昔からトリコモナス尿道炎の病名はありましたが、新たにトリコモナス性精嚢、前立腺炎などがまた新しく加わっています。 ..
前立腺は男性のみに存在する臓器です。
膀胱の真下に位置し尿道を取り囲むように存在するクルミ大の臓器です。役割は前立腺液を作り、精子の成熟や運動に関係をし、射精を補助する役割をしています。日本人では、昭和初期までは前立腺は縮小傾向でしたが、食事の欧米化や加齢の変化によるホルモンのバランスの乱れことなどが原因で前立腺が肥大傾向にあります。前立腺の肥大は40歳台から始まり、50歳台で4割、60歳台では5割、70歳では7割の方が前立腺肥大があると言われています。(図1)症状としては、尿が出にくくなる排出障害や残尿感があるなど蓄尿障害が起こってきます。最近では、こうした排尿症状の悪化だけではなく、前立腺肥大症と男性力(男性ホルモン:テストステロン)との関係や、鬱やEDとも関連があると言われています。さらには、前立腺肥大症をほうっておくと、膀胱にダメージが蓄積し、膀胱の収縮する力が弱くなり残尿が増えたり、尿が溜めにくくなり、尿意を敏感に感じやすくなるなど、膀胱の健康にも影響を与えることが分かってきています。中高年の男性で、尿が出にくいといった症状があらわれた場合、前立腺肥大の可能性があります。早めに当院までご相談ください。
・慢性前立腺炎にはニューキノロンやST合剤が推奨される。ただし腸内細菌目 ..
●淋菌性尿道炎
感染後、潜伏期間(2~7日)に排尿痛や、尿道から膿を含んだ分泌物などが発生します。
悪化すると炎症が精巣まで進み、発熱、悪寒、激しい痛みが生じる 「淋菌性精巣上体炎」が発生する場合があります。
淋菌性精巣上体炎は始め片側だけですが、治療しないと両側に発生し「無精子症」など男性の不妊を引き起こしかねません。
謹啓
慢性前立腺炎でお困りの事と存じます。
あなたの場合は、前立腺液培養から、普通では検出されないようなブドウ球菌、腸球菌、大腸菌が出ているようですが、
もしかすると糖尿病がお有りでは無いでしょうか。もしも糖尿病などが有って感染しやすい体質であれば、前立腺への直接穿刺法は化膿するかもしれませんので、あまりお勧め致しません。
前立腺には抗菌剤が届きにくいようですが、全く届かないのでは無いようですので、今の治療を続けて、長時間の坐位や運転を避けるなど無理をされない事が無難と存じます。
では、お大事に。敬具 泌尿器科いまりクリニック 院長 小嶺信一郎
ですので、急性とか亜急性の尿道炎とか膀胱炎、男性では前立腺炎、婦人科でよく ..
クラミジア感染症では、排尿時の軽い痛みや尿道付近のかゆみ、外尿道口から透明な分泌物が出るといった症状が知られていますが、自覚症状が現れないこともあります。潜伏期間は比較的長く、おおよそ1~3週間程度です。また、症状を放置すると、特に女性の場合は骨盤腹膜炎によって激しい腹痛が生じたり、流産や早産、不妊症となるリスクが高まります。したがって、クラミジア感染症となった場合は、必ずパートナーの感染の有無をチェックし、同時期に治療を行う必要があります。
検査としては、尿検査を行い、採取した尿をPCR法などでクラミジア抗原の検出を行い判断します。治療は、薬物療法が中心となり、マクロライド系抗菌剤、フルオロキノロン系抗菌剤やテトラサイクリン系抗菌剤を処方します。
淋菌感染症で泌尿器科を受診する場合、尿道炎として受診される方が多いです。放置していた場合は精巣上体炎となって受診する方もいます。淋菌による尿道炎における排尿時痛は非常に強く、火であぶった火箸を尿道につっこんだような痛さらしいです。尿道から膿が常に排出されるような状態で、いつも精液を垂出しているgono:精液とrrhea=流出を併せてgonorrhoeaeと名付けられています。診断として、現在は核酸増幅法で尿から淋菌を検出することが出来ますが、以前は綿棒を尿道口に差し込んでスワブを採取していました。また、尿沈渣のグラム染色にてグラム陰性双球菌の検出は最も早く結果が出ます。無論、これだけで淋菌と確定は出来ませんが症状などと考え合わせれば診断の一助となります。治療は淋菌に有効な抗生剤を使うことですが、本邦では淋菌の抗生剤に対する耐性化が進んでおり、特にキノロンに対する耐性率は80%ほどになり、キノロンは全く使えません。現在、有効な薬剤はセフトリアキソン、セフォジジム、スペクチノマイシンの3剤のみです。
前立腺炎は急性前立腺炎と慢性前立腺炎があり症状が異なります。 ..
