コブラでは初心者でも使いやすい、ワンレングスアイアンが発売されています。
全番手7番アイアンの長さで設計された噂のワンレングスアイアン、コブラのコブラ「KING FORGED TEC ワンレングス」アイアンを石井良介プロが試打。
今回はコブラのを試打ブースで実際に試打した感想と評価をしていきます。
前作よりヘッド内部の後壁を約40%薄くすることで、
さらなる低重心化に成功。ミスヒット時でも安定した
飛距離と弾道を実現できる飛び系ツアーアイアン。
(前作比/当社調べ)
巷ではまた新しいSNSが流行っているらしいが、われわれオジサンたちはようやくオンライン飲み会に慣れたばかり。妻に「子供みたい」と笑われながら毎週末の開催を心待ちにしている。話題はもちろんゴルフで、前回はアイアンの打感についてだった。やっぱり打感といえば軟鉄鍛造だろうという話から、「先日試打したコブラ『キング ツアー MIMアイアン』は軟鉄鍛造を超えている」という試打インプレに、一同興味津々となった。
「それは軟鉄鍛造でも軟鉄鋳造でもないんだけど、打った瞬間、声が出たよ」という。“MIM製法”というが、皆いい感じで酔いが回っていることもあり、詳細不明のまま終了した。
翌朝、気になって検索してみた。MIM製法とは粉末状の金属をベースとした素材を金型に射出し、焼結して成形する製造法らしい。小型で複雑な形状の金属加工に適しており、高い精度と強度を備え、これまでの製造法ではできなかった複雑な形状と精密な造り、軟らかい打感を生み出せると書いてある。精密で、軟鉄鍛造並みかそれ以上の打感を実現するという文言が気になり、試打してみた。
打感を試す前に構えたときのコンパクトな形状、スマートで端正なルックスに心を惹かれる。アドレスがピタリと決まった。この時点ですでに心のなかで「合格内定」が出てしまう。打ってみると、本当に軟らかい打感に驚く。そしてフェースの真ん中で打ちやすい。トウ側にタングステンウェートを置くことで、重心を中央寄りにし、安定したショットが打ちやすい構造になっているようだ。早速購入し、いつものゴルフ仲間に早く自慢したい気持ちを抑え、週末のオンライン飲み会まで耐えることにする。そこで次回のゴルフの計画を練ることにしよう。
そんな中、コブラゴルフから「これは!」と感じるアイアンが2023年の4月に発売されました!
コースで性能を発揮する精緻に設計された鍛造アイアン
アイアン設計の三大要素である「打感」「顔」「抜け」を更にブラッシュアップ
コブラのアイアンは現在、「KING フォージドテック」「KING フォージドテック ワンレングス」の2機種、「KING ラッドスピード」「KING ラッドスピード ワンレングス」の2機種、そして「KING ツアー MIM」の1機種、合計5機種がラインナップされています。
特徴的なのは「ワンレングス」といって、シャフトの長さが同じアイアンセットがあることです。これは契約プロであるブライソン・デシャンボーが愛用するワンレングスアイアンのアイディアを採用したものです。
コブラのアイアンは、テクノロジーを駆使した複合構造に特徴があります。斬新なアイディアで機能性を高め、また「アーコスキャディ」という、自分のラウンドデータを集積し、AIでアドバイスを貰う事ができるデバイスも装備されています。
【関連】
COBRA KING TOUR (コブラ キング ツアー) アイアン(2023年モデル)を試打しました。
アイアンというクラブの目的は、異なる距離から正確にターゲットを狙うこと。そのために複数本(番手)あり、同じスイングで距離を打ち分けられるようになっています。「複数のクラブの振り心地をいかに近づけるか」を、一般的なアイアンとは異なる方法でアプローチしたのがこのワンレングスアイアンです。その方法論に基づき、そこに最新のテクノロジーを使うことで、曲がりにくく、飛距離性能も高めたモデルがKING RADSPEED ワンレングスアイアンだと思います。
グリーンを確実にとらえる距離のショットをできるだけシンプルに打ちたい! 結果を重視したい! という方には素直におすすめできる仕上がりだと私は感じました。
ただ、使いこなすにはある程度慣れが必要だと思います。ゴルフ歴が長いゴルファーほど時間を要するでしょう。でも、慣れてさえしまえば、アイアンの番手によっての得手不得手が減らせるはずです。
Cobra(コブラ)KING(キング) LTDx アイアン 2022年モデル を試打しました。
高比重のトゥウェイト搭載により、高い慣性モーメント(MOI)に。飛びに加えてくミスヒットにも強い構造。
さらに7番アイアンで27.5度の新ロフト設計(前作#7:29度)により、高い飛距離性能を実現しながらも、低重心設計によって前作と変わらず高弾道に。(前作比/当社調べ)
インパクト時の振動を極限まで抑制するEVAポリマーの搭載により、ツアーアイアン好きも認める打感へ。
ここからはコブラ、KING CB/MBアイアンのSNSでの評判をみていきます。
コブラのアイアンは、初の3Dプリント技術によるパーツをヘッドに採用し、最適重心設計を追求した「KING ラッドスピード」と、クラシックな外観に中空構造を採用した中上級者向けアイアン「KING フォージドテック」があり、それらにそれぞれアイアンセット内の長さが全て同じ『ワンレングス』モデルがラインナップされています。
『ワンレングス』アイアンは、他のメーカーにはほとんどラインナップされていないので、『ワンレングス』が使いたいということであれば、コブラのアイアンを選ぶことになるでしょう。
新しいコブラ「LTDx」アイアンは、通常シャフトとワンレングスともにラインナップしている。
マッスルバックを思わせる外観でありながら、中空構造を採用した「KING フォージドテック」は、7番アイアンのロフト角が29.5度と、中上級者向けアイアンとしてはかなりロフト角が立っており、飛距離性能が高いモデルです。
しかし、新たに発売された「KING ラッドスピード」アイアンは、7番アイアンのロフト角が27.5度と、さらにストロングロフトになっています。
さらに「PWRSHELLテクノロジー」と呼ばれるコブラ独自の設計により、スイートエリアの拡大と優れた初速性能を備えています。コブラのアイアンの中から飛距離性能重視のアイアンを選ぶなら「KING ラッドスピード」が良いでしょう。
おすすめポイントに当てはまる方は是非コブラ キングCB/MBアイアンアイアンの検討を!
