第4対戦車ヘリコプター隊(木更津駐屯地)1個飛行隊(第1・計8機)


航空自衛隊では救難用に改良されたUH-60J、多目的用途のUH-60JAの2種が使用されています。救難ヘリコプターとしては1988年から調達が開始され、2013年現在47機が保有されています。2005年までは白と黄色の塗装が施されていましたが、2005年以降は洋上迷彩塗装に切り替えられ、既存の機体も同様の塗装に変更されています。救難時にはU-125Aという救難探索用の航空機とともに運用されます。


第5対戦車ヘリコプター隊(明野駐屯地)1個飛行隊(飛行隊 8機)

「ブラックホーク」は陸上自衛隊でも使用されている多目的用途のヘリコプターです。アメリカ先住民族のソーク族を率いた勇猛な酋長の渾名(あだな)から、その愛称が付けられています。航空自衛隊員の間では「ロクマル」という通称もあります。

▲こんなもので撃たれたら人間や非装甲車両は一溜まりもありませんが、現代の第3世代MBT(主力戦車)が誇る最新の複合装甲等には威力不足とも言われており、米軍がAH-1コブラシリーズの後継機種として採用したAH-64アパッチシリーズには、より強力な30mm単砲身機関砲(M230チェーンガン)が装備さています。

陸上自衛隊 AH-1S対戦車ヘリコプター コブラ弾薬なしバージョン

「陸自が有人戦闘ヘリの機能を少数で維持するのか、米国装備との連携でカバーする選択肢はありますが、無人機へ切り換わるまでの間、AH64アパッチを海自の『ひゅうが』に搭載して運用すればいいのです。戦闘ヘリ全廃といっても、退役は徐々に進行させます。一番新しいアパッチ12機は最後まで残ります。その間、南西諸島をゲリラコマンドから守るのに必要ならばやるべきです」(二見氏)

一方、自衛隊では1980年代にその配備が始まり、後継機の「AH-64」アパッチシリーズの調達が失敗したせいで、いまも飛びつづけています。

対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラ|C-NITE|陸上自衛隊装備品

昭和34(1959)年にアメリカ陸軍で採用され、ベストセラーとなったUH-1(当初はHU-1と呼称され、そこから“ヒューイ”の愛称で知られる)を陸上自衛隊向けに改良した機体がUH-1Jだ。機種名のUHはUtility Helicopter、すなわち汎用ヘリコプター(陸自では多用途ヘリコプターと呼称)を意味している。
陸自の多用途ヘリとしてはUH-1B、UH-1Hに続く3代目で、平成3(1991)年度予算から調達が開始されている。
UH-1Jは全国の方面航空隊や師・旅団の飛行隊の主力ヘリコプターとなっており、災害救助から山林火災消火活動、物資輸送から人員輸送、果てはドアガン射撃まで行なうマルチな性能を持つ。特に普通科部隊を迅速に遠距離輸送できる手段として多用されており、着陸せずに人員を降下させるリぺリング降下などは記念行事などでの注目展示となっている。
すべてが手動操縦のため、パイロットの技量がそのまま飛行技術に反映されるとあって、パイロットたちからは「最も面白いヘリコプター」として評価されている。

AH-1Sコブラは米国ベル社製の対地攻撃用ヘリコプターです。富士重工でライセンス生産され、陸上自衛隊に配備されました。今から20年ほど前、北海道 帯広第5師団にAH-1Sが配備され、当時高校生だった私は、学校の窓からよく飛来するAH-1Sを見ることが出来ました。

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2013年に海自護衛艦『ひゅうが』にAH-64Dを載せてカリフォルニア沖で訓練した際に、訓練の結果から統合運用の諸問題を精査・改善し、将来の護衛艦搭載に備えると当時の陸自指揮官は話していました。海自『ひゅうが』×陸自『アパッチ』の運用こそ、将来の日本に必要な戦術の一つではないでしょうか」(柿谷氏)

▲米国のベル・エアクラフト社が1950年代にその原型を開発したUH-1シリーズは、世界各国で16,000機以上が生産された航空機史上に残る傑作軍用ヘリコプターです。米軍が主導したベトナム戦争においては、ヘリコプターの空中機動能力を発揮したヘリボーン戦術の中核として多数のUH-1が実戦で使用され、ベトナム戦争の象徴的存在としてその知名度を一気に高めました。我が国においても1962年から富士重工業のライセンス生産によってUH-1Bが陸上自衛隊に採用され、1972年からは発展改良モデル(機体の大型化及びエンジンの高出力化)であるUH-1Hが生産されました。さらに1991年からはUH-1Hに富士重工業が独自の大幅な改良を施したUH-1Jが採用され、現在の陸上自衛隊における主力の多用途ヘリコプターになっています。


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1998年までの間に約90機が調達されたAH-1Sですが、耐用命数に到達したものから退役しており、2022年度末には44機まで機数が減っています。2018年度には新戦闘ヘリの検討が開始されましたが具体的な計画が策定されることはありませんでした。2022年度には無人機で置き換えられてゆくことが発表されましたが、それが実現するまでの間は貴重な対戦車戦力として大切に使われてゆくことでしょう。

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陸上自衛隊の攻撃ヘリ部隊において、いまも主力を務めているのが「AH-1S コブラ」ですが、これはもともと1960年代に開発された世界初の攻撃ヘリでした。

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陸上自衛隊のヘリコプター戦力において大きな割合を占める多用途/輸送ヘリコプター。アパッチやコブラといった戦闘/攻撃ヘリのような華々しさはないものの、輸送や連絡、観測、そして救難などさまざまな任務に用いられ、マルチに活躍する装備ともいえる。前回は自衛隊の最新多用途ヘリコプター「UH-2」の解説と引渡式の模様をお伝えしたが、今回はUH-1J、UH-60JA、そしてCH-47J/JAといった陸自の多用途/輸送ヘリコプターにスポットを当て、その実力を見ていこうと思う。

ハセガワ 1/72 陸上自衛隊 AH-1S コブラ プラモデル E4

当初は、いわゆる「ドアガン」や、汎用ヘリコプターを武装仕様にしたものが使われ、これも十分な成果がありました。
しかし今度は「武装のせいで重くなり、運動性が落ちる」「武装ヘリが鈍足なせいで、全体の作戦速度が落ちる」という問題が浮上します。
汎用ヘリベースで武装するには、やはり限界があったのです。

1/72 陸上自衛隊 AH-1S コブラ プラモデル E4ほか飛行機・ヘリコプター ..

