※フィナステリドが最初に商品化された時の商品名がプロペシアです


プロペシアは、5α-還元酵素を阻害しAGA(男性型脱毛症)の主な原因物質である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の産生を抑制することで、抜け毛を抑え薄毛の進行を遅らせる効果が期待できます。


(プロペシアの薬効成分がフィナステリドと言い換えてもいいでしょう)。

プロペシア単独でも効果のみられる症例に対しては、ある程度の効果(特に効果発現までの期間短縮)が期待できると考え、この治療を開始しました。本症例では著効ということになりますが、年齢が若く(40代)、脱毛がみられた直後より治療を開始しているなどの好条件が重なっていることも、良い結果に影響したとも考えられます。今後のデータの蓄積が重要と考えております。

(注1)安定性試験
医薬品の有効期間内に品質や性状、安定性を証明する試験および溶出試験。
長期間保存した場合の品質の劣化を短期間の試験で予測すると同時に、医薬品を高温多湿の条件下においた加速試験が行われている。
(注2)生物学的同等性試験
投与されたジェネリック医薬品の血中薬物濃度の推移が先発医薬品と同一であることを確認する試験。
生物学的同等性が確認できれば有効性と安全性が先発医薬品と同等であり、臨床試験は不要であるとされている。
世界的に共通の原則とされており、FDA(アメリカ食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)等欧米審査機関でも採用されている。

フィナステリド(プロペシアジェネリック)との飲み合わせによって、

「ジヒドロテストステロン」と呼ばれる男性ホルモンのことです。
胎児期における男性の外性器発達に関わる重要な男性ホルモンですが、思春期以降には、AGA、ニキビ、前立腺肥大などの症状を引き起こす原因にもなります。
さらに、皮脂の過剰分泌を引き起こし、抜け毛の原因になることもわかっています。

生え際から薄くなってくるベーシックタイプ、その他をスペシフィックタイプとし頭頂部から薄くなっていくV型(カッパ型)、生え際は変わらないもの前頭部が薄くなっていくF型(バーコード型)に分類されます。欧米ではベーシック型が多いのですが、アジア人ではV型、F型がかなり多いのが特徴です。後述しますが、ベーシック型とV型、F型はかなり治療に対する反応が異なります。すなわち欧米のデータだけ見ていては、分からないことも多いということになります。

(注)フィナステリド錠とデュタステリドカプセルは一緒に処方することはできません

テストステロンからDHTへの変換が抑制されると、頭皮内のDHT濃度が低下し、脱毛の進行が遅くなります。フィナステリドのこの特定の作用メカニズムにより、AGAの治療に効果的です。

2009年3月 日本大学医学部医学科卒業。2009年4月〜2011年3月まで横須賀市立市民病院勤務し、初期臨床研修課程終了。2011年4月〜2012年3月に東京医科歯科大学医学部附属病院へ入局し譴責を積む。カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月より医療法人社団則由会AGAヘアクリニックを開院。2019年12月、AGAヘアクリニック大宮院開院に伴い、統括院長に就任。

フィナステリドが効かない3つのパターンを以下のように分類します。


AGA治療薬の違いやその効果、治療にかかる費用について詳しく解説しています。薄毛改善を目指すなら、早めの治療が効果的です。

フィナステリドを有効成分とする有名な治療薬がプロペシアです。アメリカのメルク社が開発した世界初の1日1回1錠の内服による男性型脱毛症用薬(AGA治療薬)です。


A. ROSSIらによる、フィナステリド内服10年経過を論文を紹介します。

バイアグラで有名なファイザー社のフィナステリド錠1mg「ファイザー」2015年4月発売
フィナステリド錠1mg「ファイザー」の成分はプロペシア1mgと同じで、錠剤にはファイザー社のロゴマーク Pfizer が刻印されています。1回に1~2年分の処方もできます。2022年より製薬会社は「ファイザー」から「ヴィアトリス」に変更されました。ボトルの方がシートより1錠あたり0.6円割安です。シートもボトルも純正未開封の箱入りでの処方に応じます。

プロペシアに含まれる有効成分フィナステリドは、が期待できます。

初月のみ通常価格よりもお手頃な価格で購入できるクリニックは、1ヶ月分だけお試しでフィナステリドを購入したい方に向いています。初回だけでなく2ヶ月目以降も割安で購入したい方は、フィナステリドの定期購入がおすすめです。

AGA治療に用いられる「プロペシア」について、詳しく解説いたします。

プロペシアは、前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることがわかっています。したがって、検査を受ける際には医師にプロペシアの服用を伝えてください。

「俺、ちょっとハゲてきたわ。AGA専門のクリニックに通った方がいいかな?」

有効成分は「フィナステリド」なので、単にフィナステリドと呼ばれることも多いです。販売名である「プロペシア」は製造販売元であるオルガノン株式会社の所有する商標登録名です。

