(注)フィナステリド錠とデュタステリドカプセルは一緒に処方することはできません。
・プロペシアとザガーロは、飲み合わせによくない食事はない
・また、他の薬剤と併用しても問題ない
AGA治療薬デュタステリドには以下の2つの効果が期待できます。
デュタステリドはDHTを約90%抑制する強力なAGA治療薬です。臨床試験で高い発毛効果が実証されており、適切に使用すれば抜け毛や薄毛の改善が期待できます。
つまり、5αリダクターゼのⅠ型に対してはあまり作用しないフィナステリドでも、Ⅱ型の働きを阻害することで充分な効果を発揮するケースが多いのです。
それに比べ、デュタステリドの副作用の発現率は、国際臨床試験においてリビドー減少 3.3%、インポテンツ 5.4%、射精障害 3.3%に対し、フィナステリドはプロペシア錠の添付文書を参考にするとリビドー減少が1~5%未満、インポテンツ・射精障害・精液量減少は1%未満と、デュタステリドはフィナステリドに比べ、副作用がかなり大きいです。このため、AGA治療薬としてはフィナステリドの方が主流です。
プロペシアとデュタステリドは、治療効果が現れるまでの期間にも違いがあります。
デュタステリドの添付文章には「AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある」との記載があります。ASTなどは主に肝機能を測る数値を指し、肝臓が障害されると肝細胞が血中に流出するため数値の上昇を示します。
試しに1ヶ月くらいザガーロ(デュプロスト、デュタステリド)・プロペシア(フィナステリド、フィンペシア)をのんでみて、副作用がないようでしたら、そのままおお薬を継続してください。
希望者には、1~2か月分以上まとめて処方することも可能です。3~6ヶ月で満足のいく効果がでたと感じる場合は、そのままお薬を継続してください。
AGA治療薬には他にザガーロ(一般名:デュタステリド)があります。
フィナステリドとデュタステリドのどちらが良いかはケースによりますが、AGA治療薬としてはフィナステリドがの方が主流だと言えます。
頭皮に存在する5αリダクターゼは、Ⅰ型は側頭部や後頭部に多く、Ⅱ型は前頭部や頭頂部に多いです。
デュタステリドは5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型どちらにも有効ですが、一般的にAGAによる抜け毛は前頭部や頭頂部に集中していて、後頭部の毛が抜けることは少ないです。側頭部の毛が抜けるのも、かなりAGAが進行してしまっている状態だと言えます。
さらに、薄毛・抜け毛を引き起こすDHT(ジヒドロテストステロン)へ変化しやすいのはⅡ型の方です。
ただし、複数の薬剤を併用していると、胃腸や肝臓に負担がかかります。何らかの病気などで複数の薬を飲む必要がある場合は、医師と相談してフィナステリドの服用を一時的に止めるべきか検討しましょう。
フィナステリドとデュタステリドの服用に関する注意点は、以下の5点です。
レーザー脱毛では、毛母細胞をなくす「永久脱毛」になるので、毛は新しく生えてくることはありません。その後に薄毛治療を行っても、レーザー治療をした部分から新しく生えてくることはないでしょう。
しかし、ミノキシジルの飲み薬の場合は、多毛化があるので「薄くてレーザーの効果が及ばなかった部分が濃くなって目立ってくる」といったことはあるかもしれません。その際には、再度クリニックに相談するとよいでしょう。
局所療法はもちろんのこと、男性ホルモンを抑える治療薬(フィナステリド・デュタステリド)は再開しても、発毛される可能性は非常に低いと言えます。
また、1年間服用し続けると、薄毛予防だけではなく増毛効果も見込めるので、長期的な服用がおすすめです。フィナステリドを半年以上服用しても効果がない場合は、医師と相談してミノキシジルと併用するか薬の切り替えを検討してください。
続いては、AGA治療薬デュタステリドについて、よくある疑問にお答えしていきます。
ポストフィナステリドシンドローム(PFS)は、プロペシア(フィナステリド)の使用後に副作用が持続する症候群です。主な症状は性機能障害、抑うつ、不安、認知機能低下、疲労感など多岐にわたります。これらの症状は薬の使用を中止しても長期間続くことがあります。
プロペシアとザガーロの併用は推奨されず、むしろ避けるべきとされています。
宮川クリニックでは、受診の際にLINE登録をお勧めしていますが、事前にLINE登録してから受診されると、診察はよりスムーズに進みます。
プロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)など、患者さんのご希望に従いお薬を処方するように心がけています。高血圧・糖尿病などの合併症があれば、血圧測定・尿検査のあと、必要と判断された場合は、血液・生化学検査や心電図・胸部X線撮影などを行っています。
他のお薬を併用されている場合は、ChatGTPでお調べして、結果をLINEでその場でお知らせしています。LINE登録していただくと、その後は、シナリオ配信・一斉配信でお薬やクリニックの情報をお伝えするとともに、困ったこと・相談したいことがあれば、LINEトークでお知らせください。患者さんには、無料でお答えしています。またLINE公式アカウントから、オンライン処方(お薬の郵送)を受けることも可能です。
プロペシアとデュタステリドは一緒に使える?併用の健康リスクとは
デュタステリドには、AGAの原因物質であるDHTの発生を抑制し、ヘアサイクル(毛周期)を正常に戻す働きがあり、抜け毛の抑制・発毛・育毛に優れた効果を発揮するAGA治療薬です。
厚生労働省の認可を受けているため、安心して服用いただけます。
ただし、デュタステリドを主成分とするAGA治療薬は市販されておらず、処方には医師による診察が必要です。
ユニティクリニックのオンライン診療なら、10分ほどの電話診療でAGA治療薬の処方が可能です。
ご予約は専用の予約フォームから最短1分で完了します。
AGA治療に興味がある方は、ぜひお気軽にご活用ください。
ミノキシジルとプロペシアは併用可能?その効果は? お近くのAGA治療専門クリニック ..