当たり前の話ですが、AH-1Sは射撃ができなければ話になりません。その最大の晴れ舞台は実弾射撃ということになります。ただし、これが結構大変です。
まず、射撃には多くの準備が必要です。そのひとつがボアサイトと呼ばれる、操縦席にある照準装置と機関砲やロケット、ミサイルの方向が同じになるように調整する作業です。ボアサイトの善し悪しは、射撃の精度に大きく影響を及ぼしますので、整備員たちは万全を期して調整を行います。
次に、弾薬を準備しなければなりません。機関砲の弾は弾底部の電子信管に電流を流すことで発射するようになっています。また、ロケット弾やミサイルも電流で発射されます。このため、弾薬を取り扱う際には、静電気の発生に十分に気を付けなければなりません。作業は、静電マットと呼ばれる導電性のあるゴム性のマットにアースをつなぎ、その上で行います。また、静電気が生じやすい化繊の衣類も着られません。
さらに、射撃には、射手であるパイロットの他にも、射撃を指揮する隊員、弾薬や燃料を補給する隊員、機体や通信器材を整備する隊員、射場を警戒する隊員、その人たちのために食事を準備する隊員など、たくさんの人員が必要です。広大な射場の安全を確保しなければならないため、特に警戒にたずさわる隊員の数は非常に多く、若い隊員の中には、部隊に配属されて何年もたつのに、いつも警戒ばかりでヘリが射撃をしているところを一度も見たことがないというような者もいます。
射撃後の撤収も大変です。特にTOWミサイルのワイヤーは人が引っかかったりすると危険なので、すべて回収しなければなりません。広い射場を徒歩で移動しながら、見えにくい細いワイヤーを回収するのは大変な労力を要する作業です。

【陸上自衛隊】陸上自衛隊の多用途/輸送ヘリコプター | ニュース

ヘリコプターのキットを作るのは、出戻り以前に作ったハセガワの1/72AH-64A アパッチ以来、2つ目で、やはり以前に作ったのは20年ほど前になります(^^; 私が飛行機を作るときは、コックピットを見せるため、可能な限りキャノ ピーを開けるのですが、本キットは開状態に出来ません。しかしパイロットが2体付いているため、今回はパイロットを乗せてみました。(それにしても最近の キットはパイロットが付いているのが殆ど無いので寂しいですね。パイロットは重要なアクセサリだと思うのですが…。)

AH-1S コブラ チョッパー 陸上自衛隊 です。 “ Bell AH-1S COBRA CHOPPER J.G.S.D.F

AH-1Sのロケット弾は、機体の前方側からロケット・ポッド内に挿入します。ロケット弾の種類によってはポッドよりも長さが短いので、ポッドの前端よりもさらに後方へ押し込む必要があります。そのときに活躍するのが子供用のプラスチック製バットです。先端部を切り取って環状にすると太さがちょうど良く、ロケット弾やポッドを傷つけずにスルスルと押し込むことができます。
AH-1Sの周辺で隊員がおもちゃのバットを持っている姿を見かけても、野球をして遊ぼうとしているわけではありません。

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しかし、ヘリコプターにはどうしても「装甲が弱い」という欠点があります。
装甲が弱い汎用ヘリコプターでは、着陸地点周辺に小火器で待ち伏せされただけでも任務に支障が出る可能性があり大きな脅威となりました。

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陸上自衛隊でのAH-1Sコブラの運用として、各方面隊の第1~第5対戦車ヘリコプター隊や航空学校に配備。1995年までに90機を導入しましたが旧式化により配備機数も減少してきています。
が後継機として配備をはじめましたが、13機で調達終了となり新たな後継機種の選定が急がれます。

KB WINGS 1/72 陸上自衛隊 AH-1S コブラ JG-3401

▲OH-6Dは小回りの利く機体性能を活かして敵勢力の布陣構成や規模などを偵察し、各種戦術データを収集します。 航空偵察や弾着観測を行うための軽観測ヘリコプターとして導入された米国ヒューズ社製のOH-6Dは、川崎重工業で1979年から1997年の生産終了までライセンス生産され、陸上自衛隊や海上自衛隊などで 運用。卵を連想させる特徴的なキャビンの形状から“フライングエッグ”の俗称でも知られており、観測任務の他に人員・物資の搬送も可能なOH-6Dは平時における運用柔軟性も高く、災害派遣活動等でも活躍します。

ハセガワ 1/72 AH-1S コブラ チョッパー “陸上自衛隊”

陸上自衛隊に導入されているAH-1Sコブラはアメリカで開発された購入試験機の2機以外は、富士重工によってライセンス生産された国産機です。

ハセガワ製 AH-1S コブラ製作記【完成】 : basiroの趣味日記

「北海道でソ連軍の侵攻に備えていた際にはコブラで戦えました。しかし、対中国となると、南西諸島が主戦場になります。AH(対戦車・戦闘ヘリコプター)は航続距離が短いので、作戦運用上の制約があります