いることにも注意が必要である2). デキサメタゾンエリキシル(デカドロンRエリキシル).


新型コロナウイルス感染症オミクロン株流行以降はクループ症候群を合併する子どもが増加し、一部では気管内挿管・人口呼吸を必要とする重症例も報告されています。夜中突然にわが子がノドの痛そうな激しい咳が出だして止まらなくなり、あわてて夜間救急診療所を受診することの多いクループ症候群。わけがわからず言われるがままに吸入を受け、出されたお薬を飲ませている親御さんが多いのではないでしょうか。どのような治療法があり、どのような効果があるのか、皆さんはご存じですか?


[PDF] 小児気管支喘息の薬物療法における 適正使用ガイドライン

日本のERでも小児の処置時の鎮静をする施設も増えていると思います。
どの様な子に鎮静をかける際に気をつけなくてはいけないのでしょうか?
例えば、自閉症スペクトラム障害(ASD: Autism Spectrum Disorders)の子には量を調整しなくてよいでしょうか?
7年間で126名のASDの子に処置時の鎮静をかけたデータを集めた結果です。
過去の文献データを参考にすると、鎮静薬の量や合併症の割合などはASDのない子に鎮静をかけた場合と同様でした。

最後に、ちょっと面白いTIPsです。
ACLSなどで2人法のBVM換気を指導している方も多いと思います。
ただ胸骨圧迫とBVM換気を2人で行う場合は、普通は1人法のBVM換気を行う事になりますよね。
筆者らは、一人が両手でBVMのマスク部分をホールドして、胸骨圧迫を30回終えた人がバッグを揉むという方法の有効性を人形を使って調べました。
意外にも、胸骨圧迫の中断時間を増やすことなく有効に換気することができました。
さらっと読める論文です。しかも臨床に有用な情報だと思います。

いはデキサメタゾンエリキシル0.05mg(0.5mL)/kg/日(分2)

有効な治療はなく、対処療法しかありません。
基本はアドレナリンの吸入とステロイドの全身投与になります。
アドレンリンの吸入は海外のガイドラインでは重症度のみの推奨されており、気管挿管を回避する為の一時的な処置と考えられています。
一方、日本では比較的軽症の患者さんにも使用されることが多いですが、効果は一過性なので帰宅後の悪化に注意が必要になります。
投与量は海外の製剤と日本の製剤が異なるため単純に比較することが出来ません。
ブデゾニド(パルミコート)の吸入も同様に効果があると言われていますが、日本では適応外となります。
またその使用量は2mgと多いため使用されることは少ないと思います。
ステロイドの全身投与は外来では経口、入院では点滴になることが多いです。その量はデキサメサゾン(デカドロン)で0.15mg/kgの単回投与になります。
デカドロンには錠剤とシロップがありますが、。錠剤は破砕して服用して頂きます。
ご自宅では水分の補給と加湿をしてあげて下さい。
アメリカの映画でお母様がシャワーを出した浴室に子どもを抱いて入り加湿しているシーンを見たことがあります。

推奨: A群連鎖球菌が検出された咽頭炎・扁桃炎の3歳以上の小児に対して、臨床症状の改善、リュウマチ熱等の合併症予防や周囲への伝播防止を考慮した場合、ペニシリンを投与することを推奨する。

デキサメタゾンエリキシル (デキサメタゾン) 日新 [処方薬]の解説、注意

風邪の症状に引き続き、発熱、オットセイが鳴くようなあるいは犬が吠えるような咳(犬吠様咳嗽)や声がかれる(嗄声)、息を吸うときにゼーゼー聞こえる(吸気性喘鳴)認められるのが通常です。
これらの症状は主に夜間に認めることが多く、昼間の来院されたときには症状が無いこともまれではありません。
症状が重くなると喘鳴が増強し、肋骨の間や胸骨の上のくぼみがペコペコしてきます(陥没呼吸)。
日本ではまだありませんが、海外のガイドラインではWestleyのクループスコアを用いた治療指針があります。
水分摂取が出来ない場合や酸素濃度が90%以下であったり、クループスコアが5点以上では専門医療機関への紹介が必要となります。

