[PDF] マクロライド系抗生物質製剤 日本薬局方 クラリスロマイシン錠
下痢や腹痛の中でも、大腸菌が原因となっている細菌性胃腸炎にはつぎの抗生物質が使用されています。
マブタの中の分泌腺に細菌が感染し、化膿して炎症を起こして腫れる疾患で、本来昔の人はこの麦粒腫をものもらいとよんでいました。
性感染症は、原因菌により効果的な抗生物質が異なります。淋病、梅毒、クラミジアにはつぎの抗生物質が使用されています。
特に、ニューキノロン系の抗生物質とロキソニンを併用すると痙攣を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。
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抗生物質の目薬や軟こうで治療します。状態によっては、弱いステロイドの目薬や軟こう、抗生物質の飲み薬を併用する場合もあります。膿が今にも出そうになっている場合は、針を刺して膿を出す処置をすることもありますが比較的まれです。
こどもで注意すべき事は
乳幼児の麦粒腫ではものもらいがまぶた全体に広がり易く、さらにまぶたの奥に広がると蜂窩織炎と呼ばれる強い炎症になります。眼瞼膿瘍、眼窩蜂窩織炎が急速に進行することがあるため短い間隔で診察を受けることをお勧めします。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
ただし、風邪が原因で細菌性の肺炎や気管支炎、扁桃腺炎などを引き起こしている場合は抗生物質が処方されます。
これらの症状や中耳炎の治療にはつぎに挙げる抗生物質が使用されています。
ものもらいの治療は体調管理と抗生物質の目薬や内服が基本になります。炎症が強い場合は消炎剤も一緒に使用します。
◆目薬(抗生物質)で治す。クラビット点眼液など
1日3回から4回確実に点眼して下さい。1回1滴で十分です。
まぶたと目の間は狭い ため、いちどにたくさん点眼しても一滴と同じ量しか残らず、あとは瞼の外に流れ出てしまいます。一滴ずつ時間を開けて何回にも分けて点眼するとより効果的です。
なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈ヘリコバクター・ピロリ感染症〉. 通常、成人にはクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)、.
◆内服(抗生物質)で治す。
症状が重い時、体調が悪く重症化しそうな時は内服も一緒に処方します。
内服薬は3日ほど使います。
飲み薬の副作用は下痢や発疹です。副作用が現れたら直ちに内服を中止してください。
◆切開手術で治す。
ものもらいが進行してくると膿が溜まってきます。膿が外に流れでて自然軽快することがあります。
しかし、膿が深い所に溜まると自然には排膿しないため、切開し膿をだします。排膿後は抗菌薬の移行が良くなるため抗菌薬の点眼や軟膏を続行します。
クラリス(一般名:クラリスロマイシン)とはマクロライド系の抗生物質です。従来のマクロライド系抗生物質であるエリスロマイシンを改良してできたものであり、ニューマクロライドともいわれています。抗生物質の代表といえるのはβラクタム薬(ペニシリン系、セフェム系等)ですが、マクロライド系も肺炎球菌をはじめとするグラム陽性菌、インフルエンザ菌や百日咳菌など一部のグラム陰性菌、嫌気性菌、非定型菌のマイコプラズマやクラミジア、マイコバクテリウムなど多くの細菌に対して効力を発揮します。いろいろな細菌に有効なので、呼吸器系の領域を中心に多くの診療科で処方されています。多くは咽頭炎・肺炎・中耳炎などに対する処方です。消化器領域ではピロリ菌の除菌薬としても数多く処方されています。皮膚科領域においては、感染を伴う、表在性/深在性皮膚感染症、リンパ管/節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍などの疾患に対して選択されることがあります。
フラジオマイシン硫酸塩; クロラムフェニコール; スルファメトキサゾール; バシトラシン
一般的な感染症に対してはクラリスロマイシン1日400mg、非結核性抗酸菌症には1日800mg、どちらも2回に分けて経口で投与します。投与量は年齢、症状にあわせて増減します。またピロリ菌の除菌に用いる場合は他の抗生物質や胃薬と併用して処方されます。