頻尿、排尿時痛、残尿感などの症状あり38度以上の発熱を伴います。起炎菌は大腸菌が多い原因としては前立腺肥大症などに伴う排尿困難により感染を併発することが多い治療はニューキノロン系の内服、ペニシリン系やセフェム系の注射などを行います。
前立腺が炎症を起こしてしまうのが前立腺炎で、急性前立腺炎、慢性前立腺炎に大きく分類されます。
急性前立腺炎は、尿道口から侵入した細菌による感染が主な原因で、常在菌の侵入の他、性感染症などが要因となることもあります。症状は排尿時痛、排尿困難、頻尿などの他、発熱をともなうこともあります。
慢性前立腺炎は、働き盛りや若い方にも起こります。感染性の急性前立腺炎を治療しなかったために慢性化したケースや、感染によらず、生活習慣や運動不足など何らかの原因で前立腺が血行不良となったり、ストレスが要因となったりすることで発症します。慢性前立腺炎になると、急性時のような排尿時の強い症状はあまり見られませんが、下腹部の不快感、下腹部や会陰部などの違和感や差し込むような痛みなど、はっきりしない症状があらわれては消えるといったことを繰り返すようなことがあります。
このような症状が続く場合は慢性前立腺炎の可能性があります。当院では、お悩みの方に、今までの内服治療や行動療法に加え、今までにない(スターフォーマー:自費)ので、治療を提案致します。ご相談ください。
失禁を伴う重度排尿困難に急性前立腺炎を併発したと診断した。尿道 ..
謹啓
慢性前立腺炎でお困りの事と存じます。
あなたの場合は、前立腺液培養から、普通では検出されないようなブドウ球菌、腸球菌、大腸菌が出ているようですが、
もしかすると糖尿病がお有りでは無いでしょうか。もしも糖尿病などが有って感染しやすい体質であれば、前立腺への直接穿刺法は化膿するかもしれませんので、あまりお勧め致しません。
前立腺には抗菌剤が届きにくいようですが、全く届かないのでは無いようですので、今の治療を続けて、長時間の坐位や運転を避けるなど無理をされない事が無難と存じます。
では、お大事に。敬具 泌尿器科いまりクリニック 院長 小嶺信一郎
下腹部および陰嚢と肛門の間の不快感、鈍痛および排尿時の違和感などの症状あり排尿時痛、頻尿、残尿感などの排尿症状もある。
肛門から指を入れて前立腺マッサージ後、前立腺液を採取し細菌性、非細菌性、前立腺痛(プロスタディニア)3タイプに分類される。慢性細菌性前立腺炎、非細菌性前立腺炎では、まず2週間~1ヶ月程度抗生物質を内服します。前立腺痛のなかにはいろいろ基礎的な病態が含まれている可能性があります。骨盤腔内のうっ血が原因と考えられる症例の場合には消炎鎮痛剤、植物製剤、漢方薬の内服治療が有効です。精神的要因の関与の強い症例では、場合によっては心療内科の受診をお勧めすることもあります。
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クラミジアは淋菌と同様、男性には尿道炎、精巣上体炎、女性には子宮頸管炎などをきたしますが、その症状は淋菌よりは軽度です。自覚症状に乏しい場合も多くあります。30%程度は淋菌と同時に感染しているのでその場合は強い症状が出てきます。パートナーが複数いる女性の1/4にクラミジアが存在すると言うデータもあります。症状が乏しいため、きちんと治療していない可能性が示唆されます。診断には尿からクラミジア核酸検出するSDA法やTMA法などの方法があります。淋菌も同時に検出出来る方法もあります。治療として、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ミノサイクリンの他、レボフロキサシン、シタフロキサシン、トスフロキサシンなどのキノロン系の薬剤も効果があります。しかし、淋菌が同時感染している場合、前項のように淋菌はキノロン耐性がほとんどですので注意が必要です。
膀胱尿道炎、腎盂炎、性病についての ご意見・ご質問101-200
「えびでんす」にいらっしゃる慢性前立腺炎の患者さんの多くは病院に行っても「慢性前立腺炎」と診断されて薬を飲んでも改善しなかった方々です。
「えびでんす」では2007年の開院以来多くの「慢性前立腺炎」「前立腺痛」「慢性骨盤痛症候群」と診断された患者さんを治療させていただいてきました。15年以上の豊富な経験から、治療効果も上がってきています。
はり治療だけでなく、頭蓋骨の整体、背骨の整体、運動を適宜組み合わせることで、自律神経を正常な方向へ導き、患者さん一人一人にその時時に合わせた最適な治療を提供していきます。治療頻度は基本的にです。
自律神経を調整すると、自己治癒力により数日身体の変化が続きます。変化が収まってから、次の治療をすることが理想と考えています。
正直に申し上げると聞かれても判りません。何回の治療で治るかは人によって全く違います。人の体はそれぞれ全く違うものなのです。1回で良くなる人もいれば20回の人もいます。人は生まれ持った遺伝的な違い、生活の習慣の違い、色々な要素が回復のスピードに作用しますので、何回の治療で治るかは分からないのです。
治療継続中に今はどんな運動をすれば、前立腺炎が回復するようになるかを適宜アドバイスしていきます。前立腺炎が完治したときには、どんな運動をしていれば再発しなか、しっかりと認識できるようになります。
運動は治療と同じくらい大切だと感じています。運動を一方的に伝えるだけでなく、運動の効果を感じていただくことができます。
手術を勧められている方、手術をしたけど元に戻ってしまった方、なにも治療法がないと悩んでいる方、是非一度えびでんすの前立腺炎治療を試してみてください。
市中肺炎、性感染症(クラミジア、淋菌など)、尿路感染症、前立腺炎、関節炎などの治療に用いられます。 ..
