デキサルチンとは?デキサメタゾンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版)


メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。


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デキサメタゾンとして6mgを1日1回、10日間にわたり服用します。体重40kg未満の患者さまでは0.15mg/kg/日へ減量を考慮し、肥満・過体重例では用量につき個別に検討することが推奨されています。また、患者さまの状態によっては経口・経管以外に、静注が選択される場合もあります。

ステロイド外用薬についての心配はたいへん多く、小児科の外来でもよく質問を受けます。以前は保護者がステロイドを必要以上に怖がるために治療がうまくいかないお子さんも多かったのですが、最近では正しい知識が普及してそのようなことは減ってきています。ステロイド外用薬は湿疹などの治療に必要なものですが、確かに副作用もありますので、上手に使うことが大切です。

ステロイド外用薬は皮膚の炎症を抑える作用があり、血管を収縮させる作用の程度によって日本では5段階の強さに分けられています。身体の部位によってステロイドの吸収に差があるので、皮膚の炎症の程度や身体の部位によって強さを使い分けているのです。ご質問のリンデロンは下から3番目、ロコイドは下から2番目の強さです。

顔はステロイドの吸収が比較的よいので、下から2番目の強さのステロイドを使うことが多いですが、炎症の程度によっては3番目の強さのステロイドを使うこともあります。どの程度のステロイドの量なら安全なのかは、塗り方や個人差などによってばらつきが大きく、正確には決められません。しかし、皮膚科からの学会誌への報告では、2歳未満の子どもで、6か月間に顔は10グラム以内、体幹・手足は75グラム以内、全身で90グラム以内なら安全とされています。もちろんこれを超えたらすぐに危険というわけではありませんが、一応の目安と考えてください。

ステロイド外用薬は皮膚の炎症を改善しますが、炎症を起こしやすい皮膚の性質まで治すわけではありません。炎症が落ち着いたら、外用薬を保湿剤などにゆっくり置き換えていって、皮膚の炎症が再燃するのを予防しなくてはなりません。ここをしっかりやらないと、ステロイド外用薬は一度よくなるけどすぐにまたもとに戻ってしまう・・・などと思われることになります。

ステロイド外用薬を塗ってもよくならないというときは、ステロイドのランクが低すぎる、あるいはきちんと塗れていないと考えるべきです。ステロイド外用薬を怖がるために必要な量がきちんと塗られていないことは少なくありません。正しい治療のためには、信頼できるかかりつけ医を持って、医師からのアドバイスに従って治療を続けることが大切です。小児科でも皮膚科でも、きちんと話し合える医師の診療を受けていただくのがよいと思います。

ご質問の日焼け止めや虫よけも、必要なときには子どもでも使ってかまいません。日焼け止めは「子ども用」を選ぶとより安全ですが、日光はビタミンDを作るためにも必要なので過度な使用は控えた方がよいでしょう。また、虫よけも安全性の高いものですが、スプレー式のものは吸い込む危険があるので、保護者の手に噴霧したものを塗るなどの工夫をしてください。いずれも上手に使えば心配はいりません。

ひどいときは、デキサメタゾン(デカドロンエリキシル)などのステロイド薬を飲むことがあります。 ..

デキサメタゾンの主な副作用としては、感染症の増悪、続発性副腎皮質機能不全、糖尿病、消化性潰瘍、消化管穿孔、膵炎、精神変調、緑内障、血栓塞栓症などが報告されています。服用中止後に、発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、ショック等の離脱症状があらわれる場合もあるので、注意が必要です。

中等度に重症のクループの子供では,デキサメタゾン筋肉内投与またはブデソニド噴霧による治療ではプラセボの投与より速やかな臨床改善が得られ,デキサメタゾンにより最大の改善が得られた.いずれかのグルココルチコイド治療により,入院はより少なくなった.

デキサメタゾン酢酸エステル, 25mg, かゆみ、はれ・赤みの元になる炎症をおさえる ..

ベースラインでは,確認されたウイルスの型,クループのタイプ,および疾患の臨床重症度などの各群の特徴は同様であった.全体的な入院率はプラセボ群では 71%(子供 49 人中 35 人),ブデソニド群では 38%(48 人中 18 人),およびデキサメタゾン群では 23%であった(47 人中 11 人)(ブデソニドとプラセボの比較に関して未補正で =0.001,デキサメタゾンとプラセボとの比較に関して <0.001,そしてブデソニドとデキサメタゾンの比較に関して =0.18).ブデソニドまたはデキサメタゾンで治療した子供は,プラセボを投与した子供よりクループのスコアに大きい改善を示した(それぞれ,=0.03 および <0.001),デキサメタゾンで治療した子供はブデソニドで治療した子供より大きい改善を示した(=0.003).