皆さんの施設ではクループの子にデキサメタゾンをどうやって内服させていますか?
文献班のメンバーに聞くと、エリキシル製剤にはアルコールが入っているので小児への処方は避けるという意見も複数ありました。施設によっては粉砕したデカドロン錠を単シロップに混ぜて「練り団子」のようにして飲ませたり、粉砕した錠剤を水で懸濁して5mlの注射器でピュッと口の中に入れて飲ませるなどの工夫をしている様です。
とても面白い話題なので各施設の工夫を共有していただけると幸いです。

デキサメタゾンエリキシル0.01%「日新」 500ML×1瓶(500ML) ; 調剤包装単位コード

解説: 小児の咽頭炎・扁桃炎の多くはウイルス性で、アデノウイルス、エンテロウイルス、単純ヘルペス、EBウイルスなどが原因となる。細菌ではA群連鎖球菌によるものが圧倒的に多い。抗菌剤の投与効果が証明されているのはA群溶連菌による咽頭炎・扁桃炎だけである。また、

クループに対するステロイドの経口投与は、古典的にはデキサメサゾンの0.6mg/kgです。
UpToDateによるとデキサメタゾンの内服は味が悪いとのことです。日本には比較的飲みやすいデカドロンエリキシル®がありますが、0.6mg/kgで飲むと10kgの子が60mlも飲まなくてはいけないという問題があります。また小児の保険用量は40mlまでです。
いくつかのStudyで0.15mg/kg~0.3mg/kgでも同等の効果があると示されていますが、n数が100例程度の小規模Studyが中心でした。
今回のStudyは1200人以上ものクループの患者を集めて、デキサメサゾン通常量(0.6mg/kg)、デキサメサゾン少量(0.15mg/kg)、プレドニゾロン(1mg/kg)の3群に410名ずつを割り当てたRCTです。
今回のRCTで、デキサメサゾン少量投与やプレドニゾロン投与は、デキサメサゾン通常量投与に対して非劣性を示しました。
すでに0.15mg/kgで処方している施設の方にとっては朗報と言えると思います。
2施設で1200人もクループを集められるのがすごいですね。


デキサメタゾンとして、通常成人1日0.5~8mgを1~4回に分割経口

〇医療機関で行うアドレナリン吸入は即効性があるが効果は一時的。
〇ステロイド薬には即効性はないが病気の期間を短くし、重症化を防ぐことができる。
〇お子さんを泣かせないようにし、水分をこまめにとらせましょう。
〇呼吸が苦しそう、顔色が悪い、水分が飲めない、よだれをたらして喘いでいる場合は危険なサイン!すみやかに医療機関を受診しましょう。

入手可能で、安全性プロファイルも確立されている 2)。 本来の適応症:

推奨: 小児の百日咳患者に対して、症状の期間短縮と周囲の伝播防止を考慮した場合、発症1〜2週間以内のカタル期にマクロライド系薬を投与することを推奨する。

(1)小児等の発育抑制があらわれることがあるので、観察を ..

推奨:免疫不全がある小児の肺炎に対して、臨床症状の改善、致命率低下を考慮した場合、日和見病原体に対する治療を開始することを推奨する。

[PDF] デカドロン 錠 0.5mg デカドロン 錠 4mg デカドロン エリキシル 0.01%

推奨: 小児のマイコプラズマ感染症に対して、臨床症状の改善を考慮した場合、病原診断を行った上で、マクロライド系薬を投与することを推奨する。

小児には 1 日 0.15mg~4mg を 1~4 回に分割経口投与する。なお,

推奨: 小児の市中肺炎に対して、細菌性肺炎が疑われる場合、臨床症状の改善、副作用の軽減、費用対効果を考慮し、アモキシシリン/アンピシリンを5日間投与することを推奨する。

