●アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びラベプラゾールナトリウム併用の場合


2.ヘリコバクター・ピロリの除菌判定上の注意:ランソプラゾール等のプロトンポンプインヒビターやアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン等の抗生物質の服用中や投与終了直後では、13C−尿素呼気試験の判定結果が偽陰性になる可能性があるため、13C−尿素呼気試験による除菌判定を行う場合には、これらの薬剤の投与終了後4週間以降の時点で実施することが望ましい。


【医薬品名】ランソプラゾール・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン

1.ラットにアモキシシリン水和物(2000mg/kg/日)、ランソプラゾール(15mg/kg/日以上)を4週間併用経口投与した試験、及びイヌにアモキシシリン水和物(500mg/kg/日)、ランソプラゾール(100mg/kg/日)、クラリスロマイシン(25mg/kg/日)を4週間併用経口投与した試験で、アモキシシリン水和物を単独あるいは併用投与した動物に結晶尿が認められているが、結晶はアモキシシリン水和物が排尿後に析出したものであり、体内で析出したものではないことが確認されている。

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

○ アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾール

1). アタザナビル硫酸塩<経口><レイアタッツ>〔2.2参照〕[アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれがある(本剤の胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下する可能性がある)]。

8.2. 〈逆流性食道炎〉維持療法においては、再発・再燃を繰り返す患者に対し投与することとし、本来維持療法の必要のない患者に投与することのないよう留意し、また、1日1回30mg又は15mgの投与により寛解状態が長期にわたり継続する症例で、減量又は投与中止により再発するおそれがないと判断される場合は1日1回15mgに減量又は中止すること。なお、逆流性食道炎の維持療法中は定期的に内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うことが望ましい。

【ランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン併用時の薬物動態】

1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、また、臍帯血、羊水へ移行することが報告されている(なお、動物試験(ラット)において、アモキシシリン水和物(500mg/kg/日)、クラリスロマイシン(160mg/kg/日)及びランソプラゾール(50mg/kg/日)を併用投与すると、母動物での毒性増強とともに胎仔発育抑制増強が認められている)。また、ラットにアモキシシリン水和物(400mg/kg/日以上)、クラリスロマイシン(50mg/kg/日以上)及びラベプラゾールナトリウム(25mg/kg/日)を4週間併用投与した試験で、雌で栄養状態悪化が認められている]。

1)グラム陽性菌及びグラム陰性菌に広い抗菌作用を示し、特にブドウ球菌属、レンサ球菌属、大腸菌、インフルエンザ菌等に強い抗菌力を示す。また、抗トレポネーマ作用も認められている。

ビターやアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン等の抗生物質及びメトロニダゾールの

歯科用貼付剤:シール状のフィルムを口内炎の潰瘍面の上に貼り付けます
単純性ヘルペスによるウィルス性口内炎にはアシクロビル軟膏(商品名ゾビラックス軟膏他)を塗布します。

2). リルピビリン塩酸塩<経口><エジュラント>〔2.2参照〕[リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある(本剤の胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下する可能性がある)]。


剤併用又はランソプラゾール/アモキシシリン水和物/クラリスロマイシン

頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン又はメトロニダゾールの3剤投与の試験成績に基づく。

ゾール 0.6mg/kg1日2回+ アモキシシリン 30mg/kg1日 2 回 + クラリスロマイシン.

○本来ステロイド剤の適応となる外眼部、前眼部の疾患でオキシテトラサイクリン感性菌の感染防止を必要とする場合

通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシン ..

(2)アモキシシリン水和物とクラリスロマイシンとの併用における抗菌力には、相乗又は相加作用が認められ、いずれの菌株においても拮抗作用は認められていない。

プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン及びクラリスロマイシンの 3 剤投与によ

2.本剤を胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症に用いる際には、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)の添付文書に記載されている禁忌、慎重投与、重大な副作用等の使用上の注意事項を必ず確認する。

16.1.2 ランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン併用時の薬物動態

口腔用ステロイド製剤(商品名:ケナログ、デキサルチン他)が処方されます。
口の中は唾液で濡れていますので、唾液で流れないように疎水性基剤にさらに粘膜付着性を高める物質を加えるなどの工夫がされています。口腔用軟膏剤を塗布する部位はしっかりと清掃してから塗布することが大切です。

プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの 3 剤投与による ..

3.胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症に対するアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビターの3剤療法

3 ランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン併用時の薬物動態

頻度表示は胃潰瘍又は十二指腸潰瘍におけるランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与の試験成績に基づく。

(50mg/kg/日)、アモキシシリン水和物(500mg/ kg/日)及びクラリスロマイシン(160mg/kg/日)を.

1)アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンともにランソプラゾールとの併用により、経口投与後の胃組織中濃度の上昇が認められる(ラット)。

おける除菌※率は下表のとおりである。 ※培養法及び組織診断法の結果がいずれも陰性.

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染

(参考)ランソプラゾール、アモキシシリン、クラリスロマイシン併用投与時

(5).肝臓:(ヘリコバクター・ピロリ感染症でアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用の場合)(1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、LDH上昇、γ−GTP上昇、Al−P上昇、(1%未満)ビリルビン上昇[観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。(6).その他:(ヘリコバクター・ピロリ感染症でアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用の場合)(1〜5%未満)トリグリセリド上昇、尿蛋白陽性、総コレステロール上昇・総コレステロール低下、尿糖陽性、膣モニリア症、(1%未満)尿酸上昇、倦怠感、熱感、浮腫、動悸、血圧上昇。

マウスにおけるランソプラゾール/アモキシシリン水和物(AMPC)/クラリスロマイシン

2)プロトンポンプインヒビターの強力な胃酸分泌抑制作用により胃内pHを上昇させることにより、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの抗菌活性が高まると考えられる。

する事により耐性化が抑制されます。 すが、ピロリ菌がクラリスロマイシンに対し耐性があ

(4).血液:(ヘリコバクター・ピロリ感染症でアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用の場合)(1〜5%未満)好中球減少、好酸球増多、貧血、(1%未満)白血球増多[観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。

新医薬品等の再審査結果平成19年度(その5)に係る訂正について

(1).過敏症:(ヘリコバクター・ピロリ感染症でアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用の場合)(1〜5%未満)発疹、(1%未満)そう痒[投与を中止する]。(2).精神神経系:(ヘリコバクター・ピロリ感染症でアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用の場合)(1%未満)頭痛、しびれ感、眠気、眩暈、不眠、うつ状態。(3).消化器:(ヘリコバクター・ピロリ感染症でアモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用の場合)(5%以上)下痢(14.0%)、軟便(11.8%)、(1〜5%未満)味覚異常、腹部膨満感、腹痛、便秘、(1%未満)悪心、口内炎、口渇、舌炎、胸やけ、胃食道逆流、嘔吐、食欲不振、(ヘリコバクター・ピロリ感染症の場合)(頻度不明)黒毛舌。

通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、 アモキシシリンとして1回 750mg ..

○本来ステロイド剤の適応となる外眼部、前眼部の疾患でフラジオマイシン感性菌の感染防止を必要とする場合

[PDF] プロトンポンプ阻害薬(ランソプラゾール、オメプラゾール

2).胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症:次記のような副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う(発現頻度は、アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール又はラベプラゾールナトリウム)併用除菌治療の承認時までの成績に基づいている)。

[PDF] 効能・効果の変更 用法・用量の変更 使用上の注意の改訂のお知らせ

外眼部・前眼部の細菌感染を伴う炎症性疾患、外耳の湿疹・皮膚炎、耳鼻咽喉科領域における術後処置