シワの改善には、お肌の潤いを保ち、たるみを防ぐことが大切です。


トレチノインは処方薬となりますのでドラッグストアやネット通販などでは購入できません。当院では初診からのオンライン診療に対応しておりますので、診療後にご自宅への薬剤の送付も可能です。


私が初めて自分でトレチノイン療法をやってみたのは今から13年前になりますが、

・妊娠中や授乳中、妊娠の予定がある場合は使用しないでください。
・皮膚の赤みが強くなった場合は、使用を中止しましょう。
・使用の際は日差しが入らないよう遮光し、外出時は日焼け止めを使用してください。日焼けをすると赤みがとれないまま残ってしまうことがあります。
・使用中は肌が敏感になっているので、肌をこするなどの摩擦は避けてください。
・小じわの改善も希望する場合は、半年以上の継続が必要です。
・洗顔や入浴、洗髪は、使用当日から可能です。
・トレチノインは過剰に使用するとかぶれなどが起こることがあります。医師の処方のもと、指示に従って使用することが大切です。
・心配なことや不安なことがあったら自己判断せず、医師に相談しましょう。
・ターンオーバーを強力に促進させる効果があるので、角質が剥がれて一時的に肌が無防備な状態になります。バリア機能が低下するので、ニキビなどができることがありますが、そのままトレチノインクリームの使用を続けることで、新しい角質が皮膚の表面を保護しニキビは治まっていきます。

トレチノインは、効果が強くはっきりと出ることが多いため、必ず注意事項を確認して使用してください。また、何かあった時には必ず医師に相談しましょう。

その頃はトレチノイン療法といえば『オバジニューダームシステム』が有名で、

・トレチノインの作用でターンオーバーが速くなると、多少剥けてきたり、赤くなったりしますが、ほとんどの場合、治療を続けることで赤みは治まるのでご安心ください。

トレチノインがこれだけ多くの効果を持っているのに、扱うクリニックが限られているのはことが一因として挙げられます。もっとも多い副反応として「レチノイド反応」があげられ、非常に高い確率で以下の症状が出ます。

実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。

当院は予約制を導入しております。
初めての方でも電話での予約を承っております。

トレチノインは、ターンオーバーを促進して古い角質の排除を積極的に行い、お肌を滑らかにします。
保湿成分であるヒアルロン酸の分泌を促し潤いを与え、コラーゲンやエラスチンの生成を促進して、ハリを向上させます。

トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)

ハイドロキノンはメラニンを生成する際に関係するチロシナーゼ酵素の働きを抑えることでメラニンが生成されないよう働きかけ、新しいシミへの予防が期待できます。また、メラニン色素を生成するメラノサイトの活動を弱める働きもあり、現在出来てしまったシミを薄くする効果も期待できます。米国では美白効果が得られる医薬品として認められ、一般的な美白剤として使用されています。

*トレチノインには耐性(長く使っていると、効果が得られにくくなること)が生じると言われているので、最長でも使用期間は8週間程度を目安としてください。


レーザー治療後の色素沈着予防にも有効ですので、オススメします。

ハイドロキノンは植物に含まれる天然の成分で、酸化を防ぐ働きをします。
ハイドロキノンはメラニンを生成させる酵素の働きを阻害してシミを予防します。
ただし、トレチノインクリームと同じように作用の強い成分ですから、医師の指示のもとで使用をすることが大切です。

患者さまの症状と悩みに合わせた濃度のトレチノインを処方します。

これは、トレチノインの作用で肌のターンオーバーが早くなり、肌の古い角質が剥がれ落ちるための正常な反応です。多くの場合一過性で、(継続的に使用していても)日にちが立つと症状が落ち着くのがほとんどです。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

<効果が期待できるシミ> 日光黒子(一般的な日焼けによるシミ)・肝斑・そばかす(雀卵班)・炎症性色素沈着・ニキビ跡

トレチノインが有効的なのは、色素沈着によるくすみと、乾燥によるくすみです。

ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。

・ハイドロキノンの外用を積極的に併用していただく方がよい時期です。

ニキビ改善のためには、過剰な皮脂の分泌と、毛穴を詰まらせないことが大切です。
毛穴詰まりは、ニキビの始まりであるコメドになります。
コメドを放置すると内部でアクネ菌が増殖し、炎症ニキビに発展します。

より美白効果を高めるなら、ハイドロキノンとの併用治療がおすすめです。

トレチノイン酸は使用を続けると肌に慣れが出てしまい、効果が出なくなるため、1か月で中止していただいています。

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トレチノインは刺激が強いため、使い初めに皮がむけたり赤くなったりすることがあります。大事な日(写真撮影など)の前に使い始めるのは控えた方が失敗が少ないです。使い慣れていれば問題ないことが多いです。

内服してから30分後に効果がでてきて4~6時間ほど効果が発揮されます。

肌荒れ防止、保湿、水分保持機能、抗炎症作用などの効果がある水溶性ビタミンE誘導体を2%という高濃度で配合したローションです。

トレチノインを塗布してから時間をおいて保湿剤を使用しても大丈夫です。

始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。

通常、トレチノインを塗り始めて2~3日後からレチノイド反応が始まります。

特に塗り始めの1~2週間程度は赤くなる、がさがさになる、といった刺激症状が出やすいのがトレチノインの弱点でしたが、当院では炎症が起きにくい製品を採用しています。たとえ赤みやがさがさが軽度出現したとしても、2週間程度で慣れてきますので通常は問題ありません。2~3ヶ月ほどぬり続けると皮膚がつるつるとしてシミがうすくなってきたのがわかります。皮膚に加わった日光のダメージや毛穴の改善にも効果があるので、長く続けると肌の質感が上がります。トレチノインに保険適応はなく、当院では自費で5g、3000円の価格で販売していますので、ご相談ください。

トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。

(ただし最大3か月続く方もいます)その間、「レチノイド反応」が強く表れた場合は、ぜひご相談ください。その時の肌の状況を見ながら、適切にアドバイスさせていただきます。

期待した効果を実感したため、途中でイソトレチノインを辞めてもいいですか?

トレチノイン酸の皮むけは嫌!でも肌にハリは欲しい!!という方にはこちらをお勧めします。

イソトレチノインの治療では血液検査が必要と聞きました。なぜですか?

治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。

トレチノインの副作用による症状は、下記のような症状があります。

肝機能障害、腎機能障害、膵機能障害、中性脂肪、コレステロール、血糖値、尿酸値の上昇、血球成分の減少や増加、CPKの上昇が認められることがあります。毎月血液検査でチェックしていきます。

トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。

レーザー治療との併用は不可ですが、早く治したい場合は先にレーザー治療をおすすめしますが、レーザー治療で効果がない場合は、トレチノイン療法をお試しください。

トレチノインはビタミンAの一種で、シミやシワなどお肌のトラブルを改善する働きがあります。 ..

なおハイドロキノンによる皮膚症状がみられたときは、使用間隔を長くしたりすることもあります(1日1回、2日に1回など)。皮膚科の美白治療では5~10%の濃度のハイドロキノンを使用することもありますが、用法用量を守ることで、リスクを抑えながらシミ治療を行います。