2020年11月時点のデキサメタゾンの薬価は、デカドロン®錠4mgが31.9円/錠、デカドロン®注射液6.6mg2mLが299円/瓶です。内服薬の後発医薬品はありませんが、注射液では後発医薬品として富士製薬のデキサート注射液6.6mg2mLが156円/瓶として薬価収載されています。

[PDF] デキサメタゾン COVID-19 小児患者に対する治療薬としての位置付け

われわれは,中等度に重症のクループの子供 144 人による二重盲検無作為臨床試験を実施した.子供をラセピネフリンと,ブデソニド 4 mg の単回噴霧(48人),デキサメタゾン 0.6 mg/kg 体重(47 人)を単回筋肉内投与,またはプラセボ(49 人)単回投与で治療した.治療前および治療後は 1 時間おきに 5 時間,子供を診察した.治療割付けを知らない医師が,子供にさらなる治療および入院が必要か否かを決定した.

この研究の方法では、抗菌薬だけで治療された子どもと、デキサメタゾン併用で治療された子どもの重症度などが対等だったかどうかを考えに入れる必要があり、もし偏りがあった場合、結論に影響する可能性があります。


デキサメタゾンプロピオン酸エステル軟膏0.1%「MYK」の基本情報

8.くすりについて(当院からの情報)
当院で処方されている薬

口腔粘膜治療剤

★デキサルチン軟膏(デキサメタゾン)ステロイドの塗り薬です。ステロイドには、炎症をとる強い作用があります。患部に直接塗ることで炎症による腫れ、発赤、かゆみ、痛みを和らげます。注意すること
症状により、適量を1日2~3回塗布または塗擦する。
※水分を吸収して排便を促すため、薬を服用したらコップ2杯くらいの水分を摂るようにしてください。(牛乳は×)

副作用
数日使用する程度ならほとんど副作用は心配ありませんが、長期にわたり使用を続けけると新たな感染症による口内炎を生じたりします。 使用してもよくならない場合や、口内炎が増えてくるようであれば、医師に相談してください。

アフタゾロンはデキサメタゾンを主成分とするステロイド系の抗炎症薬です。 ..

クループの子供では,ブデソニド噴霧による治療は症状を減少させるが,ブデソニドが,クループに対する従来の治療であるデキサメタゾンと比較してどの程度であるかは明確でなく,いずれが入院率を低下させるかは明確でない.

当院で処方されている薬 口腔粘膜治療剤 ☆デキサルチン軟膏(デキサメタゾン)

性関節炎で入院した子どもの患者を対象として、診療データを集め、そのうち抗菌薬だけで治療された患者と、抗菌薬とデキサメタゾンの併用で治療された患者で、治療後の経過を比較しました。

乳幼児期の子どもの皮膚は、大人に比べステロイド成分の吸収率が高く、効果や副作用が ..

の治療として、を使うことで結果がよくなるかどうかについては議論が分かれています。この研究は、子どもの性関節炎に対して、とデキサメタゾンを併用したときの効果を調べました。

[PDF] 小児気管支喘息の薬物療法における 適正使用ガイドライン

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いはデキサメタゾンエリキシル0.05mg(0.5mL)/kg/日(分2)

関節に細菌などが感染し、全身で炎症反応が起こる敗血症性関節炎は、子どもにも起こり、命に関わることもある危険な状態です。治療として抗菌薬に加え、ステロイド薬の一種であるデキサメタゾンを併用したときの効果を調べる研究が行われました。

※副作用があらわれたとき、お子様の様子がいつもと違うなと感じたときには、.

ボアラ(一般名:デキサメタゾン吉草酸エステル)は、血管収縮作用や抗炎症作用のあるステロイド外用剤で、皮膚の炎症を改善する作用があります。
ステロイド外用薬は強さにより5段階に分けられますが、ボアラの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、(ベタメタゾン吉草酸エステル)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、メサデルム(デキサメタゾンプロピオン酸エステル)、フルコート(フルオシノロンアセトニド)などがあります。