前立腺がんは男性特有のがんで、初期にはほとんど症状がありません。ある程度進行してくると、前立腺肥大と同様、排尿時痛、排尿困難などの症状の他、血尿が出ることもあります。比較的進行はゆっくりしていますが、進行すると近くのリンパ節・骨やその他の臓器に転移することもあります。発症は50歳以降の中高年に多くなっています。
2019年の国立がん研究センターによる統計では、男性のがん罹患率の中では第一位を占めており、年次推移でも増加の傾向を示しています。がん細胞は自立的に増殖し細胞を破壊します。このため、前立腺細胞に含まれるPSAたんぱく質が血中に漏れ出す量を測定する血中PSA検査により早期発見が可能です。
前立腺がんは遺伝が関連していることも知られています。血縁者に前立腺がんとなった方が居る場合は注意するようにしましょう。また、50歳以上では定期的に血液検査でPSAの数値を確認しておくことをお勧め致します。
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緑膿菌、変形菌による下記感染症および肺炎桿菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌のうち、カナマイシンを含む多剤耐性菌で、ジベカシン感受性菌による下記感染症
一般的に 急性前立腺炎は前立腺肥大症の方が多い です。 そのため1回でおしっこを ..
男性の泌尿器科とは、腎臓、尿管、膀胱、尿道といった尿の生成と排出に関係する泌尿器、および、前立腺や精巣といった男性の生殖器を中心に診察や治療を行う場所です。男性は年齢を問わず、他人には相談しづらい泌尿器や生殖器に関するお悩みを抱えていることが多いとされており、当院では経験豊富な専門医がプライバシーに配慮した患者様一人一人に向き合い相談しやすい環境を心がけております。また、生殖器のお悩みのみならず、EDなどの男性特有のお悩みにも対応しておりますので、お気軽にご相談をいただければと思います。
カンジダ菌などカビが原因の場合は抗真菌薬が必要になります。 処方例
単純ヘルペス(HSV)1型もしくは2型の感染で性器に潰瘍、水疱性病変をきたし、しばしば痛みを伴います。HSVは感染後、仙髄神経質に潜伏感染し、再活性化されると神経を伝って下行、支配領域の神経先端皮膚に病変を形成します。診断にはウイルス分離、血清抗体測定、PCRによる検出などありますがいずれも迅速な診断とはいきません。既往歴や陰部の診察、症状などからHSVを疑ったら治療を開始するほうが良いかもしれません。治療としてはアシクロビルの内服になります。アシクロビルはHSV の持つチミジンキナーゼによりリン酸化され、DNA 鎖に取り込まれ、DNA 鎖の伸長反応を止めることでウイルス増殖を抑制します。つまり、ウイルス感染細胞にのみ働きますので非常に安全な薬です。しかしあくまでウイルスDNA複製を止めるだけで、潜伏しているウイルスまで拝上することは出来ず、状態によってはまた再発は起こることを十分に話しておくことが重要です。
[PDF] 効能・効果、用法・用量及び使用上の注意改訂のお知らせ
急性膀胱炎と慢性膀胱炎があります。急性膀胱炎になるのはほとんどが女性です。頻尿、排尿痛、残尿感、血尿などを伴います。5日間程度の投薬で治ります。細菌培養検査と感受性検査が重要です。
急性膀胱炎では腸内細菌(自分の)のことが多く、大腸菌や腸球菌などです。尿検査と尿細菌培養検査を行い、5日間程度の投薬治療を行います。大腸菌でも耐性菌がありますので、感受性試験と検尿による治癒の確認が重要です。
慢性膀胱炎にはいろいろな原因があり、神経因性膀胱(男女)や前立腺肥大症(男性)など尿が出にくくなる病気がある場合、膀胱腫瘍や膀胱結石(男女)がある場合、間質性膀胱炎(尿がたまると痛みがあり、排尿で軽快するが頻尿が強い)あるいは結核性の膀胱炎などがあります。頻尿や排尿痛など膀胱炎の症状が長期間続く場合には原因を精査して治療する必要があります。
