって、気になる映画の特集上映が2020年10月30日(金)から始まります。『ルパン三世』のモデルになったと言われている、フランスの人気俳優の主演作をセレクトした「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」です。 ジャン=ポール・ベルモンドは日本では『勝手にしやがれ』(1960年)や『気狂いピエロ』(1965年)の主演俳優として知られていますが、フランス本国や世界各国ではアクションスターとして大人気でした。二枚目ではないものの、危険なアクションにスタントマンなしで挑み、ひょうひょうとしたユーモラスなキャラクターぶりで『リオの男』(1964年)や『カトマンズの男』(1965年)を大ヒットさせています。「すべての“カッコいい”の原点」。そんなキャッチコピーで始まる「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」の予告動画を見てもらえば、ベルモンドが『ルパン三世』だけでなく、世界中のエンタメ作品に大きな影響を与えたことが伝わってくるのではないでしょうか。■命綱なしで演じた危険なアクション 今回の特集上映は、日本ではDVD化されていないベルモンド主演のアクション映画8本が選ばれています。特集上映を企画した映画評論家の江戸木純氏に、ベルモンド映画の面白さを語ってもらいました。「若い世代は、ジャン=ポール・ベルモンドと聞いても『誰?』と思うかもしれませんが、1960年代~1970年代は米国のスティーブ・マックイーンと肩を並べる世界的なアクションスターだったんです。イケメンではありませんが、舞台出身で演技力があり、サッカーやボクシング経験があって身のこなしが軽やか。当時はCGがなかったので、危険なシーンも命綱なしでやっています。高層ビルでのアクションも、下に敷いたマットがカメラに映ることを嫌い、マットを外したと資料に記されています」 涼しい顔で、ビルからビルへと飛び移り、ヘリコプターのロープにぶら下がってみせる怖いもの知らずのベルモンドの活躍は、まさに『ルパン三世』の原点だと言えそうです。「スター俳優が怪我をすることを恐れて、危険なシーンはプロデューサーが止めるものですが、ベルモンド自身がプロデューサーも兼ねていたので可能だったんです。ジャッキー・チェンやトム・クルーズの先駆者と言えるでしょうね。当然、撮影中に大怪我をしたこともありますが、ジャッキー・チェンと違ってNGシーンを見せることはありませんでした。彼の美学を感じさせます」 人気女優ジョアンナ・シムカスと共演した『オー!』(1968年)など、美女とのラブシーンがとてもシャレているのも、ベルモンド映画の魅力です。■ルパンとベルモンドには、つながりがあったルパンのルーツと関わりがある、『大盗賊』(1961年) CARTOUCHE a film by Philippe de Broca (C) 1962 / STUDIOCANAL - TF1 DA - Vides S.A.S (Italie) アニメ「ルパン三世』ファンを自称する人に観てほしいのが、『大盗賊』(1961年)です。ルパン三世の祖父であるアルセーヌ・ルパンと関係のある作品です。「ベルモンドがアクションスターとして売り出したのが『大盗賊』。これは18世紀のフランスに実在した義賊カルトゥーシュこと、ルイ・ドミニク・ブルギニヨンが主人公です。彼をモデルにしてモーリス・ルブランは『怪盗紳士ルパン』を執筆したと言われています。 大泥棒に扮したベルモンドが相棒たちと金貨を盗み出し、美女とのロマンスもあります。これは、もう元祖ルパンと呼んでいい作品です。ちなみに『大盗賊』は日本語吹き替え版がVHSビデオとしてリリースされたことがあり、ベルモンドの声はルパン三世の声でおなじみの山田康雄さんが演じていました」(江戸木純氏) 大掛かりな列車強盗を企む『大頭脳』(1969年)は、コメディタッチの粋な作品。ライバルを演じたデヴィッド・ニーヴンとの駆け引きで魅了します。「『大頭脳』のおしゃれでコミカルな雰囲気は、TVアニメ『ルパン三世』第1シリーズによく似ています。クライマックスに自由の女神像が登場しますが、TVスペシャル第1作『ルパン三世 バイバイ・リバティ・危機一発!』の脚本家・柏原寛司さんはこのシーンにインスパイアされたそうです」■『カリオストロの城』や『コブラ』にも影響 ベルモンドがスタントマンを演じた『ムッシュとマドモアゼル』(1977年)は、飛行機の翼の上に命綱なしで立ってみせるという命知らずのスタントシーンが大きな見どころです。「ベルモンド本人も、『これまでやってきたスタントの中でいちばん危険なものだった』と語っています。ラストシーンも注目です。ベルモンドが花嫁を抱くカットがあるのですが、宮崎駿監督の劇場アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)にもそっくりなカットがあります。 また、ベルモンドは顔が瓜二つなスター俳優とスタントマンとの二役を演じており、ジャッキー・チェン主演作『ツイン・ドラゴン』(1992年)の元ネタとしても楽しめます。映画界の裏側を描いているところは、つかこうへい原作の『蒲田行進曲』(1982年)にも確実に影響を与えています」(江戸木純氏) 他にも、ハードボイルドタッチの『恐怖に襲われた街』(1975年)の宣伝写真は、寺沢武一氏の人気SFマンガ『コブラ』のイメージの源泉のひとつになるなど、ベルモンドは多くのクリエイターたちのインフルエンサーだったそうです。「ベルモンドは現在87歳。足は少し不自由になったようですが、まだまだ元気です。主演作が日本で久しぶりに上映されることを、とても喜んでいます。無茶なアクションに挑戦しているように見えますが、実は一流のスタントマンたちが事前にやってみせてから、ベルモンドは演じていたんです。一流のスタッフと一流のキャストがそろっていたから、できた作品ばかりなんです」 すべての“カッコいい”の原点。ぜひ、スクリーンで堪能してください。(長野辰次)