年齢,症状により適宜増減する。 (2)用法及び用量の設定経緯・根拠

解説: 小児の急性細気管支炎の二次感染や重症化、急性期を過ぎた後の咳嗽や喘鳴を予防するために、抗菌薬、特にマクロライド系薬が投与されることがある。マクロライド系薬の効果は、ウイルスに対する直接的な効果ではなく、気道細菌叢に対する影響や鼻汁中のinterleukin-8(IL-8)減少効果等が関与しているとされるが、いずれの目的に対しても効果があるという証拠はない。

[PDF] デカドロンエリキシル0.01% 販売中止のご案内

解説: デキサメタゾンは投与してから30分から2時間で効果を発揮し、その効果は24から48時間持続する。軽症のクループではデキサメタゾン0.15mg/kgと0.6mg/kgでは効果の差を認めないが、中等症以上では効果に差があるとの報告がある。
我が国ではデキサメタゾンエリキシル(0.1mg/ml)が使用されることが多いが、10kgの小児では1回15mlとなり、製剤中には5%のエタノールが含まれているので15mlのビールを飲ませるのと同等のアルコール量になるので注意が必要である。

さて、この度、品質管理体制と製造ラインの適正化の観点から、継続して製造販売することが困難であると判断

リンデロンシロップ〔1.5mL/kg 例) 体重10kgの子で1回15mL〕単回経口投与が行われます。効果発現は投与後4~6時間とされており即効性はありません。症状再燃に伴う再受診率、アドレナリン吸入回数、病院内滞在時間、入院率に有意な改善が示されています。すなわち、病気の期間を短くし、重症化を抑制できる薬といえます。欧米ではすべてのクループ症候群の児に推奨される治療とされています。単回投与のため副作用はほとんどありません。反復投与が必要な場合は入院治療が必要となります。

○デカドロンエリキシル or リンデロンシロップ 0.5ml/kg/日 (上限 15ml/日)分2 ..

推奨: 小児(生後6ヶ月から5歳)の中等症・重症の喉頭気管支炎(仮性クループ)に対して、臨床症状の改善、入院率の低下を考慮した場合、デキサメタゾン(0.15mg/kg)を経口で単回投与することを推奨する。

かぜを知ろうその7 クループの咳 | くぼこどもクリニック ブログ

推奨: 小児(生後6ヶ月から5歳)の中等症・重症の喉頭気管支炎(仮性クループ)に対して、臨床症状の改善を考慮した場合、アドレナリン吸入を行うことを推奨する。

デカドロンはあえて必要ありません。 うちの長男はかぜをひくと ..

経口第三世代セファロスポリン系の5日間短期療法の効果を示す報告もあるが、ピボキシル基を有するため重篤な低カルニチン血症と低血糖を起こす副作用が知られている。また、抗菌スペクトルが広いこと、リュウマチ熱予防のエビデンスがないことを考慮する必要がある。

[PDF] デカドロン錠 0.5mg デカドロン錠 4mg デカドロンエリキシル 0.01%

4F-PCC製剤(ケイセントラ®)が日本でも2017年9月に発売されました。
これはⅡ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ+プロテインC+プロテインSなどを含んでおり、ワーファリンの拮抗薬として使用が承認されています。
さらにワーファリンの拮抗薬としてだけでなく、外傷の凝固障害に対する治療薬としても有効であるという意見が動物実験や小規模Studyでは示されていました。
今回はアメリカのTQIOというデータベースから約12万人の外傷患者にPropensity-matchingをかけて、4-PCC+FFPを使用した群(234人)とFFPを単独で使用した群(234人)を比べています。
4-PCCを加えた群の方が死亡率・ARDS・AKIの割合はかなり下がりました。RBCやFFPの投与量も有意に減りました。
4-PCC凄い!!でも今のところ適応外使用。。。
前向き試験の追試が待ち遠しいですね!