女性では尿道が男性に比べて短く、肛門に近いために、細菌が尿道から膀胱へ入って膀胱炎を起こしやすくなっています。
尿道が短いために、排尿の最後に尿道内の尿が膀胱内に吸い上げられるように逆流して尿道口周囲にある自己の腸内細菌が侵入して炎症を起こすといわれています。
排尿をあまり我慢したり、洗浄シャワーで尿道周囲を洗浄しすぎたりすると細菌が入りやすいと考えられます。
更年期の女性ホルモンが低下して尿道や膀胱の粘膜の抵抗力が低下することが原因のこともあります。
尿検査で白血球が増加していることを確認し、尿細菌培養で細菌の種類と、感受性(どの薬が効果があるか調べる)検査をします。急性の場合はこれで十分です。
治りにくい場合や、繰り返す場合には、次の検査が必要なこともあります。
▼尿流量検査(排尿の勢いを調べる検査):膀胱の機能に異常がないかを調べる。
▼超音波検査:膀胱内に結石や腫瘍がないかを調べる。腎臓や尿管の異常を調べる。
▼細胞診検査:尿に腫瘍細胞が出ていないかを調べる。
▼尿結核菌検査:少なくなりましたが、結核性の膀胱炎もあります。
女性の急性膀胱炎はたいていが、大腸菌などの腸内細菌(便の中などに常在する菌)によるものです。セフェム系の(バナン、フロモックスなど)薬が通常有効で、万が一妊娠していても禁忌ではありません。ニューキノロン(クラビットなど)系の薬もたいてい有効ですが、クラビット耐性の大腸菌も時々あり、妊娠していると禁忌となっています。
慢性膀胱炎の場合には原因に応じた治療が必要になります。
[PDF] 効能・効果,用法・用量,使用上の注意(案)及びその設定根拠
尿道炎が淋菌を除いたクラミジアなどで起きる場合は、性交渉が必ずしも要因ということではありません。
通常,成人にはクラリスロマイシンとして 1 日 400 mg(力価)を 2 回に分けて経口投与する。なお,
尿路のどこかに尿中に含まれるミネラル成分が結晶化して石のようになってできるのが尿路結石です。シュウ酸カルシウム、リン酸カルシウム、尿酸など多岐にわたる成分があります。結石ができる場所の多くは腎臓です。腎臓結石の場合には、あまり症状があらわれることはありませんが、腎臓内で結石が結合しサンゴ状になることもあり、腎機能に影響することもあり注意が必要です。結石を作りやすい食生活やホルモン値の異常が無いかを調べていく必要があります。結石が、尿管に落ちてくると、結石が尿の流れを阻害し尿管に尿が滞留します。尿管の内圧が高まることで腎臓が腫れ、尿管が痙攣をすることで痛みが出現します。痛みを感じる受容体が腎臓周囲(腎被膜)にあり、尿の滞留で内圧が高まり腎臓の被膜が急激に引き延ばされることにが、背中や腰、脇腹などに激しい痛みを生じる原因です。また、尿管の痙攣などにより関連痛と言われる、尿路と関係のないみぞおちの痛みが出たり、結石の位置により背部痛から下腹部痛に痛みが移動したりします。結石が尿管の下端、膀胱の近くまで落ちると頻尿などの排尿症状も加わります。結石が尿管を傷つけて血尿が出ることもあります。また、前立腺肥大症の長期化などにより膀胱に結石が出来たることもあります。尿とともに尿道に至った場合は、・排尿困難やなどを起こすこともあります。
尿路結石は、女性より男性に多い傾向があり、最近では、若年者にも多い傾向にあります。食事内容や食事のとる時間や習慣、飲水量などとも関係があると言われています。食事との関連が強いシュウ酸カルシウム結石では、シュウ酸を含む食事内容の見直しも必要となります。特に、ブラックのコーヒー、濃い紅茶、玉露などの濃い緑茶、チョコレート、ココア、灰汁(あく)のでる野菜(ほうれん草・里芋・タケノコなど)、肉類の脂身や味付けの濃い欧米食などには注意が必要です。
結石は、留まっている位置や大きさなどによって治療方法が大きく異なります。そのため、画像検査などで位置や大きさを把握し、治療方針を決定していきます。