寺沢武一先生は、76年に北海道から上京し手塚治虫に師事し、77年に週刊少年ジャンプで「コブラ」にてデビュー。

60年代から80年代にかけて大活躍したフランスの国民的スター、ジャン=ポール・ベルモンドの主演作は、「ルパン三世」や「コブラ」といった日本のコミックやアニメ、また、ジャッキー・チェンやトム・クルーズなど後世のアクション映画に多大な影響を与えたといわれており、本傑作選に訪れる観客の多くは50~60代の中高年男性層が中心だが、一方で、ベルモンドの出演映画を見るのは初めてという若い映画ファンや女性層も予想以上に足を運んでおり、劇場内は「ベルモンドが演じる生身の肉体を駆使したアクション」への驚きと興奮にあふれ、終映後に拍手が沸き起こる回も度々という。

ルパン三世のモデル!ジャン=ポール・ベルモンド特集!by江戸木純

コブラは、左腕に仕込んだサイコガンとリボルバーのマグナム、強靱(きょうじん)な肉体を駆使して戦う宇宙海賊。葉巻をくわえるなど、ベルモンドの雰囲気を漂わせていた。

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60~70 年代、スティーブ・マックイーン、クリント・イーストウッドと肩を並べた<アクション界のレジェンド>にして、本国フランスでは アラン・ドロンを遥かに凌ぐ人気を誇った国民的スーパースター、ジャン=ポール・ベルモンド(1933 年4月9日生まれ、87 歳)。
ルパン三世やコブラのモデルといわれ、ジャッキー・チェンやトム・クルーズらの先駆として、 体を張ったスタントで世界を魅了した男の中の男。

勝手にしやがれ【Blu-ray】 [ ジャン=ポール・ベルモンド.

「寺沢武一氏の訃報に接し、フランス大使館は悲しみを深くしています。フランスの俳優ジャン=ポール・ベルモンドをモデルとした『コブラ』は、フランスでも熱狂的な人気を誇ります。ご家族やご友人に深いお見舞いの気持ちをお伝えします」と書き込み。コブラがフランスの国民的名優がモデルであることから、同国でも愛されていたことから、寺沢さんの生前の写真を掲載し、しのんだ。

ルパン三世、コブラのモデルにして、ジャッキー映画のルーツ。 ヌーベルバーグだけじゃない

おどけた表情や、三枚目的な言動はルパン三世に共通するところですが、とにかくタフで強靭な肉体と、いつでも余裕を失わない男の頼もしさが、敵味方を問わず美女を惹きつけるのがコブラ。
ぜひこの年末年始に、コブラの魅力にはまってみませんか???

ベルモンド傑作選2 Blu-ray BOXⅡ 伝説のダンディ 洋画 ..

コブラは相棒のレディ(女性型アンドロイド)と共に、海賊船タートル号で星々を旅しています。彼は不死身の体と左腕に仕込んだサイコガンを駆使して、銀河にその名を轟かせています。
サイコガンとは、精神力をエネルギーに変えて光線を発射するすっごい武器。コブラの強靭な精神力のおかげで、光線を湾曲させて障害物に隠れる敵にも軽々当ててしまいます。