「KING ラッドスピード」アイアンは、飛距離性能が高いだけでなく、低・深重心設計によるボールの上がりやすさと広いスイートエリアを実現しています。ミスヒットに対する寛容性も特徴となっています。
「KING フォージドテック」は、中空構造によって中上級者向けとしては大きな寛容性を実現していますが、比較的コンパクトなヘッドで、アイアンとしての操作性にも優れた点があります。ボールがコントロールできる操作性を重視するなら「KING フォージドテック」を選びます。
飛距離の出にくく、ミスショットを減らしたい初心者の方におすすめのアイアンです。
なるほど!ロングアイアンがキャビティなら安心感あるし、ショートアイアンだけブレードなら扱えるような気がする!
スイングがまだ固まっていない初心者の方には、やさいいアイアンになっています。
コブラは古くはグレッグ・ノーマンが愛用したことで人気を博したメーカーです。現在はリッキー・ファウラー、ブライソン・デシャンボー、レキシー・トンプソンなどの有力選手が看板プロとして活躍しています。先進的なクラブを世に送り出し、他メーカーとは異なる独創性がクラブマニアに評価されています。今回は、コブラから発売されているアイアンとその選び方を紹介します。
おすすめポイントに当てはまる方は是非コブラ キングツアーアイアンの検討を!
『ワンレングス』アイアンが、コブラのアイアンの大きな特徴のひとつです。『ワンレングス』とはアイアンの各番手の長さが全て同じであることで、ブライソン・デシャンボーはすべての番手を6番アイアンにそろえているといいますが、市販されているコブラの『ワンレングス』アイアンは、7番アイアンの長さに全て揃えられています。
アイアンの長さを同じにすると、どの番手も同じような感覚で打つことが出来るので、番手を変えても同じスイングで打てるのが最大のメリットです。コブラには「ラッドスピード ワンレングス」と「KING フォージドテック ワンレングス」がラインナップされているので、この2機種から飛距離や形状の好みで選ぶといいでしょう。
【試打評価】コブラKING TOURアイアン(2023)|打感・操作性・顔
2022年春時点で販売されているコブラのおすすめアイアンを紹介します。アイアンは現行モデルで4機種あります(※女性用モデル除く)。アベレージゴルファー向けの「KING ラッドスピード」とそのワンレングス仕様。アスリート向けの「KING フォージドテック」とそのワンレングス仕様、そして「KING ツアー MIM」の計5機種です。どれもが高機能で、クラブの性能で恩恵を受けたいゴルファーに向いています。
コブラから、2022年モデルのハイテク系アイアンとして「キング FORGED TEC アイアン ..
ほとんどのゴルファーは、ロングアイアンの代わりとしてユーティリティ(ハイブリッド)を使っている。その理由は一般論だが、ユーティリティの方が従来のロングアイアンよりも「寛容性」が高くて簡単に打てるからだ。
コブラ キング FORGED TEC アイアン2機種を比較試打
KINGツアーアイアンを打ってみると、打点ブレに強いやさしさと高い飛距離性能を感じました。
【リッキー・ファウラー使用モデル】コブラ新作アイアン達が見た目も性能もカッコ良すぎの試打動画【ダワ筋スティック先行予約今日まで 】.
コブラが目的に応じたアイアンを創るとなれば、間違いは犯さない。流れがよくセクシーで従来ロフトの鍛造ブレードがお望みなら、コブラにはブレードの中のブレードがある。革新的な製造方法が良いなら、コブラはそれにも対応可能だ。
コブラ『KING FORGED TEC』アイアン トラックマン試打
コブラ「KING ラッドスピード」アイアンは、初の3Dプリント技術によってパーツを製造したヘッドを採用した極めて珍しいアイアンです。複雑な内部構造のヘッドを精密に製造することができる3Dプリント技術を採用することで、理想的な重心設計のヘッドを見事に具現化しました。
優れた寛容性を発揮する理由は、トップラインには前作よりも2g軽量化したブラックカーボンを採用してさらなる低重心化を図るとともに、トゥ側に10g、ヒール側には3gのタングステンウェイトを配置することで大きな慣性モーメントを実現しました。これによりボールが上がりやすく、ミスヒットに強いアイアンとしています。
【動画】コブラ キング F7 ワンレングス アイアン【試打ガチ比較】
高い球でしっかり飛距離を出していきたい。思い通りにボールを操りたい。
ツアープロが使っているような、コンパクトヘッドで、精悍な顔つきのアイアンを使いたい。
「飛び系」ならではの飛距離性能に打感の良さをプラス。
飛び系ツアーアイアン「i530」で、こだわって、飛ばして狙え。
コブラ キング F7 ワンレングス アイアン【試打ガチ比較】 -「株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン」の動画再生ページです。
【ツルさん】
付け加えておくと、「FORGED TEC」は一般的な長さ(37インチ)の7番アイアンよりも少しだけ短いです。そのぶん、打ちやすくて当てやすいことも長所になりますね。