医療用医薬品 : デカドロン (デカドロン注射液1.65mg 他)

デキサメタゾンとして、通常成人1日0.5~8mgを1~4回に分割経口投与する。小児には1日0.15~4mgを1~4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

デカドロンエリキシル0.01%(日医工株式会社)の基本情報・副作用

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

デキサメタゾンエリキシル0.01%「日新」

1). 慢性副腎皮質機能不全(原発性慢性副腎皮質機能不全、続発性慢性副腎皮質機能不全、下垂体性慢性副腎皮質機能不全、医原性慢性副腎皮質機能不全)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症、下垂体抑制試験。
2). 関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、リウマチ性多発筋痛。
3). エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、全身性血管炎(高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、強皮症。
4). ネフローゼ及びネフローゼ症候群。
5). うっ血性心不全。
6). 気管支喘息、喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)、薬剤アレルギー・薬剤中毒、その他の化学物質アレルギー・化学物質中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病。
7). 重症感染症(化学療法と併用する)。
8). 溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血。
9). 限局性腸炎、潰瘍性大腸炎。
10). 重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)。
11). 劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)、胆汁うっ滞型急性肝炎、慢性肝炎<難治性>(活動型慢性肝炎<難治性>、急性再燃型慢性肝炎<難治性>、胆汁うっ滞型慢性肝炎<難治性>、但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続するものに限る)、肝硬変(活動型肝硬変、難治性腹水を伴う肝硬変、胆汁うっ滞を伴う肝硬変)。
12). サルコイドーシス<両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く>、びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
13). 肺結核(粟粒結核、重症肺結核に限る)(抗結核剤と併用する)、結核性髄膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性腹膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性心のう炎(抗結核剤と併用する)。
14). 脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)、末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)、筋強直症、重症筋無力症、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、小舞踏病、顔面神経麻痺、脊髄蜘網膜炎。
15). 悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、好酸性肉芽腫、乳癌の再発転移。
16). 特発性低血糖症。
17). 原因不明の発熱。
18). 副腎摘除、臓器移植・組織移植、侵襲後肺水腫、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲。
19). 蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む)。
20). 強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)。
21). 卵管整形術後の癒着防止。
22). 前立腺癌(他の療法が無効な場合)、陰茎硬結。
23). *湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)、*痒疹群<重症例に限る>(小児ストロフルス<重症例に限る>、蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>、固定蕁麻疹<重症例に限る>(局注が望ましい)を含む)、蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、*乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、乾癬性関節炎、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、*掌蹠膿疱症<重症例に限る>、*扁平苔癬<重症例に限る>、成年性浮腫性硬化症、紅斑症(*多形滲出性紅斑<重症例に限る>、結節性紅斑)、IgA血管炎<重症例に限る>、ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群[開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、レイノー病、*円形脱毛症(悪性型円形脱毛症に限る)、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、先天性表皮水疱症、帯状疱疹<重症例に限る>、*紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、顔面播種状粟粒性狼瘡<重症例に限る>、アレルギー性血管炎及びその類症(急性痘瘡様苔癬状粃糠疹を含む)、潰瘍性慢性膿皮症、新生児スクレレーマ。
24). 内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺の対症療法)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎の対症療法)、眼科領域の術後炎症。
25). 急性中耳炎・慢性中耳炎、滲出性中耳炎・耳管狭窄症、メニエル病及びメニエル症候群、急性感音性難聴、血管運動<神経>性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、進行性壊疽性鼻炎、喉頭炎・喉頭浮腫、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法。
26). 難治性口内炎及び難治性舌炎(局所療法で治癒しないもの)。
27). 嗅覚障害、急性唾液腺炎・慢性<反復性>唾液腺炎。
*:外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること。
(効能又は効果に関連する注意)
〈下垂体抑制試験〉デキサメタゾン抑制試験の実施に先立ち褐色細胞腫又はパラガングリオーマの合併の有無を確認すること。デキサメタゾン抑制試験で褐色細胞腫又はパラガングリオーマの合併がある場合には、褐色細胞腫又はパラガングリオーマの治療を優先すること〔8.5、9.1.10参照〕。