イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。



治療を開始してから1ヶ月後、イソトレチノインの効果やニキビの症状を診るため、再診にお越しいただきます。その際、血液検査も行い、副作用の問題がないかしっかりと診察を行います。


イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

当院で指導している
ニキビホームケアの中心は
トレチノイン酸軟膏です。
化粧水美容液の後、
クリームの前に塗っていただきます。
トレチノイン酸はビタミンAの一種です。
ビタミンAの仲間をレチノールと呼んで
化粧品に含まれるものと同じように扱われますが、
トレチノイン酸の効果には
100倍以上の違いがあります。
当院のトレチノイン酸軟膏は、
院内で調合しているお薬ですので、
化粧品ではありませんので、
一般に購入することはできません。
トレチノイン酸軟膏は、
個人輸入で入手可能ですが、
自己流で使用していても副作用だけ出て
効果が出ない場合もありますので、
必ず医師の指導の元に使う必要があります。

以下に該当する方は、イソトレチノインを用いた治療を受けることができません。該当するか分からないという場合には、一度ご相談ください。
※妊娠検査薬をご用意しております。

→古い角質をはがすことにより、肌の表皮細胞の生まれ変わりをうながします。


血液検査の結果に問題がなければ、イソトレチノインを処方し、治療をスタートしていきます。
内服した当日は安静にしていただき、体調が悪いなど、異常を感じたらすぐにクリニックまでお問い合わせください。

当院のトレチノイン酸軟膏は正確には、
オールトランストレチノイン酸0.05%ですが、
基剤(軟膏、クリーム、ゲル、ローション)の違いによって、
同じ0.05%トレチノイン酸であっても効き方が違います。
使い始めは少し皮膚が赤くなり、
ヒリツキ感が出たり、
角質がポロポロめくれてきますが、
痛みが出ない限りは
継続していただきます。
逆に全く赤くならない、
全くめくれてこない場合は、
少し量を増やして塗っていただいたり、
塗り方を変えたりします。
トレチノイン酸は皮脂を抑える作用があり、
新たなにきびの発声を抑えます。
皮膚のターンオーバーを促進することで、
今あるにきびを早く追い出す効果もあり、
ニキビ跡のしみ予防効果もあります。
トレチノイン酸は皮膚のターンオーバー促進で、
皮膚を健康な状態にしますので、
しわ予防やしわを減らす効果もあります。
トレチノイン酸軟膏使用中は、
無駄な角質が薄くなり好都合なのですが、
その分紫外線の刺激を受けやすいので、
日焼けには十分注意していただく必要があります。

レーザー治療の再会は、トレチノイン終了後1ヶ月からとなります。


治療前に、ニキビの状態、これまで受けたニキビ治療の期間や治療内容、ニキビの改善状況などをお伺いします。その上で治療が適応と判断されれば、次回来院時より治療スタートとなります。
イソトレチノイン治療を受けていただく場合、安全に治療を進めるため、事前に血液検査を受けていただきます。

「トレチノイン」がターンオーバーにより、できてしまった肌内部のシミを排出し、「ハイドロキノン」がシミを作り出す酵素を抑制し、今あるシミを押さえ、これからのシミを作らないようにすることで、 両方の作用から効果的にシミを抑えることができます。

イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。

イソトレチノインは、効果的に赤いニキビを改善させますが、『赤ちゃんに奇形が生まれやすい』というリスクもあります。

可能であれば、1クール16~20週間内服を続けていただくことを推奨しています。イソトレチノインは、内服をやめても改善効果が続くことがほとんどですが、ニキビが再発するようなら、症状を診ながら再度内服を行います。

難治性ニキビの患者さんの場合でも、治療を繰り返すことで、ニキビが気にならない状態へと改善されます。


・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方

アメリカやヨーロッパに於いて既に四十年という長期間、使用され続けられてきたイソトレチノイン(1982年 FDA認可)

それ以前はたいした治療法のなかった、難治性ニキビ治療に革命をもたらした、画期的な薬剤なのです。

欧米ではどの段階のニキビに何を使用すべきかガイドラインで明瞭になっており、になっています。


重症ニキビを顕著になくし、かつ服用終了後もかなり長期間にわたってニキビ再発を抑えることができるという他に類を見ない効果が望めるのです。

イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。

日本国内では未だ未承認で自費診療ですが、アメリカやイギリスなど多くの国で中等度・重症ニキビの治療に強く推奨されており,40年前から保険適応となっています。皮膚科専門医がいるクリニックで開始するのが望ましいです。

イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。

イソトレチノインは、レチノイドに属する薬剤でビタミンAに近い薬で、皮脂分泌を強力に抑えることができ、ほかに毛穴詰まりを解消する・抗炎症作用があるなどの効果が期待できます。

・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。

ですので、トレチノイン治療を勧められた場合は、最低半年間は妊娠しないようにお伝えしています。

トレチノインが充分に乾いてからハイドロキノンを指で広めに塗ります。

ハイドロキノンは肌の漂白剤と呼ばれており、 トレチノインとは違った働き方で美白効果を発揮します。

イソトレチノインをはじめビタミンAを含んだ系統の薬では 妊娠がおすすめされません。

また、薬が効率よく作用するには、高脂肪、高カロリーの食事をとることが望ましいとされていますが、高脂肪、高カロリーの食事は皮脂分泌の増加につながり、ニキビの原因となったり、健康への悪影響が懸念されたりするため、医師に相談しながら食事内容を検討するとよいでしょう。

皮脂は、ニキビの原因になり、ニキビを悪化をさせる良くないものです。

あわせて近年では
比較的低容量のイソトレチノイン(0.3~0.5mg/kg/day)
でも効果が期待できるとされており、
日本人においては欧米人と比較すると
重症の方が少ない、副作用を軽減する、
他のニキビ治療約と異なり保険適応と
ならないことなどの事情もあり、
この低容量で開始することが多いようです。

・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方

現在の日本の保険診療では、できたにきびの赤みを抑える、毛穴の詰まりを抑える程度の治療が精いっぱいです。皮脂がでやすい状態を治さないとまた再発してしまいます。しかし、皮脂の分泌をしっかり抑えるような薬は保険診療では残念ながらありません。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

ニキビは治療を受けずに放置していると、少しずつ症状が悪化してニキビ跡の原因になってしまうかもしれません。とくに膿の詰まった赤みのあるニキビ(嚢胞性ざ瘡)は難治性のニキビで深い場所の組織まで炎症が波及するため、ニキビ跡が残りやすいニキビです。イソトレチノイン以外の施術や治療で期待した効果を実感できないときには、早めにイソトレチノインの治療を開始することで、ニキビ跡の症状が悪化するのを防げるかもしれません。

イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。

あらゆる治療法に抵抗するニキビや、凹凸の激しいニキビ(特に皮下でシコリ状のもの)が多いタイプに対して、イソトレチノインというお薬を内服して治療します。
イソトレチノインは重篤な副作用を伴うことがあるため、リスクを理解され、医師の説明どおりに服用や受診してくださる方にのみ処方いたします。
開始前に血液検査が必要なので、初診日にいきなり処方することはありません。
原則、20歳以上の方のみへの処方ですが、身長の伸びが止まった15歳以上19歳以下の方には保護者の方も一緒にご納得されたら処方が可能になる場合があります。

イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。

院長の今井が留学していたアメリカの皮膚科(Medical College of Wisconsin)で一般的だったニキビ治療薬が「イソトレチノイン」です。
実際、2024年1月に米国皮膚科学会(AAD)から、8年ぶりの改訂版となる最新のニキビ治療ガイドラインが公開されました(JAAD誌:)が、このガイドラインで「有益な実践」とされる5つのうちの1つが「イソトレチノイン」です。
しかし、日本での保険適用はありません。
そこで、自費診療として、下記の価格表のように現実的な価格でイソトレチノインを処方しております。
現在の治療効果に満足していないニキビの患者さんや重症の患者さんは、皮膚科専門医がイソトレチノインを処方している当院までご相談ください。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

また、イソトレチノイン服用中は皮膚が乾燥しやすく、その状態の場合には傷跡が残りやすいです。

ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。

美容皮膚科では、国内未承認医薬品または医療機器を用いて施術を行いますので、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。

イソトレチノインの治療では血液検査が必要と聞きました。なぜですか?

イソトレチノインには催奇形性があります。妊娠している方が服用した場合、先天的な障害を持ったお子様が生まれる確率を高めます。
そのため、イソトレチノインを服用する際には必ず避妊が必要です。
同じビタミンAの誘導体製剤で同様の副作用を持つ「チガソン」という乾癬に使用される薬剤がありますが、妊娠検査を行わなかったことで、先天異常症例が報告されております。

イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。

イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。