問題はAGAの飲み薬とヒゲ脱毛とを併用する場合ですね。こちらの答えは「一部の飲み薬はレーザー脱毛しにくくなる可能性がある」です。
男性ホルモンを抑える薬(フィナステリド・デュタステリド)とヒゲ脱毛とを併用した場合は問題ありません。
男性ホルモンは頭皮を薄くするだけでなく、ヒゲや胸などを濃くする効果があります。(男らしい方を思い浮かべると、体毛は濃いですよね)
フィナステリドはそうした働きをむしろ抑えるので、ヒゲ脱毛に大きな影響はないと言えます。
一方、ミノキシジルの飲み薬は動脈に作用して血流を促し、毛母細胞を活性化させる働きがあります。ヒゲや胸などの体毛も濃くなる傾向があります。
そのため、レーザー脱毛する際にも「なかなか脱毛ができない」といったことが起こりえます。もともと前述の通りガイドライン上でも「行わないように強く勧められている」薬剤であり、レーザー治療をする際には、原則休薬したほうが望ましいでしょう。
どちらを優先するかによって異なるので、脱毛を受けるクリニックにも相談してみてください。
デュタステリドとフィナステリドの作用する範囲に大きな違いはありませんが、デュタステリド ..
フィナステリドとデュタステリドは、どちらも5α-リダクターゼの抑制作用が。作用機序が同じ薬剤を服薬しても、効果は倍になるどころか、副作用がおこる可能性が高くなります。フィナステリドとデュタステリドの同時服薬は避けましょう。
デュタステリドは「CYP3A4阻害薬」との併用が注意とされています。
デュタステリドと筋トレに関連性はありません。服薬していても筋トレの継続は可能ですし、筋トレをしたからといってAGAが進行したり薬の副作用が出やすくなったりすることはありません。
フィナステリド(プロペシア)とデュタステリド(ザガーロ)の比較
では、まずAGAと局所治療(塗り薬やレーザー治療など)と「ヒゲ脱毛」は併用できるのでしょうか。答えは「十分併用できる」です。
局所治療薬は、塗った部分・治療した部分にしか基本的には作用しません。AGA治療薬をヒゲにもつければ話は別ですが、そうでない限りヒゲ脱毛には関与しないことは感覚的にもわかるでしょう。
局所療法については、休薬期間などを置くこともせずにヒゲ脱毛も併用することができます。
デュタステリドの副作用 · 勃起不全 · 性欲減退 · 精液量の減少 · 肝機能障害 · 気力の低下やうつ症状 · 蕁麻疹.
特に、初期の脱毛に対しては、デュタステリドによる脱毛抑制とミノキシジルによる新しい毛の生成を両面からアプローチできることが魅力的です。
作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。
PFSの発生頻度は低いものの、確実な統計データは存在しないため、リスクを軽視することはできません。対策としては、フィナステリドの使用を開始する前に医師と詳細な相談を行い、リスクとベネフィットを十分に理解することが重要です。また、PFSの兆候が見られた場合は、速やかに医師に相談することが重要です。
デュタステリドは、AGA治療の中心的な薬剤です。 フィナステリドとの違いは? ミノキシジルとの併用は可能? どの薬が一番よいのか?
ザガーロ(デュプロスト、デュタステリド)・プロペシア(フィナステリド、フィンペシア)を内服した全員の患者さんに良い結果が出るわけではありません(^^;)
この点は、よろしくご理解ください。ただし、一度は試してみる価値はありそうです。
効果がなかった場合には、プロペシア→ザガーロなど、別のお薬を試してみるのもよい解決方法です。
HARG療法と他の薄毛治療薬(プロペシア・ミノキシジル)との併用は?
デュタステリド服用によって、勃起不全(ED)、リビドー減退、射精障害など男性機能低下や性欲減退が副作用として報告されています。男性機能低下や性欲減退の副作用は、いずれも発現率は低く危険性は高くないとされています。
(注)フィナステリド錠とデュタステリドカプセルは一緒に処方することはできません。 ..
デュタステリドとミノキシジルとの併用は効果的な組み合わせです。ミノキシジルも育毛促進作用がある薬剤ですが、デュタステリドとは作用機序が異なります。そのため相乗的に脱毛予防や毛の再生促進効果が期待できるとされています。
一方フィナステリドやプロペシアはⅡ型5αリダクターゼのみ阻害するので、デュタステリド ..
※フィナステリドは1ヶ月間ですが、デュタステリド(ザガーロ)の方が血中半減期が長いためです。