今、期待のお薬 vol.2 SGLT2阻害剤 余分な糖を尿から捨てるお薬
皆さんはルセフィやフォシーガというお薬の名前を聞いたことがありますか?これらのお薬は、SGLT2阻害薬に分類される薬で、2型糖尿病の治療薬として使われています。
同じく、保険適応は主に『糖尿病』ですので、ダイエット薬としては使用できません。 お薬の名前としては、
フォシーガの有効成分である「ダパグリフロジン」の血中濃度は、服用後1時間でピークに達します。
そのため服用から約1時間で糖質の排出効果が現れますが、体重の減少を実感するには時間がかかるものです。
SGLT2阻害薬は2型糖尿病の治療薬として研究開発された薬で、保険診療上も、2型糖尿病の治療薬として適応を受けています。
SGLT2阻害薬とは?医師が解説します。 | CLINIC FOR
SGLT2というのは腎臓にある膜タンパク質(細胞などの膜の中にあるタンパク質)のことで、糖が尿へ逃げてしまわないようにする働きを持っています。そして、ルセフィやフォシーガをはじめとするSGLT2阻害薬はSGLT2の作用を抑制することで腎臓で糖が再吸収されることを防ぎ、余分な糖が尿中に排泄されるのを促すという働きがあるお薬です。
いま、ある“新たなダイエット”が爆発的な人気を集めている。しかし、そこには思わぬリスクが…。2型糖尿病の治療薬を使った「GLP-1ダイエット」。大手美容クリニックなどが自由診療での処方に相次いで乗り出し、オンラインで手に入る手軽さもあって広がりを見せている。一方、専門家は健康な人がやせる目的で使うのは危険性があると指摘。命に関わる急性すい炎など副作用の報告も。知られざるリスクを徹底検証する。
【レビュー・体験談】グリクサンビ25mg/5mg(オオサカ堂)
一般的には糖尿病治療薬として使用されています。
痩せる薬をお探しの方は、食欲を抑えるリベルサスやカロリーカットが期待できるフォシーガがおすすめです。
余分な糖が尿中に排出されることで同時に体内の水分も一緒に尿となって捨てられるという作用が起きます。これにより、尿量が増えて頻尿になったり、頻尿になって尿をたくさん出してしまった結果喉がいつもより乾くようになったり、場合によっては脱水につながることもあります。
SGLT2阻害薬は、尿中に糖分がでていく薬です。血糖値が下がる以外にも体重減少作用があり、ダイエットや痩せる目的で多く検索されています。
血糖を下げる飲み薬で、過剰な糖を尿と一緒に排出する働きがあります。その量は1日に200~400 キロカロリーと言われていて、糖質にすると大体 50~100g分、白米に 換算するとおよそお茶碗1~2膳分に相当します。そのため、ダイエット効果があるとして注目を集めています。また、ダイエットだけでなく、心血管疾患のリスク低減や腎臓の保護にも役立つため、糖尿病治療以外の目的でも使用するメリットがあることも報告されています。
本来は糖尿病の治療に用いる薬ですが、近年ではダイエットにも効果的という研究も複数報告されており、ダイエット外来のある医療機関でも入手できます。
フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
【11.1.1】低血糖〔低血糖症状が認められた場合には,糖質を含む食品を摂取。ただし,α-グルコシダーゼ阻害剤との併用時はブドウ糖を投与。[7.2,8.1,8.9,9.1.3,10.2,17.1.1,17.1.4参照]〕【11.1.2】腎盂腎炎(0.1%未満),外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽),敗血症(0.1%未満)〔腎盂腎炎,外陰部及び会陰部の壊死性筋膜炎(フルニエ壊疽)が現れ,敗血症(敗血症性ショックを含む)に至ることがある。[8.5,9.1.2参照]〕【11.1.3】脱水〔口渇,多尿,頻尿,血圧低下等の症状が現れ脱水が疑われる場合には休薬や補液を行う。脱水に引き続き脳梗塞を含む血栓・塞栓症等を発現した例が報告。[8.3,9.1.1,9.8,10.2参照]〕【11.1.4】ケトアシドーシス〔血糖値が高値でなくとも,ケトアシドーシス(糖尿病ケトアシドーシスを含む)が発現。特に1型糖尿病患者において多く認められている。[7.1,7.2,8.3,8.6.1,8.6.2,10.2,17.1.1,17.1.4参照]〕
フォシーガ同等薬5mg10錠(ダパベル) · 医学的根拠に基づいたダイエット法で ..
フォシーガを服用すると、尿中の糖分が多くなることで尿路や陰部で微生物が繁殖しやすくなります。
そのため、膀胱炎など尿路感染、陰部のかゆみや膣カンジダ症などの性器感染が副作用として現れる可能性があります。
対策として、水分を多く取り排尿を促すことで膣カンジダ症を防ぐことが可能です。
フォシーガの患者向け冊子や領域関連資材などをオンラインで閲覧・オーダーできる資材一覧・オンラインオーダーページです。
SGLT2阻害薬にはいくつか種類がありますが、SGLT2選択性で大別でき、SGLT2選択性が高いのか、低いのかで考えていきます。
SGLT2選択性が高いとはどういうことかですが、SGLT2は腎臓に特異的に発現するたんぱく質です。つまり主に腎臓のみで機能し他の器官に影響しないため、余計な作用がなくなるので副作用が少ないことになります。
ではSGLT2選択性が低いとはどういうことでしょうか。
それはSGLT2阻害薬がSGLT2だけでなく、SGLT1にも作用することを指します。
SGLT1は小腸・心臓・気管・脳などに発現しますので、SGLT1を阻害することで、低血糖のリスク上昇、下痢などの消化器症状、虚血状態の心筋や脳への悪影響などが懸念されています。
当院で採用しているSGLT2阻害薬はSGLT2選択性が高い『フォシーガ』です。
フォシーガ1箱飲んで次にジャディアンス1箱飲んでみたけど、減量効果はいまいち ..