AGAや薄毛に対し、なぜプロペシアが効果的なのか解説していきます。

こちらを見ると、全体の傾向として、フィナステリドは2年ほどで効果のピークに達し、その後は頭打ちになるのわかります。

当院での自費診療はプロペシア(フィナステリド)を含んだ料金になります。

AGA治療薬として有名な「プロペシア」に含有されている有効成分名です。昨今ではプロペシアジェネリックの商品名としても使用されており、もしかするとそちらの方が有名になっているかもしれません。アメリカのメルク社がプロペシアを販売したのが1997年、日本では2015年にその特許期間が満了し、他製薬会社もプロペシアジェネリックとして有効成分フィナステリドを用いたAGA治療薬を販売できるようになりました。用量はプロペシアに準じ、0.2mgと1mgが販売されています。

ジェネリック医薬品とは、簡単に言ってしまえば先発医薬品(新薬)と同量の有効成分を含んでおり、同等の効果効能が認められた薬剤のことです。プロペシアとフィナステリドを例に挙げれば、先発医薬品に該当するのがメルク社製のプロペシア、プロペシアの有効成分であるフィナステリドを含有しており、他製薬会社から販売されているのがプロペシアジェネリック、という形になります。
同じ効果の薬剤とは言っても、「プロペシア」という商標はメルク社にのみ使用が許されていますので、プロペシアジェネリックはそれぞれ独自の商品名を持っています。プロペシアジェネリックに限らず、ジェネリック医薬品の名称は「有効成分名+形状+含有量+メーカー名」を用いることが定められています。沢井製薬製のプロペシアジェネリックであれば「フィナステリド錠1mg サワイ」といった具合です。
当然のことですが、どの製薬会社製であったとしてもフィナステリドが含まれているので、メーカーによって効果効能が異なったり、服用方法が変わることもありません。

ジェネリック医薬品の最大のメリットは価格の安さです。種類にもよりますが、ジェネリック医薬品の価格は先発医薬品の概ね2~5割とされており、特に長期服用が必須となるAGA治療薬においては、トータルで大幅にコスト減効果が見込めます。
現在では非常に多くの方がプロペシアジェネリックへの切り替えを済ませています。当院でも推奨AGA治療薬の1つとさせていただいており、多くの方がフィナステリドによるAGA治療効果を実感されています。

フィナステリド(プロペシア)の単独治療のメリット・デメリットについて説明します。


コスパ面から一部の男性は、海外製のフィナステリドを服用しているケースが見受けられます。
出どころが定かではない偽造薬が流通していることもあって、そもそも有効成分が含まれていない可能性もあります。
服用を続けても効いてこないばかりか健康被害に遭う可能性もあり、海外通販は利用を控えるのが賢明です。

詳しい処方の流れはプロペシアと同じですので以下をご参照ください。

フィナステリドを処方しているクリニックをピックアップしたところ、単月購入する場合の料金相場は3,000円〜4,000円前後だということが分かります。

フィナステリドが効いているかわからない場合、以下の可能性が考えられます。

フィナステリドの副作用として、下記の項目などが挙げられます。

●頭皮のかゆみ
●肝機能障害
●リビドー減退

しかし、実際には、長期投与試験期間中における副作用(臨床検査値異常変動も含む)のと発表されているので、と考えられています。

ただし、副作用は薬を服用してすぐに表れるものもあれば、長期的に服用することで現れるものもあり、服用する方の体調によっても変わってくるため、少しでも身体に異変を感じた時には、すぐに専門医に相談しましょう。

なお、女性や未成年は服用することができません。特に妊娠中の女性に関しては、フィナステリドが体内に吸収されると胎児に影響を及ぼす恐れがあるため、十分に注意が必要です。

どちらも安全性や治療効果については新薬と同等とされているので、

プロペシアの副作用として問題となるのは男性における性的な障害ですが、国内臨床試験では、性欲減退1.1%、勃起機能不全0.7%とそれほど高くはありません。また、プロペシアの半減期(*)は3~4時間半ですので、半減期の長さからも安全性が高いと言えます。このようにプロペシアは全般的には安全性の高い薬剤ですので、当院でも採用させていただいております。

前立腺癌を見逃してしまう可能性があるため医師に申告しましょう。

AGA(男性型脱毛症)は進行性で、放っておくと薄毛が進んでいきます。それを抑えるのがプロペシアです。DHTの産生を抑え、抜け毛を減らしAGAの進行を抑えます。

プロペシアはAGAの進行を抑える/プロペシア錠服薬ガイドより引用

1. プロペシア(フィナステリド)とザガーロ(デュタステリド)の概要

AGAの主な原因は男性ホルモンであるDTH(ジヒドロテステステロン)です。DHTは5α還元酵素によってテストステロンが変換され生成されます。フィナステリドは5α還元酵素を阻害する作用があるので結果的にDHTの生成を抑制することになり、毛周期(ヘアサイクル)を正常化させAGAの進行を防ぐのです。

では、なぜプロペシアの服用をやめてよかったと思う方がいらっしゃるのでしょうか。

プロペシアの効果が見込めるのは、正しいタイミングで正しく使用した場合です。例えば、その間にAGAが進行し、納得できない結果になる可能性もあります。

飲み忘れを防ぐために毎日同じタイミングで飲むことが大切です。例えば、入浴後の水分補給時、食後などに飲むと忘れず飲みやすいでしょう。