現在、高SGLT2選択性はジャンディアス・ルセフィ・デベルザ/アプルウェイ・フォシーガ、低SGLT2選択性はカナグル・スーグラが使用されています。
低SGLT2選択性は血糖がより下がりやすくなるため、低血糖症状がおこりやくなるのと、多数の器官で作用するため副作用も心配です。
当院では高SGLT2選択性にあたるフォシーガを採用しています。フォシーガは副作用が少なく、多くの研究・論文により医学的根拠があり、安心して使用できるお薬です。また、心血管リスクの低減や予防、腎臓の保護にも有効に働くことが報告されており、幅広い健康効果が期待されています。
フォシーガの併用禁忌薬(併用が禁止されている薬)はありません。
1日1回 朝食前または朝食後にコップ1杯程度のお水で飲んでください。
飲み忘れた場合は2回分(2日分)を一度に飲まないでください。
利尿剤やメトホルミン、糖尿病治療のためにインスリン分泌薬との併用は避けてください。
フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用
アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム)と小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁)は、アストラゼネカの選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ®錠5mg、10mg(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、以下、フォシーガ)」について、2型糖尿病合併の有無に関わらず、「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」の効能又は効果の追加承認を、8月25日に取得しましたので、お知らせします。
糖尿病の注射薬については、を御覧ください。
腎臓で糖を再吸収するSGLT-2を阻害し、血中の余分な糖を尿中へ排泄する薬です。体重減少効果があることが分かっており、国内のメディカルダイエットでも人気です。
フォシーガ、ジャディアンス、インボカーナ(日本での商品名はカナグル)、そしてジャディアンス×DPP-4阻害薬の配合剤グリクサンビ(日本商品名:トラディアンス)を通販することができます。
グリクサンビ通販|2型糖尿病治療薬
グリクサンビは『リナグリプチン』を10mg/25mgと『エンパグリフロジン』を5㎎の2成分を配合している2型糖尿病の治療薬です。
これらの有効成分はトラジェンタ(リナグリプチン)とジャディアンス(エンパグリフロジン)という名前で知られています。
グリクサンビの主要な効果の一つは、血糖値のコントロールで、食事後の血糖値上昇を抑制し、安定した血糖値を維持する効果が期待できます。
フォシーガ錠とは、糖尿病、心不全、腎不全に使用される薬で、尿といっしょに糖を出すことで血糖値を下げる薬になります。 主な効果として、糖が排出されるので、体重が減少する効果があり、心臓や腎臓を保護する効果もあります。
グリクサンビは糖分を尿として体外に排出する効果があります。
余分な糖分を排出させることで、血糖値の急上昇が抑えられ脂肪の蓄積を防ぐことが可能です。
また、グリクサンビは血糖値を下げる効果もある為、血糖値が気になる方にも利用されています。
グリクサンビの口コミ
SGLT2阻害薬は、尿中に糖分(ブドウ糖・グルコース)が漏れるようになる薬です。
血糖値を下げる効果の他にも、体重減少効果、心疾患リスクの低減、腎保護効果などが報告されています。
副作用としては、尿中に糖分が漏れるため、細菌や酵母が増えやすくなり、尿路や性器の感染症になりやすくなります。
一部のSGLT2阻害薬では、短期的には、体重が減るときに、最初は、筋肉、脂肪の両方が減少しますが、長期間 飲み続けると、脂肪組織の方が多く減ることが報告されています。
保険適応については、SGLT2阻害薬は2型糖尿病に適応があり、フォシーガ・スーグラのみ、1型糖尿病にも適応があります。(2019年11月時点)
SGLT2阻害薬には、肥満症の適応はありません。
ココロ薬局
DPP-4阻害薬は、食事をとったときのすい臓からのインスリンの分泌などを調整して血糖を下げる働きがあります。
グリクサンビの有効成分リナグリプチンは、インクレチンを分解するDPP-4の働きを抑え、グルカゴンを減らすことで血糖を下げます。
インクレチンとは、食事をとると小腸から分泌されるホルモンです。
グルカゴンという血糖を上げるホルモンの分泌を抑えることで、食事の血糖の上昇を抑えます。
グリクサンビは通常2型糖尿病に用いられますが、食欲抑制効果があることからダイエット薬として処方するクリニックもあります。
2型糖尿病治療薬|トラディアンス同成分
今まではSGLT2阻害薬を飲んでいました。グリクサンビのような二つの効果があるものは初めてだったんですが、その分効果が期待できると思って1箱お試しで始めました。利尿作用が強く感じて、最初はちょっと大変でした。でもそのおかげで血糖値が落ち着くのも早くて、症状はほとんど出なくなりました。特に、食後の頭痛がなくなったのは大きな変化でした。